No.63558

一刀伝08 季衣 流琉

三国堂さん

今回から後書き用にケツに1ページつけます。
別に興味ねーぜ、って人は読み飛ばすといいと思われ。

今回は一人称寄りの三人称で女の子サイド書いてます。
ちょっと変化球気味な書き方なので、読み辛いかもしれませんが、それでよければどうぞお読みくださいませー。

2009-03-16 04:26:19 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:19566   閲覧ユーザー数:13313

 

都を貫く大通り。

その城門近くにある広場で、流琉は桃色の髪をした少女――季衣と一緒に座り込んでいた。

あの日――北郷一刀が消えたという事を、華琳から聞かされたその日から、二人は前にもまして行動を共にするようになっている。

一刀が消えて、でもそれを信じられず、季衣と二人で何度も華琳の元へ話を聞きに行って。

その度に、華琳は根気良く同じ話をしてくれた事を思い出す。

その話をする事で、華琳が傷つかなかったとは思わない。

無表情に淡々と繰り返すその姿に、心に痛みを覚えたのも確かだった。

しかし、それを意識してもなお、二人は北郷一刀が消えたという事実を信じたくは無かったのだ。

だが、何度話を聞こうとも、事実が覆る事は無く。

何度目かの話を聞いた後、二人は数日の間部屋に篭って、抱き合いながらひたすらに涙を流した。

今はそこまで涙を流す事はないが、それは悲しみが薄れたのではなく、心が麻痺してしまったのだろう。

「ねー、流琉」

「なーに?」

「天の国って、この空の上にあるのかなぁ」

「どうだろう、わたしには分からないよ」

この会話自体、もう何度も繰り返された事で。

 

一刀が消えた。

 

