No.86440

真・恋姫†無双 北郷一刀と三羽鳥 No,08

さん

どうも猫です。
今回は、陳留でのお話。
どうなる事やら・・・。

2009-07-26 02:16:32 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:12175   閲覧ユーザー数:8817

(はじめに)

キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、

温かく読んでやって下さい。

 

この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に

書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。

 

・・・最近、一刀君・・・かっこよく無いな・・・orz

 

 

朝日が昇り、街の人達も活動を始めた頃

門の前では、

 

「じゃあ、また夕方頃にね。お嬢ちゃん達。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

「助かったの~♪」

 

「ホンマ、運が良かったな。」

 

三羽鳥は、陳留に向かう途中

丁度、街に向かう商人に出会い、

帰りも途中まで、送ってもらえる事になった。

 

「思ったよりも、早く着いたな。」

 

「噂に聞いてたけど、大きな街だねー。」

 

「最近はなんや、立派な州牧さまが来たとかで治安も

 ようなっとるみたいやし、人も多そうやな。」

 

「頑張って、売り切らないとな。」

 

「そうなの! せっかく、一刀さんが

 考えてくれた竹カゴ、売って売って売りまくるの~。」

 

「そや! これだけ大きい街やし、手分けして

 売った方がようないか?」

 

「・・なるほど。一利あるな。」

 

「それじゃ、何か賭けしない?」

 

「・・・何言ってるんだ、沙和。」

 

「ええやん。何賭ける?」

 

「真桜まで・・・。」

 

「だって、だって。こうでもしないと

 サボっちゃうかもしれないし~。」

 

「自分で言うな!」

 

「まあまあ。」

 

3人は、息の合った漫才をしている様だ。

 

「それで? 何を賭けるんだ?」

 

「う~ん、何がいいかな~。」

 

「ほんなら、一刀を賭けへん?」

 

「「はい?」」

 

真桜の言葉に、?マークの2人。

凪が、顔を赤くしながら、

 

「な、な、な! 何を言ってる! 真桜!///」

 

「何て、ウチら、団長の所為で

 初夜最悪やったし。」

 

「わぁああー!!/// ばっ、馬鹿! こんな所で、

 何て事言い出すんだ!!」

 

祝言を挙げた日、団長の料理により気絶した一刀。

その所為で、タイミングを外してしまい、

お互い意識しながらも、キスすら出来ていない。

一緒に暮らしている一刀が、生殺しなのは言うまでもない。

 

「分かったの!」

 

「なっ?! 沙和!」

 

「よっし!二対一で、決まりや!

 凪もそれでええな?」

 

「私は、認めないぞ!///」

 

恥ずかしさか、それとも愛する人を

賭けるのが嫌なのか、凪は首を縦に振らない。

そんな、凪に

 

「あれれ~? 凪ちゃん、自信がないの~?」

 

「・・・何だと?!」

 

「それなら、しゃーないな。

 沙和、ウチ等だけでやろか?」

 

「了~か~い、なの~♪」

 

2人は、ニヤニヤと笑いながら歩き出す。

あきらかに挑発しているのは、目に見えているが、

 

「・・ッ! ちょっと待て!」

 

「どないしたん?」

 

「私も参加するぞ!」

 

「え~♪ さっきまで、やらないって言ってたのに~♪」

 

「う、五月蠅いっ!」

 

「ほな、一番売った奴が勝ちって事でええな。

 勝ったもんが、一番初めに一刀を好きにするちゅー事で。」

 

「負けないの~!」

 

「私だって、負けないからな!///」

 

「ウチかて、負けへんで!」

 

1人は顔を赤くしながら、

2人は笑いながら、

 

「制限時間は、夕方まで! では、解散!」

 

3人は、別れて街の中に入っていく。

通行人が、

 

「若いって、いいね~。」

 

何て事、呟いていた。

 

―― 真桜side ――

 

「寄ってらっしゃい見てらっしゃーい!」

 

人の多い通りに、真桜の声が響いている。

その声に釣られ、お客も集まり、

カゴも順調に売れている。

 

(売れるのは嬉しいけど、誰も気づかへんな・・)

 

真桜は、売れていくカゴを見ながら、

残念がっている。

 

(まあ、ええわ。このままいけば、賭けには勝てるし。)

 

そんな事を考えていると

商品を見ている、見るからに『お嬢様』が、

 

「へえ、こんな細かい彫刻は、初めて見たわ。」

 

「おお! お客さん、お目が高い!」

 

そのお嬢様の言う通り、

カゴの表面には、小さな花の絵が彫ってある。

 

「この彫刻は、あなたが彫ったの?」

 

「フッフッフッ~♪ 良くぞ、聞いてくれました。」

 

真桜は、嬉しそうに言って

自分の横にある、包みをあける。

 

「ジャジャーン♪ それを彫ったのは、

 この彫刻君三号や!」

 

「何なのそれは?」

 

「これはやな、この部分に素材を入れて、

 これを回すと・・・」

 

