No.675302

【獣機特警K-9ⅡG】おまえらのような親がいるか【交流】

古淵工機さん

だって しょうがないよ ロボットだもの(ジュリ)

■出演
ユメミ:http://www.tinami.com/view/674974
ジュリ:http://www.tinami.com/view/672616

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2014-04-01 01:09:12 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:947   閲覧ユーザー数:859

ラミナ市内・9 to 10Ⅱの地下1階食品売り場。

ここにとある少女が買い物に来ていた。

「えーと、あとは卵と鶏モモ肉と…」

と、買い物カゴを片手につぶやいているのはツインテールの少女。

その隣の、やや背丈の小さい少女…厚木 優芽美が友人の姿を見つけ、声をかける。

「ハルちゃんにツキお姉ちゃん!シノおばちゃんもこんにちは!」

「あっ!ユメミちゃん!」

その友人とは鈴木 月・晴姉妹。母親の鈴木 志乃に付き添って買い物の最中だという。

 

「三人ともお買い物?」

「ええそうよ。こうして三人で買い物しながらおしゃべりするのが楽しいのよ」

「そうそう!」

「ユメミちゃんもお買い物?」

「うん。ママに頼まれてね」

「へえー、貿易大臣の娘さんもこういうとこ来るんだ」

「いやいや、政治家もみんながみんな金持ちなワケじゃないしさw」

と、和気藹々と話している三人。だが、ツキがふとユメミに訊ねる。

「でもさ、子供だけで買い物なんて大変でしょ?」

「そんなことないよ。ママも一緒だもん」

「えー?だってユメミちゃん…」

と、言いかけたハルがはっと口をふさぎ、ツキと相談を始める。

 

「…ねえお姉ちゃん、ユメミちゃんにお姉ちゃんとか妹っていたっけ」

「いや、たしか貿易大臣の一人娘だったはず…一人娘…ひとり…?」

すると、ユメミの隣にいたツインテールの少女がにっこりと笑いながらシノの元に近づくと丁寧にお辞儀をした。

 

「どうも。ユメミの母のジュリです」

「あら、ジュリさん。いつも小さい身体で大変ねェ」

「「え!?」」

普通に『主婦同士のやり取り』を始めてしまった二人に驚くツキ・ハル姉妹に、ユメミが恥ずかしそうに答える。

「…あー、うん。つまりそういうこと。この人があたしのママなの」

「ふふっ、ダマされた?ツキちゃんにハルちゃん、よろしくね」

「えー…どう見ても姉妹にしか見えなかったけどなあ…」

「ロボットって恐ろしい…」

さらに買い物は続く。

「あっ!そうだママ!アレも買っていかなきゃ!!」

「ええ。我が家はやっぱりこれがないと!」

と、精肉売り場にやってきた一行はある袋詰めの商品に目をやる。

真空パックに包まれていたそれは調理済みのハンバーグだった。

 

「あっ!これ知ってるわ。『大ちゃんハンバーグ』ね?」

と、シノが手を叩きながら声を上げる。

「あー、よくテレビでやってるよね」

「でも『大ちゃんハンバーグ』のCMに出てくる子かっこいいよねー。タイプかも」

などと、聞いているほうが恥ずかしくなるようなセリフをさらっと言ってのけるツキとハルに、ジュリが微笑みながら答える。

「あら知らないの?この子もう彼女がいて結婚もしてるのよ」

「ウソ!?だって子供じゃない!?」

「結婚してるって…?彼女って誰なの?」

と、驚きのあまり引きつっている姉妹に、ジュリは余裕の笑みを浮かべると得意げに答えた。

「…私がそこに出てる子…『大ちゃん』ことマルスフーズの社長・厚木 大樹の妻なのよ」

「えっ…ってことは、ユメミちゃ…!?」

「うん…大ちゃんはあたしのパパなの…」

「「え、えぇぇぇぇぇぇ~~~~!?」」

 

その夜、ツキ・ハルの姉妹は悩みすぎで一晩眠れなかったそうな。どっとはらい。

 


 
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