天に帰った、でも、死んだ、でもなく、華琳の口からはそう語られた。

どちらなのかと問う声に、華琳は分からない、と返す。

その一連のやり取りを聞いてから、季衣はよく一刀が何処にいるのかを口に出すようになった。

ある時は地平の彼方を見やって、この先に彼がいるのか、と問い。

またある時は、雲を貫く崑崙山の頂に帰ったのか、と問う

「でも、空の上だと困っちゃうね。地の果てとかならともかく、空の上なんてどうやって行き来するのか分からないもん」

それは、せめて生きていて欲しいという季衣の願いで。

「そうだよね。地の果てとかなら、もしかしたら、また会う事が出来るかもしれないし」

また、話を聞いた全ての人間の願いでもある。

「会いたいね」

「うん、会いたい……ね」

言っていて、流琉は目の奥がジワリと熱くなってくるのを自覚する。

そしてそれと同時に、左手を強く握られる感触。

「流琉、泣いちゃ、ダメだよ」

その季衣の手の感触と言葉に、流琉は慌てて涙を堪える。

これは二人で決めた事だ。

一刀が消えて悲しいのはみんな同じ、だからみんなに心配をかけないようにしよう。

泣くのは二人だけの時。

辛くても悲しくても、それを見せるのは、せめてお互いの前だけで……。

「うん、分かってる。もう大丈夫だから」

季衣が涙を流しそうになったら流琉が支え。

そして流琉が崩れそうになった時は、こうして季衣が支えてくれる。

「でもさぁ、流琉」

「うん?」

「なんとなくなんだけど、兄ちゃんは本当に帰ってきてくれるような気がするんだよね」

「そういう割には、季衣だっていつも泣いてるじゃない」

言いながらも、無邪気に信じる季衣を見ていると、本当にそうなんじゃないかと思ってしまう。

「う~、帰ってきてくれるって信じるのと、兄ちゃんがいなくて寂しいのはまた別なの!」

「あはははは。でも、季衣がそういうのならそうかもしれないね」

願望とはまた別に、季衣の勘なら信じられる。

少なくとも流琉は季衣とその程度の時間、共に過ごし、信頼を築き上げていた。

「うんうん、もしかしたら、すぐそこからひょっこり出てくるか……も」

グイッ

「キャッ!? 季衣、急に立ち上がったらビックリするじゃない」

言葉を鈍らせ突然立ち上がる季衣に、手を繋いでいたままの流琉は当然のように引き上げられる。

そして、そんな流琉の抗議もむなしく、季衣は唖然とした表情を道の先に向けたまま動かない。

「季衣?」

いぶかしんで季衣の視線の先に目をやれば、小さくだが、そこには確かに驚くべき光景、否、驚くべき人がいた。

「うそ……、まさか本当に?」

「季衣の勘、当たっちゃったね」

あの頃とは違い、光る衣の前を開いて、腰の辺りに真っ黒な剣を差し込んでいる。

北郷一刀が、そこにいた。

「兄ちゃん!」

「兄様!」

気がつけば、二人して全力で駆け出していた。

「兄ちゃん!兄ちゃん!!」

「兄様!兄様ぁ!!」

叫びながら、ただひたすらに足を運ぶ。

流琉が今まで生きてきて、ほんの四十丈(約96m)程の距離をこんなに遠く感じたのは初めてだ。

意識だけがどんどん加速されていき、体は水を掻き分けているかのごとく進まない。

だが、無限に続くかに思われた道も、実際に駆けた時間は僅かだろう。

一刀が数度周囲を見渡し、こちらに気付いて目を丸くする頃には、季衣と一緒に、全力で彼に飛びついていた。

「兄ちゃ~~~ん!!」

「兄様~~~~!」

 

 

さて、ついさっき爆走していった沙和と真桜の影響か、どうにも周囲の目がこちらに向いている気がするが……。

「とりあえず、城の方に行ってみるかな」

余りにも見事に去られてしまったので、ちょっと寂しくなって独り言なんかを零してみる。

色々と苦悩やら葛藤やらを乗り越えて帰ってきたはずなのだが、なんだか感動の再会とは程遠いものばかりが続いているのは気のせいだろうか。

「いや、桂花は想像よりマシだったけどさ」

嫌われているとばかり思っていたが、案外そうでは無さそうだと感じれたのは幸いだ。

だが、沙和と真桜に至っては、おかえりの一言も貰えなかったからな。

まあ、本心は聞けた(盗み聞くような形とはいえ)から、嫌われてるとか思う必要は無いんだけれど。

だらだらと歩を進めながら、帰ってきて一刻(二時間)足らずの間に起こった事を思い返してみる。

なんだか、予想通りにいかないにも程があるような。

でも何故だろうな、そんな無茶苦茶な感じなのに

「むしろ帰ってきたって感じがするのは」

「……~ん」

「に……」

「ん?」

この世界を去る前のことを思い出し、懐かしい思いを噛み締めていると、どこか懐かしい声が聞こえてきた気がする。

後ろ、ではない。

左……、でもない。

勿論前ではない。

じゃあ、と右を向こうとした所で目に飛び込んできたのは……。

右斜め前にある広場から、驚異的な速度で駆けて来る、緑と桃色の頭をした小柄な二人。

「る……」

「兄ちゃ~~~ん!!」

「兄様~~~~!」

声をかけようとした時には、既に季衣と流琉がこちらに全力で飛びついてくるところだった。

それを見て思う、やっと俺の思い描いていたような感動の再会シーンだ、と。

そう、俺は一瞬とはいえ忘れていたのだ。

彼女達が、曹魏の悪魔、などという異名をつけられるほどに恐れられている事を。

簡単に言うと、常識というものをどこかに置いて行ってしまっている程の、怪力だという事を……。

ドグシャァッ!!

およそ、人体が発するものでは無い音を立て、俺の体は、猛烈な勢いで、商店の壁に向かって吹き飛んでいた。

瞬時に訪れる意識の白濁。

だが、

ドゴン!

