No.650002

新・恋姫無双~聖獣達の彼方へ~ 第2話

3Kさん

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2013-12-31 00:10:39 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:1701   閲覧ユーザー数:1533

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―尭州 陳留郡・とある森―

 

 ???

  「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 ズバーーー!!

 

 賊

  「「「「「うあぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」

 

 青い外套に身を包み頭にはフードを被っていた男は、1000はいると思われる賊を一人で相手を

 していた。

 

 賊頭

  「何をやっている!? 相手は一人だ!! 全員で掛れ!!」

 賊

  「「「「「お、おぉぉぉぉぉぉ!!」」」」」

 

 大量に接近して来た時

 

 ???

  「・・・・・・面倒だ・・・」

 

 手に持っている2つの幅が広い剣の柄にある三つのトリガーの一番上を引いた。

 

 バッシュ!!

 

 両腰に付いている装置が起動してそからワイヤーのらしきのもが出てきたて木の上に刺さった。

 そして、

 

 ギュイィィィ!!

 ズシャーーー!!

 

 男は刺さったワイヤーの所まで身体が引っ張られて行き、その間に襲ってくる賊を次々の切り裂

 いていった。

 ワイヤーが刺さった木の上に着地して剣を払い血を振り下ろした。

 そして、残っている賊を見て

 

 ???

  「・・・・・・俺に勝とうなんて・・・1800年早いんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 第2話「各地の四神達」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―尭州 陳留郡・とある森―

 

 そこには1000人くらいの死体が転がっていた。

 

 ???

  「ふぅ~・・・・・・討伐完了だな」

 

 男が呟いた時

 

 ???

  「団長」

 ???

  「輝里か? 周囲の状況は?」

 輝里

  「はい・・・すぐ近くに曹操軍が展開してます」

 

 男の近くに来たのは徐庶、字を元直。

 

 ???

  「曹操軍か・・・・・・出会すと面倒だな・・・引き上げるぞ」

 輝里

  「了解しました。馬はすぐ近くに止めてますので行きましょ・・・一刀様」

 一刀

  「あぁ・・・」

 

 北郷一刀は現在、各地で個人的に賊討伐を行っている傭兵団を作り活動していた。

 一刀が結成させた傭兵団は各地からある素質を持った者達を中核として現在の人数はごく少数

 精鋭の舞台が4つあり、それぞれが当番制で1ヶ月籤引で決まった地に留まり賊討伐を行うこと

 をしていた。

 

 一刀

  「もう少しだ・・・俺達が大きく動く時が来た・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―幽州 陽平郡―

 

 街には赤い外套に身を包んだ二人の男女が歩いた。

 

 ???1

  「全く・・・! 何で故郷で賊討伐なんかしないといけないんだ・・・・・・お前のくじ運最悪だな」

 ???2

  「桜葉くん、ヒド~い・・・・・・私だって引きたくて引いたんじゃないもん・・・・・・」

 桜葉

  「引きたくて引かれたらたまったもんじゃない・・・・・・まぁ、もうすぐ変更時期だしな・・・4回連

   続は流石にきついぞ・・・次は絶対に幽州以外を引けよ、桃香?」

 桃香

  「大丈夫だよ。賊討伐の当番制は今回で最後の筈だから」

 桜葉

  「そうだっけ?」

 桃香

  「うん♪」

 

 黒い髪をして瞳はエメラルド色の男の名は簡擁、字を憲和。

 桃色の髪をして青い色をした少女を劉備、字を玄徳。

 桃香と桜葉は幼馴染であり、桜葉は元々剣技の素質があったが桃香は全くの皆無だった。

 そんな時、一刀が二人の元に訪れて桃香に一刀が知っている剣技をある程度教えて一刀は去

 っていった。

 それから一刀から教わった剣技をひたすらに訓練して、更に自分なりに改良していった結果、桜

 葉との仕合では5本中に3、4本は勝てるほどまでの腕を持っている。

 その後は一刀と再開をして傭兵団の師団長に任命された。

 

 桃香

  「もうすぐである場所に集まるんだって♪」

 桜葉

  「ある場所?」

 桃香

  「それはヒ・ミ・ツ♪」

 

 桃香は楽しそうにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―益州 巴郡―

 

 そこには大量の賊の死体が転がっていて黒い外套に身を包み、腕や脚には金属製で出来た鎧

 がつけていて、髪は銀髪で瞳の色は紫色をしている少女の名は司馬懿、字を仲達という。

 彼女の後ろから

 

 ???1

  「ただいま戻りました」

 ???2

  「団長・・・賊、掃討、完了」

 雫

  「ご苦労様。來花。夕華」

 

 彼女が労ったのは、一人は無骨な溝が掘られている円錐形のランスを持っていて白みがかった

 青い髪をした少女・鄧艾士載と、円盤に刃を付けて投げれうように持ち手が付いている武器を持

 ち、金髪の腰まで伸ばしている水色の瞳をした少女を文鴦次騫が、雫の方に歩いてきた。

 

 雫

  「これであらかた付近の賊は片しましたか?」

 ???

