No.866424

真・恋姫ログ・ホライズン第四話

アサシンさん

レイピアは紳士の武器ですにゃぁ

2016-08-31 07:09:17 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1438   閲覧ユーザー数:1367

 

 

 

 

 

 

 

 

小休憩を挟んで俺達は陸路でススキノに向かった

 

周りは正に雪山と言う様な感じで地面は土色で草は勿論生えておらず周りの森なんかも寂しい感じだ

 

道なりに進んで行くと歳を囲む城壁が見えて来た、今回の俺達の目的地だ

 

 

 

カズト「ゲームの時にも見ましたがあれくらいやらないと巨人族の進行を止められないって面倒ですね」

 

シロエ「いきなり襲って来る事は無いと思うよ。定期的に襲ってきそうではあるけど」

 

直継「っで。この後どうするんだシロ?」

 

シロエ「マリ姉からセララさんに連絡、予定通り街に入った後彼女と協力者に接触、その後街を出て襲ってきたら・・・殲滅する」

 

カズト「街の中は戦闘行為が行われれば衛兵が出張って来ますからね」

 

シロエ「ああ、僕と直継で街に入る、カズトには此処でアレの準備をして待っていて。アカツキも予定通りに動いて」

 

 

カズト「御意」

 

アカツキ「承知した・・・処で将の準備とは?」

 

シロエ「戦闘に成ったら解かるよ、巻き込まれ無い様にカズトから色々聞いといて。僕はソッチの方は専門外だから」

 

アカツキ「わかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロエ師匠と直継がススキノに潜入している間に俺はアカツキに一通り説明をしていってもらった・・・さて、始めますか

 

外での戦闘に成るエリア、自陣と敵陣の配置。そして互いの戦闘時の動きその他諸々を考え予測し罠を設置する、真桜に頼んで作ってもらった物の一つだ

 

この世界魔術師系が使うトラップ、シロエ師匠なら茨の魔法ソーンバインドホステージなんかが近い。アレは味方の攻撃によって断ち斬れ炸裂するモノだが俺の仕掛けている罠は現代的なものだ

 

っと念話が来た

 

 

 

カズト『はいはいシロエ師匠、どうしました?』

 

シロエ『セララさんと無事接触、協力者と一緒に今から町を出る、もう敵に察知されていると思う、アカツキと直継もすぐに合流する、それと懐かしい人と会ったよ』

 

カズト『懐かしい人?ティーパーティ時代の方ですか?』

 

シロエ『うん、セララさんを匿ってたの班長だったよ』

 

カズト『にゃん太師匠が?それはまた不思議な縁ですね、最近はログインしてなかったのに』

 

シロエ『直継と似たような理由でログインしたらこの世界に来たんだって』

 

カズト『そうでしたか御隠居が、こちらはトラップ設置完了しています。敵さんの動きは?』

 

シロエ『アカツキから報告が来ている。ブリガンティアの構成員とギルマスと思われる巨躯の武闘家が確認されている。大地人を虐げている様子も確認されている』

 

カズト『下種共が!・・・こちらへはあとどのくらいで?』

 

シロエ『あと五分位だよ。作戦に変更はない、予定通りに進めて』

 

カズト『御意』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間ピッタリにシロエ師匠達は所定の位置に着き、敵さんもこちらが想定した場所に陣取ってくれた。全くもって師匠には畏れいる、家の伏竜鳳雛にこのエルダーテイルでの戦術・戦略を押して得くれただけはある・・・他の軍師陣には二人がまとめた情報と俺が集めた情報を渡したっけ

 

なんか神輿みたいなものに乗っているゴツイ紫髪の男がギルマスのデミクァスで、副官と思われる、恐らく妖術師は灰色のローブをまとった後衛職の男だ・・・アイツは確か灰被りのロンダーク。二つ名持ちだ、とあるダンジョンをクリアしないと手に入らない秘宝級アイテムのローブ、ある意味デミクァスより厄介そうだ

 

っで。隠れているといきなりシロエ師匠がデミクァスをデミグラスさんはどなたですか?って挑発をして隣りの小柄な少女、多分彼女が今回の救出対象のセララさんだろう・・・彼女の顔が面白い事に成っている

 

オマケで、にゃん太師匠もあそこでふんぞり返っているのがそうにゃ♪って一緒に挑発し始めた・・・アレ?なんかにゃん太師匠メッチャオコ?

 

しかもシロエ師匠。デミ公を無視して後ろで待機していたロンダークと戦おうと言いだしてにゃん太師匠もそれに乗ったらデミ公がブチっ♪ってにゃん太師匠に突っ込んで行った。にゃん太師匠の得物はレイピアの二刀流、エルダーテイルで二刀流を使える二つの職業の一つ、盗剣士。その特性はナイフやレイピアを装備しているのであれば最速であり、その剣技は相手の短所を致命的な弱点へと落とす

 

幾ら武闘家の技の再使用時間が他にある職業の中でもっとも短いとは言え対処しきれない、速さでならにゃん太師匠の剣技もまた負けないのだから

 

結局決闘方式はデミ公が他のギルメンも戦え回復しろと喚いて参戦させた、っと同時に直継も参戦しシロエ師匠に敵を通さない

 

 

