エブロの新作、シトロエンH モバイルキッチンです

　1947年に発表された"んちゃバン"、もといシトロエンHは、徹底的に合理化されたボディやキャブオーバーなど、のちの商用車に大きな影響を与えたフランスを代表する国民車です。前輪ユニットだけでも走行可能・・・というレイアウトは、広く遮るものの無い貨物スペースを実現し、輸送だけでなく移動店舗にも多数改造されました。キット箱の横でもHバンのいる風景が如何にフランス文化に根ざしているかを、エッセイ調で解説してて面白いです。

　本キットは昨年発売されたもののバリエ製品になります。エレール新作のHバンは後期型ですがエブロのは前期型、でも分割窓では無いので過渡期の仕様でしょうか。ボディパーツもバラバラで面白い構成ですが、エンジンなどはあっさりで、同社DSキットのこだわりを考えると残念なところ。

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　車体色はネットで見つけた実車を参考にC128灰緑色とアイボリーのツートン、インテリアは少し派手目にして見ました。パリ市内と言うよりも南仏辺りのイメージで
　注目のパン屋パーツは、以前発売されたアスカモデル製品を一部流用していますが、パーツの組立説明書が付属していません。また、箱絵の作例程度の密度を再現するにはパーツ数が相当足りないので、自作するかアスカの別売り（今回も追加購入してます）を買うしか無いようです。とは言えチマチマ作業が楽しいw
ちなみにパンの塗装は小学生の娘の作品です

　工夫次第でいろんな移動店舗に改造できるのでドールハウスの素体としても楽しめるキットですね。情景に相応しい1/24フィギュアはプライザー辺りで探しましたが見つからず、ICMのT型フォードについて来たフィギュア2名を立たせて見ました・・・

エブロからは待ちに待ったDS21の発売も控えており全裸待機ですね。
アトネダンヲモウスコシヤスクシテクダサイ・・・