No.671156

真・リリカルDM

カイさん

第十三話「始まりと今(後編)」

2014-03-16 03:52:58 投稿 / 全13ページ    総閲覧数:3189   閲覧ユーザー数:2864

ディアーチェ「懐かしいな」

 

レヴィ「次の大会で復活だよね僕達♪」

 

ユーリ「ええ、これで全員揃いました」

 

シュテル「あの頃同様に、目指すは優勝。これだけですね」

 

一刀「ライディングデュエルは甘くない。心して掛からないと痛い目見るぜ?」

 

アミティエ「あ~お茶が美味しい♪」

 

グランツ「そうだね~♪」

 

一刀「親父臭いよ二人とも」

 

キリエ「でも、大会に優勝しなかったら、一刀と離れる事もなかったのにね」

 

ディアーチェ「言うな。思い出したくもない」

 

グランツ「そうだ一刀。あの写真また作って渡そうか?」

 

一刀「皆と一緒に優勝した時の写真ですか?」

 

グランツ「ああ」

 

一刀「ありがとう御座います博士」

 

お礼を言った一刀は、皆で取った写真を見た

 

 

レヴィ「じゃあかずとん!僕の部屋でデュエルしようよ♪」

 

シュテル「その前にお風呂を済ませてしまいましょう」

 

一刀「お前らまだ一緒に入ってんの?」

 

ディアーチェ「わ、我は後で良い////」

 

ユーリ「何でですかディアーチェ?一緒に入りましょう」

 

ディアーチェ「こいつが居るから、入れるか!////」

 

一刀(一様、その辺気にするんだな)

 

ディアーチェが一刀を指差して大声を上げた姿を見た一刀は、やっぱり女の子なんだなと思った

 

 

アミティエ「じゃあ、皆が上がるまで私の部屋で時間潰しますか?」

 

一刀「えっ!?アミティエの部屋で////」

 

ディアーチェ(ギロッ!)

 

一刀「うッ!」

 

ディアーチェ「お前・・・何を考えていた?」

 

一刀「何も・・・」

 

グランツ「いやー懐かしいね、このやり取りは」

 

キリエ「あのパーティーがなければこのままで入れたのにね」

2年前

レヴィ「博士~!手紙来てるよ~!」

 

グランツ「後で読むよ」

 

一刀「そう言って、いつも読まないだろう。あれ?」

 

一刀がレヴィの持ってた手紙を見ると、首を傾げる

 

 

一刀「博士。これ招待状じゃないかな?」

 

グランツ「招待状?私に?」

 

シュテル「これは、株式会社魏曹?・・・あの大手企業の魏曹ですか?」

 

ユーリ「突然のお手紙お許しください。私は予予(かねがね)、サティスファクション大会で活躍しているチームダークマテリアルズの皆さんのお噂を聞き、是非一度お会いしたくこの招待状をお送りしました。是非とも今度わが社で行われる20周年パーティーに参加して頂けないでしょうか?魏曹社長。曹 華南」

 

手紙の内容を一通り読んだ後、封筒の中から招待状が出てきた

 

 

ディアーチェ「・・・如何思う?」

 

シュテル「大手企業の社長が、高々日本最強チームに関心を示すでしょうか?」

 

レヴィ「それだけ僕達が凄いって事じゃないの?」

 

ユーリ「それだけじゃない様な気がします」

 

一刀「俺達の分だけじゃなくて、博士達の分も有るぞ」

 

アミティエ「わおっ♪それってもしかして社交界!」

 

キリエ「もしかしなくてもそうだと思うよ」

 

アミティエ「如何しましょう♪私新しいドレス買うべきでしょうか?」

 

一刀「・・・博士。魏曹の社長と繋がりがあるの?」

 

グランツ「うん?昔ちょっとね」

 

一刀「そう、で・・・如何しようか?」

 

グランツ「出よう。久しぶりに顔でも出すとするよ」

 

ディアーチェ「博士がそう言うなら、我等も出るか」

 

レヴィ「じゃあドレス?」

 

一刀「いや、その必要はない」

 

一刀は含みの有る笑みを浮かべた

当日

 

 

門の前では数名の社員達が招待状をチェックしていた

 

 

???「ようこそいらっしゃいました。どうぞ中へ」

 

???「おい沙和!そっち終わったか?」

 

沙和「全然なの、あれ?」

 

???「どないしたん?」

 

沙和「真桜ちゃんあれ」

 

真桜「うん?」

 

沙和の指差した先には、黒いフードマントを着た5人が歩いて来た

 

 

真桜「止まり!何や自分ら?」

 

???「・・・」

 

スッ!

