No.663977

九番目の熾天使・外伝 -蒼の物語- 番外編Ⅲ

Blazさん

今回で最終・・・ってな事で「桃太郎」です。

2014-02-16 22:15:37 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:844   閲覧ユーザー数:668

番外編Ⅲ  「Chaos!これが旅団劇場だッ!!パートⅢ!!!」

 

 

 

 

 

 

レイチェル「さて。この劇場もこれで最後。最後ぐらいちゃんとしなさい。」

 

 

 

 

むかしむかしある所に、またもおじいさんとおばあさんが居ました。

 

おじいさんは山に芝狩りに。

 

おばあさんは悪・即・斬もとい、川に洗濯に行きました。

 

 

おじいさん(獣兵衛)「またもこのキャスティングか・・・・」

 

おばあさん(シグナム)「考えたら負けだ。役はキッチリしよう獣兵衛。」

 

おじいさん「・・・解ったが・・乾かすのにデバイス使うなよ。それで機能俺の愛用しているフード焦げたんだから。」

 

おばあさん「・・・・はい。」

 

 

 

 

川に着いたおばあさんは洗濯をしていました。すると。なんと言う事でしょう。

 

 

さらばー地球よー・・・♪

 

 

某宇宙戦艦の2199のテーマソングと共に桃が流れてきたではありませんか。

そして、それを見たおばあさんは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おばあさん「・・・帰るか。」

 

無視して帰りました。

 

 

 

 

スタッフ(Blaz)「ちょっ!?マジでゴメン!次からちゃんと・・・」

 

おばあさん「なら「Play」にしろ!!」

 

スタッフ(二百式)「それはお前の希望だろ。」

 

 

改めて。おばあさんは桃を拾うとそのまま家に持って帰りました。そして、おじいさんはそれ桃を見て大変驚きました。

 

おじいさん「はぁー・・・これはまた凄いなぁ・・・どれ。斬って二人で食べるか。」

 

おじいさん「それがいいですね。では・・・」カチャ。

 

おじいさん「・・・おい。お前まさか・・・」

 

 

 

おばあさん「紫電いっ「(獣)待て待て待て待て待て!!」どうした?」

 

おじいさん「お前が斬ると中の奴も死んじゃうから俺が斬る!」

 

おばあさん「・・・・むぅ・・仕方あるまい。」

 

おじいさん「はぁ・・・・やれやれ。それでは・・・・!」

 

おじいさんは事象兵器の六三四を使い、桃をキレイに二等分しました。すると。其処には、可愛い可愛い赤ん坊が・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカン坊「拙者は!愛と正義の戦士シシガミ=桃太郎(バング)!!さぁ今から鬼退治に」

 

 

バシッ(桃を閉める)

 

 

ぐるぐるぐるぐる・・・・(ロープで巻く)

 

 

おじ・おば「「せーの・・・」」←大海に投げようとしている

 

バング「わあああああああああああああああ!!?!?!?捨てないで欲しいでござるうううううううううううううううううう!!!」」

 

おじいさん「やかましい!!」

 

おばあさん「何で桃太郎が貴様なんだ!!!」

 

おじいさん「おい、レイチェル!!キャストだと確かジンだった筈だろ!!」

 

レイチェル「・・・・・どういうこと?私も知らな「(椿)た・・大変!ジン兄様が・・!?」」

 

スタッフ(Blaz)「何で桃太郎があのムサイ親父なんだよ!?」

 

スタッフ(げんぶ)「変だな、さっきまでジンは桃太郎の衣装を着て、居たのだが・・・」

 

アシスタント(ノエル)「た・・大変です!キサラギ少佐が楽屋で気絶しています!!」

 

スタッフ(支配人)「はいっ!?」

 

スタッフ(竜神丸)「と言う事はまさか・・・・・」

 

スタッフ(カグラ)「多分シシガミがジンジンを倒して役を奪ったんだろうな・・・」

 

スタッフ(aws)「マジかよ・・・・」

 

スタッフ(ラグナ)「おいどうすんだよウサギ・・・こうなると最後まであのオッサンがやる事に・・・」

 

レイチェル「良いのではなくて?」

 

アシスタント(ノエル)「えっ?!良いんですか!?」

 

レイチェル「ただし。役を勝手に変えた罰は・・・・受けてもらうわ。そう言う事だから、二人共、演技を続けて頂戴。」

 

 

おじいさん「・・・解った。」

 

おばあさん「・・・承知した。」

 

 

 

桃から生まれた桃太郎は元気に成長していきました。

そして、ある日。桃太郎はある事を決意したのです。

 

桃太郎「拙者、近頃ここらを荒らす鬼を退治してくるでござる!」

 

おじいさん「お・・・おうそうか。」

 

おばあさん「では身支度をせねばな・・・・」

 

