No.75751

天の御遣い帰還する その2

ぴかさん

天の御遣い帰還するのその2です。

内容がダラダラと進行してしまっているのでそういうのに違和感を覚える人はご注意下さい。

あと、一部キャラ崩壊している部分があるかも。

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2009-05-26 21:29:13 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:16428   閲覧ユーザー数:12420

簡単なあらすじ・・・

 

 

武将が女の子ばかりという不思議な三国志の世界から戻ってきた北郷一刀。

落胆する彼の目の前に、彼の世界で天の御遣いの訪れを予言した管輅が現れる。

 

管輅が言うには、この世界は元々一刀が居た世界である。

だが、同時に一刀の望んだ世界でもあるのだという。

 

一刀の望み・・・それは別れてしまった彼女たちとの再会である。

その言葉通り、管輅と別れた彼は桃園の誓いをした桃香、愛紗、鈴々の3人と再会する。

 

再会した3人は、他の仲間を捜すためあてもなく歩き出した。

 

 

勘だけで歩き始めた一刀と桃香、愛紗、鈴々の4人。

最初は勢いがよかったのだが・・・

 

一刀「さて、どうしたもんかな。」

 

腕を組み考え込む。

現実問題として、他のみんながこの世界に来ている確証がない。

その状況でやみくもに歩き回っても見つかるはずもない。

そんな事を考えてしまい足が止まってしまった。

 

すると・・・

 

ぐぅーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

盛大な音がした。

その方向を向くと。

 

鈴々「にゃははは・・・」

 

鈴々がお腹をさすりながら笑っていた。

 

鈴々「お兄ちゃん、おなか空いたのだ。」

桃香「ご主人様、私も!!」

 

鈴々の発言に桃香が賛同する。

 

一刀「愛紗は?」

愛紗「私は・・・」

 

頬を赤くし伏し目がちになる愛紗。

無意識だろうが、お腹をさすっている辺り愛紗も空腹気味なのだろう。

 

一刀「そうだな。まずは何か腹ごしらえするか。」

鈴々「やったー!!」

 

食事をするにもまずは先立つものが必要となる。

 

一刀「ちょっとここで待っていて。」

桃香「ご主人様、どこに行くの?」

一刀「部屋に戻ってお金取ってくるよ。」

愛紗「お金なら・・・あっ。」

 

愛紗はお金を出そうと巾着を取り出したが、そこに入っているのはあっちの世界の硬貨。

古銭商にでも持っていけば価値はありそうだが、そのままでは使用できない。

愛紗はそれに気付き、赤くなりながら出した巾着をしまった。

一刀は任せてと言わんばかりに手を振ると自分の部屋へ駆けていった。

 

久しぶりの自分の部屋。

その匂いも懐かしかった。

だが、懐かしんでばかりもいられず机の上から財布を拾い上げ中身を確認した。

中身は諭吉さん1枚と小銭が多数。

諭吉さんは、新しいゲームソフトを買おうと思い下ろしたものだった。

 

一刀(仕方ないよな・・・。)

 

今は非常事態という事で、ゲームソフトは諦めその財布を持ち外に出る。

と、部屋にある日付も出る時計に目がいく。

 

一刀(今は夏休みか・・・って、えっ!?)

 

今はちょうど夏休みの期間だった。

あと1ヶ月ちょっと学校がないので時間的な余裕がある。

だが、それよりも驚いたのが、あっちの世界に行ってから1週間も経っていなかった事だった。

 

一刀(時間の流れが違うのかなぁ)

 

ちょっと考え込んでしまったが、3人を待たせている事を思い出し急いで外に出る。

そろそろ鈴々が痺れを切らす頃だ。

 

鈴々「お兄ちゃん、おそーい!!」

 

待たせた場所に戻ってみると、案の定鈴々が怒り気味だった。

 

一刀「悪い悪い・・・。財布がなかなか見つからなくてね。」

鈴々「むーーー。」

愛紗「鈴々。ご主人様もこうおっしゃておられるのだ。許してやれ。」

 

ここは姉の力。

愛紗がすかさず言葉を入れる。

 

鈴々「・・・。判ったのだ。お兄ちゃんの奢りで許してあげるのだ。」

一刀「ああ、好きなものを食べてくれ。」

鈴々「やったー!!」

 

大はしゃぎで走り出す鈴々。

 

愛紗「あっ、鈴々。危ないぞ!!それにご主人様に奢らせるとはどういう事だ!!」

一刀「いいんだよ、愛紗。」

 