セララさんの回復とシロエ師匠の支援も相まって直継は一人で十人以上の冒険者相手に耐えている

 

 

そしてにゃん太師匠もまた苦戦しつつもデミ公を喰い散らかしている♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にゃん太師匠がシロエ師匠に「そろそろ頃合いですかにゃぁ・・・シロエチ?」「行きますよ?にゃん太班長」と遣り取りをした後・・・一瞬でデミクァスのHPが吹き飛んだ

 

いや、正確に言うならこうだ、まずシロエ師匠がソーンバインドホステージの茨をデミ公に設置。蹴りを繰り出したデミ公の脚に乗って跳躍したにゃん太師匠が自由落下と共に両手に持つレイピアを煌かせ茨を切断、そのすぐさま再使用可能になったソーンバインドホステージを発動、一本を残し全てを切断

 

一定の大ダメージを一度に受けた為に数万はあったHPが一瞬で二桁後半まで吹き飛ばした

 

灰被りが動揺したギルメンを戦線復帰させ戦況を打開しようとするもアカツキが背後から音も無く斬り捨てた

 

 

・・・さぁ~てと、ココでやりますか。ピンッ・・・・カチッ♪

 

 

バガァアアアアアン♪

 

 

ブリガンティア『『『『『ギャァアアアアアアアアアアアアア!!!?』』』』』ピロリロリロリン♪

 

 

カズト「ハッハッハッハ♪」

 

シロエ「・・・カズト?ちゃんと何人か残してある?」

 

カズト「もちろんですよシロエ師匠、負け犬共には死んだバカ共にその後の事を語ってもらわなきゃ♪にゃん太師匠お久しぶりです。相変わらずキレイな剣技でしたよ。あと猫人族の語尾は相変わらずですね」

 

にゃん太「これはこれはカズトですかにゃ、レイピアは紳士の武器ですからにゃぁ。紳士足らんと鍛錬は欠かしてにゃぁですよ?シロエチとはまた違った奇襲とはなかなかやりますにゃね?それとコレは吾輩たち猫人族の公式語尾ですにゃぁ」

 

カズト「さすがですにゃん太師匠・・・・っで?これ以上戦う気概のあるヤツはいるか?」

 

 

全員武器を手放した

 

 

カズト「・・・はぁ、こんな事している連中だからってのは理解していたつもりだが。此処までダメダメだとはな」

 

デミクァス「猫野郎もそうだが・・・・テメェ何者だ!?」

 

にゃん太「彼のついては吾輩が応えてやるにゃ、聞いたことは無いかにゃ?デミクァス。彼はカズト、放蕩者の茶会が双刀の一振り、現日本サーバー最強ギルド『無双の恋姫』ギルドマスターにゃぁ」

 

デミクァス「茶会の双刀・・・・・!絶刀の刀匠かっ?!」

 

カズト「・・・あの~にゃん太師匠?家のギルドの事は俺自身理解しているんですがなんですか?その茶会の二つ名とか?」

 

にゃん太「知らないんですかにゃ?カズトは見習いのサブ職業とその時師事していた鍛冶師と共に最高峰の刀を数多く鍛えたとかで他所ではかなり有名でしたにゃよ?」

 

シロエ「あぁ~その話僕の耳にも届きました。実際に見た事あるんで聞かれた時に話しても大丈夫な所だけ話したような?」

 

カズト「シロエ師匠の所為ですか?!」

 

直継「イヤ?カナミがあっちこっちで自慢してたぞ?ウチの子すげぇだろって感じで?」

 

カズト「カナミさぁああああああああああああああん!!?」

 

デミクァス「人を無視して盛り上がってるんじゃぁねぇ!?」

 

 

存在を忘れていたデミクァスが飛び上がりシロエ師匠に殴りかかって行ったが

 

 

セララ「止めてぇー!」ブンッ!

 

 

ズバッ♪

 

 

カズト・シロエ・直継・アカツキ・にゃん太「「「「あっ」」」」

 

デミクァス「グァアアアアアアアア!忘れねぇ!テメェらの顔を!エンチャンターのシロエぇ!サムライのカズトぉ!」ピロリロリン♪

 

 

 

 

・・・・・

 

 

そんなこんながあって、俺達は敗残兵たちにここまで何時でも来れる事を言い残し。グリフォンを読んで颯爽とホットゾーンから脱出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・続く

 

 

 

 

あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

 

戦闘の殆んどが説明文な感じになりました

 

書いてから解かりましたがこの手の作品の二次創作は難しいですね

 

真桜に作ってもらった罠は手榴弾の様にピンを抜くと爆発するタイプの爆弾でした♪

今回は紐を付けて引っ張ってピンを抜いて爆破・・・ワイリさんに引っ張られた?

 

今回新たに出た一刀の逸話。見習い徒弟(アプレンティス)で師事した一人と共に鍛えた刀に関する事でした。一刀は後のフレーバーテキストの具現化、武器防具やアイテムの説明文が現実に成る事を見越して。ヤバげな物は手直し又は封印処理か倉庫の肥しにしており。ドロップアイテムやレイドの報酬で満足できないときは自作する感じです

 

 

では次回予告へ

 

 

 

次回 真・恋姫ログ・ホライズン第五話

 

       大地と共に生きる人々

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

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