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SAO~黒を冠する戦士たち~ 英雄外伝 第22話 皆、ヒースクリフについていろいろ思うことがあるようです。

グルメ96さん

どうも、グルメです。
今回のお話しは、話しが短いので早く投稿することが出来ました。皆がヒースクリフについて呟きます。

それでは、どうぞ。

2018-01-29 10:01:08 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:728   閲覧ユーザー数:724

 

第22話 皆、ヒースクリフについて思うことがあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題なく席についたゼウス達、前を見ると既にKoBの団長、ヒースクリフが立っており、決闘のその時を待っていた。

それを見たコウは前から気になっていたことを口に出すのだった。

 

「なんか、ヒースクリフを見ていると妙に違和感を感じるんだよな……。」

 

「違和感??」

 

レンファが首をかしげると、アヤがすかさず答えた。

 

「あっ、それ。私も少し分かるような気がします。他のプレイヤーにはない違う雰囲気が出ていますよね…。」

 

「そうなんだよな…何故か俺らプレイヤーと違う、別次元の存在に見えるんだよな…。」

 

コウがそう呟くとケンタが何か思いついたように口を開いた。

 

「…………ヒースクリフさんはボス戦でも勇猛果敢、何よりも冷静で落ち着いています。私が思うにヒースクリフは死を恐れていないと思います、だから他人から見れば独特の雰囲気が出て、違和感を感じるのでは?」

 

ケンタが独自の持論を出すとシュンもすかさず答えた。

 

「それもあるかもしれんが、やはりユニークスキルを持ったことが一番影響しているのではないのか? 奴の持つ‘神聖剣は異常なまでの防御力と聞く…聞く所によるとボス戦でHPゲージを未だイエローになったことがないと聞くが?‘」

 

「そうだよ。私もコウもケンタもボス攻略の時にその様子を見てるんだ…。」

 

シュンの噂がどうかの話しに答えたジュンは思い出すように話した。

 

「あるボス攻略の時、ヒースクリフに前衛のタンクを務めていた。何度もボスの攻撃を受け止めておりHPは徐々に減っていたが、グリーンからイエローになることはなかったね…。」

 

「すごいわね、それ……」

 

「ですね…。」

 

「……。」

 

レンファとアヤは声を出して驚き、シュンは声を出さなかったが少し目を開いて驚く表情を見せるのだった。

 

「(でも、いくら防御力が高い神聖剣でもHPが減らないことはない……私だってHPの減りは恐怖と感じているのに、彼はそれさえも恐怖を感じないように見受けられる。本当に神聖剣だけで死を乗り越えられるものなのか?)」

 

レンファ達が驚いている中、顔に出さずに考えをするシュン。

そして、話しの発端になったコウはというと…。

 

「(まぁ、皆の言っていることもそうなんだが、もう一つ言えるとしたらヒースクリフってこのSOAの世界に大きく関わっていると思う時があるんだよな…。)」

 

ヒースクリフを見てそう思う時がある、でもすぐに「流石に思い込み過ぎだろ。」と考え思いを振り払うのはいつものことだった。

 

「…………。」

 

ゼウスはというと、コウの会話に入らずヒースクリフを見つめていた。ただ、コウやレンファ達の会話は耳に入って来るので話の内容は把握出来ていた。

そして一言、ゼウスしか聞こえない声でつぶやいた。

 

「そろそろ、怪しまれるんじゃあないかな……本当の正体について。なぁ…ヒースクリフ、いや、‘’茅場晶彦‘’。」

 

そうつぶやいた瞬間、ゼウスの言葉をかき消すかのように会場の観客が一斉に湧いた。

 

 

「「「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」

 

 

何事かと思ったが直ぐにその答えが分かった。対戦相手が登場したのだ。

 

黒の魔剣士ことキリトが戦いの舞台に入ってきたのだった。

 

 

 

Tobecontnued…

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

第22話いかがだったでしょうか? コウ達がヒースクリフについて思っていること言う回でした。私から見てもヒースクリフは異常に冷静なイメージを持っています。もし、私がヒースクリフを見たら、「現実世界ではどんな生活をしてるんだ?」と考えていると思います。そこから今回のお話しの’コウ達のヒースクリフの疑問する’回が生まれました。

そして、ゼウスが既にヒースクリフが茅場晶彦だということを看破していました。設定として本人公認です。あえて言わないだけ、と言うよりも交渉で言えないだけです。仮に言ったとしてもゼウスなので信じてもらえません。コウやレンファ達は別だと思うのですが……。

でも、誰よりも自由を愛し、何かに縛られることを嫌うゼウスです。この世界に出られないようにしている、ヒースクリフ兼茅場晶彦とのケジメは付けるつもりですので……。

 

ちなみにゼウスはヒースクリフが神聖剣を取った時点で茅場晶彦だと確信していました。こんな感じに……。

 

 

「さてはゲームマスターだなオメー。」

 

 

さて、話しは変わってモンスターハンターワールドが滅茶苦茶面白いです。小説更新が止まってしまいそうで俺は怖い。

SAOの最新のゲームもプレイするつもりです。投稿が遅くなるかもしれませんがご了承ください

 

 

次回、いよいよキリトとヒースクリフの決闘を第三者視点で見ていきます。

 

 

それでは、また・・。

 

 

 

 

 

 

 


 
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