No.686751

新米Pの奮闘記 1

伯楽さん

THE IDOLM@STERシンデレラガールズの二次創作小説です。
初めての小説掲載となりますが、楽しんでいただければ光栄です。

2014-05-14 21:56:35 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:807   閲覧ユーザー数:783

「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」

無愛想な娘だなと思ったのが三割で残りの七割は綺麗だなと思った。

 

 

俺はCGプロに勤めるプロデューサーだ。といっても、今日が初出勤である。

P「初日から遅刻なんてできないよな…」

そう思い、早めに家を出たのだが途中思わぬトラブルで時間をくってしまった。

P「おはようございます!」

「あら?プロデューサーさん、おはようございます。少し遅刻ですよ?初日から遅刻だなんてしっかりしてください。」

元気よく事務所のドアを開けるとそこには緑色の事務服を着た女性が立っていた。この人は事務員の千川ちひろさんである。

P「すいません、来る途中の電車で女の人が痴漢に遭っていたのを助けていたらこんな時間に…」

ちひろ「…はぁ。普通はただの言い訳と思われてお終いですよ?私は昔からの知り合いですからP君が嘘をついているとは思いませんけど…」

…ちひろさんとは長い付き合いでいろいろと恩義がありこのCGプロに入社できたのもちひろさんのおかげだったりする。

「そこまでにしてあげたら?彼も明日からは気をつけるでしょうし。」

「ホント言うと事務処理の仕事を早く覚えてもらいたいのよ。瑞樹さんはそろそろテレビ局にいく時間だから。」

この二人はこのプロダクションに所属するアイドルで1人目が川島瑞樹さん、二人目が和久井留美さんだ。

川島さんは元地方局アナでどうやったのか知らないがちひろさんが引っ張ってきたらしい。和久井さんは本人曰くこのプロダクションに入ったのは俺の所為らしい。まったく記憶にないが元秘書というのは伊達ではなくこの事務所の事務仕事、所属している三人のアイドルのプロデュース、そして自分のセルフプロデュースと全て完璧にこなしている。…余談だが全てちひろさんに聞いたことである。

ちひろ「仕方ありませんね。P君、明日からはお願いしますね?」

P「わかりました。それじゃあ、今日は事務の仕事を覚えるんですか?」

留美「ええ、それと午後にはあなたの担当するアイドルの娘がくるはずだから。それじゃ、瑞樹さんを送ってくるわ。」

瑞樹「行ってくるわね。今日か明日あたりにでもあなたの新歓しましょう。」

ちひろ「行ってらっしゃーい。それではプロデューサーさん、担当の娘がくるまで事務について教えますよー」

P「お願いします!」

 

か、かなり大変だ…。ちひろさんは大手プロダクションはもっと大変だと言ってたけど、これでも充分大変だよ…。事務所の近くにある定食屋で昼飯を食べながら考える。あのあと、午前中いっぱい仕事を教えてもらったがなかなか簡単にはいかなかった。帰ってきた和久井さんは俺の倍近いペースで終わらせていた。俺の分の二倍は書類あったぞ…。

P「にしても、この焼き魚定食うまいな…ちひろさんが勧めるだけあるな…」

留美「でしょう?わたしもここの定食好きなのよ。」

P「わ、和久井さん!」

と、和久井さんがやってきた。向かいの席に座りながら和久井さんが話しかけてくる。

留美「どう?出勤初日の半分が終わったのだけれど。」

P「そうですね…かなり大変ですけど…が、がんばります!」

留美「そう?まあがんばってね、うちの事務所は人が少ないからその分まわってくる量が多いのよ。まだまだ弱小な事務所だけどこれからはどんどんメディアへの露出を増やしていきたいから一人ひとりの仕事はもっと増えていくわ。あなたの力、期待してるわよ。…そしてトップに辿りついた時にはP君に…」

なんだか、よくわからないことをボソッとつぶやいているが、

P「はい!力になれるように、期待にこたえられるようにがんばります!」

聞かなかったことにしておいた。前に、突っ込んで大変な目にあったからな…

留美「ええ、よろしくね。それで昼からはあなたの担当するアイドルにあってもらうわ。もう事務所に来てるから呼びに来たのよ。」

P「そ、そうなんですか!」

俺は急いでご飯をかきこんだ。

 

P「俺の担当する娘ってどんな娘なんですか?」

事務所に戻りながら和久井さんに尋ねる。

留美「一言で言えばクールな娘ね。私の第一印象は一匹狼みたいな娘って感じだったわ。あとは会ってみて、そして自分の目で確かめてちょうだい。」

事務所のドアを開けながら和久井さんが言った。

留美「さあ、あなたの担当するアイドルはこの娘よ」

そして冒頭に戻るのである。

 

 

「……まあ、悪くないかな…。私は渋谷凛。今日からよろしくね。

…ハッ!ちょっと硬直してた。

凛「…どうしたの?」

P「い、いやなんでもないよ。俺は名前はPだ。君の言った通り今日から俺が君のプロデューサーだ。よろしくな。」

留美「ここからは早速仕事の話をしていくわよ。ちひろさんも呼んでくるわ。」

そう言って和久井さんはちひろさんを呼びに行った。

…何話せばいいんだろうか。

P「渋谷は何か好きな物とか趣味とかあるのか?」

凛「凛でいいよ。うちの事務所の人はみんなそう呼ぶから。好きなもの…色なら蒼が好きかな。趣味は犬の散歩だよ。」

話しながら彼女はふふっと笑う。

P「…綺麗、だ。」

凛「えっ?」

P「い、いや何でもないよ。そうか、凛は犬を飼っているのか。実は俺の従姉に犬を飼ってるのがいてな…。その犬の名前がわんこって言ってな…」

ちひろ「すいません、ちょっと川島さんの方で問題が起こったらしくて…本当はいろいろ説明してからのつもりだったんですけど三時からのレッスンに向かってもらえますか?」

ちひろさんが少し焦りながらやってくる。

ちひろ「凛ちゃんは場所わかるよね?留美さんといっしょに私も出ますので後お願いします!」

留美「ごめんなさいね、ちょっと行かなきゃいけないから凛、P君に教えてあげといてね!」

和久井さんも焦りながらやってきてそのまま二人は事務所を出て行った。

凛「とりあえず、私のわかる範囲で教えるよ。そっち、座って。」

P「あ…あぁ。」

何があったのだろうか。

凛「大丈夫だよ。ちひろさんが行ったなら確実に大丈夫。それに今日は柊酒造の女社長さんとの仕事だって言ってたし大丈夫。」

何故その柊酒造の女社長さんが一緒だと大丈夫なのか分からなかったが、

P「そうだな、それじゃあ教えてくれるか?」

自分の今すべきことを優先することにした。

 

次は1週間後には投稿できるようにがんばります。

だれか出してほしいアイドルがいたらコメ欄にお願いしますm_m


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