 

真桜「うん?招待状?えーと名前は・・・!?」

 

沙和「真桜ちゃん。この子達」

 

真桜「どうぞ中へ、ようこそいらっしゃいました。ダークマテリアルズの皆さん」

 

ペコリ!

 

シュテル「警戒していましたね」

 

一刀「食いつきは良いだろう」

 

ユーリ「博士達と別行動で良いんでしょうか?」

 

一刀「最初だけだ。直ぐに合流するんだ」

 

一刀達が入って言った後に、博士達が会場に入る

 

 

蓮華「あら?」

 

思春「社長。何か?」

 

蓮華「あの子達は?」

 

思春「あれは確か、チームダークマテリアルズですね」

 

蓮華「ダークマテリアルズ?」

 

冥琳「小学生から高校生までを対象としたサティスファクション大会の事はご存知ですよね?」

 

蓮華「ええ」

 

冥琳「その第一回大会の優勝チームです」

 

蓮華「そうなの、でも皆如何見ても小学生よね?」

 

???「それが優勝したって事は、周りが相当弱かったのね」

 

蓮華「姉さま!」

 

冥琳「その可能性が高いだろうな」

 

雪蓮「期待して損しちゃった。勘が鈍ったかしら?」

 

ビール片手にダークマテリアルズを見ていた雪蓮は、食事に専念する事にする

一刀「ゴメン。ちょっとトイレ」

 

グランツ「直ぐに戻るんだぞ一刀」

 

一刀「ああ、判ってるよ」

 

トイレに言った一刀は、5分後に戻ってきた

 

 

シュテル「おや、あれは」

 

レヴィ「何々?」

 

シュテル「向こうでデュエルが行われてるみたいですね」

 

レヴィ「デュエル!見に行こうよ♪」

 

グランツ「やれやれ仕方ないね」

 

ディアーチェ「まあ、デュエルと聞いてこうなるのはもうこ奴の長所じゃ」

 

ディアーチェ達が向かった先ではデュエルが行われていた。しかし決着は既に付いていた

 

 

???「まったく、肩慣らしにも成らないわね、麗羽。貴方の付き人じゃあ」

 

麗羽「くっ!ぐぬぬぬ!!」

 

???「く、くそ・・・」

 

???「文ちゃん大丈夫?」

 

???「悪ぃ斗詩。姫。また駄目だった」

 

斗詩「仕方ないよ、相手が華琳お嬢様じゃ」

 

麗羽「猪々子!貴方は私の付き人なのですよ!それなのに何度も負けるなんて!?」

 

猪々子「す、すんません」

 

華琳「大体こんな弱いカード使ってるからいけないのよ」

 

ゲシッ!ゲシッ!

 

猪々子「あっ!それあたいのカード!?」

 

華琳「悔しかったら取って見なさいよ」

 

バシッ!ドサッ!

 

華琳「痛っ!」

 

???「「お嬢様!?」」

 

麗羽・斗詩・猪々子「「「!?」」」

 

猪々子のカードを踏んでいた華琳の足を蹴り飛ばし倒したのは他でもない一刀だった

一刀「・・・フェザーマン?HEROデッキか?」

 

猪々子「お、おいお前?」

 

ガチャ!

 

猪々子「えっ?」

 

一刀「ちょっとお借りしますね」

 

猪々子「えっ!ちょ、ちょっと待てってお前!まさかそのデッキでやる気か!?」

 

パラパラパラ!

