No.762960

【サイバ】セクシー婆ちゃん大旋風の巻【交流】

古淵工機さん

でた!御年110歳&67歳の現役グラビアモデル!!

■出演
三保・愛宕・今河家:http://www.tinami.com/view/754570
            http://www.tinami.com/view/750626

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2015-03-08 00:28:36 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:784   閲覧ユーザー数:753

ここは天空市内にある温泉地・天野川温泉。

数多くの湯治客が訪れるこの地は、旅館やホテル、さらに日帰り浴場などが並び、一大観光地となっている。

 

そんな中に、ひっそりと佇む老舗の旅館があった。

これこそ、知る人ぞ知る名物旅館、天之湯旅館である。

「へえ、ここが美歩ちゃんのおばあちゃんがやってるって宿ね」

「そうよ愛ちゃん。今日は娘たちをおばあちゃんに会わせてあげようと思ってね」

「ママ、あたしひいおばあちゃんに会うの楽しみ!」

「オレもー!」

「あたしも和美ちゃんたちのひいおばあちゃんに会うのは初めてだわ!どんな人なのかしら?」

 

旅館の目の前で会話を繰り広げているのは今河家の美歩、和美、雪歩と北城家の愛、唯。

さらに美歩の夫である和雪、美歩の母である愛宕寧子、愛の母である足柄ツネ、その夫丼兵衛、さらにその『娘』である柚子も一緒であった。

「そういえば久しぶりだわねえ、ふみ子さんに会うのって」

「さぁみんな、入るわよ」

寧子に促されるまま、旅館の中へと足を踏み入れる9人。

そして旅館の入り口で出迎えたのは、一人の老女…といっても、外見は美女そのものであった。

「お母さん、お久しぶり」

「あら、寧子じゃない。みんなお揃いでよく来たわね」

暖かく出迎えたのは、寧子の実の母であり、天之湯旅館の大女将ある三保ふみ子その人だ。

 

「「こんにちは、ひいおばあちゃん!」」

「こ、これが和美ちゃんと雪歩ちゃんのひいおばあちゃんなの…?」

「あらあら、和美も雪歩も大きくなったわねえ。その子はお友達かしら?」

「はい、和美ちゃんのクラスメイトの北城唯です!」

「唯ちゃんね。いつも曾孫がお世話になってるわ。さ、どうぞ泊まっていってくださいな」

さて、10人は一つの部屋を借り切っていた。

「しかし美歩」

「なあにカッちゃん?」

「相変わらず若いよなあ、お前のところの祖母ちゃん」

「そりゃまあ…一族ですからw」

「一族ですんじゃうのかよw…ってそういえば和美と雪歩は?」

「ああ、二人なら唯ちゃんと一緒よ。いま愛ちゃんが連れ立ってあちこち回ってると思うわ」

 

「でも大丈夫かしら、愛に任せちゃって」

「心配ねーよ。俺らの娘だろツネちゃん」

「そうよね!いざって時のために寧子ちゃんもついてるしw」

「そうだぜ、だから安心しなツネちゃん…」

「そうね、丼ちゃん…」

「ツネちゃん…」

「丼ちゃん…」

 

「はいはいごちそうさまごちそうさま。ていうかあんまり見せ付けないでもらえません?www」

「そうですよツネさんに丼兵衛さん。あたしたちまでムラムラきちゃうじゃないですか。ねえカッちゃん?」

「お、俺に振るなよ美歩っ///」

「もう、照れちゃって可愛いw」

「美歩…」

「カッちゃん…」

その様子を見ていた柚子はぽつりとつぶやいた。

 

「…もう、みんなして何やってるのよ…///」

一方その頃。

「…で、ここが日本庭園よ。この旅館の自慢なんですって」

「「「「へー…」」」」

寧子に従えられて旅館を回っている愛、唯、和美、雪歩の4人。

「本当、趣があっていい旅館よねえ。隠れた人気の宿って言うのが分かるわ」

「ばあちゃん!この庭撮っていいかな?」

「ええ、せっかくだからわたしも撮影するとしましょうかね」

と、カメラを取り出す寧子と雪歩。雪歩はいわゆる「おばあちゃんっ子」であり、それだけにカメラをいじったりするのが好きだった。

 

「さっすが、写真屋の孫は写真家ね…」

「うーん、雪歩って昔からおばあちゃんに懐いてたからねー…あれ?何やってるのかしらあの人」

和美が目を向けた先には、一人の女性がスリングショットを着て歩いてきていた。

よく見ると、地元のビール会社の広報担当と思しき人物が後をつけてきている。

そして女が合図すると、何やら庭の周囲に撮影機材がセットされはじめていた。

「ねえ和美ちゃん、雪歩ちゃん。あの水着の人ってやっぱり…」

「うん、あたしのひいおばあちゃんよねえ」

「あんな格好で何するつもりなんだ?…似合ってるけどさ」

スリングショットの女性はふみ子であった。

彼女はしばらく撮影スタッフと話し合っていたかと思うと、担当者からビールの缶を受け取り、カメラの前で色っぽいポーズを決める。

 

「では撮りまーす!さん・にー・いち!」

撮影班の男がカウントダウンをするとシャッターが切られた。

「OKでーす!」

その掛け声とともにほっと一息のふみ子。

すると突然寧子がふみ子に声をかけた。

「お母さん?」

「あら寧子、こんなところでどうしたの?」

「ちょっと孫たちと一緒に探検ってところね。お母さんこそどうしたの?」

「天空ビールさんの撮影でね、モデルになってくれって頼まれちゃってw」

三保ふみ子110歳。彼女は、天之湯旅館の大女将であると同時に、現役のグラビアモデルでもあるのだ。

 

「それだったら私も入るわ」

「え、寧子も入るの?」

「ふふふ、誰の娘だと思っているんですか?」

「それもそうねwwwすみません、モデル一人追加お願いできるかしら?」

 

「…もう、おばあちゃんってばw」

「やっぱり血統だなあwww」

「唯…なんかあたし、すごいのを見ちゃった気がするわ…」

「うん、あの歳であの美しさとか反則よねお母さん…」

かくして『美老女2人のセクシーショット』で飾られたビールのポスターはたちまちのうちに話題になったということだ。


 
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