No.866048

真・恋姫†無双 異伝「絡繰外史の騒動記」第八話


 お待たせしました!

 曹操より『洛陽が戦場になる』と言われ

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2016-08-28 22:13:48 投稿 / 全12ページ    総閲覧数:4830   閲覧ユーザー数:3623

 

「へぇ~っ、此処が戦場になるんか~。その話はウチも興味あるわぁ」

 

「ああ、そうだな。それは董卓様の御身にも危機が迫るという事だろうからな」

 

 そう言って突然現れた二人に俺は驚く…っていうか、勝手に入ってくるわけは無いし、

 

 誰か呼んだのか?

 

「ああ、曹操殿程の方がわざわざやって来る位だからとんでもない事でも飛び出すんだ

 

 ろうと思って俺が人和にお願いしたんだが…まさか二人も来るとは予想外だったがな」

 

 そうか、公達か。それで人和の姿が見えなかったのか…あれ?

 

「ところで、その人和は?」

 

「ああ、その者の事なのだがな…我が方で保護している者と姉妹である事が分かったの

 

 で、今は所謂『感動の再会』とかいう状況だ」

 

 俺の問いに答えたのは華雄さんであったが…えっ?感動の再会?しかも姉妹って…行

 

 方不明だった張角か張宝が董卓さんの所にいたっていうのか?

 

 ・・・・・・・

 

 話は少し遡って一刀達が曹操を家に連れて行った頃。

 

「どう?ご希望通りの人数は集めて来たけど」

 

 董卓の執務室にいたのは張宝であった。

 

「はい、確かに。地和さんの(張宝は董卓に既に真名を預け済である)歌と術のおかげ

 

 で我が軍にも十分過ぎる程の人数を集める事が出来ました。ご苦労様でした」

 

「最初は半信半疑だったけど、確かにその『太平要術』の力は認めざるを得ないわね」

 

 張宝はこれまで董卓の命で司州・雍州を回り董卓軍に人を集める為の活動を行ってい

 

 たのであった。その結果、董卓軍に新たに加わった人数は三万を超え、董卓も賈駆も

 

 その手腕を認めざるを得なかったのであった。

 

 

 

 しかし、当の張宝の顔は少し不満気味であった。

 

「どうかしたの?あれだけの人数を集めて来たというのに、何か気に入らない事でもあ

 

 るわけ?」

 

「…本当はもっと多く集めるつもりで活動したのよ。最低でも十万のつもりでね。でも、

 

 やっぱり私一人じゃこれが限界だったのかなって…」

 

「一人では?それじゃ他に誰か必要だったってわけ?もしかして姉と妹が?」

 

「…悔しいけど、姉さんの歌の方がもっと人を引き付けてた。もしかしたら太平要術な

 

 んて必要無いんじゃないかって位に。そして集まった多くの人を管理して誘導するの

 

 は妹の方がずっと上…私だけじゃ姉さん程も成功しなかったし、成功しても全員を繋

 

 ぎ止める事は出来なかった。せめて妹がいてくれたら倍の人数は確保出来たのに…」

 

 そう張宝は悔し気に言う。

 

「ですが地和さん、今はこれだけ確保出来ただけでも僥倖というもの、お姉さんと妹さ

 

 んの消息については捜索を続けておりますので、分かればすぐにこちらで保護します

 

 から…」

 

 そんな張宝に董卓はそう声をかける事しか出来なかった。しかしそこに…。

 

「申し上げます!張遼様が急ぎ御目通りをと来られております!!」

 

「霞が?」

 

「急ぎという事であるのならば、すぐに此処に通してください」

 

 張遼が来た事を告げられ、董卓は兵士にそう伝える。しかし、まさかこれが事態の急

 

 転と風雲急を告げる切欠になろうとは、その場にいる誰にも予想出来るものではなか

 

 ったのであった。

 

 

 

「すまんな、月。賈駆っちも一緒やったのは丁度良かったで」

 

「どうしました?急ぎの用と聞きましたが…」

 

