No.715758

魔法少女リリカルなのは Extreme

Blazさん

戦闘 零人VSなのは

Strikers編 イメージソング

OP「Break Out」 スーパーロボット大戦OG ディバインウォーズより

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2014-09-11 07:51:47 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1738   閲覧ユーザー数:1663

Strikers編 第七十八話 「エンゲージ・ザ・ブルーデスティニー」

 

 

 

 

 

 

 

《ガラッ・・・》

 

 

 

 

零人「ぷふぁっ!!ぺっぺっ・・・」

 

 

瓦礫の中から姿を現した零人。口に入った砂利などを吐き、平気である事だけは確かだった。

 

 

 

なのはの攻撃を受けた零人だったが、直前に五重の薄くも分厚いシールドを展開し、直接のダメージを軽減させていたのだ。

それでも攻撃の威力が高かったのか、衝撃で零人は吹き飛ばされ廃墟に叩きつけられた。

正直、彼にとってはそちらの方が痛い。

 

 

イクス『大丈夫ですか零人!?』

 

零人「ああ。しっかしあのなのはが物理系の魔法を使うとは。しかもあの技・・・アイツの所のフォワードの奴のじゃねぇか?」

 

イクス『ええ。リボルバーナックルは六課のフォワードの一人が使用する接近戦の技ですね。どうやら彼女がそれを見よう見真似でやった・・・と言った所でしょうね。』

 

零人「・・・それはまだいい。けど、問題は・・・」

 

イクス『・・・ええ。なのははどうしてあの技を使えたのか。』

 

 

零人がなのはに打ったインフェルノ・ディバイダーには確かな感触があった。

彼女の身体に当たり、そして流れに沿って蹴り落としたと言う感覚もだ。

 

なのに彼女は直後だというのに立ち上がり、攻撃を行った。

其処が零人にとっては問題だったのだ。

 

 

零人「・・・どういう事だ。なのはは其処まで回復の体質よくねぇだろ。」

 

イクス『・・・まさかと思いますが・・・』

 

零人「考えたくも無かった現実・・・」

 

 

 

 

 

《パチッ・・・パチチッ・・・》

 

 

 

 

信じられない光景だった。

なのはの身体の一部から赤い電気が発生し、負傷した彼女の身体を癒していたのだ。

いや、自己修復と言ったほうが良いだろうか。

 

其れを見て、零人は想定だった事が確信に繋がった。

 

零人「・・・やっぱりか。思いたくも無かったが・・・」

 

頭をかき、零人は何かを悟った。其れを見て、なのはは一体何を彼は言っているのかと思っていた。

 

 

 

それが自分では解らない事だと

 

 

 

 

 

 

『認識出来ない事だと』知らないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「・・・・・・なのは・・・いや。テメェ何モンだ。」

 

 

なのは「・・・何を言っているの。私は高町・・・」

 

 

イクス『何処の世界に自己修復を持つ人間が居るのですか。』

 

 

なのは「・・・・・・。」

 

 

ソルナ[この分だと、レイジングハートにも細工が施されているかもしれないわね。]

 

零人「それは間違いねぇだろうな。あんな片言のレイジングハートなんて見たこともねぇ。」

 

 

 

なのは「・・・何を・・・言っている・・・」

 

 

零人「そりゃコッチの台詞だ。テメェ。なのはの身体を借りて、俺を消そうと考えているようだが・・・・・・考えが幼稚なんだよ。」

 

なのは「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「とっとと正体、明かせばどうだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぁ。アインスト」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side change

 

 

 

- ??? -

 

 

 

 

暗い場所だ

 

 

何もない『無』が支配する世界。

 

 

無しか無い世界を世界と呼べるのか。

 

 

その中に一人だけ『存在』があった。

 

 

 

たった一つの。今まで眠りについていた

 

白き不屈の心の主が。

 

 

 

 

 

 

 

 

《ピチョン》

 

 

 

 

 

 

 

- ・・・アレ。何処だろココ・・・ -

 

 

 

 

 