次の瞬間、体の反対側に感じる衝撃に強制的に意識が戻る。

「か、はっ」

衝撃と痛みに痺れる体に感じる、冷たくて硬い感触。

そうか……、壁か。

あの勢いでぶつかって壊れる気配も見せない、しっかりとした石造りの壁。

住民に迷惑をかけずにすんだと、感謝すべきかどうなのか、痛みが跳ね上がったと恨むべきなのか。

そして胸元に目をやれば。

「兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん」

「兄様兄様兄様兄様兄様兄様」

ポカポカと俺の胸を叩いてくる季衣と、腹にギュッと抱きついて顔を押し付けてくる流琉の姿。

ドゴッ、ゴグッ、ボグッ、ゲギャッ

ミチ、メキメキギチ

「げぼっ、ゴハッ」

訂正しよう。

ドゴドゴと俺の胸骨から肋骨にかけてを砕こうとする季衣と、サバ折りで背骨を破壊しようとしている流琉の姿……だ。

や、やばい、これはもう、体を鍛えたからどうこうって問題じゃない。

止めないと、死んでしまう……。

「ふ、二人とも……」

「ばかばかばかばか~~! なんで、なんでいなくなっちゃったのさぁ!」

「兄様、兄様がいなくなって、わたし、わたしぃ……」

泣いてる。

確かに二人は、魏の将軍で、強くて、力だってある。

けど、小さな女の子、なんだよな。

女の涙のひとつやふたつ、受け止められなきゃ嘘だよなぁ。

男の子の、せめてもの意地ってやつだ。

いまだ続く激痛に歯を食いしばり、俺はひとつ覚悟を決めた。

「何も言わずに消えてごめん。泣かないで、なんて言えないよな。だから、思う存分泣いてくれ。せめて泣き止むまで、俺はずっとこうしてるから」

「うわぁぁぁぁああん!」

「う、えぐ、うぅぅぅううぅ」

抱きしめた少女二人には、もしかして既に聞こえていなかったかもしれない。

ただ全身全霊で、過去の悲しみと再会の喜びが混じり合う、そんな感情を吐き出していた。

 

 

……あ、肋骨にヒビ入った。

 

 

そして数分が経過し、一刀が痛みで意識を飛ばし始めた頃、ようやく二人の腕から力が抜け、泣き声も小さくなってきた。

当然街中でこんな事をしていれば人が集まってくるのだが、半数以上が俺の顔を見て目を丸くした後、納得してその場を去っていくとか、ここの住人は俺を何だと思っているんだ。

