No.700717

Gundam SEED another Destiny =PHASE 07=

RASNさん

そういえばあと1ヶ月より先の事ですが一応やっていますよ。

2014-07-14 07:47:18 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:604   閲覧ユーザー数:592

PHASE 07 星屑の戦場

 

 

ミネルバから出撃した5機はボギーワンが消えたとされるポイントを調査していた、だが突如奪取した3機のMSの奇襲を受けデイルとショーンのゲイツが破壊され一時撤退を余儀なくされた。だが撤退してもミネルバが後ろから奇襲を受けている事を知りユニラは自分が囮となりシンとルナマリアをミネルバへと向かわせる事にした。

 

 

 

 

デブリ帯を駆ける1つの機影があった、それは大小様々なデブリがあるにも関わらず、ものすごい勢いで駆けていた。

 

「……。」 

 

その機体のコックピットは機械音やとても小さいデブリ片がコツコツと当たる音以外は何も聞こえなかった。そしてその中に鎮座しているユニラは目を少し見開いてただただ前のみを見て機体を進めており、その瞳は深い青色ではなく青黒い色となっていた。

 

 

 

 

そしてその機体以外にデブリ帯の中を進んでいる機体が3機ありそれらはアーモリーワンから奪取された機体であり名をカオス.アビス.ガイアであった。

 

カオスはデブリを回避するように進んでおり、アビスは当たりそうなデブリ片は手持ちのランスでどかしたり壊したりして、ガイアはフラフラと2機の後をついて行きながら進んでいるがデブリが当たりそうになったらギリギリで回避していた。また常にカオスはアビスが先行しようとするとそれを阻めていた、またガイアがフラフラと2機とは違う方向へと向かわないように見張っていた。

 

そしてカオスが2機のを気にしながら小さいコロニーの残骸を避けガイアは2機の後をフラフラとついていき、アビスはランスからビームの刃を出して小さい廃棄コロニーの残骸を一刀両断した、カオスはその光景を見ようと後ろを向こうとしたら突然アビスがガイアの方へと吹き飛ばされたのであった。

 

吹き飛ばされたアビスは体勢を立て直して斬ったコロニーの残骸から出てきたものに対してビームランスによる攻撃をしようとしたがその攻撃は途中で止められた、そしてその攻撃を止めたのは青いザクすなわちユニラのザクであった。

 

 

 

 

「…奇襲は成功、あとは壊さない程度に…」

 

ビームランスを受け止めているビームトマホークをユニラは振り上げビームランスを振り払い再びアビスにタックルを仕掛けた、それを食らったアビスはまた後方へと吹き飛び今度はガイアの傍にあるデブリにへとぶつかった。

 

そして前方へと行っていたカオスが戻って来て背負っている機動兵装ポッドを展開し攻撃を開始した、さらにガイアはMA形態へと変形し背部のビーム突撃砲を発射してきた。

 

「……甘いっ!…」

 

ユニラはさっき真っ二つにされたコロニー残骸ガイアへと蹴り飛ばしてビームを防ぎ、更に蹴り飛ばした反動でカオスの機動兵装ポッドによる攻撃を回避してデブリが多くある場所へと向かった。

 

「…コードLBS2…起動…HBモード…」

 

コックピット内のユニラがボツボツと呟きながら座席の脇のキーボードで次々と何かを打ち込み出した。

 

そして打ち込みが終わってキーボードをしまったらザクの背部のスラスターが2つに割れたのであった。

 

「さて…時間稼ぎだ…」

 

スラスターが2つに割れザクは先の動きが遅く見えるほど速く動いていた、そしてその速度のままデブリや隕石をどんどん奪取された3機にへと蹴飛ばしていった。カオスは避けられるのはかわして避けきれないものはシールドで防御していた、アビスはビームランスを振り回してデブリを破壊しており大きいのや隕石は胸部や肩部のビーム砲で破壊しているが破壊しきれないものに当たっていたりしていた、ガイアはMA形態のままで飛んで来るデブリや隕石を乗り継いでザクの方へと接近してきた

 

「あのパイロット…中々…」

 

接近してきたガイアは背中のビームブレイドでザクを切り裂こうとした、だがザクはスラスターを使ってガイアの下に回り込んで体当たりを仕掛けてガイアを吹き飛ばした。

 

 

 

 

「……そろそろか……?」

 

かれこれ数分程ザクはビームライフルやビームトマホークを直撃させようとせずにデブリや隕石を翻弄しながらタックルなどの格闘戦を行っていた、それに対し3機はザクを破壊しようと追っていたが中々傷1つつけようともつけられなかった。

 

「あいつら…大丈夫かな…」

 

ザクはほぼ無傷なのにアビスは青かった装甲が灰色になっており、カオスの盾は守るという役割があるのかどうか分からないぐらいぼろぼろであり、ガイアは肩で息しているような体勢であった。

 

「…まだやる気なのか…?」

 

アビスはあの状態であってもビームランスを構えている、だがカオスはそれを制していた。

 

「稼ぎは十分…ついでに確保でも…」

 

だがガイアは2機を置いてその場を去っていったのであった、そしてそれを見た2機はガイアの後を追ってユニラの視界から消えたのであった。そしてユニラのザクはビームライフルやトマホークをしまい割れたスラスターを1つにし、機体をミネルバへと進め始めた。

 

「…ふぅ…、…あっ…デイルとショーンも回収しておこう。」

 

コックピット内でユニラはヘルメットを取り座席に寄りかかった、そしてその瞳は青色で光があった。

 

 


 
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