第三章 11話 虎牢関終結
虎牢関戦いが行われているころ洛陽宮廷で争いが起きていた
争いと言ってもしごく簡単なものである。先代皇帝の霊帝(劉宏)と趙忠を疎ましく思った他の十常侍が暗殺を企て始めたのだ
その理由は皇帝の任が解けた劉宏が暇を持て余して外に出始めたのがきっかけになった。民の状況、暮らしなどを知った霊帝が今の世の状況に気が付いたからである。基は優しい劉宏である、そのことに気が付いて現皇帝の献帝に趙忠を使い、いろいろと助言をするようになったのである
劉宏「私は今まで何をしていたのだ・・・・・・・ただ、日々を無駄にすごし黄のお菓子をむさぼり、宮廷に引きこもり・・・・・・クッ」
趙忠「空丹様・・・・・過去の事を今悔やまれても仕方がありません・・今出来る事をしましょう」
劉宏「そうだの・・・しかし、今私のできるのは白湯に助言するのみだの・・・もっと速く気づいていれば・・・・・」
趙忠「仕方がありませんよ空丹様・・・・・・それより・・「失礼します」何事ですか?」
密偵「他の十常侍が動きました」
趙忠「もう!!・・・今は戦が・・・・だから今なのですか・・・・」
劉宏「どうしたのだ黄?血相をかいた顔をして?」
趙忠「それが・・・私以外の十常侍が動き出しました・・・一刻も争う事態です。今すぐここから脱出します」
劉宏「だからどういう事じゃ!?」
趙忠「張讓派の者、まあ私以外の十常侍ですが私と空丹様の暗殺に動き出しました。ですので今から逃げます」
劉宏「な!!・・・また私は民に何もできずに逃げるのか・・・・そんなのは嫌じゃ・・・私は・・・私は・・・・うっ」
趙忠「すみません、空丹様。今は、お休みください。・・・あなたはすぐに外に馬車の用意と追っ手を撒くように頼みます」
密偵「は!!」
その頃玉座で
献帝「今日も平和じゃの・・・・そう言えば、この頃姉上に会っておらぬの、張讓、姉上は元気にしておられるか?」
張讓「いえ、それがご病気のようで趙忠が付きっきりのようです・・・・(今頃、二人とも死んでるだろうがな)」
献帝「そうか・・・またいろいろと聞きたかったのだが、ご病気なら仕方がないの」
張讓(くくく、これで邪魔者はいなくなった。董卓も俺の根回しで袁紹が勝手に討ってくれるし、霊帝と趙忠ももうすぐ死ぬ。もうすぐ、もうすぐで俺の天下だ)
虎牢関戦では楚軍の圧倒的戦いにより連合は崩壊し始めていた
一刀「もうほとんど軍が崩れたな・・・・・そろそろ切り上げて、汜水関抜けて家に帰るか」
風「速かったですね~~~~風たち軍師組はほとんど何もしてませんよ~~」
穏「そうですよ~~」
一刀「すまないって」
詠「そう言えば、太史慈・・梨晏さんはどこ行ったの?」
一刀「ああ、梨晏には亞莎の部隊と一緒に先に汜水関に向かわせて逃げていく諸侯を探らせている」
月「え、探るだけですか?追撃とかは・・・・」
一刀「俺もそこまで鬼じゃないさ・・・・ただ、諸侯がどこまで弱っているか気になるしな・・・・それに、この状態でまだ洛陽に行くやつが居るのかも気になるからな」
月「???」
ねね「なるほどなのです。弱腰の奴や甘い汁を吸いに来たものはすぐさま逃げて汜水関に向かうのです。そうじゃないやつらはたとえ半壊していてもねね達楚軍が居なくなったら洛陽に向かうはずなのです・・・・しかし、そうなると洛陽には誰が行くんですか?」
一刀「それなら、もう向かってるぞ」
後衛組は不思議に思いあたりを見渡して
後衛組「??????」
愛紗「あ!!海ちゃんと空ちゃんが居ないよ、月お姉ちゃん」
一刀「お、よく気が付いたな愛紗。偉い偉い(ナデナデ)」