「……すん、すん」

「…………」

季衣は普通に感情が落ち着いてきただけらしいが、流琉は落ち着くと同時に現状を把握したらしい。

耳の先まで真っ赤に染めて、俺の腹に顔を埋めたまま動かない。

それでも俺が二人の頭をそっと撫で、

「季衣、流琉。ただいま」

そう言えば、おずおずと顔を上げ、にっこりと言葉を返してくれた。

「兄様、おかえりなさい!」

「……」

だが、この状況で響きそうなもうひとつの声は聞こえてこない。

「季衣、どうしたの?」

流琉の言葉にも無反応で、泣き過ぎて赤く染まった目をジッとこちらに向けたまま、動かない。

その姿は季衣に似つかわしくなく儚げで。

「季衣?」

「兄ちゃん……」

「ん、なんだ?」

「これ、夢じゃないよね?」

「季衣……」

思わず零れた言葉は俺のものか流琉のものか……。

「だってボク、前にも見たんだ! 兄ちゃんが帰ってきて、みんなが喜んでて! でも、でも朝になったら兄ちゃんはいなくて、みんな笑顔のふりばっかりして……」

再度涙を零しながらの叫びに、全身に走る痛みすら忘れ、全力で季衣を抱きしめる。

「俺はここにいる」

「わからない、ボク、わからないよぉ」

抱きしめてなお信じる事が出来ないのか、さっきまでとは裏腹に、もぞもぞと身体を捩って逃げようとする。

でも、その動きに力は感じられず、心の底では俺の帰還を信じたいと思っていてくれるのだろう。

「季衣、兄様はここにいるよ? 本当に帰って来てくれたんだよ?」

だがそれでも、俺の言葉も流琉の言葉も届かない。

先程よりも若干弱くなった力で、いまだ俺から逃げようともがき続ける。

「ウソ! 目が覚めたら、また消えちゃうに決まってる」

「季衣!」

「ひっ」

がっしりと顔を掴んで、額をぶつけながら目を覗き込む。

「に、兄様?」

「季衣、あの時の事を思いだせ」

「あの……時?」

そうだ、信じられないなら、何度だって繰り返せばいい。

季衣が信じてくれるまで、何度も、何度も。

「そうだ。一度、季衣と流琉が恥ずかしがって、俺から逃げた事があっただろう?」

「……うん」

「凄い速さで逃げる季衣を捕まえるのは、本当に大変だったんだぞ? でも、流琉も手伝ってくれて、見事に捕まえてみせただろう?」

「そうですね。あの時は結局三人とも河に落ちちゃって大変でした」

流琉も良く分かってないだろうが、俺の話に合わせてくれる。

「今回もそれと同じだ」

「え?」

「勿論前と違って季衣達が逃げた訳じゃないし、俺が逃げた訳でもない。でも、俺は季衣達を捕まえに帰ってきたんだ」

「兄様……」

「天と魏じゃ、前と比べ物にならないほど遠いから、凄く時間がかかっちゃったけど。それでもこうして俺は帰ってきた」

金色がかった茶色の瞳と視線を合わせたまま、逸らさない。

「今信じてくれなくてもいい。何度疑っても、逃げたってかまわない。でも俺は何度だって追いついて捕まえて、絶対に信じさせてみせる」

「兄ちゃん」

「季衣、もう一度言うぞ。俺は、ここにいる。もう何処にも行かない」

「……」

「…………」

「……」

動かない季衣に、黙って俺たちを見守る流琉。

だが、見つめる瞳が、ふ、と柔らかくなるのが確かに分かった。

「……信じるよ。兄ちゃんしつこいから、ボクじゃたぶん逃げ切れないし」

「季衣」

そっと手を握る流琉に、季衣はひとつ頷いて。

「兄ちゃん、おかえり!」

「兄様、わたしからももう一度。おかえりなさい!」

「ああ、二人とも。ただいま!」

そう俺が答えた瞬間。

 

わぁぁあああああ!

 

周囲は盛大な歓声で包まれた。

 

「うぇ!?」

「ひゃあ!?」

 

「感動したぞー!」

「帰ってきた早々女の子二人泣かすなんて、流石御遣い様だなや」

「良かったな、嬢ちゃん達!」

「ウチの宿六にもアレくらいの甲斐性があればねぇ」

「天のにいちゃんおかえり~~!」

「泣いてる許緒将軍……。イイ」

「はー、君の為に帰ってきた。とかアタシも言われてみた~い」

「えー、あたしは何度逃げても捕まえる! の方がいいなぁ」

「許緒将軍、典韋将軍おめでとうございます!」

「お帰りなさいませ、天の御遣い様!!」

「いやぁ、若さとはいいもんじゃのぅ」

「ほっほ、お爺さんだってまだまだお若いですよ」

「あれが天の国の口説き方か、俺もまだまだ修行が足りんな」

 

俺たちにかけられる声。

俺たちを見て交わされる会話。

零れる独り言。

一気に俺たちの周りが、人々の声で満たされる。

「に、兄様? こ、これ一体……」

「うん? まあ、二人が抱きついたときから目立ってたからなぁ。……凄く」

なにやら混乱している二人に、笑みを浮かべながら答えてやる。

気を抜いたせいか一層増して感じる痛みやら、諦めはしたが消えたわけではない羞恥心に、カラカラに乾いた笑顔なのは、まあ、言うまでも無い事だよな?

