No.882182

真・恋姫この双子に爆焔を! 第一話

アサシンさん

紅い瞳の劣等生

2016-12-05 06:59:36 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:1095   閲覧ユーザー数:1013

 

 

 

 

 

あの全てを蹂躙した魔法と、それを放った。俺達兄妹を助けてくれたお姉さんと出会ってから更に数年の月日が経った

 

あの後、俺はお姉さんに御願いを聞いてもらってから。妹のめぐみん共々アノ魔法を教えてもらった、それが終わるとお姉さんは姿を消した。めぐみんは教えてもらった魔法に夢中だったので俺が見送った

 

あの後はまた色んな意味で大変だった

まずバイトが増えた

季節によって同じようでタイプが違う野菜たちとの大乱闘

ポーション屋で調合と素材の採取の為に里の周辺に生息しているバカ強いモンスター相手に死に掛け

この里唯一の服屋のちぇけらさんの所で魔道具ではないが魔力が籠っている衣服を量産するついでに使ってもいい布地で自分とめぐみん。後生まれた妹のこめっこの為に服を拵えて・・・・・何故か妹たちと母さんに下着も作れと強要されて精神がガリガリと削られ

鍛冶屋で親方にアレコレ鍛えるようやらされ、校長に学校の掃除等の雑務を頼まれるついでに図書館を使わせてもらいつつ校長の座を狙っているぷっちんの馬鹿げた話を聴きながら何故か問題の作成を手伝わされ

そけっとさんの店のお手伝いした後に一緒にポーションの素材を手に入れるついでに一緒に修行と称するモンスターを倒しに行ったり

お隣で御世話に成っている里唯一の靴屋でおじさんからウチに就職しないかと言われている俺にそけっとさんに好意を抱いているニート兄さん、略してニーさん・・・アレ?まあいい、その人に超充血して光る目でよく睨まれてと

 

日本だったら確実に労働法に違反する事に成るだろう

 

最初にポーション調合や鍛冶屋と服屋と靴屋で仕事しながら自分用の装備を整えてそけっとさんと一緒に修行と言う名のモンスター狩りをしなかったらマジで死んでいた。特に植物系の素材採取の時に一撃熊が居て、目と鼻の先で見つめ合ったあの時は本当に死ぬと思ったよ。リアル森の中でクマさんに出会ったら死ぬ

 

オーク共と目が合った時とどっちがヤバかったのかと聞かれたら悩むレベルだ

 

因みにこの世界のオークって、雄絶滅してるんだって♪それでね~?雌が超性欲豊富で多種族の優秀な遺伝子を取り込みまくって人みたいに話しが出来て稀に産まれる雄のオークを速攻で干からびさせるんだって♪しかも多種族と混じりまくってるから捕まれば強制的にケモミミハーレムで腹上死確定だよ♪

 

・・・・・エリス様?この世界おかしくないですか?何時かお姉さんに教えてもらった魔法で何もかもブッ飛ばしていいですか?良いですね?異論も反論も許さん

 

両親はいつも通りで偶に家に居て俺の稼いだ金と食糧を充てにして来たので説教した

 

妹二人だが、めぐみんは一緒に家に居る時はアノ魔法について話し合い。それ以外の時は一人で孤高を気取って魔法の勉強をしている・・・・何故か俺が教師として教えて問題を作る事に

 

こめっこは・・・・めぐみん以上に大物臭がすると言うか恐いもの知らずでアッチコッチ行ったりと元気すぎる

 

そんな日々を送った俺は今日。めぐみんと一緒に紅魔の里にある学校に通う事に成った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式の様な物は無く。直接教室に行くと机に名前が書いてあるなんか無駄に凝っている立札が置いてあるので自分の名前の席へ着く、俺は窓際の一番後ろの席とかなりいい場所だ

 

妹のめぐみんは俺の目の前の席に座った。他に居るクラスメイトであろう人達もそれぞれ自分の席に座って行く・・・・・っと言うか俺に視線が集まっている。まぁ男子俺だけだしな

 

隣りに妙にオドオドしている三つ編みの女の子が座ってコッチをすっごくチラチラ見てる。ちなみに学校は揃いの制服なのだが男は自分だけだからと教師ぷっちんがだったら自分の制服つくっちゃえYO♪と無茶ぶりをされてしまい自作するハメに

