No.679678

真・恋姫なのは? 紫天降臨編 第五話

アサシンさん

さぁ・・・・始めようか?

2014-04-18 11:59:00 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:2290   閲覧ユーザー数:1840

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある海上で

 

アースラ所属の魔導師達が多種多重結界を準備する中。あちらのフローリアン姉妹とディアーチェ達がシステムU-Dを呼び出す準備を進めている

 

タイマーを掛けて結界を張り終わった頃に発動、彼女を解放する予定だ

 

そして結界内で戦うのが俺と賢弟の二人

之には誰も異論を上げなかった・・・・まぁあんな事をやっちゃったからかね?

 

そんなこんなで空中に浮かべていたディスプレイ?がカウントダウンを始めた

 

 

 

一刀「そろそろか・・・・・用意はいいか?クライド」

 

クライド「何時でも始められるよ兄さん」

 

 

 

・・・10

 

 

 

一刀「本気で戦うのは意外と初めてかもな」

 

クライド「兄さんはどちらかというと指揮官だもんね」

 

 

 

・・・9

 

 

 

一刀「俺が戦うのも今まで無かったな」

 

クライド「デバイス事態初めて使ったのがエルトリアの時だったね」

 

 

 

・・・8

 

 

一刀「あの時は魔力解放しただけ・・・・今回は違う」

 

クライド「そうだね」

 

 

 

 

・・・7

 

 

 

一刀「海はどれくらい『掌握』出来た?」

 

クライド「結界内はほぼすべて」

 

 

 

・・・6

 

 

 

一刀「完璧だ、さすが賢弟」

 

クライド「兄さん達の御蔭だよ」

 

 

 

・・・5

 

 

 

一刀「にしても夜天を闇にしやがった歴代の主共は碌なヤツが居ないな?」

 

クライド「だね、僕は兎も角。はやて・アインスの事もそうだけど・・・・彼女まで」

 

 

 

・・・4

 

 

 

一刀「まぁくたばった連中はどうでもいい。今は」

 

クライド「うん、今は」

 

 

 

・・・3

 

 

 

一刀・クライド「「闇に囚われし少女を解放する為に!!」」

 

 

 

・・・2

 

 

一刀「大空に響き渡れ・・・・・白鐘!」

 

クライド「来たれ!・・・・・グラーシア!」

 

 

・・・1

 

 

白鐘・グラーシア<<standby ready?>>

 

一刀・クライド「「セーットアーップ!」」

 

白鐘・グラーシア<<set up!>>

 

 

・・・0

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、また私を欲する者が現れてしまったのですね

 

また私は全てを壊して・・・殺してしまう

 

私の意志に関わらず魄翼(はくよく)は汝を引き裂くでしょう

 

小さな光が徐々に強く大きくなり眩しくさに視界を奪われた目を再び開くと

 

目の前に二人の青年が居ました

 

 

一人は少し昔の記憶に残る男性の面影が有りました

鈍い銀に近い灰色のコートに目にするだけで寒さを感じる杖を持っていますね

 

 

もう一人は・・・・アレは一体何者なのでしょう

純白の衣に漆黒の長髪、白銀の十字架を背負う青年

彼の胸元から懐かしい焔を感じます

 

 

二人とも私と同等以上の魔力を感じます

 

私が現れると二人が私に話しかけてきました

 

 

『必ず解放するから少し待っててくれ』『僕らが絶対に助けるから』

『『そんな悲しい顔をさせない為に!!』』

 

 

・・・・・解かりません

 

彼等は一体何者なのでしょう?エグザミアを欲する者達ばかり見て来た所為でこの二人の言っている事が解かりません

 

ですがもう終わってしまう

 

私の魄翼は貴男達を殺してしまう・・・だから

 

 

 

・・・・逃げて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我は夢でも見ておるのか?

