No.644596

ソードアート・オンライン『明星の勇者』第二十九話

シャイコス遺跡

2013-12-12 07:26:02 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:886   閲覧ユーザー数:866

第十八層 シャイコス遺跡

 

 

アスピオから歩いて二時間…で俺達は目的地であるシャイコス遺跡にたどり着いた。

 

 

カイン「ついた、此処がシャイコス遺跡だ」

 

 

シリカ「此処に…調査隊の人達が…」

 

 

カイン「それじゃあいこう!」

 

 

そういって俺達は中に入っていきシリカがなにかに気づく。

 

 

シリカ「っ!カインくん!入り口が!」

 

 

シャイコス遺跡の入り口が崩落して塞がっているために入ることが出来なかった。

 

 

カイン「やっぱりな…シリカ、こっちだ入り口は他にある」

 

 

シリカ「えっ?でも此処に来るまでにそんな入り口なんか…」

 

 

カイン「隠してあるんだよ」

 

 

そういって遺跡の前にある左の石像の前にたつ。

 

 

カイン「ほらそこ、引きずった跡あるだろ?」

 

 

シリカ「あっ、ほんとだ」

 

 

カイン「だからここをうごかせばぁ!」

 

 

俺は全STRをフルに使って石造を動かそうと挑戦する。

 

 

シリカ「カインくん!がんばれー!」

 

 

ラピード「ワン!」

 

 

ピナ「ピュア!」

 

 

カイン「どりゃあぁぁぁっ!!」

 

 

俺はシリカ達に応援されて俺はまた全力で石造を動かそうとするも全く動く気配がなく俺の方が力尽き石造にもたれてしまう。

 

 

カイン「はぁ…だめ…はぁ…か…」

 

 

シリカ「これはみんなで動かそっか…一度ハルルに戻ろ」

 

 

カイン「…そうだな、制限時間とかはないからな」

 

 

シリカ「でも…その前にお昼にしよ」

 

 

そういってアイテムストレージから、あるものを取りだしその中には…

 

 

シリカ「じゃーん!アインクラッドでのミックスサンドだよ~」

 

 

カイン「っ!う、うまそう…というかシリカ、料理スキル上げてたのか?」

 

 

シリカ「う、うん!やっぱり好きな人には手料理を食べてもらいたいな~と思って////」

 

 

カイン「そっか…ありがとなシリカ」

 

 

シリカ「エヘヘ…さあ、食べましょうか」

 

 

カイン「ああ、いただきます」

 

 

俺はシリカが作ったミックスサンドを口に入れる。

 

 

カイン「うん!うまい!美味しいよ、シリカ!」

 

 

シリカ「ありがとう、作るかいがあったよ」

 

 

カイン「ん?シリカ、ほっぺにソース付いてるぞ」

 

 

シリカ「え!?ど、どこ!?」

 

 

カイン「取ってやるよ」

 

 

そういって俺はシリカの頬についているソースを指で取りそしてそれを舌でなめる。

 

 

シリカ「カカカ、カインくん!?」

 

 

カイン「ははは、いや~1度はやってみたかったんだ~これ」

 

 

シリカ「うう~///」

 

 

そうして昼飯を取った後にシリカの提案で一度ハルルへと引き返した。

 

ハルル

 

ハルルに戻ってきた俺達は今朝とは違いプレイヤーがこの街に来ていた。

 

 

カイン「プレイヤーがいるってことはみんな気づいたんだな」

 

 

???「あっ!団長いた!」

 

 

聞き慣れた声が聞こえてきて後ろを振り向くとユリアンを初め凛々の明星のいつものメンバーとキリトとアスナさんそしてユイが近づいてきた。

 

 

カイン「ユリアン!ムラマサ!フルブライト!みんな!どうして此処に…」

 

 

ユリアン「どうしたもこうしたもないって!団長が今朝になっても姿が見えなかったから偶然あったキリトにフレンド追跡してもらってそしたら最前線のハルルって街にいるのがわかってデイドン砦が通行可能になってたから追ってきたんだ!」

 

 

シリカ「そ、そうだったんですか…すみません、心配をおかけして」

 

 

ムラマサ「親方様とシリカ殿がご無事で何より」

 

 

カイン「す、すまない、まあいたって健全だ」

 

 

アスナ「なら連絡の1つも寄越さなかったの?」

 

 

カイン「ちょっといろいろとあってな…」

 

 

キキ「色々ってどんなことですか?」

 

 

カイン「もしかしたら帝都を圏内にできるかもしれない」

 

 

キリト「な、なんだって!」

 

カイン「ああ、そのためには必要なアイテムが要るってことはわかってる、そこでその入手できそうなクエストを受けていてな…それでシリカと二人で行ったんだが…途中で行き詰まってな…それでギルドメンバーの誰か呼ぼうと思ってハルルに戻ってきたわけだ」

 

 

シャール「なるほど…」

 

 

アイリス「それじゃあみんなでいきましょうか」

 

 

ユリアン「ああ」

ムラマサ「うむ」

モニカ「はい」

キキ「うん」

シャール「うん」

フルブライト「おう」

ユウナ「うん!」

 

 

いつものメンバーが了承したことで俺達は休む間もなくシャイコス遺跡に…

 

 

キリト「カイン、この層だけは俺も着いていっていいか?」

 

 

アスナ「キ、キリトくん!?」

 

 

カイン「理由は?」

 

 

キリト「正直にいって俺はこの層に来てからカインのことを疑ってる…まるでこの層を熟知しているようでな」

 

 

カイン「……」

 

 

キリト「だからこそ近くでカインを見計らう、これが理由だ」

 

 

やっぱり勘の冴えるキリトは薄々気づいてるか…

 

 

カイン「わかった、正直攻略はしないぞ」

 

 

キリト「いつもいつも攻略だから息抜きぐらいにはなるだろう?…悪い、アスナ、アスナは此処で…」

 

 

アスナ「なに行ってるの?私もユイちゃんよ行くよ、キリトくんと離れ離れになるなんてやだもん」

 

 

キリト「アスナ…わかった、でも危なくなったら俺を置いて逃げてくれよ」

 

 

アスナ「そんなことさせない、絶対に無事に帰ってこよ」

 

 

カイン「…話は纏まったな、アスナさんとユイちゃんも同行ね、それじゃあ準備ができしだい行こう」

 

 

そして数十分で準備を整えて再びシャイコス遺跡へと向かった。

 

 

 

 

後書き

 

 

どうも~ウイングゼロです!

 

 

さあシャイコス遺跡に突入と思いきや1度ハルルに戻ってユリアン達と合流してその上キリト達が同行しシャイコス遺跡へ

 

 

次回はシャイコス遺跡へ侵入しボス戦までやりたいと思います!

 

 

それでは次回にお会いしましょうさいなら~


 
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