ちなみに女子はピンクに黒のラインが入ってるワイシャツとミニスカート、赤にオレンジが入ってるネクタイに自前のマントと成っている

それを男子用に某神を喰らう者達の初代で支給される制服にこれ等の色を取り入れた物を作成した。長袖のワイシャツとズボンにマントの代わりにジャケットを羽織っている

ちなみに背中に神を喰らう狼の紋章は無いぞ?だがジャケットについているポーチと両太腿にレッグホルダーが付いている。腰回りにもベルトを通すポーチとかジャケットの下にも色々と仕込んである。今日からこれが普段着兼仕事着に成るからな・・・・何で学生服を戦闘用に自分で作らなきゃいけないんだ?

 

蛇足だが自分の容姿は双子だからだろうめぐみんと殆ど変わらない上に何故かそけっとさんに自分で髪を切る事を禁止されて。後頭部辺りだけ伸ばしてある髪を自作した削って磨いただけの簪で纏めている

 

全員が席についてそれぞれ雑談を始めた頃に教室の扉が開き。校長から仕事を貰って図書館を使わせてもらっていた頃俺に宿題やテスト製作、トドメに最近なんて授業内容や学校のスケジュール等のほぼ全て。全般を俺に投げた教師ぷっちんが入って来た

 

 

ぷっちん「はい静かにしろ~?・・・・よし、まずはクラス全体で自己紹介をしてもらう。まず最初は俺からだな『我が名はぷっちん!アークウィザードにして上級魔法を操る者!紅魔族随一の担任教師にして。やがて校長の椅子に座る物!』」バサァッ!

 

 

・・・・・忘れてた!

 

紅魔族特有の言動その一、名乗り

 

必ず皆自分の名前・職業・魔法・紅魔族で自分は〇〇で一番・将来の目標。これらの中二的自己紹介である

 

最初アッチコッチでバイト先の人と会った時は飽きるまで良くやっていたっけ

 

案の定他の子達は目をキラキラさせて自分もアレをやるんだとやる気に満ちている。ああ、星が出ているだけで紅く輝いていないぞ?何人かいるが

 

さて、他の人達がどんな自己紹介をするか幾つか例をあげよう

 

 

ねりまき「『我が名はねりまき、紅魔族随一の酒屋の娘。居酒屋の女将を目指す者!』」

 

あるえ「『我が名はあるえ、紅魔族随一の発育にして。やがて小説家を目指す者!』」

 

どどんこ「『我が名はどどんこ、紅魔族随一の・・・・・随一の・・・。なんだったっけ?』」

 

ふにふら「『我が名はふにふら、紅魔族随一の弟想いにして。ブラコンと呼ばれし者!・・・ブラコン』」

 

 

・・・・・ああ、俺の中に潜む黒歴史に浸かった黒かずぴーが呼んだ?ってひょこっと顔を出してくる!

 

 

そんな感じの自己紹介が進んで行き。残るは俺とめぐみん、後隣りの女の子だけになった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流れ的にめぐみん・隣りの女の子・俺の順番かな

 

 

 

めぐみん「『我が名はめぐみん、紅魔族随一の天才にして。やがて最強の魔法を操る者!』」

 

 

よかった、あの魔法の名前を出さなくて本当に良かった。何でもあの魔法、紅魔族でもネタ魔法の部類に入っているらしく、それ相応の理由もありそれを覚えるくらいなら他の魔法を覚えてレベルの上げてからスキルポイントに余裕があれば取った方がいい地雷的ポジションらしい事を知ってから里では言いふらさないように説明しといてよかった。まぁめぐみんは俺意外と今の所交流する必要なんてないと思っているっぽいが

 

次に隣りの女の子が。紅魔族らしくない・・・・・何と言うか恥ずかしがっている?

 

 

ゆんゆん「『わ、我が名はゆんゆん・・・・・・、やがては紅魔族の長と成る者・・・・あうぅぅぅ///』」

 

 

成程、理解した。彼女は俺と同じ普通の感性を持っている!!

