No.633572

一刀の晋王転生録 第六章三十七話

k3さん

一刀は戦いを決意。一体どのような策で行くか?

2013-11-02 21:12:16 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2216   閲覧ユーザー数:1919

 姓:司馬 名:昭  性別:男

 

 字:子上

 

 真名:一刀(カズト)

 

 北郷一刀が転生した者。

 

 

 

 

 姓:司馬 名:懿  性別:女

 

 字:仲達 

 

 真名:理鎖(リサ)

 

 一刀と瑠理の偉大なる母。第三章で死亡した。

 

 

 

 

 姓:司馬 名:師  性別:女

 

 字:子元

 

 真名:瑠理(ルリ)

 

 母を目標にする一刀の姉。一刀を異性として愛す。

 

 

 

 

 姓:張  名:春華 性別:男

 

 真名:解刀(カイト)

 

 一刀と瑠理の父にして、一刀の師。第四章前編で死亡した。

 

 

 

 

 姓:王  名:元姫 性別:女

 

 真名:美華(ミカ)

 

 一刀に異常なまでに執着する一刀の妻。

 

 

 

 

 姓:鄧  名:艾  性別:女

 

 字:士載

 

 真名:江里香(エリカ)

 

 後の司馬家軍の宿将。司馬家に対して恩を感じている。

 

 

 

 

 姓:賈  名:充  性別:女

 

 字:公閭

 

 真名:闇那(アンナ)

 

 司馬家の隠密。一刀のために働くことを生きがいとする。

 

 

 

 

 姓:王  名:濬  性別:女

 

 字:士治

 

 真名:澪羅(レイラ)

 

 後の司馬家の水軍の将。一刀を気に入り、司馬家のために戦う。

 

 

 

 

 姓:司馬 名:望  性別:女

 

 字:子初

 

 真名:理奈(リナ)

 

 一刀達親戚で、一刀と瑠理とっては義姉という立場。

 

 

 

 

 

 

 姓:杜  名:預   性別:女

 

 字:元凱

 

 真名:綺羅(キラ)

 

 一刀とは同期。親同士の仲は良くないが、当人達の仲は良い。  

  第三十七話

   「二正面作戦」

 

 

「さて、もう話は伝わっているな? どうするべきか聞こう」

 

 皆が一刀の元に集まって、すぐに軍議は開かれる。

 

「ねぇ、私ずっと考えてたんだけど」

 

「ん? 言ってみろ綺羅」

 

「ここは……まず兵力を同じ位にして戦うべきじゃないかしら?」

 

「? どういうことだ? どうしてわざわざそうする必要がある?」

 

「良い? それは……」

 

 澪羅の質問を機に、綺羅は説明する。彼女によると呉は不利からの戦いに連勝してきた事で気が高ぶっているから降伏を考えていな

 

い。ならばそれを削ぐ事が出来れば、呉は簡単に降伏するかもしれない。そしてその為に此方の兵力を同じくらいにして勝ち、数だけ

 

では無い力を見せ付けた後、圧倒的な兵力を戦線に送る、というものだ。

 

「成程……それならひょっとすると犠牲を減らす事にも繋がるかもしれない」

 

 一刀は納得し頷く。

 

「もう一つ手を加えても良いかも」

 

 そう言ったのは瑠理だ。彼女は綺羅の意見を採用する前提の手を言う。

 

「奴等の得意をする水上戦をして、さらに陸での戦いもする二正面作戦にする。そうすればより効果的」

 

「そうね。そして竹を割るように勢いに乗ることが出来れば呉の連中の顔は真っ青になるわ」

 

 綺羅は瑠理の意見に同意し、不敵に微笑む。

 

 そして彼女達の言葉を聞いた一刀は少し考え、決意した。

 

「分かった、ならそうしよう。澪羅、水上戦は頼む」

 

「ああ! 任せろ!」

 

 数日後、晋は呉に向け進軍。

 

 晋の軍は大きく分けて二つ。除州方面から陸路を進む陸軍。そして益州方面から水上を進む水軍である。

 

 陸軍は一刀を大将に、瑠理と董卓軍が、水軍は綺羅を大将とし、澪羅と袁家軍が進む。

 

 それに対し呉は、陸軍を陸遜、水軍を黄蓋が迎撃する事になった。

 陸遜は行軍中、今回の晋の動きについて考えていた。

 

(陸と水……この二つで攻めてくる理由……それは……)

 

 程なくしてその答えは見つかる。実に単純なものである。

 

(恐らく、此方の戦意を削ぐためでしょうね。此方の得意な水上戦で敗北。さらに陸での戦いでも敗北すれば嫌でも勢いと戦意は失う

 

事になる。そして国力の差……もう絶望しかないでしょう)

 

 単純だからこそ成功すれば強烈な効果を期待できる事を彼女は深く理解している。

 

(私は……どうするべきでしょう……このままでは……)

 

 陸遜は考える。呉を僅かでも残すにはどうするべきかを。


 
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