No.652419

北郷一刀の外史紡ぎ 第三話

ユウヤさん

第三話投稿
アルヤさん見事正解なのです。
七乃のキャラ崩壊が著しいですが了承してちょうだい?
だめ?いや?・・・もう設定したから私の勝ち!
では本編どうぞ

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2014-01-06 23:28:34 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:5236   閲覧ユーザー数:4123

第三話―超級者の意味

 

 

 

 ???「な、七乃。急ぐのじゃ。孫策が来るのじゃ!!」

 

 ???「ま、待ってくださいお嬢様~」

 

 金髪の少女と碧髪の少女が何かから逃れるように走っているが後ろからは何も追っては来ていないようだった。

 

 ???「お嬢様~誰も追ってきませんよ~」

 

 ???「そ、そうなのかえ?それは助かったのじゃ♪」

 

 ???「はい~。それにしても孫策さんは恩知らずでしたね~」

 

 ???「そうなのじゃ。孫策の奴、いつか仕返ししてやるのじゃ!」

 

 ???「うわ~、自身の領土を追い出された上にさっきまで泣いてたとは思えない発言。よっ、大陸一の考えなし、泣き虫お嬢様!!」

 

 ???「うははは~もっと褒めるのじゃ~~」

 

 まったくもって褒め言葉じゃないのに喜ぶ金髪少女はそのまま走る速度を落とし空を見上げると、すぐ流星を見つけ出す。

 

 ???「七乃?昼間に流星など流れるのかの??」

 

 ???「はい?そんなの凶兆じゃないんですか??ほえ~本当に流れてますね~」

 

 二人はそれはもう間抜けな顔をして空を見上げているとなんとその流星は“クンッ”という擬音の元少女たちの方へと落ちてきた。

 

 二人「!?!?」

 

 ???「な、七乃が凶兆とか言うからこっちに落ちて来たぞ!?」

 

 ???「あらら~まずいですね~~~」

 

 ???「の、呑気に言っとる場合か!!」

 

 そんなやり取りをしてる間に流星の光が二人を包んでしまった。

 

 ???「七乃~、怖いのじゃ~~~~~~」

 

 ???「お、お嬢様~~~~~~」

 

 

 一刀視点

 

 いてて・・・くそ・・・結璃め・・・いきなり突き落としやがって。これで三国志の外史に到着か。言葉は通じるらしいけどたぶん英語とかは怪しいよな。なんだか俺はとんでもない捨て台詞残してきたような気がするけど、今はそんなことよりこの状況をどうにかしないとな・・・

 

 ???「貴方は何者ですか?」

 

 ???「う~、七乃、きっと妖なのじゃ。怖いのじゃ~」

 

 ???「安心して下さいお嬢様、私が退治してしまいますからね~」

 

 ???「う~、早くするのじゃ~」

 

 ???「と、言う訳で死んでください!」

 

 一刀「どう言うわけだ!?」

 

 このままじゃ殺される!?何とか誤解を解かないと・・・

 

 一刀「えっと・・・お嬢ちゃん。俺は妖じゃないよ!その証拠に・・・そうだ!飴ちゃん食べるかい?」

 

 ???「あ、雨?雨は水じゃから飲むのではないのかの??」

 

 ・・・はい?

 

 一刀「えと・・・飴って言うのは砂糖菓子の事なんだけど・・・ほらこれ、甘くておいしいよ~」

 

 あれ?なんか怪しいおじさんみたくなってる?ってある意味妖しい(誤字で無し)のか!?

 

 ???「お嬢様~このような胡散臭い人の口車に乗っちゃ駄目ですよ~」

 

 ???「じゃが七乃、妾はお腹が空いたのじゃ。蜂蜜水が飲みたいのじゃ!」

 

 ???「こ、困りましたね~」

 

 なるほど、お腹が空いているのか・・・

 

 一刀「それなら・・・これ。レーションあるけど食べる??あ、保存食って意味ね。」

 

 ???「ですから・・・その様な怪しい物を食べる訳ないじゃないですか。」

 

 一刀「それなら俺が一口食べてそれで何ともないなら君たちも食べるってことにしようか?」

 

 ???「七乃~(く~~~~)」

 

 おそらく彼女の真名であろう名前を呼びながら金髪の少女は可愛い音を鳴らす。

 

 ???「し、仕方ないですね~。そこの怪しい妖さん。お願いしますね~」

 

 一刀「怪しくない妖ってどんなの?ってそんなこと言ってる場合じゃないね。ちょっと待ってね準備するから・・・」

 

 そう言って俺は自身のミリタリーグッズ入れ(迷彩柄の鞄なのでもはや従軍装備)からウッドストーブを取り出しながら燃料(端材)と火打ちを取り出し調理を開始した。え?何でそんなの持ってるかって??そんなの学校に行くときもこんな装備だからあたりまえジャマイカ?むしろミリタリーセット無いと落ち着きません。婆ちゃんの英才教育のたまものですよ。