愛紗「えへへ~~~~~~(ニコニコ)」
詠「なるほど、あの二人は確かにそれにたけていたわね」
一刀「ああ、その通りだ。亞莎の次位、そうだな明命、周泰と同じぐらいの力があるぞ」
穏「ふえ~~そんなに凄いんですか~~」
その頃、前衛
雪蓮「ふ~~~もう無理・・・・・倒れそう」
冥琳「だから言ったじゃない・・・・・ガス欠に・・なるって・・」
雪蓮「冥琳だってフラフラじゃない・・・・私の事、言えないでしょ」
冥琳「く・・・」
星「おや、二人ともフラフラですな。こんなことでは後であの話のように特訓が待って居りますぞ」
そう言った星も実は倒れそうなぐらい疲労しているのだが先に言った通り特訓をしたくないため平然を装っているのだった
雪蓮、冥琳「「うう、特訓・・・・・絶対死ぬ・・・」」
炎蓮「なんだいなんだい、若いやつらがもうへっばたのか」
葵「まったくだ、まだ私等はピンピンしてるってのに」
翠「何であの二人、元気なんだ?」
蒲公英「さ~~~、歳がおおい・・・・」
炎蓮、葵「「何か言ったか??アアン!!」」
蒲公英「い、いえ、蒲公英何も言ってません。まだ、お若いと言っただけです!!!」
炎蓮「そうか・・なら、なんも言わないよ・・・・次は無いからな」
葵「そう言えば、恋ちゃんと亞莎ちゃん姉妹はどこ行ったんだい?」
炎蓮「二人なら主の所に言ったんだろ。恋は特に主にべったりだからな」
そう言いながら、炎蓮はまだ辺りに敵がいないか警戒していると小さな子四人を囲うような陣をしている部隊を見つけた
炎蓮「お、まだ無事な敵さんがいたか・・・・」
葵「なら、私も行こうかな。若いやつらはまだ疲れて動けないようだしな」
二人は少しの部隊を引き連れて向かっていった
その頃、蝶と戦紀の部隊は劉備軍と陶謙軍に出くわしていた
蝶「あら、あなたは確か・・・劉備」
戦紀「じゃあ、敵だね蝶姉さん。さっさと倒して一刀様の所に戻ろう。まだ私愛紗ちゃんと話してないんだよ」
蝶「あら、そうなの。とっても可愛い子よ。素直で元気があってね」
桃香「!!今なんて言いました!?愛紗ちゃんって・・・・生きているんですか!?」
戦紀「いきなりどうしたんだアイツ・・・・お前に関係ないことだろ」
桃香「関係なくありません!!愛紗ちゃんは私の義妹です!!」
朱里「桃香様落ち着いてください。おそらく愛紗さんは敵軍の捕虜になっているみたいです。それにあの二人が掲げている旗は司馬、つまり項羽軍にいると考えれます」
桃香「またあの人なの・・・・みんな、急いで愛紗ちゃんを助けに行こう!!愛紗ちゃんはきっと私たちが助けに来るのを待っているはずだから!!」
そう言って劉備軍は司馬の軍に突っ込もうとしたが
陶謙「劉備ちゃん落ち着きなさい。お主は主じゃろ?主が感情任せに動いちゃならん。お主の行動で何人もの人間が死ぬこともあるのじゃから」
桃香「でも・・愛紗ちゃんが・・・私の大切な家族が・・・・」
陶謙「今すぐそうしろとは言わぬ。ただ覚えておかねばならぬ、自分が人の上に立っていることを。人の上に立つということはそれだけ人の命が自分の背に乗っているということを。儂は、劉備ちゃんには人の上に立つ王の器の片鱗が見えた気がした・・・しかし、まだそれは小さなもの。これからそれを大きくしていかなければならない」
桃香「うう、でも、でも・・・・・」