 

一刀「・・・3枚ほど、カードを加えても良いですか?」

 

猪々子「えっ、良いけど」

 

一刀「ありがとう御座います」

 

華琳「痛ったた」

 

???「お嬢様。ご無事ですか?」

 

華琳「ええ」

 

???「おいそこのお前!華琳お嬢様に何と無礼な事を!!」

 

一刀「・・・」

 

華琳「あら、言葉も判らないのかしら?」

 

一刀「・・・おい」

 

華琳「???」

 

一刀「デュエルしろよ・・・」

 

デッキの確認が済んだ一刀は、猪々子のデュエルディスクをはめて向かい合う

 

 

華琳「まさか、そのデッキ私の相手が務まるとでも?」

 

一刀「ああ、このデッキでも十分だ」

 

華琳「・・・やれやれね、これだから子供はイヤだわ」

 

一刀「・・・」

 

華琳「私はそのデッキと何度もデュエルをしているのよ?そのデッキの事はすべて判ってるの。此処まで言えば判るかしら?私が負ける事はまず無いって事が?」

 

一刀「・・・言いたい事はそれだけか?」

 

華琳「何ですって?」

 

一刀「無駄に舌に油が乗ってるようだな、背が低い分栄養がそこに行ったか?」

 

華琳「(カチーン!)・・・どうやら痛い目にあわないと判らないようね。春・秋。下がっていなさい」

 

春・秋「「はっ!」」

 

ガシャ!ガシャ!

 

一刀・華琳「「デュエル!」」

 

 

一刀4000VS4000華琳

 

 

華琳「私のターン、ドロー!手札から魔法発動!召喚師のスキル!このカードの効果により、私はデッキからレベル5以上の通常モンスターカード一枚を手札に加える、私が手札に加えるのは、青眼の白龍!」

 

一刀「!?」

 

華琳「そして手札から、古のルールを発動!この効果により私は手札から、青眼の白龍を特殊召喚!強靭にして無敵!わが魂!青眼の白龍!!」

 

--------

 

青眼の白龍 ☆×8 ATK3000 DEF2500 ドラゴン族

 

--------

 

華琳「そして私は手札からロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者-を通常召喚!」

 

--------

 

ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの支配者- ☆×4 ATK1200 DEF1100 魔法使い族・効果

 

 

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、フィールド上のドラゴン族モンスターを魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にできない。

 

--------

 

華琳「先行は最初のターン攻撃は出来ない。私はカードを一枚伏せてターンエンド。さあ、貴方のターンよ」

 

 

LP4000

 

 

手札;4枚

 

 

墓地;2枚

 

 

フィールド;モンスター2体

 

 

伏せカード;1枚

 

 

一刀「俺のターン!ドロー!手札からE・HERO スパークマンを通常召喚!」

 

--------

 

E・HERO スパークマン ☆×4 ATK1600 DEF1400 戦士族

 

--------

 

一刀「手札からR-ライトジャスティスを発動!俺のフィールドに「E・HERO」と名のついたカードの枚数分だけ、フィールド上の魔法・罠カードを破壊する。フィールドには一体のみ、あんたの伏せカードを破壊する!」

 

華琳「ふーん」

 

一刀「デモンズ・チェーン?・・・バトル!スパークマンで、ロード・オブ・ドラゴンを攻撃!スパークフラッシュ!」

 

華琳「まあ、これ位は出来るって事ね」LP4000→3600

 

一刀「カードを一枚伏せて、ターンエンド」

 

 

LP4000

 

 

手札;3枚

 

 

墓地;1枚

 

 

フィールド;モンスター1体

 

 

伏せカード;1枚

 

 

華琳「私のターン!ドロー!手札から、手札抹殺を発動!互いのプレイヤーは、手札を墓地に送り、その枚数分カードをドローする」

 

一刀「・・・」

 

華琳「手札から、調和の宝札を発動!手札の伝説の白石を墓地に送り、カードを2枚ドロー!そして伝説の白石の効果で、デッキから青眼の白龍を手札に加える」

 

一刀「・・・」

 

華琳「手札から、トレード・インを発動!青眼の白龍を墓地に送り、カードを2枚ドローする!手札から死者蘇生を発動!来なさい!もう一体の青眼の白龍!!」

 

--------

 

ディアーチェ「不味いな」

 

