No.627677

SAO―黒の旋律、白銀の戦乱― 第弐話 狂信者

さん

いつもの狂った人が出てきますね。
ではどうぞ・・・。

2013-10-13 12:16:59 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1255   閲覧ユーザー数:1231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第参話 狂信者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトside

 

店から出ると二人の男が待っていた。

 

おそらくアスナの護衛だろう。

 

「今日はここから直接《セルムブルグ》に帰ります。護衛は結構です。お疲れ様」

 

「お、お待ちください、アスナ様!!」

 

一人の男が血相を変えて叫んだ。

 

「こんなスラムに足を運ぶだけでなく、こんな素性の知れない奴をご、ご自宅に伴うなど…」

 

―とても主観的な意見だな…

 

俺はそう思いながら、聞いていた。

 

当の本人を見るととても迷惑そうであった。

 

「クラディール、素性はともかく腕だけは確かよ。」

 

「そ、そんなはずはありません!私だって『血盟騎士団』の一員です!私がこんな奴に劣るなど…」

 

「とにかく今日はもう帰りなさい。副団長として命令します」

 

そういうとアスナは踵を返して帰ろうとする。

 

俺もついて行こうとしたとき、

 

「そうか……手前、《ビーター》だな!!」

 

「ああ、そうだ」

 

《ビーター》とはβテスターでも一部の人を指し、チーターと掛け合わせた言葉である。俺は《ビーター》であることを否定しない。

 

「アスナ様!こいつら自分さえ良ければいい連中ですよ!こいつらとは関わらないほうがいいんです!」

 

「その話はもう終わりました。早く帰りなさい」

 

アスナの命令を聞いて、クラディールは殺気を込めた目で俺を睨んでから去って行った。

 

この程度ならあいつら(・・・・)ほどではないな。

 

「ほら、あなたも早く帰りなさい」

 

アスナは残っていたもう一人のメンバーにそう声をかけた。

 

「は、はい!失礼します」

 

彼はそう一言を言うと転移門へと向かって歩いて行った。

 

「ごめんね、キリト君」

 

「いいよ、慣れたことだから。それよりも早く帰ろうか」

 

「そうだね」

 

アスナはそう言って、前を歩き始めた。

 

移動するとき、俺はクラディールについて考えていた。

 

―あいつについて、調べてもらうか…

 

俺はある友人(・・・・)にメッセージを送りながら、アスナの自宅に向かった。

 

キリトside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとかぎです。

 

今回は短めになってしまいました^^;

 

オリキャラを早く出したくてむずむずしてます。

 

たぶん階層ボスあたりが出番かなと、考えていたりww

 

では次回へ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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