No.743308

英雄伝説~運命が改変された少年の行く道~

soranoさん

第428話

2014-12-13 08:20:33 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3067   閲覧ユーザー数:2729

 

~カレイジャス・食堂~

 

一方既にそれぞれの用事の為に先に朝食を終えていた為その場にはいないトワとアルゼイド子爵、ジョルジュを除いた面々はリィン達を待っていた。

「遅いわね……四人共二人を起こしに行ってから、全然帰ってこないじゃない。」

「というか何でクレアまで一緒になって起こしに行ったんだろうね~?」

未だに来ないリィン達にセリーヌは眉を顰め、ミリアムは不思議そうな表情で首を傾げ

「ま、まさかとは思うが……クレア大尉までも”そうなってしまった”のか?」

「……言われてみればリィンを起こしに行ったメンバーはクレア大尉を除いたら全員リィンと付き合っているし、アルフィン皇女の場合はリィンと結婚する事が決まっているしね。」

「ア、アハハ……さすがにそれはないと思うのですが……」

ある事を察したマキアスは表情を引き攣らせ、フィーは考え込み、エマは冷や汗をかいて苦笑した。するとその時リィン達の様子を見に行っていたシグルーンが食堂に入って来た。

 

「―――お待たせしました。リィンさんはアリサさん達による説教があるそうですから、先に朝食を取っておいて欲しい事を皆さんに伝えてくれとクレア大尉に言付けされましたわ。」

「ええっ!?い、一体何で!?」

「フフッ、メンバーを考えれば何となく想像がつくねぇ?」

シグルーンの話を聞いたエリオットは驚き、オリヴァルト皇子は酔いしれた表情をし

「うふふ、もしかしてクレア様も”お嬢様達と同じ状況”―――――つまりはリィン様の恋人の一人になり、その件を知ったお嬢様やエリス様達がリィン様に説教をなさっているのでしょうか♪」

「ええ、まさにその通りですわ。フフッ、エリゼから話には聞いていましたが、ある意味凄い方ですね、リィンさんは。」

シャロンの問いかけを聞いたシグルーンは苦笑しながら答えた。

 

「…………………………」

「えええええええええええええええっ!?」

「あ、あああああああ、あのクレア大尉がですか!?」

「ほえええええええええっ!?本当にリィン、クレアまで落としちゃったの~!?」

シグルーンの答えを現実と判断するのが一瞬遅れたサラ教官は口を大きく開けたまま石化したかのように固まり、すぐに反応したエリオットやマキアス、ミリアムは驚きの表情で声を上げ

「ビックリ。”氷の乙女(アイスメイデン)”まで落とすなんて。もしかして”鉄血宰相”の息子だから、”氷の乙女”も落ちたのかな?」

「オイオイオイッ!?一体どんな方法であの”氷の乙女”を落としたのか、本気で気になってきたぞ!?というかいつ落としたんだ!?」

フィーは目を丸くし、トヴァルは信じられない表情で声を上げ

「あらあらまぁまぁ♪アルフィン皇女殿下やエリス様達も強敵だというのに、更にとてつもない強敵が登場しましたわね、お嬢様♪」

「フフッ、どんな時でも変わらないのはある意味リィンらしいな……」

シャロンはからかいの表情で言い、ガイウスは静かな笑みを浮かべた。

 

「阿呆が。後何人増やす気だ……」

一方ユーシスは呆れた表情で呟き

「?どうしてみんなは驚いているの?それにアリサ達はどうしてリィンに説教をしているのかしら?」

周囲の反応を不思議に思ったゲルドは自分と同室の相手の一人でもある隣の席にいるエマに尋ね

「え、えっと……それは……―――って、ラウラさん!?そこでどうして剣を取りだしているんですか!?」

言い辛そうに言葉を濁していたエマは突如立ち上がって武器を取りだしたラウラの行動に気付いて慌てだした。

 

「……エリゼ達に怒られても懲りずに何度も”罪”を作り続けた挙句将来アルフィン殿下を娶る事になったリィンに帝国貴族の一人として、……そして将来のメンフィル貴族の一人として、今の内に色々と言っておこうと思ってな……!」

「だ、だからと言って剣――それもエイドスさんから授けてもらった”外の理”で造られた魔剣は必要ないでしょう!?落ち着いて下さい!」

全身に闘気を纏い、両手に持つ魔剣を金色に輝かせた状態でリィン達の許に向かおうとするラウラをエマは慌てた様子で必死に止め始め

「ハッハッハッハッ!まさか宰相殿に忠誠を誓っていたあの彼女を自分のハーレムの一員にするなんて、やるじゃないか♪いや~、さすがエレボニア皇女であるアルフィンをハーレムの一員にするだけはあるね♪本気で君を尊敬するよ♪ひょっとしたらあのヴァイスより上かもしれないね。未来の義理の兄として、今の状況になった話の経緯を是非後で聞かせてもらわなくちゃね♪」

「アハハハハハハハッ!よりにもよってあの女がリィン……それも7年も年下の男に靡いた上、ハーレムの一員になるとはね!こりゃ傑作だわ!まさか7年も年下の男が趣味で、しかもハーレムの一員になる事を受け入れるとはね~?お蔭であの女をからかう絶好のネタを手に入れたわ♪いや~、リィンの女タラシスキルもたまには役に立つじゃない♪」

「男の趣味に関してはお前もいい勝負だろうが……」

「ほえ~……クレアが落とされた事を死んだオジサンが知ったらオジサンもビックリするだろうな~。」

声を上げて笑ったオリヴァルト皇子は酔いしれた表情をし、我に返ったサラ教官は腹を抱えて大声で笑った後口元をニヤニヤさせ、サラ教官の言葉を聞いたトヴァルは呆れた表情で指摘し、ミリアムは目を丸くして呟き

「ハア……こんなんでこの先大丈夫かしら?」

周囲の様子を見守っていたセリーヌは呆れた表情で溜息を吐いた。

 

なおエリスと同室になっているリィンだったが、後にアリサ達の間で話し合いがされ、アルフィン皇女、セレーネ、アリサが1日ごとに就寝する前にエリスと交替してそれぞれ順番にリィンと愛し合うという4人の中で謎の協定が結ばれていたという…………

 


 
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