シュテル「高レベルモンスターの連続召喚、それに加えてドローの勝負強さ・・・並みのデュエリストではないですね」

 

ユーリ「流石の一刀もピンチですね」

 

レヴィ「大丈夫でしょう、かずとんなら」

 

グランツ「そうだね、私達は信じよう、一刀を」

 

--------

 

華琳「バトル!青眼の白龍で、スパークマンを攻撃!」

 

一刀「伏せカード発動!攻撃の無力化!」

 

華琳「ふん!まあ良いわ。私はこれでターンエンドよ」

 

 

LP3600

 

 

手札;4枚

 

 

墓地;7枚

 

 

フィールド;モンスター2枚

 

 

伏せカード;0枚

 

 

一刀「俺のターン!ドロー!手札から、O-オーバーソウルを発動!自分の墓地から「E・HERO」と名のついた通常モンスター1体を選択し、自分フィールド上に特殊召喚する。俺はE・HERO バーストレディを守備表示で特殊召喚する!そしてスパークマンを守備表示に変更、これでターンエンドだ」

 

--------

 

E・HERO バーストレディ ☆×3 ATK1200 DEF800 戦士族

 

--------

 

 

LP4000

 

 

手札;3枚

 

 

墓地;4枚

 

 

フィールド;モンスター2枚

 

 

伏せカード;0枚

 

 

華琳「私のターン!ドロー!手札から、エネミーコントローラーを発動!相手フィールド上のモンスター一体の表示形式を変える、バーストレディを攻撃表示に変更!」

 

一刀「!?」

 

華琳「さあ、消えなさい!青眼の白龍でバーストレディを攻撃!滅びのバーストストリーム!!」

 

一刀「!?」LP4000→2200

 

華琳「もう一体の青眼でスパークマンを攻撃!」

 

一刀「・・・」

 

華琳「手札から永続魔法、エクトプラズマーを発動!私は青眼の白龍をリリースして、その攻撃力の半分のダメージを与える!」

 

一刀「くッ!?」LP2200→700

 

--------

 

春「ふん!他愛も無い」

 

秋「終わりだな、恐らくあいつの心はもう折れてるだろう」

 

煙が晴れていく、そして見えてきた姿を見た秋は目を見開く

秋「何!顔色一つ変わってないだと!?」

 

春「どういう事だ?」

 

???「貴方達ではまだ判らないでしょうね」

 

春・秋「「!?」」

 

後ろから現れた人物に、二人は驚く

 

 

華琳「ターンエンド。結局口先だけの様ね、まあ、私は器が大きいから、今ならまだ土下座の一つでもすれば許してあげるわよ?」

 

一刀「俺のターン!」

 

華琳「・・・なんで、何で降参(サレンダー)しないの!!もう結果は変わらないのよ!!」

 

一刀「お前は判って何のか?俺のLPはまだ0じゃない。デュエルは続いてる」

 

華琳「今更何を言ってるの?この状態を見なさい!!貴方のLPは風前の灯!!次のターンで私の勝利と言う結果は明白なのよ!!」

 

一刀「誰がそんな事決めたんだよ?」

 

華琳「何ですって?」

 

一刀「このターンで俺が何を引くかも判らない状態で勝利を確信してるのかお前は?」

 

華琳「こ、こけおどしを言うんじゃないわよ!!今から巻き返すって言うの?不可能だわ!!」

 

一刀「デュエルに絶対はねえ!!」

 

華琳「!?(ビクッ!)」

 

一刀「デュエルに絶対なんて無いんだよ・・・絶対なんてな」

 

華琳「な、何が・・・」

 

一刀「・・・」

 

華琳「何が貴方をそうさせるの?何がそんな確信を持たせるの・・・」

 

一刀「確信?そんなもんねよ・・・ただ」

一刀「俺は決闘者(デュエリスト)だ。決闘者で有りたいと願ってるだけだ」

華琳「(ブルブル!)!?・・・震えてる?この私が・・・?」

 

一刀「ドロー!」

 

ドクン!ドクン!ドクン!

 

一刀(ニヤッ!)