と言う事で、桃太郎は具足を持ち、鎧を着て、「イカルガ一」と書かれた旗とイカルガのマークが入った鉢巻を着け戦体勢で用意をしていました。そして、おばあさんから「きび団子」を貰い、桃太郎は鬼退治の旅に出たのでした・・・。

 

おじいさん「願わくば帰ってくるなよ・・・」

 

おばあさん「最近近所から苦情が殺到しているからな・・・・」

 

 

 

さて。鬼退治に出かけたやかましい桃太郎は先ず、やかましく歌いながら仲間を集めようと考えていました。

 

バング「最初に出会うのは確か犬でござったな。」

 

すると。其処に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(BGM”Howling Moon Ⅱ”)

 

犬(ヴァルケンハイン・狼モード)「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

犬が現れました。

 

バング(犬ではござらああああああああああああああああああああん!!!)

 

犬「桃太郎さん、私はお腹が減っているのです。その腰に下げているきび団子を貰えないでしょうか。もしくれるのなら貴方の家来になります。」

 

バング「お・・おお。いいでござるよ。」

 

桃太郎はそう言ってきび団子を一つ犬に渡しました。そして、桃太郎は犬を家来にしたのでした。

 

さて。犬を家来にした桃太郎はそのまま鬼退治にへと向かいます。

すると其処には・・・

 

バング「つ・・次は猿の筈。ブレイブルーのキャラに猿と言うかそんなキャラはござらん。あるとすればリスの亜人種の少女(マコト)・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウサギ(鈴仙)「あ・・・どーもでーす、あはははははは・・・・・・」

 

バング・犬((猿ッ!?!?!?))

 

猿ではなくウサギが居ました。

 

 

犬「れ・・・鈴仙殿、どうしてココに・・・」

 

ウサギ「実は輝夜様に前回(パートⅡ)の復讐だーとか言われて私が狩り出されたのです・・・」

 

バング「未だに根に持っていたのでござるな、輝夜殿は・・・・・」

 

ウサギ「うっ・・・うわあああああん!どうにかしてください、ヴァルケンハインさーん!!」

 

犬「よしよし。後で私が弁護に参りますので。」

 

バング「って言うか何故に拙者ではなく犬に!?」

 

 

 

と言う事で犬がウサギを仲間にして桃太郎達は再び歩き始めました。

すると・・・

 

バング「さ・・最後はキジだった筈・・・となるとこの状況から輝夜殿かぬえ殿が・・・」

 

 

 

 

 

 

 

其処には・・・・

 

 

バング「・・・・・・ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャロ「えっと・・・・こんにちは・・・」

 

キジ(と言うかドラゴンと少女)が居ました。

 

 

桃太郎ズ「「「・・・・・・・・・・・・・・・。」」」

 

 

キャロ「え・・・えっと・・・・・」

 

バング(もう突っ込まない!突っ込まないって決めたんでござるううううううう!!!)

 

犬(レイチェル様、ジン=キサラギにどういうリアクションをして欲しかったんだろうか・・・)

 

鈴仙(おっきいなぁ・・・・)←天然ボケ

 

 

キャロ「あ・・あの・・・きび団子下さい!」

 

 

 

 

そんな訳で、きび団子を渡して、キジを仲間にした桃太郎は海岸に着いたのです。

 

 

バンク「・・・・アレが・・鬼が島でござるか・・・・・」

 

鈴仙「随分と典型的な鬼が島ですねぇー・・・」

 

荒れ狂う海の向こうには鬼の形をした山が立つ、鬼が島があったのです。

そして、桃太郎達は鬼が島に向かおうとするのですが、何と、キジには三人までが定員で、桃太郎が乗れなかったのです。

 

 

ウサギ「あれ。って事は、私とキャロちゃんとヴァルケンハインさんで・・・完全に定員オーバーですよ?」

 

犬「困りましたね・・・・どうなさいますか?」

 

バング「心配はござらん。三人は龍に乗って鬼が島に先に行ってて欲しいでござる。」

 

キャロ「えっ・・バング・・違った。桃太郎さんは?」

 

バング「拙者なら心配はござらん。さぁ、早く乗るのでござる。」

 

・・・桃太郎がそう言って三人を龍に乗せると、龍は鬼が島に向かって飛んで行きました。

そして、桃太郎は・・・

 

 

 

 

犬「はてさて。桃太郎殿はどうなっているのやら・・・」

 

鈴仙「この波ですよ・・・流石に無理があるんじゃ・・・・・・・」

 

キャロ「・・・あ!あそこ!!」

 

鈴仙「? どうしたの・・・ってえええッ!?」

 

何と、むさいゴリラは荒波を物ともせずにクロールで泳いでいたのです。

しかも鎧を着たままで且つむさ苦しい笑顔で。

 

 

キャロ「す・・・凄い・・・・・」

 

鈴仙「流石はバングさん・・・・・」

 

犬「ん。そうこう言ってる内に着きましたよ。二人共。」

 

 

 

