No.637442

戦姫絶唱シンフォギア 黒衣の剣士と装者達

はらっぱさん

模擬戦 響編

2013-11-16 21:01:01 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:5690   閲覧ユーザー数:5470

「え、模擬戦・・・ですか?」

 

「ああ、お前には三人と模擬戦をしてほしい」

 

いきなり呼ばれて、弦十朗さんに俺はそんな事を言われた。

 

「それって、俺の実力を知りたいって所ですか?」

 

「まあ、端的に言えばそうだ。何もお前の実力を信じてない訳じゃない。ただ確認の為だ」

 

「・・・わかりました、アリスもそれでいいか?」

 

「私は夕也がいいならそれで構わない」

 

アリスも大丈夫らしい。

 

「よし、それじゃ来てくれ。最初は響とだ」

 

「ふむ・・・」

 

響・・・と言うとあのオレンジ色の髪の女の子か・・・見た感じだと戦いって感じじゃないんだけどな・・・

 

あ、それは遥達も同じか。

 

俺はそんな事を思いながら演習場に案内された。

 

 

 

「本日はよろしくお願いします!」

 

「ああ、よろしく」

 

目の前には既にガングニールをその身に纏っている立花がいた。

 

「それじゃあ、早くお願いしますね」

 

「ああそうだな・・・そうだな、立花は拳で戦うインファイターだし、拳同士で戦うか。ソル、セットアップ。モード2」

 

『了解しました。モード2。ドラグノイド』

 

セットアップを完了し、俺は両手に籠手を装備した。

 

「あれ?剣じゃないんですか?」

 

「ああ、俺はオールラウンダーなんでね。拳闘も出来るから」

 

「そうですか、それじゃ・・・思いっきりやらせてもらいます!」

 

そして、立花は歌いだした。

 

「~~~~~~♪」

 

なるほど、これがシンフォギアの性能を高める歌、か・・・

 

『それじゃあ・・・模擬戦、開始!』

 

弦十朗さんの声が響き渡り、模擬戦が始まった。

 

歌を歌いながら、俺に向かって正拳を叩き込んでくる立花。

 

俺はその手を左手を添えるようにしながら横に反らし、ガラガラになった脇腹に拳を叩き込む。

 

「くっ!?」

 

立花はそれを辛くも避ける。避けながらも歌を歌うのを止めない。

 

そういえば、歌を止めたらどうなるんだろうな・・・まあ、試そうとも思わないけど・・・

 

「~~~~~~♪」

 

そして、向かい合って止まる俺と立花。

 

今度は・・・俺からしかけるかっ!

 

「しっ!」

 

俺はフェイントを仕掛けてから、左手で裏拳を立花の腹に叩き込む。

 

「くはっ!?」

 

フェイントに見事に引っかかり、俺の裏拳を見事に喰らってしまう。

 

『Boost!』

 

『Divid!』

 

俺の力が倍加され、さらに立花の力が半減され、俺の力になる。

 

「っ!?力が・・・」

 

「ああ、残念だな。俺の籠手の能力なんだ。これで決める・・・!」

 

俺は硬式のボールぐらいの魔力弾を作り出す。

 

「龍の一撃!ドラゴンショット!!」

 

「はっ!?きゃあああああ!!」

 

避けきれる事の出来なかった立花はドラゴンショットをモロに喰らう。

 

『そこまで!勝者、前園夕也!』

 

俺の勝利が決まった瞬間だった。

 

 

 

とりあえず、ここで待ってろと言われた場所で俺は立花と一緒に待っている。

 

「負けちゃいました・・・」

 

あぁ・・・落ち込んでるし・・・顔を俯かせてる・・・

 

「ま、まあ気にすんな。実際いい正拳突きだったと思うぞ?」

 

「でも、避けられちゃいました・・・」

 

「あ・・・」

 

しまった、俺としたことが・・・

 

「でも気になることもあるんですよね」

 

と、俺の顔を見る。

 

「あの聞きたいんですけど・・・手加減してませんでしたか?」

 

「手加減?」

 

「はい、何だか手加減してるのかなって思っちゃいまして・・・それに、何だか顔とか狙われなかったし・・・」

 

「ああ。そりゃ、可愛い顔してるんだし、それに肌とかも手入れしているのか綺麗だから余計な傷付けるのはダメだな、って思って」

 

「え・・・・・えええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!???///」

 

と、顔を赤くしながらいきなり大声で叫びだした。

 

「?どうした、熱でもあんのか?」

 

「だ、だって!いきなり夕也さんが可愛いとか言うから・・・!」

 

「?事実を言って何が悪いんだ?」

 

「じ、事実・・・///」

 

?何かまた顔を赤くしているし・・・本当に大丈夫か?

 

「いいか夕也・・・お前は何をしているんだ?」

 

と、心配していたら弦十朗さんがやってきた。

 

「いえ、立花がなぜか顔を赤くしているので・・・」

 

「(赤くしている・・・ま、まさかとは思うけど、こいつ気づいてないのか?はぁ・・・響も苦労するな)」

 

何だか弦十朗さんの様子が変なんだが・・・何だろう、立花を哀れむような感じが・・・

 

「そろそろ、いいか?今度はクリスと戦ってもらいたいんだが・・・」

 

「わかりました、それじゃ連れていってください」

 

俺は真っ赤な立花をその場に残して、クリスが待っている場所に弦十朗さんに連れて行ってもらった・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

えぇ、初めに謝罪を・・・

 

 

 

 

誠に、誠に申し訳ありませんでしたっ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

この度は、約四ヶ月もの間、空けてしまい申し訳ありませんっ!!!!

 

実は・・・全然、書けなくてですね・・・まあ、出来上がった今回のもあんまり出来がいいとは言えないんですが・・・

 

次回辺りからはそんなに間を空けるというのはないように頑張ります!

 

あ、ちなみに今回からは台本形式を辞めようかと思います。

 

コメントの中に誰がどれの台詞かわからないなどのコメントありましたら、元の台本形式に戻しますので・・・

 

あ、コメントは批判以外のものならいつでもウェルカムです!

 

次回もお楽しみに!


 
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