 

華琳「!?」

 

一刀「勝利の道は、一筋に繋がった!」

 

(※此処からは十○のテーマが流れてると思ってください)

 

華琳「な、何ですって!?」

 

一刀「手札から、E・HERO フェザーマンを通常召喚!」

 

-------

 

E・HERO フェザーマン ☆×3 ATK1000 DEF1000 戦士族

 

-------

 

猪々子「あのカードは!?」

 

斗詩「あの時踏まれてた文ちゃんのカード!?」

 

麗羽「しかしあれでは勝てません!」

 

--------

 

華琳「お、脅かすんじゃないわよ!そんな雑魚で何が出来るって言うのよ!!」

 

一刀「手札から、ミラクルフュージョンを発動!フィールドのフェザーマンと、墓地のバーストレディをゲームから除外してこのカードを融合召喚する!来い!エースHERO!!E・HERO フレイム・ウィングマン!!」

 

--------

 

E・HERO フレイム・ウィングマン ☆×6 ATK2100 DEF1200 戦士族・融合/効果

 

 

「E・HERO フェザーマン」+「E・HERO バーストレディ」

 

 

このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

 

--------

 

一刀「そして手札のキャプテンゴールドの効果発動!このカードを手札から墓地に送り、デッキから「摩天楼 -スカイスクレイパー-」1枚を手札に加える!」

 

猪々子「-スカイスクレイパー-?あたいのデッキには入ってないぞ?それにあのキャプテンゴールドのカードも」

 

斗詩「あっ!文ちゃんあの時だよ!ほら3枚加えて言いかって言った時!?」

 

麗羽「あの時のカードですの!?」

 

華琳「ス、-スカイスクレイパー-ですって!?馬鹿な!?あのデッキにそのカードは入ってないはず!?」

 

一刀「フィールド魔法、摩天楼 -スカイスクレイパー-を発動!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!

 

華琳と一刀の周りに高層ビルが下から次々と出てくる

 

 

一刀「最後に残ったこのカードは装備魔法ジャンクアタック!フレイム・ウィングマンに装備!」

 

華琳「ジャンクアタック?あのカードも入ってないはず!?」

 

一刀「バトルだ!!フレイム・ウィングマンで青眼の白龍を攻撃!!スカイスクレイパー・シュート!!この瞬間!!スカイスクレイパーの効果発動!!このカードより攻撃力の高いモンスターを攻撃する時、ダメージ計算時攻撃力が1000ポイントアップする!」

 

ATK2100→3100

 

 

華琳「くっ!?」LP3600→3500

 

一刀「フレイム・ウィングマンのモンスター効果発動!このカードが戦闘でモンスターを破壊した時、元々の攻撃力分のダメージを、相手プレイや-に与える!!」

 

華琳「ああああ!?」LP3500→500

 

一刀「そして、ジャンクアタックの効果発動!このカードを装備したモンスターが戦闘でモンスターを破壊した時、元々の攻撃力の半分のダメージを相手プレイヤーに与える!!」

 

華琳「!?」

 

華琳が顔を上げると、隕石が落下して、吹き飛ばされる

 

 

華琳「きゃあああああああ!?」LP500→0

 

春・秋「「お嬢様!?」」

 

一刀「・・・てめーは俺を、怒らせた」

 

華琳に背を向けて一刀は歩き出す。辺りが沈黙に包まれる中、麗羽が扇子をバサッと開く

麗羽「見事ですわ!」

 

猪々子「スゲー!」

 

斗詩「うん!ナイスデュエルだよ!」

 

客1「いやーこれは中々良いデュエルでしたな」

 

客2「ええ、とてもいい物が見れました」

 

斗詩「君凄いね!」

 

猪々子「お前名前なんてんだ?」

 

スッ!

