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真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第五十四話 古の森再び!分断された六課メンバー

ohatiyoさん

またもあの森が戦場に!

2013-12-06 09:23:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:594   閲覧ユーザー数:579

久方ぶりにガジェットが出現した為、六課メンバーが出動する

 

しかし、その場所はあの森だった

 

同じ作戦を使ってくるとは思えないが、念のためセイヴァーを残して、古の森へと急行する

 

なのは「スターズ!! 行くよ!!」

 

フェイト「ライトニング!! 油断しないで!!」

 

フォアード「「「「はい!!!!」」」」

 

ガジェットが居る古の森に入って行くメンバー達

 

しかし、それこそがクアットロの策だった

 

クアットロ「クククククク、相変わらず私の掌で踊ってくれるわね~」

 

古の森の入り口付近で、なのは達を見つめる影

 

クアットロ「さて、ルーテシアお嬢様…………お願いしますね」

 

ルーテシア「わかった……」

 

ルーテシアが森の中へと入って行く

 

クアットロ「さて、天城カイトが居なかったが………………まぁいい」

 

ククククク、奴らはアリのように群がって戦う習性を持つ

 

逆に言うならば、1匹の戦闘力は大した事はない

 

クアットロ「奴らを分断し、1匹ずつ倒す」

 

ククククククク、我ながら最高の策ね

 

クアットロ「さて、どれぐらい耐え抜く事が出来る? ねぇ………機動六課」

 

クアットロの瞳には怒りの炎が映っていた

 

その頃、森の中にいるガジェットを破壊していく なのは達

 

なのは「ディバインバスター!!!!!!!」

 

フェイト「ハーケンセイバー!!!!!!!」

 

ピンクの光りと黄色い斬撃が、ガジェットを破壊していく

 

ヴィータ「お前ら、今度は逸れるんじゃねぇぞ?」

 

スバル「はい!!」

 

ティアナ「わかってます!!」

 

今度こそバラバラにならないように、回りにも目を配る

 

しかし、六課の前に立ち塞がる影が!!

 

なのは「あれは!!」

 

ゴリラ「ウキィィィィィ!!!!!!!!!!!!」

 

巨大な棍棒を振り回し、なのは達に襲い掛かる ゴリラ

 

奴の名はハヌマーン

 

この森の守護者だ

 

ハヌマーン「ウキィィィィ!!!!!!!」

 

なのはを棍棒で殴ろうとするが、

 

ヴィータ「邪魔なんだよ!! クソ猿!!!!」

 

アイゼンでハヌマーンの頭を殴る

 

ハヌマーン「ウガッ!!」

 

流石に怯む ハヌマーン

 

フェイト「これが森の守護者 ハヌマーン……………」

 

ライトニングは実際にハヌマーンを見るのはこれが初めてだ

 

フェイトも、なのはなどから話しを聞いたことがある

 

フェイト(私達に攻撃してくる…………けど)

 

フェイトは悩む

 

倒して良いのか?

 

彼らはただ、この森を守りたい為に戦っているのではないのか?

 

決して敵とは言えないはずだ

 

それなのに、傷つけていいのか?

 

フェイト(私達の目的はガジェットの殲滅。ハヌマーンを倒すことではない)

 

ハヌマーン「ウキィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!」

 

ヴィータ「いい加減、倒れやがれぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」

 

ハヌマーンの棍棒とヴィータのハンマーがぶつかり合い、火花を散らす

 

なのは「ヴィータちゃん!!!!」

 

なのはがヴィータの援護に回ろうとするが、

 

ヴィータ「なのは!! お前はガジェットを相手にしていろ!!!」

 

ヴィータがそれを止める

 

なのは「ヴィータちゃん……………わかった!」

 

なのははガジェットを倒しに行く

 

フェイト「ええい!!!!!!」

 

バルディッシュでガジェット3体を切り裂く フェイト

 

フェイト「エリオ! キャロ! まだ戦える?」

 

エリオ「大丈夫です!!!!」

 

キャロ「私もまだまだいけます! ねぇフリード」

 

フリード「キュックル~」

 

フェイトは2人の成長に素直に喜ぶ

 

戦場は危険、もしかすると死んでしまうかもしれない

 

その悩みを解決してくれたのが、なのはだった

 

 「私が絶対にどんな戦場でも生き残れるようにしてみせるよ!!」

 

フェイトは なのはの言葉を信じ、2人が戦うのを許可した

 

そして、2人は見違えるほどに強くなった

 

フェイト(なのはを信じて良かった)

 

しかし、その安心も長くは続かない

 

ハヌマーン「「「「「「「「「「ウキィィィィィ!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

一気にハヌマーンの数が増えてしまったのだ

 

しかも、何故かガジェットは撤退していく

 

なのは「ガジェットが退いて行く!? クッ」

 

なのははガジェットを追おうとするが、ハヌマーンがそれを許さない

 

ヴィータ(こいつら、何か変じゃねぇか?)

