No.646709

少年少女達の幻想物語 第四話 とりあえず目標決定

四姉妹さん

リーナはとりあえず、やることを決めました

2013-12-20 23:32:00 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:617   閲覧ユーザー数:617

慧音「成る程な。いきなり特徴的な女にこっちに来てもらうと言われて、空に放り出されたと」

 

リーナ「ざっくり言うとそうなります」

 

 

私は、覚えているかぎりの事を話した。

 

 

慧音「・・・文々。新聞に書いてあった、二人の内の一人ということか」

 

リーナ「はい? なんですか?」

 

慧音「いや、なんでもない。とりあえず、君に伝える事がある。この世界は幻想郷といって、君が住んでいた世界とは違う世界ということだ」

 

リーナ「・・・はい? 」

 

 

私は、慧音さんにこの世界の事を聞いた。

人間だけでなく、妖怪なども住んでいること

こっちの世界ほど技術が発展してないこと

そして弾幕や魔法というものがあること。

 

 

慧音「今すぐ理解しろとは言わない、が、なるべく早く理解してくれ」

 

 

・・・え〜、私って異世界に来てたの?

 

慧音「それとちょうど朝食が出来てる。あっちの部屋に用意してあるから食べるといい。お腹が空いているだろう。さっきからなっているぞ」

 

リーナ「え!? 」

 

 

気づかないうちにお腹がなっていたらしい。うわ〜、恥ずかしい!

 

 

慧音「食べ終わったら、また言ってくれ。会わせたい人物がいるから」

 

リーナ「分かりました」

 

 

案内された後、慧音さんはそう言って出て行った。

さて、お腹も空いたし食べよう。私は用意されていた食事を食べ始めた。

 

 

・・・数分後

 

 

リーナ「ふぅ、おいしかった。そういえば、食べ終わったら呼ぶようにいってたっけ」

 

 

・・・あれ? どこにいるの?

 

 

慧音「食べ終わったか? 」

 

 

・・・何この人。タイミング良すぎる。

 

 

リーナ「はい、おいしかったです」

 

慧音「なら良かった。さっきも言ったが、会わせたい人物がいるからこっちに来てくれ」

 

リーナ「はい」

 

 

会わせたい人物って誰だろう? あの変な女の人かな? そう思いながらついていくと、縁側に座っている、少しチャラそう? な人がいた。

 

 

慧音「妹紅。連れてきたぞ」

 

 

彼女・・・妹紅は、おう、といいながら立ち上がり私に挨拶してきた。

 

 

妹紅「私は、藤原 妹紅。迷いの竹林で道案内をしている」

 

リーナ「私は、リーナ・サエリズムです。初めまして」

 

慧音「リーナ。彼女が君をここまで運んできたんだ」

 

 

あ、この人が私を運んでくれた人なのか。

 

 

リーナ「運んでくれて、本当にありがとうございました。おかげさまで、助かりました」

 

妹紅「いや、いいよ」

 

慧音「リーナのことは、すでに妹紅に話してある」

 

リーナ「あ、そうなんですか」

 

妹紅「あぁ、話しは聞いた。色々大変だな」

 

リーナ「いや〜、それほどでもないですよ」

 

 

実際は死にかけましたけどね〜、とは言わなかった。

今、こうして無事だから気にしてないしね。

 

 

妹紅「お前はこれからどうするんだ? 」

 

リーナ「とりあえず、この世界を色々周ってみようかと思ってます」

 

 

異世界にきちゃったもんは、しょがないよね。それに異世界って楽しそうだし。

 

慧音「それなら幻想郷の地図をやろう。無いよりましだろう」

 

 

そういうと部屋からこの世界の地図らしい物を持ってきてくれた。

 

 

リーナ「ありがとうございます」

 

慧音「こっちの世界に来てしまったんだ。一度、幻想郷がどういう場所なのか把握しておいた方がいいだろう」

 

リーナ「はい」

 

 

こうして、私は幻想郷を巡って見ることにした。早速私は寺子屋を出ることにした。

 

 

慧音「気をつけるんだぞ。また困ったことがあれば、ここへ来るといい。私か妹紅が、助けてやるからな」

 

リーナ「ありがとうございます。お世話になりました」

 

妹紅「元気でなー」

 

 

こうして私は幻想郷を知るべく寺子屋を出発した。


 
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