No.689559

ノーゲーム・ノーライフ異世界奮闘記第11話

ハールさん

今回は、原作キャラが登場します。
また、今回の後半は少しない設定かもしれませんが、気にしないでください。
口調が安定しませんが、どうぞ。

2014-05-26 23:41:37 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1383   閲覧ユーザー数:1368

いの「こちらにおすわりください。今お茶を入れてきますので。」

龍太「ありがとうございます。」

アスカ「相変わらず広い家じゃのう。」

龍太たちは家に上がり、リビングにいた。

龍太「ちょっと聞きたいんだけど…」

アスカ「なんじゃ?」

龍太「いのさんとはどこで知り合ったの?」

アスカ「私の父が知り合いだったのじゃ。」

龍太「へー、そうなんですか。」

アスカ「うむ、最近は来てなかったからのう。そういえばあの子は元気にしておるじゃろうか。」

龍太「あの子って?」

アスカ「あのことはのう、「そのことは私が話しましょうか。」」

いのがお茶を入れて戻ってきたようだ。

いの「どうぞですぞ、それとお茶菓子を持ってきましたのでいただいてください。」

そこには、緑茶と桜餅があった。

龍太(まさかここにきて、お茶と和菓子が食べられるとは…故郷が懐かしいな)

龍太「それじゃあいただきます。」

龍太が一口お茶を飲んだ。

いの「それでは、話としましょうかのう。では先にあのこについてですな。」

龍太「あのこって誰ですか?」

いの「今呼びましょうか、おーい、いづなこっちに来なさい。」

いのがそういうと、黒髪黒目でフェネックのような大きく長い耳と尾を持った、見た目年齢は一桁台の幼女が出てきた。

いづな「呼ばれたから来てやった、です。」

いの「この子はわしの孫娘じゃ、仲良くしてやってくれんかのう?」

龍太「…まぁわかりました。」

龍太はいづなに手を差し伸べた。

龍太「僕は佐上龍太、よろしくね。」

いづな「初瀬いづな、です。これからよろしく、です」

いづなは龍太と握手をした。

アスカ「久しぶりじゃのう、元気にしておったかいづな?」

いづな「会えなかったからさびしかった、です。なでなでしろ、です」

アスカ「おぬしはいつまでもかわらんのう。ほれ、これでよいか?」

アスカはいづなの頭をなでた。

いづなは気持ちよさそうに目を細めた

いの「ほほほ、和む光景ですのう。」

龍太「本当ですね。」

男2人はお茶を飲みながら、そのやり取りを見ていた。

アリエル「これおいしいですね。」

エイミ「今度、作り方教わって作ってみましょうか。」

アリエル「本当ですか、わーい。」

エイミ「そんなにおいしいのでしたら、私の一つあげますね。」

アリエル「エイミさん、ありがとう。」

いの「こちらのまたいい光景じゃ。」

龍太「ですねー。」

男2人はズズーとお茶を飲みながら、温かいめで見ていた。

龍太「いづなちゃん、ちょっと耳触ってもいいかい。」

いづな「触るならはやく触りやがれ、です。」

いづなは龍太の膝に座った。

龍太「……」

龍太は無言になって、耳を触りながら、頭をなでた。

いづな(!!!、気持ちいい、です。ふみゅー…)

いづなは目を閉じて、気持ちよさそうに、龍太に体重を預けた。

龍太(髪さらさらだな。耳もふさふさだし。やっぱ最高!!!)

龍太は内心とても喜んでいた。

アスカ「ずるいのじゃ…私のなででほしいのじゃ。」

アスカは龍太に聞こえない声でいった。

龍太「何か言いましたか?アスカさん?」

アスカ「!!…何でもないのじゃ!」

龍太(うーん、僕何か変なことしたかな…?)

いの「ほほほ、青春じゃのう。」

エイミ(ここでの話聞いて帰ってきたら、なででもらおう。うーん次はどんな手できょうは…お願いしようかな♪)

エイミは黒い笑みを浮かべていた。

龍太(なんか僕後日死にそうな気がしてきたなー。)

龍太は自らフラグを建てようとしていた。

いづな「手が止まっている、です。もっとなででほしい、です」

龍太「へ?ごめんごめん。」

龍太はそういって撫でるのを再開した。

いの「それで、龍太さんはだれを探しているんですかな?」

龍太「最近、人類種で2人組の人見かけませんでしたか?」

いの「最近は見てないですなぁ。もしかして、人類種の王のことですかな?」

龍太「その王の名前は、空と白ですか?」

いの「そうです。その名前ですな。」

龍太「…その国はどこにあるんですか?」

いの「かなりここからはなれていますしのう、今からじゃ無理ですな。」

龍太「……」

いづな「今日は泊まっていけ、です。もっとなででほしい、です」

いの「いづな!!?なに言ってるのだ。」

いづな「じじい、部屋は空いているのでいいだろう、です。」

いの「たしかにそうだが…」

龍太「……」

アスカ「龍太?」

龍太(……やっと手がかりを見つけた。これで空たちと会える……)

アスカ「聞いておるのか龍太?」

龍太「…へ、何か言いました?」

アスカ「今日はここに泊まることにしたからのう。」

龍太「…わかりました…」

いづな「こっちの部屋に来て、もっとお話ししろ、です。」

龍太「うん、わかった。いこうか」

龍太といづなは別の部屋に行った。

エイミ「龍太さん大丈夫でしょうか?」

アスカ「…まぁだいじょうぶじゃろう。」

いの「それじゃあ、夕食の食べる準備でもしようかのう。」

アスカ「私は手伝うぞ」

アリエル「私も手伝います!」

エイミ「お姉ちゃんたちがするなら、私もしますね。」

いの「これはこれは、たすかりますのう。」

いのたちはキッチンへ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、とある場所。

ハーデス「どうした?先ほどから魔力がとぎれとぎれになってきているが…」

テト(まさか、ここまでやるとわ。…すこしピンチかもね)

ハーデス「ならこちらから仕掛けさせてもらうぞ。」

ハーデスがそういうと、体の周りに黒いオーラが出てきた。

ハーデス「こいつで終わりだ!!すべてを闇にそめろ!!!シュバルツアロー!!!」

ハーデスが手をかざすと、いくつもの魔法陣がでて、無数の黒い矢が出てきた。

テト「!!!」

テトはすかさず手をかざして、魔法陣を出し、その中から槍を出した。。

テト「その力ですべて粉砕しろ!!ゲイボルグ!!!」

テトがそういうと、槍から、光線が出てきた。それもかなり膨大な量の。

二つの攻撃がまじり、爆発した。

テト「はぁはぁはぁ、これでどうだ…」

テトは腕から流血をしていた。

爆発に巻き込まれた際に腕に傷を受けたのだ。

ハーデス「くくく、この勝負いただきだ!!!」

テト「!!」

テトが上を振り向くと、ハーデスがいた。

その横には巨大な矢があった。

大量の血が体から出た。

ハーデス「さよならだ、テト」

テト「しま・・・・・」

テトに巨大な矢が刺さった。

テト「まさか…僕が負けるとは…」

テトはそのまま倒れた。

ハーデス「……倒したぞ。とうとう倒したぞ!!!!」

テト「……この…世界は…」

テトはそこで意識を失った。

ハーデス「これからは俺が神だ。さてこの世界をどうするか…」

ハーデスは不敵な笑みを浮かべていた。

ハーデス「くくく…」

世界が変わりつつあるのであった

 


 
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