 

ハヌマーンの戦い方に違和感を覚えた ヴィータ

 

ハヌマーンは、六課メンバー1人につき2体が手を組んで襲い掛かっている

 

しかし、ガジェットには一切手を出して居ない

 

ヴィータ(何故だ? 奴らは無差別だったはずだぜ?)

 

ハヌマーン「ウッキィ!!!!!」

 

そして、六課メンバーそれぞれがハヌマーンと戦うこととなるが、そこでヴィータは気づく

 

ヴィータ(そうか! アタシらを分断させる気だな!!!)

 

しかし、気づいた時には既に遅い

 

ヴィータ「やられたぜ……………」

 

既に分断されてしまったのだ

 

ヴィータ「てめぇら…………中々 賢いじゃねぇか」

 

ハヌマーン「「ウキキキキ!!!!!!!!!!!」」

 

ヴィータ「へっ けどアタシ1人だけならどうにかなるとでも思ったか?」

 

チンク「そう言うことだ」

 

ヴィータ「っ!!!!!!」

 

声がした瞬間、ナイフが投げられ、それを飛んで躱す ヴィータ

 

ヴィータ「てめぇは!!!」

 

チンク「久しぶりだな ヴィータ」

 

戦闘機人の1人チンクが居た

 

ヴィータ「チッ こんな時に」

 

チンク「お前達魔導師を分断させ、1対1に持ち込む。そして勝つ」

 

ヴィータ「それがてめぇらの作戦か?」

 

チンク「そういうことだな」

 

ヴィータ「ん? 待てよ? じゃあ その猿どもは!!!!」

 

チンク「そうだ、我らの支配下にある」

 

ハヌマーンがガジェットや、戦闘機人に襲いかからない理由はただ1つ

 

操られているのだ

 

ハヌマーンを利用し、なのは達を分断する

 

これがクアットロの考えた作戦である

 

では、一体どうやってハヌマーンを操ったのか?

 

それはルーテシアに秘密があるのだ

 

彼女の召喚行使によって寄生虫を呼び出し、ハヌマーンに寄生させる

 

これにより、ハヌマーンはルーテシアの僕となったのだ

 

チンク「さて、決着を付けるか」

 

ヴィータ「クッ」

 

チンク「安心しろ、ハヌマーンには手を出させないさ。1対1の真剣勝負と行こうじゃないか!!!」

 

どうやらチンクはヴィータと一騎討ちを望むようだ

 

ヴィータ「いい加減目触りなんだよ!!!! 何が目的でスカリエッティの野郎につき従うんだよ!!!」

 

チンク「我ら戦闘機人は、ドクタースカリエッティによって生み出されたのだ。つまり父親的存在なのだよ、従うのは当然だ」

 

ヴィータ「そうかよ………なら、さっさとぶっ潰して、なのは達と合流する!!!」

 

アイゼンを構える ヴィータ

 

チンク「悪いが合流させるつもりはない………ここで散ってもらおう」

 

ヴィータ「舐めるんじゃねぇ!!!!」

 

ヴィータVSチンク再び

 

その頃、郊外地区にガジェット接近の知らせが入り、セイヴァーが出動する

 

カイト「相手はガジェット……………だが、油断して下らん失態を曝すなよ」

 

レイン「おう!!!」

 

ルナ「来るわ!!!」

 

ガジェット「「「「「「「!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」

 

地面を埋め尽くすほどの大量のガジェットが迫る

 

レイン「よっしゃぁぁぁぁ!!!!!!!! 暴れるぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

 

スノボーに乗りながら、ガジェットに突っ込む レイン

 

カイト「アイツ………考えなしで突っ込みやがったな」

 

レインの行動に呆れる カイト

 

ルナ「まぁレインらしいじゃない。気を付けるのよ? アマル」

 

アマル「……………」

 

無言で頷き、レインの後を追う

 

カイト「さて、俺達は空に群がるゴミを処分するぞ」

 

ルナ「ええ、行きましょうか」

 

カイトとルナは、空を飛ぶⅡ型を相手にするようだ

 

クアットロは今、何所に居るのか?

 

暗躍の影を忘れてはならない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当分の間、古の森での戦闘になる予定です

 

この戦いと、後1回スカリエッティ一味と戦い

 

その次にいよいよ六課襲撃と言ったところでしょうか

 

戦いはより苛烈に、より激しくなっていきます

 

 

 

 


 
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