愛紗の肩に手を置きなだめる一刀。

 

一刀「こっちのお金は俺しか持ってないから。」

愛紗「ですが・・・。」

桃香「そうだよ、愛紗ちゃん。ここはご主人様に奢ってもらおう!!」

愛紗「桃香様まで!?」

 

桃香の発言に驚く愛紗。

そして、桃香の方を振り向いた。

すると、そこには確かに笑顔なのだがなにやら黒いものが背後から浮かび上がる桃香がいた。

この桃香の様子に一刀と愛紗は恐怖を覚え、触らぬ神に祟りなしとばかりに気にしないようにした。

 

一刀「とにかく、鈴々を追いかけよう。」

 

一刀は愛紗と桃香と手を繋ぎ、鈴々を追いかけるべく走り出す。

突然の事に戸惑う2人であったが、お互いの顔を見合い笑顔で走り出した。

そこには先ほどの黒い桃香は微塵も感じられなかった。

 

 

桃香「で、ご主人様。どこに行くの?」

一刀「ああ、ちょっと先にちょうどいいレストランが・・・ってあれは鈴々?」

 

一刀達が走り出したちょっと先で鈴々が立ち止まって手を振っている。

一刀達を呼んでいるようだ。

 

一刀達は急いで鈴々のそばへと駆け寄った。

 

一刀「鈴々、どうしたんだ?」

鈴々「お兄ちゃん・・・。」

 

茂みの向こうを指さす。

すると、そこには見慣れた2人が気持ち良さそうに寝ていた。

 

一刀「朱里!!雛里!!」

朱里・雛里「「うーん・・・。」」

 

一刀の声に目を覚ます2人。

 

朱里「あっ、ご主人様。おはようございます。」

雛里「おはようございます・・・。」

 

眠たそうに瞼をこすりながら起き上がる2人。

と、ここで今置かれている状況の異常さに気付く。

 

朱里「はわわ・・・。一体ここはどこです?」

雛里「あわわ・・・。朱里ちゃん、どこだろうね?」

 

はわわとあわわ。

これを聞かないと始まらない。

一刀はなんだか心の中が暖かくなるの感じた。

 

桃香「朱里ちゃん、雛里ちゃん。ここはご主人様が住んでいた世界だよー!!」

 

桃香の発言に2人の時間が数秒止まり・・・

 

朱里・雛里「「えーーーーーーー!?」」

 

桃香達3人以上に驚く2人。

そして、なにやら2人でブツブツと話をしている。

 

朱里「雛里ちゃん、ご主人様の住んでた世界だって。」

雛里「という事は私達・・・。」

一刀「あの・・・、朱里さん?雛里さん?」

 

2人の世界に入ってしまわないうちに肩を叩きながら話しかける一刀。

 

朱里「はわーーー!!」

雛里「あわーーー!!」

 

一刀に触れられ驚く2人。

さっきから驚かせてばっかりだなぁと思いながら、一刀は改めて聞いてみた。

 

一刀「2人はどうしてここに?」

 

一刀の問いに体に付いた芝を払いながら朱里が答えた。

 

朱里「昨日の夜は、雛里ちゃんの部屋で八百・・・げふん、本を一緒に読んでいて。」

 

どんな本かは想像付くのでここは突っ込まないでおいた。

 

朱里「そしたら急に眠くなって気付いたのがさっきです。」

雛里「私も同じです・・・。」

一刀「そうなんだ・・・。」

 

自分が望んだせいで巻き込んでしまったのだろう。

会えた事は嬉しいが、巻き込んでしまった事に罪悪感を覚える一刀。

と、ここで一刀の服を引っ張る者がいた。

 

鈴々「お兄ちゃん!!早くご飯食べようよ!!」

一刀「おっ、そうだったな。」

 

朱里と雛里の登場で危うく忘れるところだった。

一刀は、朱里達に改めて向き直し笑顔で言った。

 

一刀「今からみんなでご飯食べに行くけど、2人も来るよね?」

 

朱里と雛里はお互いの顔を見合った後言った。

 

朱里「はい、もちろん。」

雛里「ご一緒させていただきます。」

 

朱里と雛里を加え、一刀達6人はレストランへと向かった。

 

 

桃香「ところでご主人様。その・・・れすとらんと言うのは何なの?」

愛紗「そうです。私もそれが気になっていました。」

一刀「ああ、レストランって言うのは食堂みたいな場所だよ。」

 

