(はじめに)
キャラ崩壊やセリフ間違いがあると思いますが、
温かく読んでやって下さい。
この話での一刀君は強く設定しています。主人公をかっこよく魅せる様に
書いていくつもりです。どうぞ宜しくお願いします。
・・・最近、一刀君・・・かっこよく無いな・・・orz
朝日が昇り、街の人達も活動を始めた頃
門の前では、
「じゃあ、また夕方頃にね。お嬢ちゃん達。」
「はい。ありがとうございます。」
「助かったの~♪」
「ホンマ、運が良かったな。」
三羽鳥は、陳留に向かう途中
丁度、街に向かう商人に出会い、
帰りも途中まで、送ってもらえる事になった。
「思ったよりも、早く着いたな。」
「噂に聞いてたけど、大きな街だねー。」
「最近はなんや、立派な州牧さまが来たとかで治安も
ようなっとるみたいやし、人も多そうやな。」
「頑張って、売り切らないとな。」
「そうなの! せっかく、一刀さんが
考えてくれた竹カゴ、売って売って売りまくるの~。」
「そや! これだけ大きい街やし、手分けして
売った方がようないか?」
「・・なるほど。一利あるな。」
「それじゃ、何か賭けしない?」
「・・・何言ってるんだ、沙和。」
「ええやん。何賭ける?」
「真桜まで・・・。」
「だって、だって。こうでもしないと
サボっちゃうかもしれないし~。」
「自分で言うな!」
「まあまあ。」
3人は、息の合った漫才をしている様だ。
「それで? 何を賭けるんだ?」
「う~ん、何がいいかな~。」
「ほんなら、一刀を賭けへん?」
「「はい?」」
真桜の言葉に、?マークの2人。
凪が、顔を赤くしながら、
「な、な、な! 何を言ってる! 真桜!///」
「何て、ウチら、団長の所為で
初夜最悪やったし。」
「わぁああー!!/// ばっ、馬鹿! こんな所で、
何て事言い出すんだ!!」
祝言を挙げた日、団長の料理により気絶した一刀。
その所為で、タイミングを外してしまい、
お互い意識しながらも、キスすら出来ていない。
一緒に暮らしている一刀が、生殺しなのは言うまでもない。
「分かったの!」
「なっ?! 沙和!」
「よっし!二対一で、決まりや!
凪もそれでええな?」
「私は、認めないぞ!///」
恥ずかしさか、それとも愛する人を
賭けるのが嫌なのか、凪は首を縦に振らない。
そんな、凪に
「あれれ~? 凪ちゃん、自信がないの~?」
「・・・何だと?!」
「それなら、しゃーないな。
沙和、ウチ等だけでやろか?」
「了~か~い、なの~♪」
2人は、ニヤニヤと笑いながら歩き出す。
あきらかに挑発しているのは、目に見えているが、
「・・ッ! ちょっと待て!」
「どないしたん?」
「私も参加するぞ!」
「え~♪ さっきまで、やらないって言ってたのに~♪」
「う、五月蠅いっ!」
「ほな、一番売った奴が勝ちって事でええな。
勝ったもんが、一番初めに一刀を好きにするちゅー事で。」
「負けないの~!」
「私だって、負けないからな!///」
「ウチかて、負けへんで!」
1人は顔を赤くしながら、
2人は笑いながら、
「制限時間は、夕方まで! では、解散!」
3人は、別れて街の中に入っていく。
通行人が、
「若いって、いいね~。」
何て事、呟いていた。
―― 真桜side ――
「寄ってらっしゃい見てらっしゃーい!」
人の多い通りに、真桜の声が響いている。
その声に釣られ、お客も集まり、
カゴも順調に売れている。
(売れるのは嬉しいけど、誰も気づかへんな・・)
真桜は、売れていくカゴを見ながら、
残念がっている。
(まあ、ええわ。このままいけば、賭けには勝てるし。)
そんな事を考えていると
商品を見ている、見るからに『お嬢様』が、
「へえ、こんな細かい彫刻は、初めて見たわ。」
「おお! お客さん、お目が高い!」
そのお嬢様の言う通り、
カゴの表面には、小さな花の絵が彫ってある。
「この彫刻は、あなたが彫ったの?」
「フッフッフッ~♪ 良くぞ、聞いてくれました。」
真桜は、嬉しそうに言って
自分の横にある、包みをあける。
「ジャジャーン♪ それを彫ったのは、
この彫刻君三号や!」
「何なのそれは?」
「これはやな、この部分に素材を入れて、
これを回すと・・・」
真桜が、ハンドルを回すと
