No.632000

魔法少女リリカルなのは ~自重して下さい、インドさん!!~ プロローグ2

転生してからのお話


10/29 文章の一部を加筆修正

2013-10-28 11:28:09 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1823   閲覧ユーザー数:1776

 

 

 

 

みなさん、こんにちは

前回転生しました元・青年、今・小学生な男の子、名は三神(みかみ) 刹那(せつな)です。

 

趣味は読書と鍛錬、近所の猫と戯れること。

 

子供らしくよく食べ、よく遊び、よく鍛錬中に吹き飛ばされ、よく寝る“普通”の子供です。

 

 

え、普通じゃないのが混ざってた?……キノセイジャナイカナ?

 

 

と、そんな感じに第2の人生を歩んでいた私の元に変なモノが届きました

ぱっと見普通の宅急便の段ボールなのですが…

 

 

 

「………送り主、『神』でよく届いたな」

 

 

ええ、そうです。『神』からなんです、この段ボール。

 

 

 

「…まぁいいや。取り敢えず開けよう……」

 

 

 

箱の中には、手紙と何かの液体が入った硝子の小瓶、そして、ネックレスを収納したりするような長方形の箱が入っていた。

 

 

 

「先ずは手紙を見てみよう」

 

 

 

~拝啓、転生した君へ~

 

 

 

元気にしているかい?この手紙を読んでいる、ということは君は無事に転生を果たし、新たな命として生まれ変わっているはずだ。

 

さて…、概ね察しはつくと思うがその段ボールの中身は君の残りの特典と、君専用のデバイスだ。

小さな硝子瓶の中には特典の力を抽出したものが入っている。

それを飲めば、君に力が宿るだろう。但し、「良薬口に苦し」という言葉は知っているよね?それなりに抑えはしたが、中々に苦いので注意しておいてくれ。

 

 

そして、もう一つの箱…、その中にデバイスが入っている。

その(機体)は私が手掛けた子の中でも大業物といっていい出来だよ、期待していてほしい。

それに、その(機体)は君の為だけに鋳造されたものだ。君にとっての“友”であり、支えてくれる“相棒”であり、君の為の力だ。大いに頼るといい。

 

 

それでは定形句ではあるがこの言葉を贈ろう。

 

“君の人生に幸多からん事を”

 

 

『神』より

 

 

 

 

p.s.

君以外にも転生者はいるけど、気に入らなかったりしたら○してもいいから。というか、多分あっちから突っかかってくる可能性のほうが高いと思うから、気を付けておきなさい。

 

p.s.2

因みに他の転生者は私じゃなく他の神がやったのだから私に対しての文句は一切受け付けません。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………………………………」

 

……うわぁ……、他にもいんのか転生者………。

しかもこの文面から察するに所謂“自称 オリ主”とかだろうなー。

 

「あり得るとは思ってたが…()だなぁ……」

 

まぁ、既に転生しているのであればしょうがないと思うことにしよう、うん。

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

「で、これか……」

 

 

取り敢えず、段ボールに入ってた小瓶を取り出し、中身を飲むことにした。

 

「…………………」

 

苦いって書いてあったが、それほどになのだろうか…。

 

ええい、ままよっ!!

 

 

グビッ…グビッ……

 

 

 

「………………………………………うっぷ」

 

 

凄く、苦かったです……………

 

 

 

「次は…デバイスだな、うん……………………うっぷ」

 

 

なにか腹の底から酸っぱいものが上がってくるのを抑え込みながら、段ボールに入ってたもう一つの物、デバイスが納められた箱を取り出した。

 

 

「これが…俺のデバイスか」

 

中には翠の宝玉を嵌め込んだ金色(こんじき)(やじり)の様な形をしたトップがついた、ネックレス型のデバイスが納められていた。

 

 

キュィィィン…

 

『……起動』

 

「あ、喋った」

 

暫く観察していたら、デバイスから声がした。

 

 

 

『…其方が我が(マスター)で相違無いか?』

 

「ああ、うん。そうだよ」

 

『で、あるか。(マスター)、名は?』

 

「刹那…、三神 刹那だ」

 

『…マスター「三神 刹那」を当機の所有者として登録…、完了。宜しく頼む、我が主(マイ・マスター)

 

「よろしく、ええと…」

 

『名はまだ無いので(マスター)が名付けてくれ』

 

「そうか…」

 

 

ふむ、名前か……、あ、いいの浮かんだ。

 

 

 

「サルンガ…。ヒンドゥー教の神の武器の名前なんだけど…どうかな?」

 

『良いと思うぞ、(マスター)

 

どうやら気に入ってくれたようだ。

 

『デバイス固有名「サルンガ」登録…完了。以降はその名での呼称を』

 

 

「わかった、よろしくな“サルンガ”」

 

『此方こそ、宜しく頼む』

 

 

こうして、神からの特典とデバイスを受け取り、転生者としてこの物語に関わっていくこととなった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

「ところで、残りの特典って何なんだ?知ってるかサルンガ?」

 

『手紙に特典のリストが同封されているはずだが…』

 

 

え、そんなのあったっけ?(ガサゴソ)……あ、よく見たら封筒の中にもう一枚…

 

「あぁ、コレね。ええと…何々」

 

 

※特典リスト※

 

1.ヴィジュヌ第十の化身 “未来英雄” カルキのスキル・宝具

2.ヴィジュヌ第七の化身 “大英雄” ラーマのスキル・宝具

 

※スキル※

 

○対魔力

○心眼

○騎乗

○十大化身

○??

 

※宝具※

 

全能化身・終焉の騎士(アヴァタール・カルキ)

天地輪廻す終極の星(クリタ・ユガ)

梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)

梵天よ、地を裁け(ブラフマーストラ・サルンガ)

 

 

 

p.s.

かなり強力な特典にしたら、特典の数二つになっちゃった。ゴメンね(・ω<)

 

『神』より

 

 

 

 

 

 

「「………………………………」」

 

 

 

うわ…うわぁ……なんだ、これ。

あと、??って何だよ、おい!?

 

 

 

 

「これ、やり過ぎじゃないのかなぁ…神様……」

 

『此れは我も否定出来ぬぞ、(造物主)よ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

こんにちは、みなさん。作者のタイプ・マァキュリーです

 

取り敢えず、一言

 

チート系主人公書いてもいいじゃない、厨二だもの

まぁきゅりぃ

 

 

 


 
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