厳密に言えば違うのかもしれないが、今の一刀に桃香達に理解させるレストランのいい表現は持ち合わせていなかった。

 

桃香「そっかー。」

愛紗「納得です。」

鈴々「鈴々はご飯が食べられればどこだっていいのだ。」

 

鈴々の発言に笑う一同。

 

そうこうしているうちに一行は目的地に到着した。

そこは安さを売りにしているファミリーレストラン、通称ファミレスだった。

ファミレスなら、料理の種類が豊富だし値段も安いから鈴々の胃袋を満たしても財布への打撃は低いだろうという一刀の目論見だった。

 

店内はまだ早い時間なのか、まばらに客が居る程度だった。

 

一刀「6人、禁煙席で」

 

店員にそう伝え奥の窓際の席へ案内される6名。

と、その横の席で水を飲みながら佇んでいる客が居たのだが、その顔を見て一同はビックリした。

 

 

みんな「星(さん)!!」

星「おー、主殿に桃香様。愛紗や鈴々に朱里と雛里。みんなどうしたのだ?」

 

星のいつもの様子にどっと疲れた一刀一行。

そして、せっかくだからと一緒の席に座る事にした。

ここで、一刀の横に誰が座るのかを巡って一悶着があったのだが、無難にじゃんけんで雌雄を決する事になった。

結果、星と雛里が一刀の横に座る事になり、雛里の横に朱里、星の向かいに愛紗、その横に桃香、そして鈴々という席順になった。

 

桃香「やったー。ご主人様の向かい側!!」

 

図らずも一刀の向かいに座る事が出来て喜ぶ桃香。

その手があったかと悔しがる愛紗と朱里。

なんだか判らないが悔しがる鈴々であった。

 

桃香「で、ご主人様。ここでは何が食べられるの?」

一刀「あ、そうだったな。これに載っているのならどれでも大丈夫だよ。」

 

そう言ってメニューを配る。

メニューを見て目を丸くする一刀以外の皆さん。

 

桃香「凄く綺麗な絵だね。まるで本物みたい。」

愛紗「本当に・・・。凄い絵師がこの世界にもいるのですね。」

鈴々「あっ!!鈴々はこれにしよっと!!」

朱里「私は・・・これにしようかな。」

雛里「私も朱里ちゃんと一緒のにしよ。」

星「・・・。」

 

みんながそれぞれメニューから品物を選んでいるのだが、星は黙ったままだった。

 

一刀「星?どうしたんだ?」

星「この店にはメンマがありませぬ。」

一刀「・・・。」

 

和食から洋食、中華まで取り揃えているファミレスではあるが、メンマのみというメニューはさすがにない。

一刀は少し考えてから言った。

 

一刀「星・・・。メンマなら後で俺が買ってやるから今は何か別のものを頼みなよ。」

星「主殿。その言葉偽りではあるまいな?」

一刀「・・・ああ。」

 

星のいつにない気迫におされ気味になりながら答える一刀。

 

星「なら私は・・・そうだな。これにしよう。」

 

みんな選んでよかったと思った時、一つの疑問が浮かんだ。

 

一刀「星は先にここに居たんだから何か注文しているんじゃないのか?」

星「いえ・・・。外にいるのは暑いのでな。中で涼んでいた。」

一刀「はぁ・・・。」

 

迷惑な客だなぁと思いながら言葉には出さない一刀。

 

星「主殿。今不謹慎なことを考えませんでしたか?」

一刀「えっ?そ・・・そんなこと無いぞ!!さあ、みんな決まったなら注文しないとな。」

 

ごまかすように呼び出しベルを鳴らす。

しばらくして店員が来て各々注文を行った。

 

 

それから10分もしないうちにみんなの前に料理が並べられた。

 

鈴々「おー!!美味しそうなのだー!!いただきまーす!!」

 

と食べようとする鈴々なのだが・・・

 

鈴々「お兄ちゃん。これどうやって使うの?」

 

鈴々はハンバーグを注文したので、当然ナイフとフォークが出てくるわけだがあっちの世界にそんなものはなかったので使い方が分からない。

 

一刀「そっか、分からないか。それはこうやって使うんだよ。」

 

一刀は鈴々の後ろに回り、手を取り実際に使う方法を教えた。

その様子を見ながらうらやましがる他一同。

 

鈴々「お兄ちゃん、ありがとうなのだ。後は鈴々頑張ってみるのだ。」

 

ナイフとフォークに苦戦しながら何とか食べる鈴々。

すると

 