竹が中に吸い込まれ、出てくると
そこには、見事に花の絵が彫りこまれている。
「面白いわね。他の素材でも出来るの?」
「当然や! ある程度、柔らかければ、
どんな素材でもいけるで♪」
「ふーん・・・それは、売り物かしら?」
「残念やけど、これは非売品や。」
「そう・・・残念ね。」
(まあ、無理にまで欲しい訳じゃないし)
お嬢様は、少し残念そうにしながらも
諦めた様だ。
「そっちの包みは何かしら?」
「これ?これは~♪」
お嬢様は、もう一つの包みを見て、
質問すると、真桜はニヤニヤしながら、
「これは、ウチ等の旦那が作ってくれた
お弁当やね~ん♪」
「そ、そう。」
真桜のテンションに、
若干引いているお嬢様。
「見たい?見たいんか?」
「いえ、別に。」
「そんなに、言うならしゃーないな~♪」
お嬢様の言葉を無視して、
真桜は包みを開けていく。
渋々、中身を見て考えを変える。
「それは、何て言う料理なの?」
「これは、旦那の国の料理で、
『さんどいっち』言う料理らしいで。」
「ふーん、聞いた事無いわね。」
初めて見た料理に、興味を魅かれるお嬢様。
「少し分けてくれないかしら?」
「う~ん・・・タダでは、アカンな~♪」
「この私相手に交渉なんて・・いいでしょう。
このカゴを貰うわ。」
そう言って、少し多めにお金を払うお嬢様。
真桜もカゴとサンドイッチを渡す。
「まいど、おおきに♪」
笑顔で、去って行くお嬢様を
こちらも笑顔で見送る、真桜だった。
―― 沙和side ――
「やっぱり沙和は、天才なの~♪」
沙和は、色んなお店や家を回り、
強引な押s・・・訪問販売を行っていた。
ちなみに、沙和が売っているカゴは、
大小様々な大きさである。
「あと、ちょっで完売なの♪」
そう言って、ご機嫌な沙和。
すると目の前に、お洒落な服屋が見える。
「ちょ、ちょっと位なら、いいよね?」
1人で、誰かに確認している。
沙和は、欲望に負け、服屋に入って行く。
「わぁ~♪ やっぱり、大きな街は違うの~♪」
服屋に入るなり、目を輝かせる沙和。
洋服を見ていると、
「うむ、これも悪くない・・・」
黒髪で長髪の女性が服を選んでいる。
何着もの服を選んでは悩んでいる様だ。
(なかなか、良い趣味してるの~。)
沙和は、その女性を見ながら、
その選んでいる服を見て、
「じゃあ、これは?」
「おお! 素晴らしい!」
つい、口を出してしまった。
褒められて嬉しくなったのか、
「だったら、こっちとこっちを組み合わせて~♪」
「ほぅ。最近はそういうのが
流行りなのか・・・って、誰だ貴様?!」
「えへへ。さっきから、服を見る目が
熱かったから、これもどうかな~?」
「おお! あの方に似合いそうだ!」
沙和の選んだ服に、満足する女性。
そして、
「よかったら、服を選ぶのを手伝ってくれないか?」
「まかっせてなの♪」
そのまま、しばらくの間
服を選び続ける沙和。
一刻程して、
「お主のお陰で、良い買い物が出来た!礼を言う!」
「こちらこそ、ありがとうなの♪」
沙和もたくさんの服が見られて満足そうだ。
「しかし、買い過ぎてしまったな。」
「だったら、このカゴを使うといいの~。」
沙和は、一番大きなカゴを取り出す。
「おお、すまない。しかし、いいのか?」
「構わないの。一つ位、問題ないの♪」
大きさは違うが、金額は変わらないカゴ。
沙和は、自分のお小遣いから立て替えた。
すると、『グ~』と言う音が聞こえた。
「///」
「もしかして、お腹空いてるの?」
「うむ、朝食が少なかった様だ///」
「だったら、沙和のお弁当を分けてあげるの~。」
そう言って、包みを取り出す。
「何から何まですまないな。」
「困った時は、お互い様なの♪」
沙和は、笑顔で弁当を分ける。
そして、
「この珍しい料理を持っていけば、
褒めて頂けるかもしれないな。」
「だったら、持っていてあげたらどうかな?」
「うむ! そうする。」
「じゃあ、またね~なの♪」
「おう! また会おう!」
2人は、手を振って別れるのだった。
―― 凪side ――
「お姉ちゃん、このカゴを一つおくれ。」
「・・・まいど。」
こちらも、順調にカゴが売れていく。
(よっし! このまま行けば、私が一刀様を・・・はっ!)