 

 

 

鬼が島・・・

 

鬼が島に着いた桃太郎達。一行は一旦海岸に集合して桃太郎を待っていたのだ。

 

バング「いやーいい波でござったー!」

 

鈴仙「オマケに笑顔って・・・・・」

 

バング「さて!いよいよ敵の本丸でござる!皆の者用意はいいでござるか!?」

 

犬「いつでも。」

 

鈴仙「あ、はい!」

 

キャロ「で・・出来てます!」

 

バンク「よし!では行くでござるよ!!」

 

桃太郎がそう言い、鬼が島の大門を開けた。すると其処には・・・

 

 

 

鬼(Blaz)「・・・やっぱこうなるのね・・・・・・」

 

鬼(げんぶ)「仕方あるまい。っと言うか竜神丸と二百式は?」

 

鬼(ラグナ)「アイツ等スタッフのままだぞ?」

 

鬼(デルタ)「嫌だったんだ、アイツ等・・・・・」

 

 

バング「居たでござるな!この鬼共がぁ!!」

 

 

鬼(ルカ)「何かあの桃太郎メッチャヤル気満々なんだけど・・・・」

 

鬼(Blaz)「しゃーねー。適当に戦って勝つぞ。」

 

鬼たちは内心ヤル気無しで桃太郎と戦おうとしていました。ですが、それを彼等のボスが

とめたのです。

 

ピリリリ!ピリリリ!

 

鬼(Blaz)「ん?誰からだ・・・・・・・・・・・・」

 

鬼(げんぶ)「・・・・どうした、Blaz。」

 

鬼(Blaz)「・・えっと・・・・全員ストップ。」

 

鬼(ラグナ)「あ?どう言う事だ?」

 

鬼(Blaz)「ボスが来る・・・・・・」

 

鬼(ルカ)「・・・・・へ?」

 

鬼(支配人)「ボスって・・・・・ウチの?」

 

鬼(Blaz)「ウチの。」

 

 

 

ズズズズズズズ・・・

 

 

すると。突如鬼たちが守っていた奥の扉が開き、誰かが歩いてきたのです。

そのボスとは・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボス鬼(クライシス)「ようこそ。鬼が島に。私がボスのオーガ・クライシスだ。」

 

最強の鬼が居たのでした。

 

 

バング「何でこうなったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!??!」

 

 

鬼(Blaz)「俺たちは退散するぞ。てせないと巻き込まれかねん・・・」

 

鬼(aws)「言われなくても・・・」

 

 

バンク「ちょっと待つでござあああああああある!?どうしてボスがクライシス殿でござるか!?確かキャストではアズラエルとZERO殿の筈では!?」

 

レイチェル「緊急の措置よ。」

 

バング「そんな殺生な!?」

 

レイチェル「自分が其処まで出たかったんでしょ?なら最後までやり抜きなさい。」

 

バング「ぐぬぬぬぬぬ・・・・!それなら仕方ないでござる・・・・皆の者!協力してあの鬼を・・・・鬼・・・・を・・・・・・」

 

気がつけば。桃太郎とボス鬼以外、其処には誰も居ませんでした。

 

 

 

バング「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

ボス鬼「さて。どうするかね?」

 

バング「せ・・・・拙者は・・・・・拙者は・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拙者は負けんでござるうウウウウうウウウウウウウうウウウウうウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウうううううううううううう!!!」

 

そう言って桃太郎は一人勇ましくボス鬼に向かって逝きました。およそ五秒ほどで。

 

バング「拙者も星になるでござるウウウウウウウウウウウウウウウウウウううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!」

 

こうして。鬼は退治はされませんでしたが、ボス鬼は村を襲うのを止めたのでした。

めでたしめでたし。

 

 

 

レイチェル「さて。これで旅団劇場は御終い・・と言いたいけれど。来なさい、Blaz。」

 

 

ヴンッ!

 

 

Blaz「どわっ!?いつつつつつ・・・何だよウサギ!」

 

レイチェル「これ。読んで頂戴。」

 

Blaz「は?なんだこの紙切れ・・・・ん?劇場・・・続投?!」

 

レイチェル「そうよ。一度だけ番外編としてね。」

 

Blaz「何でわざわざ番外編なんかしなきゃいけねーんだ?」

 

レイチェル「バレンタイン・・・・・・」

 

Blaz「ぎくっ・・・・・・・」

 

レイチェル「この私がわざわざ貴方の為に名誉挽回の機会を上げたのよ。勿論・・・やるわよね?」

 

Blaz「・・・・・・・・ケッ。わーったよ。やりゃいいんだろ?やりゃ。」

 

レイチェル「素直でよろしい。それじゃあ。そう言う事で・・・

 

 

次回は番外編をお送りするわ。楽しみなさい。」

 

 

Blaz「・・・おい、これまさか・・・・・・」

 

 

次回、番外編!

 

 


 
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