  「はい・・・ゴホッゴホッ! これで北郷師団長にここの管轄の引き継ぎをして陳留に戻ることがで

   きr・・・ゴホッゴホッ! ゴホッゴホッ!・・・・・筈・・・です」

 

 ニット帽の様な帽子を被りフリルが付いた服を来て、髪を短く深い緑で瞳はオレンジ色で咳き込

 んでいる少女・郭淮伯済が説明した。

 

 夕華

  「大丈夫ですか? 帷。最近無理をして体調を崩していますね」

 帷

  「・・・・・・すみません」

 夕華

  「陳留に着きましたら英気を養えて栄養満点の料理を振舞いましょう」

 來花

  「帷、ずるい。一緒、食べる」

 夕華

  「大丈夫ですよ、來花。皆で食べましょうね? 団長?」

 雫

  「えぇ・・・カズ君達も終わっていると思うから早く陳留に向かいましょ」

 

 司馬懿 仲達。

 名門・司馬家の次女で司馬八達の中では一番の戦闘力の持ち主で、無手や体術、双剣の扱い

 が得意で、数年前に一刀に推薦されて傭兵団に入り師団長を務めている。

 司馬家は傭兵団の支援者の一人で物資の補給や情報活動などを傭兵団に提供している。

 

 雫

  「行きましょう。もうすぐ世が混乱に包まれるわよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―荊州 南陽郡―

 

 ブシュー!! ザアァー!!

 

 一人の賊はただ見ているだけだった。

 2000人規模の賊の一人はそこにある光景をただ見ているだけしか出来なかった。

 赤い髪の少女・呂布が戟を振るうと50人単位で斬られ吹き飛ばされていき、黒い髪に一部に赤

 い色のメッシュが入り笑顔のままの少女・高順が旋刃盤を振るうと仲間である者の一部が飛んで

 くる。

 そこはまさに賊にとっては地獄でしかなかった。

 

 

 

 

 

 数刻後

 

 ???

  「お疲れ様なのです! 恋殿! 蘭!」

 恋

  「ん・・・」

 蘭

  「はい。音々ちゃんも作戦ありがとうございます」

 

 二人に話しかけたのは背は低く、緑の髪に帽子を被り服にはパンダの刺繍が施されている服を

 着ている少女・陳宮公台が小走りでやって来た。

 

 蘭

  「最近、賊が増えてきましたね~。忙しくて目が回りそうですね♪」

 音々音

  「笑い事ではないですぞ! 我々の討伐回数が増えることは、それだけお二人が危険な目に合

  うことですぞ。用心してくだされ!」

 恋

  「・・・ん。気をつける」

 蘭

  「・・・そうですね・・・・・・それで賊が多くなっていますが次は何処に向かうのですか?」

 音々音

  「次はk・・・「・・・・・・河南に行く」・・・恋殿!? 河南は管轄外なのです!」

 恋

  「・・・・・・いい。恋達は河南に行く・・・後で皆がくる」

 

 恋は河南に向けて北に歩いて行った。

 

 音々音

  「恋殿~!! どうなされたんですか!?」

 蘭

  「音々ちゃん? 団長があそこまで強く言うってことは北郷師団長の事なのかもしれませんね?」

 音々音

  「にいにいのですか? ん~~~・・・・・・確かにそうなのです・・・」

 蘭

  「だからね、ここは団長の言う通りにしてみましょ?」

 音々音

  「そうですな! では行くのです。蘭!」

 蘭

  「はい♪ 音々ちゃん」

 

 ここにいる三人は孤児の育ちで、一刀に紹介された丁原の元で育った。

 その後は丁原の死をキッカケに旅に出て一刀が傭兵団の結成に付いて知り、恋は師団長の任

 を買い、各地で賊討伐を行っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 各地で奮戦する猛者達

 

 北郷一刀と徐元直―――――青龍師団

 劉備と簡擁―――――朱雀師団

 司馬懿と鄧艾、郭淮と文鴦―――――白虎師団

 呂布と高順、陳宮―――――玄武師団

 

 彼が集うときはすぐ近くまで迫っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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