「ああ、どうやら曹操が洛陽に来ているいう話や。普通やったら事前に連絡があるはず

 

 やけど…当然、二人とも知らん話やろ?」

 

「ええっ?曹操が!?ボクは何も聞いてないわよ」

 

「私の所にも何も…」

 

 張遼からの報告を受け、二人の顔は驚きに包まれる。

 

「やはりか…公達の奴が急ぎでこっちに使いをよこすくらいやから、もしかしてとは思

 

 うとったけど」

 

「公達が?」

 

「ああ、一緒に住んどる人和いう子を…『人和!?』…どないしたん?急にそないな声

 

 出して?」

 

 張遼が人和という名を告げた瞬間、地和が驚きの声をあげる。

 

「もしかして地和さん…」

 

「そうよ!人和は私の妹よ!!何処、人和は何処にいるの!?」

 

 ・・・・・・・

 

「人和!!」

 

「えっ…ちぃ姉さん…ちぃ姉さん!!」

 

 それからすぐ、張遼の案内で張梁が待っている部屋にやってきた張宝は間違いなくそ

 

 こにいたのが妹だと認め、張梁もまた思いもかけなかった姉との再会にそれ以上の言

 

 葉もなく、ただ抱き合って号泣するばかりであった。

 

 

 

「人和、何時から洛陽に?」

 

 しばらくして(およそ四半刻程度だったろうとは思うが)、ようやく落ち着いた張宝

 

 は張梁にそう問いかける。

 

「洛陽に来たのはもう数ヶ月位前…姉さん達と別れた後、助けてくれた人達と一緒に」

 

「その助けてくれた人達って…『そん人達からの使いで彼女は此処に来たんよ』…えっ、

 

 どういう事?」

 

「私を助けてくれたのは北郷っていう人と荀攸っていう人で、今はその人達と一緒に住

 

 んでるのだけど…今、その家に曹操が来ているの。北郷さんと荀攸さんを自分の陣営

 

 に誘う為に」

 

「北郷さん達を!?」

 

「確かにそれは由々しき事態ね…北郷のあの技術力がもし敵の手に渡る事になれば大変

 

 な事になるわ」

 

「うん、下手をすれば汜水関や虎牢関だって一気に抜かれるかもしれない」

 

 張梁の話を聞いた董卓と賈駆はそう言って眉をひそめる。

 

「ほんじゃ、やっぱりあの噂ってホンマなん?袁紹を中心に各諸侯が月を討伐する為に

 

 連合を組むいうんは」

 

「それを確かめる為にも是非とも曹操には此処に来てもらいたいわね…霞、華雄、行っ

 

 てくれる?」

 

「おっしゃ、任しとき!!」

 

「しかし向こうとて簡単には捕まるまい、抵抗された時にはどうする?」

 

「洛陽の各門にはボクの方から兵を配置して逃げ場は無いようにしておくわ。それでも

 

 抵抗するというのなら…二人に任せる。念の為、兗州側の門には恋に行ってもらう」

 

「よし、ならば善は急げだな」

 

「もしかしたら手荒な事になるかもしれへんし、人和は此処に残っとき。無事に終われ

 

 ば呼ぶさかいにな」

 

 

 

「…ってなわけでな。そやさかい、此処は大人しゅうウチらに従ってくれると助かるん

 

 やけどな、曹操はん」

 

 張遼さんは俺達に事情を話し終えると曹操さん達の方に向き直ってそう問いかける。

 

 とりあえず人和が無事にお姉さんの一人と再会出来たのは目出度い話ではあるのだが

 

 …正直、今は曹操さんはどう出るのかの方が気になる。まさか此処で手荒な真似に出

 

 るとは考えにくくはあるのだが。

 

「…逃げ場は無さそうね。良いわ、私を月の所に連れていきなさい」

 

 少し考えるような素振りを見せたが、曹操さんは意外な程におとなしく張遼さんに従

 

 う…あれ?今、曹操さんは董卓さんの真名を言ってなかったか?