 

もう学校で習う事の殆どをぷっちんから投げられて作成している内に憶えちゃって。もうこの学校通うのにめぐみんが通うのとスキルアップポーション以外に魅力と言うか此処に通う理由が無かったがこの出会いには感謝を!・・・・・あっ、エリス様にじゃないよ?当たり前じゃん

 

族長の娘さんで俺と同じ世間一般では普通に部類される感性を持っているか・・・・・皆が変わり者を見る目に変わってしまった。まぁ俺も変わり者だからボッチになどさせない!

 

彼女が視線に気づいてあぅあぅ///しながら席に着いたところで最期に俺が立つ

 

途端に現状でたった一人の男子と言う所為か。視線がガッツリと集まる、ん~?何人か顔が赤い。おかしいな?俺の顔殆どめぐみんと一緒なのに、違う所と言えば髪の長さと簪付けている事くらいなんだがな?

 

まぁそんな事は気にせずに、俺は紅魔族流で普通に自己紹介をする

 

 

 

かずぴー「我が名はかずぴー、紅魔族随一の働き手にして家計を担う者。やがては何者にも無しえない偉業を成す者」

 

 

 

完結に淡々と、普通に会話するように。紅魔族流の自己紹介と言う名の名乗りをして普通に席に着く

 

案の定クラスメイト達の視線がゆんゆん以上の変わり者を見る目に変わり、めぐみんは俺の事を知っているから普通に座っており。隣りのゆんゆんは砂漠の中でオアシスを見つけた旅人の様な表情にってから紅魔族特有の紅の瞳が輝きまくっているんですが

 

 

その後は今後の授業のカリキュラム(俺作成)と教科書を配られ。登校時間や注意事項と校則なんかを軽く説明して今日は解散と成った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かずぴー「ジャイアント・トードは良く繁殖期などに駆け出しの冒険者が好んで狩る事がありますが。このモンスターは装備を整えれば比較的簡単に狩られます、ですがこのモンスターはある攻撃に対してはほぼ効果がありません。魔法攻撃以外でそれはどのような攻撃でしょう?誰か答えられる?・・・・はい、ねりまき」

 

ねりまき「打撃ですっ!」

 

かずぴー「正解、では何故このモンスターに打撃系の攻撃が効かないのか。誰か答えてくれるか?」

 

あるえ「その前に、どうして君が私たちに授業をしているのか聞いても良いかい?」

 

 

何故か片目に眼帯を付けているクラスで一番育っているあるえが聞いて来たので答えたら

 

 

かずぴー「教師ぷっちんが俺に丸投げしてどっか行きましたが何か?」

 

あるえ「それより君が私たちに教えられるのかい?」

 

かずぴー「校長からこの学校で仕事させてもらっていた頃から別口で教師ぷっちんに学校でのカリキュラムから授業内容、宿題の問題作成までやらされてきましたが何か?」

 

 

・・・・良く分からない空気が教室を包んだ

 

若干二名、一人は瞳をキラキラと、一人は普通に知っているのでつまらない授業に退屈そうだ

 

その後もモンスター科目、魔法科目、魔道具科目、調合科目、歴史科目等々のさわりだけをやって置いた。他にもある筈だが其処は依頼料を越えるから後でこの件を校長に教えると脅して授業代行料をふんだくる予定だ。コレで学校に行くようになって行けなくなったバイトで手に入る筈のお給料分は補充出来る筈・・・・・最悪校長に在学中だけでも雇ってもらおう

 

 

キ~ン♪コ~ン♪カ~ン♪コ~ン♪

 

かずぴー「では本日は此処まで、最初の一週間は基礎知識の授業をするからテストも宿題も無いが。それ以降は普通にテストや宿題を出すから各自自習は怠るなよ?偶に抜き打ちテストとかするから」

 

クラスメイト達「「「「「はぁ~い(えぇ~!?)」」」」」

 

 

普通に教師として学校で過ごしてしまった。一応職員室に寄って教材を置いてから校長の所に行こうと思ったら帰って行ったりおしゃべりしたりする生徒達の中からゆんゆんが俺の所に来た

 

 

ゆんゆん「あのっ、かずぴーさん。ちょっとお話しませますか?」

 

かずぴー「俺は別に構わんが。ちょっと色々寄ったりするが君こそ時間大丈夫か?」

 

ゆんゆん「大丈夫ですっ!」

 

