No.665920

私は提督の信頼を取れているのかな[ヴェールヌイ]

時雨皆人さん

pixivでも投稿しているものをあげています、短編読みきりです。
※追記:時雨と同じ文章だったので修正しました、大変申し訳ない。

2014-02-25 00:19:19 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2778   閲覧ユーザー数:2728

今年も早くも2月、外は寒く雪景色なわけだが・・・

 

 

「わ~い雪よ~ほら電、暁~早く来なさいよ~」

 

 

「ま、待って欲しいのです~」

 

 

「れ、レディの私がそんなことするわけ・・・へぷ」

 

 

暁の顔に雪玉が当たる

 

 

「はわわ、雷ちゃんやりすぎなのです」

 

 

「大丈夫、大丈夫そんなことないって・・・わぷ」

 

 

そんな雷の顔に雪玉が飛んでくる

 

 

「んもう!!レディに何するのよ!こうなったら徹底的にやってあげるわ!覚悟しなさい!!!!!」

 

 

わーきゃわーきゃ言いながら雪合戦を始めていた3人を見つめるヴェールヌイ

 

 

「ほんとみんな子供だな見てて微笑ましいよ」

 

 

そこに提督が近づいてヴェールヌイに話しかける

 

 

「ヴェールヌイは行かないのか?あいつらすごく楽しそうに遊んでるぞ?」

 

 

「私はいいよ、司令官、私はそんなにはしゃぐのが得意じゃないって知ってるよね?」

 

 

「知ってるさ、でも今日はこんなに雪が積もってるんだ、遊んでもバチは当たらないと思うぞ?」

 

 

 

「本当に司令官は鈍いんだから・・・」

 

 

 

「ん?何か言ったか?」

 

 

 

「な、なんでもないよ・・・」

 

 

 

急に焦るヴェールヌイに提督は首をかしげる、そしてヴェールヌイが話す

 

 

 

「司令官・・・」

 

 

 

「うん?どうした?」

 

 

 

「私は司令官の信頼をちゃんと得られているのかな・・・」

 

 

 

「何を当たり前なことを、お前を信頼してなかったら秘書官にしてないよ。それに・・・」

 

 

 

「それに・・・?」

 

 

 

提督が照れながら言う

 

 

「もしお前が信頼してくれなかったら、俺がお前に信頼されるように頑張るだけさ」

 

 

と微笑みながらヴェールヌイの頭を撫でる

 

 

「!?し、司令官それは反則だよ・・・」

 

 

ヴェールヌイは頬を赤く染めながら言う

 

 

「それだけお前を信頼してるんだよ、ヴェールヌイ」

 

 

それを聞いてヴェールヌイは一言

 

 

「司令官、Спасибо(スパスィーバ)」

 

 

と微笑んでヴェールヌイは提督に抱きついた


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
4
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択