 

小鴉を護る守護騎士の末席、氷騎士とその義兄は何者なのだ

 

氷騎士の優しさにコロッとやられてしまった我であるが人を見る目はある方じゃと思っておった・・・・が

 

我の見立てでは氷騎士と義兄は、システムU-Dと戦うも窮地に追いやられると思っておった

 

幾ら我等を封じた凍える世界?『グラーシアス・ヘルズ・カントリー』じゃったかの、アレを用いても苦戦を強いられると思っておった・・・・・じゃが

 

今目の前に広がる戦闘の光景に我は・・・否、我等は魅入られた

 

 

初見殺しとも言える酷翼から放たれた魔導弾の雨を義兄が背負う十字架で防ぎ切り。氷騎士が結界内の海面に降り立ち、巨大な槍を作り目にも止まらぬ速度で放ち始めた

 

身の丈を超える氷槍は空気の壁をブチ抜き魄翼を穿った

 

するとどうだろうか?

 

氷槍に穿たれた魄翼が凍り始めた、魔力抵抗を受けて進行は遅いが確実に着実にU-Dを凍り漬けようとしている

 

アレは一度でも触れれば我やレヴィ、シュテルでも耐えられぬであろう

 

U-Dは動きが鈍くなろうと構わずに魔力弾を義兄目掛けばら撒き、頭上に巨大な魄槍を投擲した

 

ベルカの魔法はその殆どがプロテクション等の防御魔法を粉砕する力を持つ、義兄のシールドもいともたやすく破られ手に持つ十字架で直接防いでおる

 

義兄が大勢を崩している間に。氷騎士が動き始めた

 

体を悪寒が走ると共に氷騎士が我等を封じた術式を起動させた・・・・否。我らを封じた術式とは比べられぬほどの魔力と冷気を感じる

 

我等の時の三倍はある氷柱、曇天に浮かぶ鋭利や氷刃、そして水底どころか世界が凍えてしまう程の冷気より現れた氷の大地

 

其処の玉座に座すは、小鴉が惚れ、我までも誑かした男が座しておる

 

そのてに持つ氷騎士の槍を掲げ力を高めておる。それに伴い結界内の温度は最早絶対零度に届こうとする・・・・・氷騎士よ、うぬは世界を滅ぼす気か!?

 

結界の外で待機している我の元にまで冷気が来ておるぞ!?氷河期を起こすつもりか!!?

 

 

・・・うむ、落ち着いたぞ?本当だぞ?

 

 

・・・む?義兄の方にも動きがあるな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「ぬぉ~っ・・・・キツイなこりゃ」

 

 

 

イヤ~参った参った、ゲーム知識と言うかP〇PでKY(クロノ)と魔王(なのは)使って倒したが。リアルで相手すると結構・・・・イヤかなりキツイ

 

まず何なんだあの機関銃並みに連射して来る魔力弾は!?防御しただけで一気に一割減らされたわっ!!

 

おまけとバカリに投げて来た槍にはアッサリと破って来たし、直撃したのに傷一つ付かない白鐘も白鐘何だが・・・・まぁとにかく何が言いたいかって言うとだな?

 

ベルカ戦乱期のヤツがロストロギア内臓で殺る気満々の一撃必殺ブチかましてくんじゃねぇえええええええええええええええええええええええええええ!!!!?

 

死ねるわ!マジでお陀仏だわ!本気と書いてマジだボケェ!!?

 

手加減を知らない鈴々でももうちょっとマシだったぞ!!・・・・・愛紗にはよく助けてもらったな~(現▽実逃避)

 

いきなり暴走状態だったのは予想外だったが・・・・・当たらなければどうと言う事は無い!!by紅い彗星

 

遠距離攻撃はリングと魔力機銃の二つ、ベルカに近接戦闘は死亡フラグまっしぐら・・・・だが

力に振り回されている彼女ならば勝機あり!

