トランペッター1/72キットです。

スライド金型を駆使して一体成形された車体や
適度に一体化された脚周り、ゴム製のタイヤなど
たいへん組みやすいキットです。

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ストレートに組んで塗るだけなら土日で完成させることも可能かと思います。

今回は太陽の牙ダグラムのタカラ1/72SAK『コンバットビークルセット』に入っている
ブロムリーST-48D兵員輸送車のアップデート版として作ってみました。

『コンバットビークルセット』は兵員輸送車の他にトラックと四駆と兵士のフィギュアという
キャラクターモデルとしてはかなり異質な、
そしてある意味ダグラムらしさの象徴とも言えるキットでした。

ただ、未来の話でありながらレトロすぎるデザインのトラックや四駆は
今見ると「それはどうなんだ？」という感があり
兵員輸送車は当時子供視点でもフィギュアと並べると違和感のある
スケールが合っていない物だったりしました。

そこでよく似た形のストライカーを
ブロムリーST-48Dっぽくしてみようということになりました。

手を入れたのはたったの2ヶ所で
車載機銃を対アーマーライフルに仕立てたのと
大河原風味のヘッドライトの自作だけというお手軽改造です。

カラーリングはタカラダグラムカラーのインディゴブルーを
当時の記憶を頼りに調色してみました。

CBアーマーやインステッド8輪装甲車などと並べてみると
何ともいえない名脇役的な存在感があり
また『コンバットビークルセット』の物よりも
ハイディテールな兵員輸送車に仕上がったことも合わせて
たいへん満足のいくものとなりました。

「Not even justice,I want to get truth. 真実は見えるか」