かずぴー「それじゃぁ歩きながら話そうか」

 

 

最後の時間に使った教材を抱えてゆんゆんと一緒に教室を出て最初に職員室へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かずぴー「自己紹介の時からお互い気が付いていたって事か」

 

ゆんゆん「はいっ♪それに御友達に成ってくれてありがとうございます!」

 

かずぴー「待て待て、御礼言われてやるようなモノじゃないぞそれは、そう言うのは長く付き合った中でふと過去出会った事を思い出したりして言いたくなった時に言えばいいんだよ」

 

ゆんゆん「長く付き合って・・・・・ずっと友達と一緒・・・・はにゃ♪」

 

 

 

おっおぅ、ヤッパリこの子も紅魔族らしい。そこに常識属性とボッチ属性に恥ずかしがり屋属性に次期族長兼現族長の娘も入ってるのか?それらが混ざっておかしな化学反応が起きてしまったっぽい

 

あの後向かった職員室に何故か用意されていた俺の場所が広めに良い机などが揃っていて校長を問い詰めたら。今日授業して問題無かったでしょ?それに君もう此処で学ぶ事ほとんどないしね♪って事で二日目から本当に教師兼生徒にされてしまった。ただこの学校の卒業条件の魔法を覚える事。それを満たしたら何時でもぷっちんに押し付けちゃって良いとも御達しが来た、ちなみに魔法を覚える為には冒険者カードが必要だがコレは12歳までお預けだ。魔法を覚えた後は好きな時に止めてもいいと言う教師として破格の条件とお給料を貰えてよっしゃぁ!

 

現在はゆんゆんを自宅に送っている最中だ

 

俺達の家とゆんゆんの住んでいる場所、里の中心で大きな家で、俺の家からかなり離れているが。俺の職場整理や校長との話、おまけにぷっちんへの嫌がらせと言う名の引き継ぎ準備を整えている内に暗くなってしまったので送っている最中だ

 

そうこう色々と話している内に家に付いた

 

 

 

かずぴー「それじゃぁまた」

 

ゆんゆん「うん、またね♪」

 

 

 

ゆんゆんを送り届けた俺は元来た道へ戻り

 

 

 

かずぴー「さて。この後はそけっとさんと一緒に夜行性魔獣を狩って。その後ポーションを調合して鍛冶屋で幾つか鍛えて炉の火を落として作業場の掃除、次に家に帰ったら二人が食べた食器を洗って布地に魔力を籠めてそれから・・・・・」

 

 

 

仕事へ行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、朝のバイトを終えてから学校へ行くのだが。俺は教室では無く先に職員室へ向かう

 

校長からの話によると。勉強するべき事はとっくの昔に終えており教師として勤務する事になった俺は例外的にだが冒険者カードの発行を許可されたと言うか。作ってくれと頼まれた

 

まぁ実習内容の中にはモンスターを相手にしたり実際に魔法を使う授業もあるからだろう、まぁその辺の事はぷっちんに押し付けたがな。ちゃんと教師しないと給料全部俺に渡してクビにするって校長が言ったら一瞬で担任教師として頑張り始めた・・・・・それでいいのか教育者。いや、この世界の紅魔族じゃこんなもんか

 

授業が終わったら校長室に来て冒険者カードを発行するから私の所に来なさいと言われ。俺は職員室へ先に行って、ぷっちんに今日の授業スケジュールと教材を渡す為に職員室へ向かった

 

それらを渡し終えたら俺は生徒として席について授業を受ける。まぁ案の定もう知っている内容なので寝てても問題無いがな?

 

俺が席についてぷっちんが入って来た事にクラスメイトは軽く反応していたがそれも授業が始まれば消えた。隣りのゆんゆんは俺に手を振って来たので振り返したらふにゃっと破顔してから慌てて顔を元に戻して授業を受けているが時折思いだしふにゃをしている。そしてほんのりと前の席に付いているめぐみんから不機嫌オーラが若干感じ取れた。俺が教師をしていないからか?