陶謙「前も言ったように、儂は劉備ちゃんに力をかそうと思っておる。儂は劉備ちゃんに儂が治めている土地を任せようと思ったのだが、今その話をするのは無理じゃろうな。今、劉備ちゃんは関羽ちゃんの事で頭がいっぱいのようだし・・・・・・わかった、ここは儂が引き受けよう。劉備ちゃんは先に行って関羽ちゃんを助けておいで。儂に何かあっても気にすることは無いぞ。儂が好きにしていることじゃから。もし、頼めるなら内の子二人、雷々と電々を頼めるか?今は劉備ちゃんの所の鳳統ちゃんと尚香ちゃんに着けているから」
桃香「わかりました、ありがとうございます陶謙さん。雷々ちゃんと電々ちゃんは任せてください愛紗ちゃんを助けたら必ず合流します」
そう言って、桃香たちは動き始めた
戦紀「行かせないよ!!」
陶謙「させんよ。お主らは儂が相手じゃ」
そうして、ここに陶謙最後の戦いが始まった
その頃一刀たちは前衛と合流しようと軍を進めていると二つの影を見つけていた
一刀「誰だ、あの二人は・・・・・そこのお前ら止まれ。さもないと殺すぞ」
袁術「ぴーーーーーーーーーーーーーーーーー見つかったのじゃ七乃。どうするのじゃ!?」
張勲「お嬢様ここはおとなしく捕まったほうがいいですよ」
袁術「七乃が言うならそうするかの・・・・・お主たちこのわらわが捕まってやるのじゃから丁重にもてなすのじゃ!!」
張勲「さっすがお嬢様まったく空気読めてませんね~~」
一刀「何だこいつら・・・・・もうめんどくさくなってきたぞ・・・・」
穏「一刀さん、この人たちは袁術ちゃんとその側近の張勲ですよ~~殺してかまいませんよ~~と言うか殺してください~~~」
一刀「おお、珍しく穏が毒吐いた・・・・・いったいこいつらが何したんだ?」
穏「それはですね~~一刀さんの土地の呉を腐敗させたんですよ~~しかも自分のよくのために、その上、孫家の方たちやそれに仕える私たちを~~奴隷みたいにずっと使ったんですよ~~」
一刀「ほ~う、そうか・・・こいつらが俺の大事な家族たちをな・・・・」
袁術「ぴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、な、七乃ど、どういう事じゃ?わらわたちは捕まるだけじゃないのか?」
張勲「どうやらこの方は孫家に関わりがあるみたいですね~~~どうしましょう美羽様・・・・」
その時
桃香「愛紗ちゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~ん、助けに来たよ~~~~」
鈴々「愛紗~~~~~どこなのだ~~!!」
朱里「桃香様、鈴々ちゃん、見つけました!!愛紗さんはあそこにいます!!」
一刀「まためんどくさいのが来たか・・・・」
愛紗「月お姉ちゃん、知らない人が愛紗を呼んでるけど、どうしたのかな?」
張勲「やった、助かるかもしれませんよお嬢様」
袁術「ほんとか、七乃?」
張勲「はい、このまま私たちは劉備さんたちととんずらすればいいんですよ」
袁術「わかったのじゃ」
桃香「愛紗ちゃん心配したんだよ、さあ速くこっちに来て!!」
鈴々「そうなのだ!!そんな悪いやつから離れてこっちに来るのだ!!」
愛紗「あなた達はだれ?」
桃香「何を言ってるの愛紗ちゃん!!私だよ桃香だよ。桃園で鈴々ちゃんと義姉妹になった劉備だよ!!」
鈴々「そうなのだ、忘れたのか愛紗?鈴々と一緒に桃香お姉ちゃんを支えようて話したのだ!!」
愛紗「愛紗、そんなこと知らない。怖いよ、一刀さん、月お姉ちゃん」
月「怖くないよ、ほら後ろに隠れておいて」
朱里「一体どうしたんですか愛紗さん?関羽雲長とも言う人がそんなに怯えて?」
愛紗「愛紗その関羽て知らない!!愛紗の名前は関平北郷だもん!!!」
桃香「何を言ってるの愛紗ちゃん!!愛紗ちゃんの名前は関羽だよ!!その関平何て名前じゃないよ!!!」