「じゃ、じゃあボク達が泣いてたりしてたの……」

「全部、見られちゃってたんです……か?」

「……」

とりあえず気が抜けた事もあり、痛みが洒落にならなくなってきたので、ビシリ! と親指を立てることで答えにしてやる。

「あわわ、あわわわわ」

「はわ、はわわわわ……」

「おい、それは下手したら蜀から抗議が来るから止めるんだ」

俺の痛みを堪えたツッコミも、耳どころか首元まで真っ赤に染めた二人には、どうやら聞こえて無いらしい。

「あ、兄ちゃんが帰ってきたんだから、今日はきっと宴会だね!」

「ええ、そうよね。じゃあ、腕によりをかけて料理を用意しないと!」

二人が、突如棒読みで喋り始めた。

なんだ? 何やら嫌な予感が……。

「では、わたしは食材を買って行かなければいけないので、これで!」

まずは流琉。

小柄な身体を生かして、野次馬の足元をすり抜けるように離脱。

「お、おい! まさかこの状況で置き去りか!?」

「じゃ、じゃあボクも」

「待て、どうせ味見しかしないんだ。ここに居ろ、季衣」

痛みを堪えながら何とか、逃げようとする季衣を捕まえる。

「今からじゃ料理する時間が足らないよね。僕、お店周って料理届けてもらえるようお願いしてくる!」

先程と違い、天下の許緒を掴んだ程度で抑えられるわけもなく……。

こちらは人垣を気にせず突っ込もうというのだろう。

だが、勢い良く走り出した瞬間、壁がきれいに分かれて季衣を通し、次の瞬間にはまた俺を包囲する形に戻る。

なんだ、その無駄なコンビネーション。

「か、完全に置いてかれた……」

二人ともここで俺を容赦なく見捨てるとは成長したな。

でも、この成長の仕方はお兄さん悲しいぜ。

「しかも、逃げ出すとか二度ネタだし」

最後呟きで精も根も尽き果てて、俺は、ぐったりと地面に倒れ伏すのだった。

 

あと、周囲で歓声上げてる野次馬ども、俺が凄い音立てて殴られたの見てたんだから、喋るの止めて助けてください、お願いします。

 

ぐふ……。

 

 

システム上後書きがないなら、勝手に作ればいいじゃない

 

うはー、すっごく難産な話でした。

季衣も流琉も中々動いてくれないので、一刀が居なくなった後の悲しみ担当になってしまった。

そして今まで何とか週一でやってたのに、二週空いてしまってごめんなさい。

週に4時間ぐらいしかまともに書く時間が無いとか、イジメとしか思えないぜ……。

コロコロと文体変えてるのは、文章書く練習も兼ねているからという事でひとつ。

今回の書き方も、ライトノベルではちょくちょくある書き方ですが、扱える情報量は増えるけど上手く書けたとも思えないし、色々書き辛くもあるのでキツかった……。

 

 

単位について

これについて書くと結構長くなるので、それが後書きくっつけた理由だったりします。

ぶっちゃけ同じ名前の単位でも、現代中国、現代日本、古代中国で範囲が違ったりするのでややこしいですね。

古代中国でも、漢以前、後漢、魏とかでも結構違ったりするのが混乱の元だったり。

例えば、作品内で丈(じょう)という単位を使ってますが、とりあえずこの作品内では一丈2.4mという事で書いてます。

でも現在の中国では3.33mだし、現代日本は3.03m、同じ古代中国でも1.8mだった時代もあるとか。

刻は本編でも二時間扱いだった気がするのでそのまま。

一刻が30分だったのは漢代以前だったはずなので、時代考証的にもおkなはず。

里なんかも日本では4kmだけど中国では500m、魏では約430mだったりしたとか。

里の方を日本にあわせると、夏侯淵のネタで「三日で五百里、六日で千里」とかやった時に偉い事になりそうだw

 

 

あと、俺の書いてるこの流れだと、魏のあのエンディングが微妙に矛盾しますが、エンディング納得行かないから無視だお。

アレは皆笑顔のふり。

立ち絵の関係上普通の笑顔グラを使わざるをえなかったのだと信じてるぜ!

 


 
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