 

一端彼女の射程圏外に出る

 

 

 

一刀「賢弟の準備が完了するまで約十分・・・・派手に行くか?」

 

 

俺は掌に小さなベルカ式召喚魔法陣を展開する

 

 

一刀「来たれ!戦場に燃え盛る炎を騎士よ!我が身と一つに成りて怨敵を打ち滅ぼせ!」

 

一刀『融合騎召喚『アギト』』

 

 

 

 

最愛なる融合騎が炎を纏って現れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来た来た来たキタァああああああああああああああ!!!

 

やっとアタイの出番が来たぜ!

 

あのバカ(ジェイル)の後始末からやっと解放されるぜ!・・・・・アタイが居なくても大丈夫だよな?

 

・・・まぁ地上のおっちゃん(ゲンヤさん)ゼストの旦那に頼んでいるし大丈夫・・・だと思う

 

 

 

 

アギト「烈火の剣精アギト!参ッ上!」

 

一刀「おっす、久しぶりだなアギト」

 

アギト「何だよ一刀ぉ~♪やっとアタイと融合する気になってくれたのか?///」

 

一刀「ああ、ちょっと防戦一方でな、クラッシュボールもアクセルウォールも準備する暇が無くてな。アギトに助けて欲しい」

 

アギト「うん♪うん♪ヤッパリ一刀にはアタイが必要って事だ♪///っで?一刀が隙を作れない相手って誰なんだよ?」

 

一刀「アレ」指さし

 

アギト「どれだ?」見て

 

 

 

ユーリ「・・・・・エンシェント」スゥ・・・

 

 

 

一刀・アギト「「どわぁあああああああああ!?」」ズシャー!!

 

ユーリ「・・・・外した」スカッ

 

 

アギト「いきなり襲って来やがった!アタイの貞操はマスター(一刀)のものだぞ!?」

 

ユーリ「違う」

 

一刀「危ねぇ~。もうちょっとで罪の王冠みたいにリンカーコアから槍取り出されるところだった」

一刀「逝くぞ!アギト」

 

アギト「応!」

 

 

一刀・アギト「「ユニゾン・イン!!」」

 

カッ!

 

 

閉じてた目を開けると目の前にさっきのヤツが居たがアタイの目線が高くなって見下ろしている

 

 

アギト『おお、成功したなマスター♪』

 

一刀「だな、(ごそごそ)・・・・おお!髪の毛と瞳が緋色になっている」手鏡

 

アギト『御揃いだな一刀♪///』

 

一刀「ああ、クライドの準備が出来るまで削れるだけ削るぞ?」

 

アギト『YES!MY MASTER!』

 

 

 

アタイは嬉しさと興奮をあえて押えないで一刀と一緒にアイツに突っ込む

 

やってやるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一目見た時から、私は北郷一刀に惹かれていました

 

こういうのを一目惚れと言うのでしょう

 

恋は病とも気の迷いとも言われるようですが。私は彼を好きになったことに後悔など起きません・・・なぜなら

 

あんなに純粋で綺麗な炎を生み出す彼に惚れ直してしまったのだから

 

黒真珠の様に艶やかな黒髪とバリアジャケットは緋色に輝き、その手に持つ十字架のデバイスから抜かれた漆黒の刀身は純度の高い炎を纏い熱を帯びる

 

その姿はまさに炎の化身

 

私の焼滅(しょうめつ)とは異なる『焔』の魔法・・・・はぁ///

 

なんと美しいのでしょう?なんと綺麗なのでしょう?なんと気高いのでしょう?

 

私のただ焼き尽くすだけの炎ではない。温かな炎

 

彼は炎を纏いU-D・・・・ユーリ・エーベルヴァインへ向かいました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アギトとユニゾンして。ユーリと戦闘を再開する

 

彼女の足止めとエグザミアに負荷を掛ける為に近接戦闘に入る

 

右手に鞘である十字架の一番長い柄を持ち。利き手である左手で剣を振る

 

鞘と刀身に炎を纏ってユーリに振り下ろすが魄翼と魔神の腕(手)に阻まれる・・・だが

 

防御したと言う事は受けるとキッチリダメージを受けると言う事・・・・・・イケる!