 

 俺と同じ疑問を張遼さんと華雄さんも感じたらしく、少し怪訝な表情で曹操さんを見

 

 つめる。

 

「あら、私が月…董卓と知り合いだったらおかしいかしら?」

 

「…そないな話は今初めて聞いたさかいに少々びっくりしただけや」

 

「あらそう?だったら詳しい所はあなたの主に聞くと良いわ。今、此処で私が説明した

 

 所で誰も信じないでしょうし」

 

 曹操さんはそう言うと、すました表情のまま、未だ戸惑いの表情を見せる張遼さん達

 

 を尻目に歩き出す。

 

「どうしたの?あなた達がちゃんと付いて来ないと、急に気が変わって逃げ出すかもし

 

 れないわよ」

 

 …ある意味絶体絶命みたいな状況で話の主導権を取れるって凄いな。さすがは曹操と

 

 いう所か。

 

 

 

「久しぶり、月。相国になったから少しは偉ぶった感じになったかと思ってたけど、全

 

 然変わり無さそうで何よりだわ」

 

「…そういう華琳さんこそ、どのような場面でもそうやって堂々と出来るその精神力は

 

 相変わらずですね」

 

 半刻後、宮中の董卓さんの執務室で向き合った二人はそう言って軽口らしきものの応

 

 酬をしていた。

 

(ちなみに、董卓さんは俺達にも用があるという事なので、一緒に此処まで来ている)

 

「月、ホンマに曹操と知り合いやったん?」

 

「はい、華琳さんとは昔同じ先生に学問を学んでいた事がありましたから」

 

 同じ学び舎…あれ?確か曹操と袁紹も同門じゃなかったっけ?そうすると、もしかし

 

 て袁紹ともお知り合いだったりするのだろうか?

 

「ちなみにそこで学べたのは私と月の二人だけだったけどね。あの先生に気に入られた

 

 のが何故か私と月だけだったのよね」

 

「はい、今となってはあれもまた良い思い出ですね」

 

 二人はそう言って笑いあっていた…どうやら袁紹とは関係ないらしいな。

 

「ところで…華琳さん。何故あなたは何も告げずに洛陽に『私が来た理由位、分かって

 

 るのでしょう?』…正直、あなたとは戦いたくはありません。袁紹さんが何やらおか

 

 しな行動を取っているのは聞いています。おそらく、袁紹さんにとって私が邪魔者な

 

 のであろう事は容易に想像出来ます。華琳さん、あなたも私が邪魔なのですか?」

 

「あら、何の事かしら?私はこの北郷と荀攸の二人を勧誘に来ただけ…『ならば、二人

 

 があなたの幕下に加わるのであれば、私に味方してくれますか?』…随分と真っすぐ

 

 な物言いね。そういう所もまったく変わってないわ」

 

 

 

 董卓さんと曹操さんはそのまましばらく無言のまま対峙する…っていうか、何時の間

 

 にか俺と公達の身柄が交渉の材料に使われてるのは気のせいでは無いよね?そもそも、

 

 俺達の意志とかは無視ですか?

 

「おい、北郷…どうする?どっちにしろ、俺達は今までのように気ままにはいかなくな

 

 るぞ」

 

「かと言って『どっちも嫌だ』って逃げるのが許される状況には見えないしな…覚悟は

 

 決めておかなければならないのかもしれない」

 

 公達も同じように考えていたのか、俺に問いかけてきたが、俺はこう答えを返すのが

 

 精一杯であった。しかし公達は…。

 

「だったら俺はもう決めたぞ」

 

「…決めた?どちらかに仕えるって事か?」

 

「ああ、宮仕えなんか一生するものかと思っていたが、事此処に至ればもはや是非を論

 

 じている間もあるまい。ならば俺は自分の行きたい方へ行くさ」

 

「それじゃ、お前はどっちに行くんだ?」

 

「お前こそどうする?」

 

 自信満々に自分の行く道を決めたような事を言うので、どうするのかと問いかけると、

 

 逆に質問で返してくる。しかも…。

 

「そうね、北郷はどうするの?」

 

「北郷さんがどうしたいのかは私も知りたいです」

 

 何時の間にか俺と公達の会話を聞いていた曹操さんと董卓さんも俺にそう問いかけて

 

 くる。俺の一言で動きを決めるような…あれ?もしかしてというかもしかしなくても、

 

 今俺はとても重要な分岐点に立っているのではないだろうか?俺の一言で歴史が動い

 

 たりするわけ?

