第二話 新しい家族
美蓮となのる美しい女性に抱えられ俺は豪華なお城をくぐった。
一「(豪華な城だな。もしかしてお嬢様だったりして。)」
と思っていたら、声が聞こえてきた。
???「堅殿~~~~、どこにいっておったのじゃ!!いきなりいなくなりおって!!」
美「ごめん、ごめん。ちょっと散歩に出てただけよ。」
???「ちょっとではないわ。一人で出るなといっておったでわないか!?」
美「え~~~~、いいじゃない。祭だって知ってるでしょ。一応私、江東の虎ってやばれてるんだ し。賊ぐらい私一人でも大丈夫よ。」
祭「それは知っておるがな、一応のことじゃ。これからは頼むぞ。
ん?その赤ん坊はどうしたのじゃ?」
美「この子?森の中に置かれてたの。だから連れて帰ってきちゃった。えへ。」
祭「捨て子かの~~~~?しかし、変な服にまかれてるの~。」
美「でしょ~、きっとこの子天の御使いよ。それに目の色が左右で違うでしょ。」
祭「むっ。確かに左が青で右が赤じゃ、髪は儂といっしょじゃの。しかしの、この間管轄
が言っていたのを鵜呑みにするのもどうかと思うが~」
美「大丈夫よ~、祭。きっと天の御使いの子よ」
祭「その自信はどこからくるのじゃ。」
美「カンよ。」
祭「勘の~、堅殿の勘ははずれんからの。」
美「じゃあ、決まりね。この子の名前は名は北、字は天郷、真名は一刀よ」
祭「よろしくの、一刀よ」
一「あぅ、あぅ。(よかった~。認めてもらって。」
しかし、江東の虎の、孫堅とは。ってことは、俺三国史の世界に来ちまったのか。
まあ、がんばっていこうかな。
祭「そうかそうか、うれしいか~かわいい奴め」
美「ちょっと、祭だめよ。一刀は私のだからね。一刀、お母さんはこっちでちゅよ。」
と二人が話していると、前から男が歩いてきた。
???「美蓮、祭、何やってんだ。ん!?どうしたんだその子?」
美「あっ、刀夜、この子拾ってきた天の御使いの子よ。私の子供にするから。一刀~、
お父さんですよ~~~。」
刀「はっ、どういこと、天の御使い?お父さん?」
美「だから、もうとにかく私たちの子供なの。ねぇ~~、一刀!」
刀「はぁ~~~~~、祭説明してくれ。」
祭「わかりました。刀夜殿」
祭から説明を受けて事情がわかった新しいお父さんは、仕方なさそうな顔しながら、
刀「美蓮のことだから、きっと反対しても無駄なんでしょ。」
美「よくわかってるじゃない、刀夜。さすが私の夫!!!」
刀「おだてても何もでないぞ。
ハア~~~、まあ、これからよろしくな。一刀」
一「だぁ!、だぁ!、(良いお父さんでよかった!。)」
三人は嬉しそうな顔しながら微笑んでいた。
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二話目です。
よろしくおねがいします。