 

 

 

 

アギト『剣閃烈火!』

 

一刀「火龍一閃!」

 

 

 

リリカルなのは第三期strikerでガジェット五十機を一撃で屠った剣を横一線に振り抜く

 

ユーリは魔神の腕で防ごうとするが既に遅い

 

振り抜かれた漆黒の刀身の軌跡が流れ星の様に流れ。ユーリの魔神の腕を斬り飛ばし、剣圧でユーリも少し吹き飛ばされ態勢を崩す

 

避ける事出来ず、されど防ぐ事も叶わず

 

鬼島津の示現流と古代ベルカの融合。最強にして最恐の剣技・・・・・やっちまったぜ☆

 

まぁ今はそれが役に立っているから良しとするか

 

 

 

 

一刀「んっ(ブルブルッ!)もうそろそろか?・・・・アギト!一気に畳み掛けるぞ!?」

 

アギト『応!』

 

 

 

 

俺は一度漆黒の刀身を鞘に納めて居合の構えを取りこちらをうかがいつつ防御の構えを取っているユーリ目掛け

一足で至近距離、鼻先がくっ付いてしまいそうなほどに一瞬で近づき。鞘に溜めた一撃を神速で抜き放つ!

 

 

 

アギト『焔帝招来!』

 

一刀「焔龍帝ノ閃戟!」

 

 

 

鞘の中で圧縮した焔を爆発させ鞘走りの速度を上げ、柄頭でクロスして防御している新しく生み出したユーリの魔神の腕をカチ上げて無防備になった所に

 

爆発的な推進力と実戦と死線で培ってきた剣技に乗った紅く、朱く燃え盛る刀身を右足の付け根から胸の中心。左の鎖骨を通り左肩へ走り抜ける

 

 

 

ユーリ「うわぁあああああああ!!?」

 

 

 

 

その剣撃と剣圧を無防備に受けた彼女が耐えられる筈も無く

 

恐ろしく強靱であるが小さな四肢を氷の大地に横たえ・・・・溶けることのない棺に包まれる

 

 

 

クライド「凍える世界!」

 

グラーシア<グラーシアス・ヘルズ・カントリー!>

 

 

 

彼女を頂きに巨大な氷木が育ち。氷の大地に大樹が生まれた

 

 

クライド「王様!」

 

ディアーチェ「まかせよ!」

 

 

結界の外で待機していた翼を三色に輝かせ、紫天の書を携えた闇統べる王が君臨す

 

 

 

ディアーチェ「もう泣かせぬ!もう悲しませぬ!もう苦しませぬ!」

 

ディアーチェ「お前の苦しみなど、我が闇が喰らい付くそうぞ!!」

 

 

 

夜天の剣十字と対と成る紫天の剣十字を掲げ

 

盟主の呪鎖(じゅさ)を断ち切る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

あとがき

 

どうもアサシンです

 

まずは一言・・・・・疲れたぁ~!書いたぁ~!です!

 

 

説明描写が有りましたが何とか戦闘描写を入れ、空気と成りつつあったアギトがやっと一刀とユニゾン・インしました~♪ドンド~ン♪パフパ~フ♪パンパン!(お▽祝い♪)

 

・・・・・・代わりに此方の聖王殿下と冥王(冥府の炎王)殿下が空気に!?

striker編が書けない現状・・・・打つ手無し!!

 

最終話は早くて来週、遅くて来月には更新する予定です

 

今作が終端を迎えた後、またアンケートを実施します

 

 

 

短いかもしれませんが次回にて終端を迎えます

 

 

 

 

 

 

次回 真・恋姫なのは? 紫天降臨編 最終話

 

       紡がれる物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~

 


 
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