 

 

 

「北郷、皆がお前の答えを待っているぞ」

 

 公達は横でそう言って俺の肩をポンと叩く。気楽に言いやがって…俺はほんの少し前

 

 まで普通の高校生であって、間違っても歴史を動かすような立場になるような人間で

 

 はなかったのに…随分と遠い所まで来ちまったようだ。しかし、皆が俺の答えをとい

 

 うのであれば…。

 

「…無理だな」

 

 俺がそう言った瞬間、皆の顔が困惑の色に包まれる。

 

「無理?無理とはどういう事ですか、北郷さん?」

 

「董卓さん、無理というのは俺と公達が曹操さんに仕えたから曹操さんが董卓さんの味

 

 方になるという意味での言葉です」

 

 董卓さんの問いに俺がそう答えた瞬間、曹操さんの顔色が変わる。

 

「それはどういう意味かしら?何故私が月の味方をしないと断言出来るのよ?」

 

「それは…曹操さん自身が動乱を望んでいるからだ」

 

 曹操さんからの問いに俺がそう答えると、曹操さんの顔が苦々しい感じに歪む。

 

「華琳さんが動乱を望んでいるのですか?」

 

「ああ、おそらくもう袁紹から檄文は届いているんでしょう?戦を望まないのであれば、

 

 洛陽にそれを届けて真っ先に董卓さんの味方になる事を宣言すれば良いわけだ。そう

 

 すれば、反逆者たる袁紹を討ち取って、自らが今より高い地位を得る事も可能なわけ

 

 だし。それをしないという事は、漢の中での高い地位など既に望んでなんかいないと

 

 いう事にもなる。それ以上の物を得る為には動乱が起きる事が最も手っ取り早い方法

 

 になる。しかも、火を付けるのは袁紹であって自分じゃないわけだし」

 

 

 

「…ほぅ、ならばそれと彼女が密かに洛陽に来て俺とお前を自分の所に誘うのとにどう

 

 繋がりが出て来るんだ?」

 

「洛陽が戦場になるならば、洛陽にいる俺達の身に危険が及ぶのと同時に、俺の技術や

 

 お前の知能が敵方…董卓側に取られる事を懸念したという所じゃないのかな?だった

 

 らその前に自分の物にしてしまおうって腹積もりで此処に来たって所だろうさ」

 

 公達の問いに対する俺の答え(半分は推測だが)を聞いた曹操さんの顔がさらに苦々

 

 しげに歪む…どうやら外れてはいないようだな。

 

「と、話が色々と逸れたような感じになってしまいましたが、私はこのまま相国閣下の

 

 為に力を尽くしたいと思っております」

 

「なるほど…結局、お前さんはそれを選ぶのか。ならば俺もそれに従う」

 

 俺の答えを聞いた公達は迷わずそう宣言する。

 

「…公達は自分の行きたい道を決めてたんじゃないのか?」

 

「俺が決めたのは『北郷が進む道に俺も進む』という事だ。前にも言ったが、お前さん

 

 と一緒にいれば面白い事に出会えるからな。だから今俺のやる事は頭の中身の全てを

 

 振り絞って相国閣下に仇なす奴らを返り討ちにする策を考える事だな…相国閣下、こ

 

 の荀公達、非才の身なれど幕下の端に加えていただきたくお願い申し上げます」

 

 公達がそう言って董卓さんの前に平伏する。俺も慌てて同じように平伏する。

 

「なっ…公達!あんたって人は…曹操様のお誘いを断って相国に従うってどういう意味

 

