フレームアームズで作った某アニメのリスペクトメカです。

～とある防衛機構所属整備師のレポート～

ボ式レ型　宙間作業用重機を改造した戦闘用重鉄球「玉」。

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フレームアームズ部隊、ヘレグルックスへの投入を予定している。

パイロットは抜作 源十郎。元漁師であるが、ひょんなことからヘレグルックスに入隊する候補者となった。現在、入隊前のトレーニングを行っている。「帰ってきたら子供たちに宇宙の写真見せて自慢するべ！」と今後の意気込みを述べた。
「玉 -TAMA-」は地元の町工場「七転工業有限会社」（現在は倒産）が不法投棄されていた作業用重機を改造したものである。七転工業の最新鋭の技術が使用されており、驚くべきスペックを有している。
チーター並の80km/hまで加速することができ、連続稼働時間はゆうに５分を超える。５分という長時間の運転でストレスが発生しないよう、運転席にはなんとラジオカセットとエアコン、さらには飲み物を固定するホルダーまで常備されている。運転者の安全を第一に考えた七転工業らしい粋な設計である。

この兵器に対し、馴染みのある兵器メーカから評価を聞くことができた。
ハーレム社「原始人が作ったのかな？」
ニューロン・メカニクス社「目を疑うようなクールなデザイン。」
Ｕ．Ｂ．社「衝撃を受けた。我々も見習うべきところがある。」
と、兵器メーカの人間も本機へ関心を高めているようだ。

本機はヘレグルックスへ納入前の試験中であり、実戦投入はまだされていないが、今後の活躍に様々な人が期待している。私もその一人である。早く実戦で活躍する姿を見てみたいものだ。

【ＣＣ214年3月追記】
抜作 源十郎が戦死した。
エアコンの効きが悪かったため、空気循環するために誤ってドアを開けてしまい、宇宙空間に吸い出されたようだ。動作試験3回出撃、模擬戦1回出撃という輝かしい戦績を残し、宇宙へ散っていった。
その後、玉 -TAMA-は搭乗を希望するパイロットは長らく現れなかったため、ヘレグルックス納入前に格納庫で永い眠りにつくことになった。