真桜が、ハンドルを回すと

竹が中に吸い込まれ、出てくると

そこには、見事に花の絵が彫りこまれている。

 

「面白いわね。他の素材でも出来るの?」

 

「当然や! ある程度、柔らかければ、

 どんな素材でもいけるで♪」

 

「ふーん・・・それは、売り物かしら?」

 

「残念やけど、これは非売品や。」

 

「そう・・・残念ね。」

(まあ、無理にまで欲しい訳じゃないし)

 

お嬢様は、少し残念そうにしながらも

諦めた様だ。

 

「そっちの包みは何かしら?」

 

「これ?これは~♪」

 

お嬢様は、もう一つの包みを見て、

質問すると、真桜はニヤニヤしながら、

 

「これは、ウチ等の旦那が作ってくれた

 お弁当やね~ん♪」

 

「そ、そう。」

 

真桜のテンションに、

若干引いているお嬢様。

 

「見たい?見たいんか?」

 

「いえ、別に。」

 

「そんなに、言うならしゃーないな~♪」

 

お嬢様の言葉を無視して、

真桜は包みを開けていく。

渋々、中身を見て考えを変える。

 

「それは、何て言う料理なの?」

 

「これは、旦那の国の料理で、

 『さんどいっち』言う料理らしいで。」

 

「ふーん、聞いた事無いわね。」

 

初めて見た料理に、興味を魅かれるお嬢様。

 

「少し分けてくれないかしら?」

 

「う~ん・・・タダでは、アカンな~♪」

 

「この私相手に交渉なんて・・いいでしょう。

 このカゴを貰うわ。」

 

そう言って、少し多めにお金を払うお嬢様。

真桜もカゴとサンドイッチを渡す。

 

「まいど、おおきに♪」

 

笑顔で、去って行くお嬢様を

こちらも笑顔で見送る、真桜だった。

 

 

―― 沙和side ――

 

「やっぱり沙和は、天才なの~♪」

 

沙和は、色んなお店や家を回り、

強引な押s・・・訪問販売を行っていた。

ちなみに、沙和が売っているカゴは、

大小様々な大きさである。

 

「あと、ちょっで完売なの♪」

 

そう言って、ご機嫌な沙和。

すると目の前に、お洒落な服屋が見える。

 

「ちょ、ちょっと位なら、いいよね?」

 

1人で、誰かに確認している。

沙和は、欲望に負け、服屋に入って行く。

 

「わぁ~♪ やっぱり、大きな街は違うの~♪」

 

服屋に入るなり、目を輝かせる沙和。

洋服を見ていると、

 

「うむ、これも悪くない・・・」

 

黒髪で長髪の女性が服を選んでいる。

何着もの服を選んでは悩んでいる様だ。

 

(なかなか、良い趣味してるの~。)

 

沙和は、その女性を見ながら、

その選んでいる服を見て、

 

「じゃあ、これは?」

 

「おお! 素晴らしい!」

 

つい、口を出してしまった。

褒められて嬉しくなったのか、

 

「だったら、こっちとこっちを組み合わせて~♪」

 

「ほぅ。最近はそういうのが

 流行りなのか・・・って、誰だ貴様?!」

 

「えへへ。さっきから、服を見る目が

 熱かったから、これもどうかな~?」

 

「おお! あの方に似合いそうだ!」

 

沙和の選んだ服に、満足する女性。

そして、

 

「よかったら、服を選ぶのを手伝ってくれないか?」

 

「まかっせてなの♪」

 

そのまま、しばらくの間

服を選び続ける沙和。

一刻程して、

 

「お主のお陰で、良い買い物が出来た!礼を言う!」

 

「こちらこそ、ありがとうなの♪」

 

沙和もたくさんの服が見られて満足そうだ。

 

「しかし、買い過ぎてしまったな。」

 

「だったら、このカゴを使うといいの~。」

 

沙和は、一番大きなカゴを取り出す。

 

「おお、すまない。しかし、いいのか?」

 

「構わないの。一つ位、問題ないの♪」

 

大きさは違うが、金額は変わらないカゴ。

沙和は、自分のお小遣いから立て替えた。

すると、『グ~』と言う音が聞こえた。

 

「///」

 

「もしかして、お腹空いてるの?」

 

「うむ、朝食が少なかった様だ///」

 

「だったら、沙和のお弁当を分けてあげるの~。」

 

そう言って、包みを取り出す。

 

「何から何まですまないな。」

 

「困った時は、お互い様なの♪」

 

沙和は、笑顔で弁当を分ける。

そして、

 

「この珍しい料理を持っていけば、

 褒めて頂けるかもしれないな。」

 

「だったら、持っていてあげたらどうかな?」

 

「うむ! そうする。」

 

「じゃあ、またね~なの♪」

 

「おう! また会おう!」

 

2人は、手を振って別れるのだった。

 

―― 凪side ――

 

「お姉ちゃん、このカゴを一つおくれ。」

 

「・・・まいど。」

 

こちらも、順調にカゴが売れていく。

 

(よっし! このまま行けば、私が一刀様を・・・はっ!)