 か分かってるの!?」

 

「ああ、そうだな…このまま曹操殿が相国様に味方しないというのであれば、今日を限

 

 りに俺とお前は敵という事だな…ところで、文若。相国閣下本人を前にしているのに、

 

 曹操殿には『様』付けで相国閣下には何も無しったあ、なかなか良い根性してるなぁ」

 

 

 

 公達にそう言われ、荀彧さんの顔が若干青ざめる。しかし…。

 

「ええ、何も問題無いわよ。あなたが言う通り、私は今日を限りに董卓の敵となるのだ

 

 から」

 

 荀彧さんをかばうかのように曹操さんがはっきりそう宣言する。それを聞いた張遼さ

 

 んと華雄さんは武器を構え、曹操さんの家臣の人達は曹操さんを守るかのように身構

 

 える。

 

「華琳さん…やはりダメなのですか?」

 

「ダメね。北郷の言った通り、私は漢王朝の偉い役職になんてこれ以上興味は無いもの」

 

「そうですか…分かりました。霞さん、華雄さん、この人達を門の外までお送りしてく

 

 ださい」

 

 董卓さんがそう指示すると、皆驚いた顔になる。

 

「おいおい、月!正気で言うてんのか、それ!?今こいつはウチらの敵ってはっきり宣

 

 言したんやで!!後腐れ無いように今此処で叩き切るんが普通やろ!」

 

「そうです、月様!!こやつらを無事に帰した所で欠片も我らの得にはなりませぬ!!」

 

「二人の言う通りよ、月!あなたが一時期でも机を並べた学友を殺したくないと思うの

 

 は分かるけど、そんな甘い事じゃ勝てる戦にも勝てないわよ!!」

 

 当然の事ながら、張遼さん・華雄さん・賈駆さんの三人は董卓さんに翻意を促す。し

 

 かし…。

 

「私は正気です」

 

 董卓さんはきっぱりそう言い放つ。

 

「ただ、私は眼の前で華琳さんが死ぬのが嫌だから助けようと言っているのではありま

 

 せん」

 

 

 

 

 

 

「それじゃ、どういう意味?悪いけど、私が月の立場なら今すぐ全員殺させるわよ。ま

 

 さかとは思うけど、此処で恩を売って戦の際の取引材料にでもするつもりじゃないわ

 

 よね?」

 

「それこそまさかな話です。私はただ華琳さんが無傷で敵にいようとも負けないと断言

 

 するだけです」

 

 董卓さんのその言葉にその場の全員が言葉を失う。

 

「どうやら私も随分となめられたものね」

 

「いえ、なめてなんかいませんよ。それは戦場で証明させていただきますから」

 

「そう…ならば、私は戦場で心の底から後悔させてあげるわ『あの時、曹操を殺してお

 

 けば良かった』ってね」

 

「ならば次は戦場で」

 

「ええ、お互い無様な死に方はしないようにしましょう」

 

 曹操さんはそう言い残して洛陽を去っていったのであった。

 

 …まさかこういう展開になるとは予想外だったな。董卓さんは一体どうするつもりな

 

 のだろうか?正直、俺には想像も出来ない話であった。

 

 

 

                                     続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとがき的なもの

 

 mokiti1976-2010です。

 

 やっと此処まで書けましたのでお送りいたします。

 

 しかし、月は華琳を解放してしまってどうするつもり

 

 なのか…書いている自分自身でも少々疑問に思ってし

 

 まいますが、月の考えは次回以降に追々お送りする予

 

 定ですので。

 

 とりあえず次回からは反董卓連合編です。一刀は董卓

 

 側についたので、その技術力を防御の為に全力で注ぎ

 

 こんでいきますのでお楽しみに。

 

 

 それでは次回、第九話でお会いいたしましょう。

 

 

 

 

 追伸 今回は話の展開上、絡繰を出せませんでしたが、

 

    次回は一応ちゃんと出す予定です。大がかりな

 

    物にはなりそうですが。

 

 


 
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