今までは、まるで赤子が母親のお腹の中に居るかのように縮こまって永い眠りに付いていた。

それが現在となり、その目を覚ましたのだ。

 

 

辺りは暗い。しかし、自分の姿はハッキリと見える。

 

 

何も着ていない自分の姿を確認し、周りを見回す。

 

 

 

 

 

- ・・・寒い・・・怖い・・・悲しい・・・痛い・・・ -

 

 

 

次第に身体に襲う負の感情と感覚。それに押しつぶされそうな圧力が加わっていたが、彼女はそれでも必死に耐えていた。

 

 

やがて、その圧力などが治まると改めて周りを見回し。第一声と似たような事を口にした。

 

 

 

 

- ココは・・・何処・・・どうして私はここに・・・ -

 

 

 

 

 

 

 

「ココは私が作り出した『避難所』。貴方は現在までの数年間。永い眠りについていたんですの。」

 

 

 

- ・・・声・・・何処・・・何処から・・・ -

 

 

 

 

 

すると。何もない黒い無の中から、水が波打ち始め、彼女の前から誰かが現れたのだ。

 

ある筈も無い水の底から現れたのは一人の少女。

 

水色のロングにウェーブをかけ、薄い服を着ているだけ。

 

 

 

「・・・ようやく、お目覚めになったんですの。」

 

 

- ・・・貴方は・・・? -

 

 

 

「私はアルフィミィ。現在は・・・シュティック・アルフィミィとでも呼んでください。面倒でしたらアルフィミィやミィでも可ですの。」

 

 

- ・・・お、おう・・・ -

 

 

赤い目をした少女。アルフィミィが姿を現し、その喋り方に似合わないユーモアな台詞に戸惑いを隠せなかった。

段々と意識がハッキリとしていき、アルフィミィの台詞を思い出していた彼女はアルフィミィに問いを投げるのだった。

 

 

- ・・・ココは何処?避難所って・・・ -

 

 

アルフィミィ「・・・先ずは其処からご説明をしなければなりませんの。今回は簡易セットもご用意できないので、脳内イメージでお願いしますの。」

 

 

- ・・・は、はい・・・ -

 

 

 

 

 

 

 

アルフィミィ「先ず。全ての始まりは、貴方が『あの時』に起こった事件。それがことの始まりですの。」

 

 

- あの時・・・ -

 

 

アルフィミィ「現在は無理は禁物ですの。目覚めたばかりで力も記憶も。全てが戻りきっていないんですの。今貴方を形成しているのは僅かな意識と意思。そして現在までの貴方。それが辛うじて現在まで貴方と言う存在を保っていましたの。」

 

 

- ・・・・・・? -

 

 

アルフィミィ「・・・そこ等辺はいずれ、ざっくりガッツリ思い出すと思いますので、今は割合ですの。」

 

 

- ・・・それで・・・その後は? -

 

 

 

アルフィミィ「その事件の後。貴方は急いで救助され、一度は事なきを得る・・・筈でしたの。」

 

 

- 筈? -

 

 

アルフィミィ「そう。貴方が運び込まれ、貴方はそのまま回復する筈だった。

 

 

 

 

ですが。一握りの者達によって。貴方にあるものが、実験として埋め込まれたんですの。」

 

 

- そのある物って・・・ -

 

 

アルフィミィ「・・・貴方を偽っている者。アインストですの。」

 

 

 

 

 

 

 

その言葉に。彼女は、なのはは全てを思い出した。

 

あの時、何があったのか

 

あの時、自分達がどうなったのか

 

 

そして。

 

 

 

その後に、自分が何をされたのか。

 

 

 

 

 

 

なのは「・・・思い出した・・・私、あの時に・・・」

 

 

アルフィミィ「驚きましたの・・・まさかこれだけの短時間で記憶を取り戻すなんて・・・」

 

 

なのは「アルフィミィちゃん・・・今、私はどうなっているの・・・一体どうしたらここから・・・」

 

 

アルフィミィ「・・・まず。ココは私が作り出した避難所。貴方がアインストに意思まで乗っ取られないようにと思い、予め作っておいたんですの。」

 