 

 ???「な、七乃。あれはなんじゃ???」

 

 ???「さ、さあ・・・」

 

 一刀「あ、出来るまでちょっと掛かるからその間に自己紹介しとこうか。」

 

 ???「そうですね~。いつまでも怪しい妖さんじゃかわいそうですからね~」

 

 一刀「・・・そういう事言う君は口の減らないおばさん呼ばわりするよ?」

 

 ???「それは困ります。私はまだまだ若いですから。」

 

 一刀「と、言う訳で自己紹介。俺は北郷一刀、姓を北郷、名が一刀だよ。字、真名は無いからそこんとこよろしく。」

 

 そう言って俺は自身の自己紹介をする。字は予備知識で知ってるから正直に無いと答え、真名も結璃に教えてもらったのでこちらも正直に答える事にした。

 

 ???「字も真名も無いなんて・・・本当に怪しさ」

 

 一刀「おばさん」

 

 ???「私は張勲です。よろしくお願いしますね~。えっと一刀さんでいいですか~」

 

 一刀「ああ、構わないよ。それでそっちの子は?」

 

 ???「妾は袁術なのじゃ!名門袁家の袁術なのじゃ♪」

 

 一刀「・・・そっか・・・君が袁術か・・・」

 

 張勲「えっと・・・?どうしたんですか??」

 

 一刀「いや・・・予想外の子が袁術だったな~って・・・そう言えばこんな所で二人きりなのはどうして?」

 

 袁術「びく!」

 

 張勲「あ、あはは~私達客将の孫策って人に謀反されちゃいまして・・・追い出されちゃったんですよ~」

 

 一刀「・・・はあ!?」

 

 あれ?なんかいやな予感するんですけど・・・

 

 張勲「何かまずい事でも???」

 

 別に隠す事じゃないからいいかな???

 

 一刀「おれ・・・袁術のもとで大陸統一目指すように言われてきたんだよね・・・」

 

 張勲「そ、それって!ももも、もしかして一刀さんは天の御使いなんですか!?」

 

 一刀「天の御使い!?何それ??」

 

 とんでもない肩書が出てきたよ!?

 

 張勲「えっとですね。管路と言うエセ占い師がこういう予言をしたんです。『蒼天を切り裂き流星が落ちる。その流星天の御使いを乗せた乗り物なり。天の御使い乱れし世を正す存在なり』って言う占いです。」

 

 一刀「な、なんかすごいね・・・でもそれは俺であってると思うよ。そう言われてきたからね。『大陸を統一して下さい』ってね。」

 

 張勲「そうなんですか・・・」

 

 袁術「そんなことよりまだなのかえ!?」

 

 一刀「ん?おぉ、丁度いい感じに温まったな。・・・これで・・・よし・・・さて、まずは俺が試しに食べればいいな?」

 

 そう言って俺は各品を一口づつ口にする。うん、最近のレーションはうまいことこの上ない。うまうまだな!

 

 張勲「・・・本当に何にも起こらないようですね。」

 

 袁術「七乃、食べていいのかの?」

 

 張勲「はいどうぞ~」

 

 袁術「いただきます!なのじゃ。」

 

 そう言うと袁術はそれはもうぱくぱくと・・・相当おなか空いてたんだね。

 

 袁術「七乃!おいしいのじゃ!」

 

 張勲「お嬢様、私の分は残して下さいよ~~~」

 

 そういいながら張勲は袁術にじゃれついている。袁術にじゃれつきながら張勲は俺に今までとは違う目を向けてきた。

 

 張勲「それで一刀さん・・・貴方はお嬢様を大陸の王にする為に来たって事ですか??」

 

 一刀「・・・そう言う事になるけど。どうする?」

 

 張勲「・・・ちょっとこっち来てもらえますか~?」

 

 一刀「???」

 

 張勲「お嬢様、私は一刀さんと大事な話があるのでちょっと待っててくださいね~」

 

 袁術「ん?分かったのじゃ、北郷とやら、飴と言う甘い物も置いて行くのじゃ!」

 

 一刀「ああ、分かったよ。この棘みたくなってる所をこんな感じに・・・割いて仲を食べるんだよ?」

 

 袁術「わかったのじゃ♪」

 

 飴のまとまりを袁術に渡し俺は張勲について行き、袁術には聞こえない程度の距離を取った。

 

 

 二人は、正確には張勲の神妙な顔を見た一刀も、真面目な顔付きになる。

 

 一刀「それで、話って?」

 

 張勲「あなたは・・・お嬢様をどうするおつもりですか?」

 

 一刀「え??」

 

 張勲「・・・こんなご時世です。お嬢様には純粋なまま居てほしいんです。純粋で我がままで自分本位で居ながらあの純粋な笑顔のまま・・・死ぬ時も純粋なままで。」

 