鈴々「そうなのだ!!何をいてるのだ愛紗は!!」
一刀「うるさいな・・・・・静かにしてくれ。うちの愛紗が怯えているだろう」
桃香「な!!また貴方なんですか!!一体愛紗ちゃんに何をしたんですか!!元に戻してください」
桃香は一刀の胸ぐらをつかんでそう叫んだ
朱里「わかりました。そうです、妖術です!!この項羽さんは妖術使いです!!そうじゃないと説明がつきません!!あの有名な司馬家や孫家を仲間にしてそのうえ董卓軍将まで従えるなんて考えられません!!愛紗さんも妖術で洗脳したんですね!!そうに決まってます!!」
桃香「本当なんですか!!愛紗ちゃんに何て事を!!・・・・・・・もう許せません。やっぱりあなたは本当にあの項北郷なんですね!!卑怯で醜悪で最低な人間て私の家に伝わっている通りです!!」
凪「貴様!!!」
思春「殺す!!」
二人が駆けだそうとすると
愛紗「一刀さんを悪く言わないで!!一刀さんは愛紗の事を大切にしてくれた。それに何もわからない愛紗に名前と居場所、家族だって言ってくれた!!!そんな一刀さんを悪く言う人なんて嫌い!!!!ウエ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン」
一刀「ありがとうな愛紗」
月「ほら愛紗ちゃん頑張ったね。これにちーーーんしましょうね」
月は布を取り出して愛紗の鼻にあてた
愛紗「チーーーーーーーーン・・・・グシュ、グシュ」
一刀「凪、思春、こいつらを気絶させろ。殺さなくていい。一応は愛紗のためにここに来たみたいだからからな」
二人「は」
そう言って二人は次々に劉備軍を気絶させていった
一刀「さて、前の奴らと合流して帰るぞ」
全員「はい!!」
そうして一刀たち楚軍は圧倒的勝利を手にしながら家に帰り出した
連合被害
袁紹軍・・・・・十二万
陶謙軍・・・・・全滅
曹操軍・・・・・三万
公孫賛軍・・・・・六千
劉備軍・・・・八千
その他の諸侯・・・・・・五万
楚軍が去って少し経ち
袁術「あいつらは言ったみたいじゃの七乃」
張勲「そうみたいですね美羽様」
公孫賛「お~~~いそこのお前たち無事か~~?」
袁術「誰じゃあやつは?」
張勲「えっとたしか~~~~こ・・こう・・何ですっけ?」
公孫賛「公孫賛だ!!ん・・お前は袁術じゃないか、生きてたのか・・・・・・あ!!そこに倒れてるの桃香たちか!!お前たち劉備軍を助けるぞ!!」
兵「はい!!」
そうして、倒れている劉備軍と袁術を保護した白蓮だった
桃香「ここは・・・・・?」
白蓮「起きたか桃香」
桃香「白蓮ちゃん?ここは?」
白蓮「ここは虎牢関の中だ。今は連合の生き残りがここで休んでいる」
桃香「そうなんだ・・・・・そう言えば陶謙さんは?」
白蓮「陶謙軍は・・・・・・・全滅した」
桃香「え・・・・・・な、なら小蓮ちゃんや雛里ちゃんは知らない?」
白蓮「その二人もここにはいない」
桃香「そんな・・・・・・・・」
白蓮「今は休んでいろ」
桃香「うん」
そう答えたが少し時間がたってどうしてもそこにとどまって居れず桃香はもしかしたら先に洛陽に向かったのではと思い高いところから見えるかもと思い城壁に上り洛陽の方面を見ると誰か二人組がボロボロになりながらこちらに来ているのが見えたのだった
桃香(誰だろう・・・・・でもあんなにボロボロだし、助けなきゃ)
あとがき??
ちょっと走った感があります
まあ、楽しんでもらえたならありがたいです
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虎牢関戦終わりです