なのは「じ、じゃあ私は今・・・」

 

アルフィミィ「今、貴方の意識はこの避難所に封じ込められていますの。貴方の身体は、貴方の意思をコピーしたアインストが動かしていますの・・・」

 

なのは「・・・・・・!」

 

アルフィミィ「貴方の意思を捻じ曲げ。負の感情に特化させた者。それによって貴方の身体を乗っ取ったアインストは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

Side Back

 

 

 

 

なのは「アインスト・・・?」

 

 

零人「化けても無駄だ。気配が違うからな、根本から。」

 

 

なのは「・・・ナにを・・・言っテ・・・イルの・・・?私は・・・」

 

 

 

ソルナ[漏れ始めているわね。精神の中で何かがあった?]

 

零人「『保険』が役に立ったか・・・それともだな。」

 

 

淡々と会話をする零人の前では、次第になのはの左目の色が変わっていき、鮮やかな赤に変色していった。血の様な色をした赤の目は、美しくも禍々しい物だった。

同時に、異型の気配が先程よりも強くなり、彼女が別人であると言うのが決定的になったのだ。

 

零人「やれやれ。意外にモロいな。」

 

ソルナ[そろそろそっちの援護に行った方がいいかしら?]

 

零人「いや。ソルナはそのまま認識阻害と妨害電波を続けてくれ。コッチもこのままにする気は無いからな。」

 

ソルナ[・・・了解。けど無理はしないのよ。]

 

零人「わってる。」

 

 

 

 

 

 

 

なのは「ッ・・・ああ・・・・・・」

 

 

 

零人「・・・モロいって言うよか、バカなのか。テメェがアインストだってのは途中から解ってたんだよ。・・・ハッキリ言う。テメェの行動一つ一つが今のなのはでも絶対に『行わない』行動ばかりだったんだよ。」

 

イクス『今思えば・・・ですけどね。』

 

零人「ああ。最初は過剰な事だと思っていたさ。けど、あの砲撃でようやく解った。幾らバカになったアイツでも部下諸共地下に叩き落す理由はねぇってな!」

 

 

 

なのは「・・・部下・・・異なる者・・・変化する・・・・・・変化は・・・必要ない・・・」

 

零人「ボロが出た途端にこれか。解りやすい連中だなオイ。」

 

なのは「解る・・・理解・・・必要ない。理解は・・・出来ない・・・」

 

零人「解んねぇぜ?案外アッサリと理解しあえるって事もある。それに、腹を割って話す奴だって一人は居る。なのはにフェイトやはやてと言った友が居るようにな。」

 

なのは「友・・・仲間・・・・・・必要ない・・・あるのは力・・・絶対なる・・・『蒼』き力・・・」

 

 

 

零人「・・・なのはの・・・蒼?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル「そう。あの時に彼女は一時的に覚醒した。蒼の力を。」

 

零人「・・・ウサギ。」

 

零人の後ろにいつの間にかと言う程、気づけばレイチェル=アルカードが使い魔を傘にして立っていた。

透き通る白い肌を日陰に隠し、赤い瞳でなのはを見つめる。しかし、その目はまるで醜い何かを見るような蔑みの目だった。

彼女の今、どうなっているのか。観測者にとっては造作もないことだ。

 

 

レイチェル「愚かね。かつて人を監視していた貴方達が、何時しか蒼を求めるようになるなんて・・・身の程を弁えなさい。下等なアインスト。」

 

 

なのは「下等・・・監視・・・対は無い・・・意味は・・・ない・・・」

 

レイチェル「・・・零人。」

 

零人「わってる。けど、正直至近距離でアイツの中からアインストのコアを破壊するってのは至難の業だぜ?」

 

レイチェル「そんな事は百も承知よ。やらなければ貴方は死ぬわ。」

 

零人「お前に殺されそうだなオイ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言っているのもつかの間。なのはの傷は完治し、それによって彼女の雰囲気は今までとは全く違っていた。

冷酷と言うよりも無感情。そして唯悪感だけが全てだった。

 

アインストN「カッ・・・ハハハハハ・・・・・・!」

 