 

心の中で、何かに気づく凪。

 

(私は何を考えているんだ!///)

 

1人顔を赤くする。

 

(2人に乗せられたとは言え、何て事を考えている!///)

 

自分を叱り、落ち着こうとする。

 

(でも、一刀様となら・・・///)

 

顔をさらに赤くしながら、一所懸命考える凪。

しばらくして、少し小腹が空いてきた様だ。

 

「・・・今の内に、食べるか。」

 

お客がいない事を確認して、

包みを開ける。

 

「フフ、綺麗なお弁当だ。」

 

中身を見て笑みを浮かべる凪。

サンドイッチを口に運ぶ。

 

(相変わらず、珍しい料理だ。

 それに、とってもおいしい。)

 

一刀の料理の腕は、そこそこだが、

凪にとって、愛する人が作った料理は、

一級料理と変わらない味に変換されている。

一つ目を食べ終えた所で、

 

「・・・・・・・」

 

(ッ! まったく気配を感じなかった!)

 

気が付くと商品の前に、

片目を隠した女性がカゴを見ていた。

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

沈黙が続く。

 

「・・・変わった形のカゴだな。」

 

「・・・はい、お客様の用途に合わせて、

 使って頂ける様に作ってあります。」

 

「・・・そうか。」

 

「・・・はい。」

 

「・・・・・」

 

「・・・・・」

 

「・・・よっし。」

 

「・・・ッ!」

 

「・・・この三角のを一つ、もらおうか。」

 

「・・・はっ。」

 

「・・所で、それは何て言う料理だ?」

 

「さんどいっちと言う物です。」

 

「・・・少し、分けてもらえないか?」

 

少し考えてから

 

(一刀様が、『お客様は神様』と言っていたし、

 たくさん作ってもらているしな・・・)

 

凪のお弁当は、2人に比べて

多く作ってもらってある。

 

「・・・分かりました。」

 

「・・・すまないな、無理を言って。」

 

「・・・いえ、大丈夫です。」

 

そう言って、サンドイッチとカゴを持って

去って行く女性を見ながら、

 

「・・・かなりの使い手だな。」

 

そう呟く凪だった。

 

 

―― ???side ――

 

「どうして皆、揃いも揃って、カゴとさんどいっちを

 抱えているのかしら?」

 

「・・・さぁ。」

 

「分かりませぬ。」

 

3人は、首を傾げていた。

 

―― 三羽鳥side ――

 

「・・・3人共、完売か。」

 

「驚きやな。」

 

「う~ん、引き分けなの~。」

 

3人は、予定よりも早く完売した為、

門の所に集まっていた。

 

「そやな、到着したんも殆ど同時やったし。」

 

「けど~どうしよっか? 引き分け時、

 どうs『・・お嬢さん達』・・・はい?」

 

3人が、話していると1人の老人が、

話しかけてきた。

 

「・・・占いを聞いて行かないかい?」

 

「占い?! 聞きます、聞きますなの~♪」

 

「ええよ。」

 

「構いません。」

 

3人は、一刀の出会いが占いで

当たっていた為、『占い』を信じる様になっていた。

 

「・・愛し合う四羽の姿が見える・・」

 

占い師が、話し始める。

 

「・・その四羽は、戦乱へと向かって行く・・・」

 

「「「・・・・」」」

 

「・・・そして、戦乱が終わり、四羽の内

 一羽が姿を消すだろう・・・」

 

「「「・・・・」」」

 

「・・・しかし、四羽の気持ちが本物の時、

 三つの要が鍵となり、再び扉は開かれる・・・」

 

占い師が語り終わると、

 

「どういう意味だ?」

 

「さっぱり、分からないの~?」

 

「ウチもや。」

 

3人は、首を傾げる。

もう一度、占いの内容を確認しよと

 

「一体どういう意m・・・どこに行った?」

 

「さっきまで、ここに居た筈なの~!?」

 

「アホな! 目を離したんは、一瞬やで!?」

 

3人が、突然の出来事に混乱していると

 

「おお~い! お嬢ちゃん達~! 

 そろそろ出発するよ~!」

 

女性が3人に声をかける。

 

「・・・気になるが、今は帰ろう。」

 

「そうだね。考えても分からないし~。」

 

「せやね。一刀も待っとるやろうし。」

 

3人は、気にしながらも帰路につく。

この占いが、どんな意味を持ってくるのか?

今は、まだ語られない・・・

 

 

 

 

・・・・つづく

 

(あとがき)

どうも猫です。最後まで読んで頂きありがとうございます。

如何でしたでしょうか?名前は、出ていませんが、分かりましたでしょうか^^;

内容に、おかしな点があるかも知れませんが、気にしないで頂けると嬉しいです(^^)

次回の更新ですが、また仕事の関係で遅れるかも知れません(><)

お待ち頂けると嬉しいです<(_ _)>

 

 

次回は、邑で問題(?)が発生してます。お楽しみに\(^o^)/

 

メール・コメントお待ちしています。

 


 
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