 一刀「・・・あぁ、なるほど・・・世の中を知り心が穢れるくらいなら、世の中を知らずにいて、死ぬときまで純粋でいてほしいってことか。」

 

 張勲「そうです。」

 

 張勲の目は一刀に対して敵対心が見て取れた。自身が守ってきた袁術を変えてしまうかもしれない存在に危機感を抱いてるのかもしれない。

 

 一刀「ねえ、それって・・・本当にあの子の為?俺はあの子が世間を知っても心は穢れないと思うんだよ。」

 

 張勲「どうしてそう思えるのですか?」

 

 一刀「それはね・・・あの子が純粋だからさ。」

 

 張勲「へ?」

 

 一刀「純粋だからこそ、ちゃんと教えてやればいいんだ。少しずつあの子を育てていけばいい。これからは俺と君とでね。」

 

 張勲「お嬢様を育てる?」

 

 一刀「そう、純粋のまま死ぬまでなんてただの逃げだよ。君は逃げ続けるの?守ってるつもりだろうけどそれはただの逃げ、本当の意味で守りたいなら育てなきゃ。」

 

 その言葉に張勲は黙り込んでしまう。まさかそんな事を言われるとは思っていなかったのだ。少なからず袁術を利用しようとする心があると思っていたからだ。それがまさか自身と二人で育てればいいなどと言われるとは思ってもみなかったのだから。

 

 一刀「俺は彼女を君と一緒に守り、育てると誓うよ。彼女を良き王にすると誓うよ。良き人にすると誓うよ。君となら出来るって、袁術を守ろうとする君を見て信じる事が出来るよ。」

 

 張勲「・・・お嬢様が・・・笑顔で生きていける世の中に出来るんですか??」

 

 一刀「それこそ俺たちしだいだろう?」

 

 張勲「・・・そうですね・・・そうですよね・・・分かりました!貴方を私も信じます。」

 

 一刀「ああ、ありがとう。」

 

 張勲「そして一刀さん。一緒にやって行くわけですから、私の真名の七乃をお預かりください。」

 

 一刀「いいの?」

 

 張勲「はい。」

 

 一刀「分かったよ。よろしくね、七乃。」

 

 張勲「よろしくお願いします。一刀さん。」

 

 こうして二人は堅く握手を交わすのだった。

 

 一刀(・・・超級者の意味が判ったよ結璃。勢力立ち上げから袁術の教育、色々する事が多いんだね。でも・・・彼女を選んでよかったよ。良い経験が出来そうだ。)

 

 袁術『七乃~早くせんと妾が全部食べてしまうぞ~?』

 

 七乃「あ!お嬢様、私もお腹ぺこぺこなんですから残してくださ~い」

 

 一刀「ははは、手のかかる娘が出来たみたいだな。」

 

 一刀(・・・あれ?そう考える七乃はお母さんか??・・・彼女が出来る前に家族が出来てしまったな。)

 

 一刀はそんな事を思いながら苦笑する。だがその顔は呆れなどではなくとても、そうとても幸せを感じている物だった。

 

 

 あとがき(と言う名の人物紹介)

 

 

 袁術 真名 美羽

 

 使用武器 袁家の懐刀

 

 容姿 金髪の巻き毛、とは言えそこまであからさまな物ではない。目の色は深い緑。

 

 備考 我が儘娘のアホっ子。蜂蜜好き。今後成長あり。

 

 

 張勲 真名 七乃

 

 使用武器 袁術親衛隊正式採用鋼剣(今後変更有)

 

 容姿 青髪のショートヘア。目の色は紫。

 

 備考 このルートの一刀の嫁。原作みたいな天然の悪人ではない。最初の説得で実は一刀に惚れてる、ただしまったくの無自覚。これから徐々に自覚させる予定。(ま、あくまで予定ですが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結璃「ほあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

 

 羽生「・・・どうしたのですか、結璃?」

 

 結璃「一刀君が・・・好みって・・・好みって言ってくれたよ~~~」

 

 羽生「・・・ま、種馬ですから今後たくさんのよm」

 

 結璃「ナニヲイッテルノカシラ?」

 

 羽生「すごんでも駄目なのです。各ルートに嫁投入、これは鉄板なのです。」

 

 結璃「・・・わ、私の出番は?」

 

 羽生「・・・3ルート目?辺り考えているのです。」

 

 結璃「疑問形!?」

 

 羽生「予定は変更するから予定なのです。確定なら確定と言うのです。」

 

 結璃「・・・は、羽生様お願いします!早めにしてください!!」(土下座)

 

 羽生「そ、そう言われても・・・困ったのです。結璃、耐える事も女には必要な事なのです。一刀もそんな結璃が好きなのです。」

 

 結璃「・・・・・・・・・・・・耐えて見せます!」

 

 羽生(ちょろいのです。)

 

 結璃「それではまた次回!」

 

 羽生「なのです。」

 


 
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