 

零人「本性出しやがったな。この蔓野郎。」

 

イクス『アインスト・・・矢張りこの事象では一つのキーだったようですね。』

 

レイチェル「ええ。人を監視する赤き監視者達。その者達が求める物。観測者が知る蒼の力・・・渡しては駄目よ。」

 

零人「元よりそのつもりだっての。」

 

 

アインストN「観測者・・・秩序を乱す者・・・静寂を・・・破壊する・・・

 

 

必要ない・・・静寂な世界を・・・作り出す為に・・・!!」

 

 

 

レイチェル「残念だけど。ダンスの相手は死んでもゴメンよ。やるなら零人としなさい。」

 

零人「誰がするかっての。」

 

 

アインストの本性が現れたなのはは狂気としか言いようの無い笑いと共に幾つもの魔力スフィアを展開していた。そのスフィアの大きさは通常の倍以上。しかもカートリッジ無しでもかなりの高密度の魔力の塊だったのだ。

 

それが何百何千と零人達の周りに現れ、零人は大剣を持ち、身構えた。

 

 

アインストN「静寂を乱す者・・・修正する・・・!!」

 

 

零人「チッ・・・!!」

 

 

 

大剣を持ち、一気になのはとの距離を詰めに走る零人。

其れと同時に大量のスフィアが零人に向かい発射され、たちまち零人の居る場所は桃色の弾幕に覆われていた。

 

零人もザ・ワールドを駆使し、距離を詰めているのだが、それでも弾幕の濃さは変わらず、寧ろ段々と濃くなっていたのだ。

 

 

零人「ちぃっ・・・!!」

 

アインストN「見切った・・・!」

 

イクス『ッ!!彼女の周囲に高密度の魔力シールドを確認!』

 

零人「ッ・・・!」

 

アインストN「これで・・・!」

 

 

なのはの周りを覆っていたシールドが硬化する。先ほど零人に向って放った攻撃をする気なのだろう。

至近距離で喰らえば零人もひとたまりも無いのはわかっている。だが、だからと言ってココで退くという選択肢も、この咄嗟の間では出来ない事だ。

 

 

 

アインストN「塵も残さず・・・!」

 

零人「くっ・・・!」

 

 

 

 

 

刹那。なのはの周りを覆っていたシールドが弾け飛ぶ。

無数の鋭利な刃物となったシールドの欠片は四方八方に飛び散り、容赦なく壁に突き刺さり、地面を抉っていった。

欠片も様々な大きさとなっていたのか、廃墟の壁を突き破る物もあれば、先端部だけ残す物もある。

小さな爆発でもあったかのような攻撃により、辺りの廃墟には無数の穴ができ、一部が破壊されるのだった。

 

 

 

これで勝った。

なのはは勝利を確信し、不適に笑みを浮かべていた。

後は地下の雑魚を片付けるだけ。

 

 

 

 

 

 

 

そう思うには、どうやら甘かったらしい。

 

 

 

 

 

《ガッ!!》

 

 

 

 

アインストN「ッ?!」

 

彼女の視界は突如誰かの手によって覆いかぶされる。

目の前は黒一色となり、一体誰がとなのはは驚きを隠せなかった。

 

 

零人「つーかまえた!!」

 

アインストN「なっ・・・!?」

 

 

死んだのではないのか。疑いたい声が彼女の耳に響く。

彼女の顔を手で隠していたのは零人だったのだ。

一体何故だ。と声に出したかったが、それよりも先に零人が彼女の疑問に答えた。

 

零人「不思議か?俺が平然としているのが。」

 

アインストN「っ・・・!」

 

零人「・・・お前、『ハニカム構造』って知ってっか?六角形の構造が特徴で、まるでミツバチの様な構造からそう呼ばれてんだ。」

 

イクス『六角形の物質構成が強度を損なわせず、且つ蜂の巣の様に合わせる事で強度と運動性を維持出来る。まぁ多少の運用の悪さや運動性の微弱な変化か否めませんが。』

 