桃香「ご主人様。私もよくわからないよー。」

 

桃香を始め、みんなも使い方が判らないと申告してくる。

星に至っては箸を使う料理にもかかわらずだ。

 

一刀「もー。わかったよ。」

 

一刀は一人一人の後ろに回り食べ方を教える羽目になった。

結局一刀が自分の食事にありつけたのは、鈴々が食べ終わりおかわりを注文する頃だった。

 

みんなが食事を終え、水を飲みながらゆったりとしだす頃、一刀は改めて現状を話し出した。

ここは、一刀の住んでいた世界である事。

そして、自分がみんなと一緒にいたいと望んだためにみんながこっちの世界に来てしまったという事。

巻き込んでしまった罪悪感から暗い表情になってしまった。

一刀のその様子を見て、桃香達は笑顔で話した。

 

桃香「私は嬉しいよ。確かにあっちの世界に愛着がないかと言えば嘘になるけど、ご主人様と会えなくなるのはもっと悲しいから。」

愛紗「そうです。」

星「主殿。みんな気持ちは一緒ですぞ。」

鈴々「そうなのだ。」

朱里「そうですよ。」

雛里「・・・うん。」

一刀「みんな・・・ありがとう。」

 

一刀は嬉しくてみんなの手を握った。

突然の行動に、赤くなる一同であった。

 

 

桃香「で、ご主人様。これからどうしよっか?他のみんなを捜す?」

一刀「そうだね。」

 

まずはみんなを捜す事が先決だ。

この世界に来ているのであればカルチャーギャップに困っているはずだ。

その前に一刀はみんなに言った。

 

一刀「とりあえず、そのご主人様とか主殿っていうのはやめてくれないかな?」

桃香「えー!?」

愛紗「なぜです?」

星「そうです。私にとってあなたは主殿以外の何者でもないし。」

 

このように慕ってくれるのはありがたいが、この世界ではご主人ではなく一般の学生なので、ご主人様という言葉は目立つ。

そういった事情を説明して、自分を呼ぶときは北郷か一刀で呼んでくれるようにお願いした。

 

桃香「ちょっと難しいかもしれないけど・・・、頑張ってみる。」

愛紗「私は・・・ちょっと。」

星「そういう事情なら仕方ありませんな。」

朱里「うーん、どうしよう雛里ちゃん?」

雛里「朱里ちゃん・・・。でも、ご主人様を困らせるわけにはいかないし・・・。」

鈴々「鈴々はお兄ちゃんのままなのだー!!」

 

困惑する、愛紗、朱里、雛里。

一方、桃香と星は納得したように答え、鈴々は関係ないとばかりに満面の笑顔。

 

一刀「頼むよ。」

 

一刀の真剣な表情に、愛紗と朱里と雛里の3人は折れ名前で呼ぶ事に納得した。

 

一刀「それじゃ、改めてこれからもよろしく頼むよ、みんな。」

桃香「うん。一刀さん!!」

 

桃香の元気な声が店内に響いた。

 

 

あとがき

 

現代に戻ってしまった天の御遣い北郷一刀君の物語その2です。

 

前作でたくさんの支援をいただき驚き&感謝でいっぱいです。

と言う事で、がんばってその2を書いてみましたがどうでしょうか?

 

書きながら、本当に小説を書くというのは難しいと改めて思いました。

頭に思い描く情景を言葉にするって言うのは思ったより大変です。

今作ももうちょっとまとまりよく書きたかったのですが

なんかダラダラとなってしまって、今後はそこをどうにか出来たらと思います。

 

そんなわけで今作で朱里&雛里の蜀軍師コンビと星が登場しました。

 

朱里と雛里に関しては、登場シーンを色々と考えていました。

この登場シーンが一番だとは思いませんが、悪くはないかなと。

 

星に関しては、この世界に来ても順応できそうなイメージなのでファミレスでの登場になりました。

普通にファミレスで座っていても違和感ない気がするのですが、どうでしょう?

 

しかし、登場人物が多いのは大変ですね。

他のキャラが話すと別のキャラは黙っている感じになってしまう。

その辺を違和感なく書ける人は本当に凄いと思います。

あと、夏休みになっているのはご都合主義の結果です。

学校があると一刀を自由に動かす事が出来ませんからね。

と言う事でご了承下さい。

 

次は・・・まだ考えてません(笑

でも、頑張って書こうと思いますのでまた読んでいただけると幸いです。

 

長文失礼しました。


 
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