 

その後は教師ぷっちんによる紅魔族流の授業に変えられた。内容?中二病満載だとでも言って置こう

 

そんな授業を何とか乗り越えた俺とゆんゆん、その日の授業が終わると俺はゆんゆんに校長に呼び出し受けていると説明して先に帰ってもらった

 

なんかめぐみんとゆんゆんが話している?様子をチラリと窺って俺は校長の元へ向かった

ちなみに紅魔族は皆学校で冒険者カードを取得しアークウィザードに成る事が殆どらしい、そけっとさんに教えてもらった・・・・・その時ストーキングしていたぶっころりーの顔を俺は夕食頃までは忘れなかったかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かずぴー「・・・・・・・・」

 

 

 

校長室へ向かった俺は校長に案内され、とある部屋に案内された

 

其処には大きな青い水晶と懐中時計の中身の様な部品と機構を組み合わせた魔道具が置かれており

 

その目の前まで来た所で俺は校長から一枚のカードを渡された

 

冒険者カード、冒険者の身分証明書にして本人のステータスを刻み、職業、名前、歳、性別種族。身体能力。そしてレベル、スキル、スキルポイントに何時何を討伐したかを自動更新する機能を持つそれに手をかざした

 

 

水晶が輝き、周りの機構が作動し、水晶より生まれた輝きが集まり。冒険者カードに

 

 

俺のステータスが刻まれた

 

 

それがこの沈黙の始まりだ

 

 

 

かずぴー「・・・・はは」

 

だがその沈黙も破られる

 

かずぴー「・・・ははっは・・・」

 

ほかならぬ俺によって

 

かずぴー「あはははははは!」

 

ただ笑う

 

かずぴー「ぶぁははははは!あはっ!なはははははははははは!」

 

まるで笑わずにはいられない様な物を見たように

 

かずぴー「くはははははははははは!ぶひゃひゃひゃひゃひゃ!ひひゃっ!くししししししし!」

 

笑ってしまう出来事に遭遇したように

 

かずぴー「きしゃしゃしゃしゃしゃしゃ!きゃはははっ!ぶぁははははははは!」

 

壊れたように笑う

 

かずぴー「こりゃぁヒデェ!本当にヒデェ!?ブッハハハハハ!」

 

壊れてしまったのだから

 

かずぴー「本当にこの世界は神も人も魔王軍もモンスターも食べ物も、敵も味方も生きているのも死んでいるのも何もかも!全てに至るまでにふざけてやがる!俺が何をした?!俺は何をされた?!俺は・・・・俺は何故此処に居る!!?何故俺がこの世界に産まれた!!?何故・・・・何故だ!」

 

今までの努力が

 

かずぴー「全く持って、事此処に至っては笑が止まらないな!カハハハハハ!」

 

全て

 

かずぴー「ステータスはいい!むしろ良すぎるくらいだ!幸運値が±ゼロだったとしても!それすら気にならないこの数値!いくら紅魔族でも、上級魔法職でもレベル1ではありえないからな!・・・・でも・・・・それでも納得出来無い。するはずがない」

 

無駄だったと突きつけられたのだから

 

かずぴー「どうして・・・・・あの人に教えてもらった魔法の名前が・・・・・無いんだよ」

 

何もかもが無意味だった

 

かずぴー「どうして。どうして俺は・・・・・」

 

そのカードのスキル覧にある筈の魔法が無かった。中級も上級も、炸裂や爆発なんかどうでもいい、それよりもあの人の魔法が

 

かずぴー「俺は、今まで何の為に・・・・・・ウォルバクさん」ホロリ・・・ポロポロ

 

 

無かった

 

 

俺は冒険者カードを仕舞い込むと校長の元に向かい

 

 

かずぴー「先ほど魔法を習得しました、コレで卒業条件は満たした者として卒業させていただきます。それと・・・・・・今まで御世話に成りました」

 

 

学校を卒業し、教師を止めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この外史に続きを!

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

実は校長室へ向かった所から既に執筆した第二話まで消して書き直しました

 

色々と突っ込み過ぎて今一と言いますか物語の構成上作者的にはつまらない方向に進んでしまったので最終手段を取りました・・・・・次回からかずぴーが本気を出します、もう自重も手加減もしません

 

之が引き金でかずぴーは変わりました

 

 

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

次回 真・恋姫この双子に爆焔を! 第二話

 

      紅い瞳の開発者

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

この双子に爆焔を!

 


 
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