 

猪々子「えっ!」

 

一刀「これ、お返しします」

 

猪々子「あ、ああ」

 

一刀「後この2枚差し上げます」

 

猪々子「うん?キャプテンゴールドにスカイスクレイパー!良いのか!?」

 

一刀「俺は元々HEROデッキは使ってないので、ジャンクアタックだけ返して貰いますね」

 

華琳「ま、待ちなさい!!」

 

一刀「・・・」

 

一刀が後ろを向くと、華琳が立ち上がって睨んでいた

 

 

華琳「も、もう一度デュエルしなさい!さっきは油断したけど、今度はそうは行かないわ」

 

???「見苦しいわよ華琳!」

 

華琳「か、母様」

 

華南「貴方が負けたのは変えられない事実、それを潔く認めないなんて、曹家の人間として恥を知りなさい!!」

 

華琳「うッ・・・」

 

華南「春・秋。華琳を連れてホテルに戻りなさい。今のその子はこの場に相応しくないわ」

 

春・秋「「・・・はい」」

 

華南が一刀に向かって歩き出す

 

 

麗羽「お、お久しぶりです、おば様!」

 

華南「麗羽。久しぶりね、でもちょっと待っててもらえるかしら?」

 

麗羽「は、はい!」

 

華南「君の名前を聞いてもいいかしら?」

 

一刀「・・・北郷・・・一刀」

 

華南「やっぱり、北郷一真の?」

 

一刀「息子です」

 

華南と一刀の会話を聞いた周りの人間は一斉に喋りだす

華南「ご両親の件。残念だったわね」

 

一刀「・・・デュエルを続ける」

 

華南「えっ?」

 

一刀「父さんと母さんの思いは、デュエルは俺が受け継いで行きます。それが、俺がデュエルを続ける理由です」

 

華琳「・・・」

 

華南「わかる華琳?」

 

華琳「えっ?」

 

華南「貴方と彼の違い、それはデュエルの中身。彼は親の遺志を継ぐという絶対的な理由がある。でも貴方にはそれが無い、貴方のデュエルは誰も認めないのよ」

 

華琳「・・・」

 

華南「春・秋。貴方達もそれに気が付けてなかった。貴方達では、今の彼にどれだけデュエルを挑んでも意味を持たないのよ」

 

華琳・春・秋「「「・・・」」」

 

ディアーチェ「おーい!一刀!」

 

一刀「うん?」

 

ディアーチェ「帰るぞー!」

 

一刀「おーう!すいませんが、これで失礼します」

 

華南「ええ、気をつけて」

 

一刀(ペコリ!)

 

華南「・・・やっと見つけたは、あの三人を変えてくれる人間を」

グランツ「まさかその数日後に手続きを済ませるとわね」

 

キリエ「そうね、あれには流石に驚いたわ」

 

グランツ「でも良いんだ。この光景が、今私達が望んだ光景なのだから」

 

グランツの目線の先には、楽しそうに話し合ってる一刀達が居た

 

 

翌日。一刀は翠屋の近くを通ったので寄っていく事にした

 

 

一刀「こんにちは」

 

???「あら一刀君!久しぶりね♪」

 

一刀「お久しぶりです、桃子さん。会いに来るのが遅くなってしまって」

 

桃子「良いのよ、来てくれて嬉しいわ♪なのはー!一刀君よー!」

 

なのは「一刀君!」

 

一刀「よっ!」

 

なのは「一刀君大丈夫だった?行き成りライディングデュエル挑まれたみたいだけど?」

 

一刀「問題ない」

 

なのは「よかったー」

 

一刀「でも心配してくれたんだな、ありがとな」

 

なのは「心配するよ、幼馴染だもん」

 

カラン♪カラン♪

 

一刀となのはが喋っているとお客さんが入ってくる

 

 

桃子「あっ!申し訳有りません、今満員でして」

 

???「えっ、如何して?そこは?」

 

一刀「うん?」

 

桃子「此処は」

 

一刀「桃子さん。俺は別にいいですよ、子供がテーブル席使うのも可笑しいですし」

 

桃子「えっ、良いの一刀君?」

 

一刀「はい、なのは。こっちに」

 

なのは「あっ、うん」

 

???「ありがとね、僕」

 

一刀「構いませんよ・・・デュノア嬢」

 

???「!?」

 

一刀「パパラッチ回避用の変装でも、性別も防げないとね。女性特有のシャンプーの匂いを消せていない」

 

???「・・・流石織斑監督が認めた事はあるね」

 

帽子とサングラスを外し素顔を見せる

チームストラトスの、シャルロット・デュノアだった


 
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