心の中で、何かに気づく凪。
(私は何を考えているんだ!///)
1人顔を赤くする。
(2人に乗せられたとは言え、何て事を考えている!///)
自分を叱り、落ち着こうとする。
(でも、一刀様となら・・・///)
顔をさらに赤くしながら、一所懸命考える凪。
しばらくして、少し小腹が空いてきた様だ。
「・・・今の内に、食べるか。」
お客がいない事を確認して、
包みを開ける。
「フフ、綺麗なお弁当だ。」
中身を見て笑みを浮かべる凪。
サンドイッチを口に運ぶ。
(相変わらず、珍しい料理だ。
それに、とってもおいしい。)
一刀の料理の腕は、そこそこだが、
凪にとって、愛する人が作った料理は、
一級料理と変わらない味に変換されている。
一つ目を食べ終えた所で、
「・・・・・・・」
(ッ! まったく気配を感じなかった!)
気が付くと商品の前に、
片目を隠した女性がカゴを見ていた。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
沈黙が続く。
「・・・変わった形のカゴだな。」
「・・・はい、お客様の用途に合わせて、
使って頂ける様に作ってあります。」
「・・・そうか。」
「・・・はい。」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・よっし。」
「・・・ッ!」
「・・・この三角のを一つ、もらおうか。」
「・・・はっ。」
「・・所で、それは何て言う料理だ?」
「さんどいっちと言う物です。」
「・・・少し、分けてもらえないか?」
少し考えてから
(一刀様が、『お客様は神様』と言っていたし、
たくさん作ってもらているしな・・・)
凪のお弁当は、2人に比べて
多く作ってもらってある。
「・・・分かりました。」
「・・・すまないな、無理を言って。」
「・・・いえ、大丈夫です。」
そう言って、サンドイッチとカゴを持って
去って行く女性を見ながら、
「・・・かなりの使い手だな。」
そう呟く凪だった。
―― ???side ――
「どうして皆、揃いも揃って、カゴとさんどいっちを
抱えているのかしら?」
「・・・さぁ。」
「分かりませぬ。」
3人は、首を傾げていた。
―― 三羽鳥side ――
「・・・3人共、完売か。」
「驚きやな。」
「う~ん、引き分けなの~。」
3人は、予定よりも早く完売した為、
門の所に集まっていた。
「そやな、到着したんも殆ど同時やったし。」
「けど~どうしよっか? 引き分け時、
どうs『・・お嬢さん達』・・・はい?」
3人が、話していると1人の老人が、
話しかけてきた。
「・・・占いを聞いて行かないかい?」
「占い?! 聞きます、聞きますなの~♪」
「ええよ。」
「構いません。」
3人は、一刀の出会いが占いで
当たっていた為、『占い』を信じる様になっていた。
「・・愛し合う四羽の姿が見える・・」
占い師が、話し始める。
「・・その四羽は、戦乱へと向かって行く・・・」
「「「・・・・」」」
「・・・そして、戦乱が終わり、四羽の内
一羽が姿を消すだろう・・・」
「「「・・・・」」」
「・・・しかし、四羽の気持ちが本物の時、
三つの要が鍵となり、再び扉は開かれる・・・」
占い師が語り終わると、
「どういう意味だ?」
「さっぱり、分からないの~?」
「ウチもや。」
3人は、首を傾げる。
もう一度、占いの内容を確認しよと
「一体どういう意m・・・どこに行った?」
「さっきまで、ここに居た筈なの~!?」
「アホな! 目を離したんは、一瞬やで!?」
3人が、突然の出来事に混乱していると
「おお~い! お嬢ちゃん達~!
そろそろ出発するよ~!」
女性が3人に声をかける。
「・・・気になるが、今は帰ろう。」
「そうだね。考えても分からないし~。」
「せやね。一刀も待っとるやろうし。」
3人は、気にしながらも帰路につく。
この占いが、どんな意味を持ってくるのか?
今は、まだ語られない・・・
・・・・つづく
(あとがき)
どうも猫です。最後まで読んで頂きありがとうございます。
如何でしたでしょうか?名前は、出ていませんが、分かりましたでしょうか^^;
内容に、おかしな点があるかも知れませんが、気にしないで頂けると嬉しいです(^^)
次回の更新ですが、また仕事の関係で遅れるかも知れません(><)
お待ち頂けると嬉しいです<(_ _)>
次回は、邑で問題(?)が発生してます。お楽しみに\(^o^)/
メール・コメントお待ちしています。
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どうも猫です。
今回は、陳留でのお話。
どうなる事やら・・・。