零人「既存の物だと、戦車などに付けるチョバムアーマー。航空機にも使われてるって話だ。んでもって、何でこんな話を持ち出したかって言うと・・・」

 

 

 

 

イクス『零人の周りに、そのハニカム構造のシールドを展開していたのですよ。ついでに言うと、実は零人のバリアジャケットもハニカムです。』

 

零人「最初に聞いたときにゃ驚いたぜ。ハニカム構造は円形のと違って漏れが無いって聞いてたけど、まさかイクスがってな。お陰で効率よく魔力を使えるってのもあるけどな。」

 

 

アインストN「ッッ・・・!!」

 

 

零人「つー事でだ。残念だが、お前の攻撃。全部防がせてもらったぜ。」

 

 

アインスト「・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「じゃあな。」

 

 

 

 

 

 

刹那。零人は彼女の顔を掴んでいた手を赤黒い異型の物に変化させ、其処から赤黒の色のオーラが彼女の身体を切り裂いていった。

『闇に喰われろ』。その名の通り、相手を闇に誘う技だ。

 

攻撃を受け、なのはであったアインストは意識が飛んでいた。

オーラでの攻撃が思っていた以上の威力だったからだ。

 

アインストN「カ・・・・・・」

 

 

飛ぶ意識の中、アインストは違和感を感じていた。

何か身体の中がむず痒い。一体何だと思っていたその時。違和感は痛みに変化した。

 

 

アインストN「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!??!?!?!?」

 

 

《ピシッ・・・》

 

 

 

アインストの中で何かにヒビが入った音がした。レイジングハートにヒビが入った痕跡は無い。ならば、考えられるのは一つだけだ。

 

アインストのコア。其処にヒビが入り、アインストの精神にダメージが及んだのだ。

コアはアインストにとっては心臓であり、生命系の全てだ。

其処に今の攻撃だけでダメージが直接するなどとは。

余裕であった表情は消え失せ、彼女の顔は悲痛に歪んでいた。

 

 

アインスト「ア・・・ガァ・・・イノチガ・・・」

 

零人「どうだ。心臓に直で攻撃を喰らった感想は。」

 

アインスト「アアアア・・・オソレ・・・モトノ・・・アルジノ・・・シヲ・・・」

 

 

イクス『なるほど。さっきの攻撃で貴方はなのは嬢自身にもダメージが来るのではないかと思っていたのですか。』

 

零人「・・・けどな。残念だがそりゃないぜ。だってよ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒼がアイツを守ってくれるからな。」

 

アインスト「アア・・・アオ・・・・・・アオノチカラ・・・キケンナ・・・ワレラヘノ・・・チカラト・・・ナルベキモノ・・・」

 

零人「・・・諦めな。蒼はテメェ等に扱える代物じゃねぇ。」

 

イクス『にしても・・・』

 

零人「ああ。闇に喰われろを喰らってまだ生きてるとはな。」

 

しかし、既にアインストは虫の息だ。効果はあったらしく、単に相手が耐え切ったというところだろう。

今の状態なら二回目は確実に入れられる。

この隙を逃さず、零人は大剣を持ち、再びなのはに接近するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が。その時。ソルナの声が零人の頭に響き渡った。

 

 

ソルナ「っ!!零人ッ!!」

 

零人「!?」

 

 

 

 

 

 

《ドウッ!》

 

 

ソルナ「認識阻害のシールドを・・・いや、この反応は・・・!?」

 

 

 

 

 

 

 

ソルナのその次の言葉が出る前に、零人の許へと数発のミサイルが接近。

一直線に彼の許へと打ち込まれたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よぉ。久しぶりだなぁ・・・死神。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告

 

 

霊太「奴が介入する意味なんてあんのか・・・!?」

 

マサキ「解らん。だが、これは・・・!」

 

 

ソルナ「貴方達が居ると言う事は・・・テルミも・・・?」

 

 

なのは「教えてあげるよ。真実を。」

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル「次回。『BLUE BULLET VS BLUE SWORD』。」

 

 

 

 

 

ラン・ニュー『『認識。対象を・・・』』

 

 

 

 


 
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