No.627512

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第五十二話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

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2013-10-12 22:32:53 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1534   閲覧ユーザー数:1423

A.s 2nd編 第五十二話 「激戦の終幕へ」

 

 

 

 

 

戦線を後退した零人達は零人の自宅の地下に転移され、なのは達は応急手当をしまだ動ける零人やクロノ達は作戦を練っていた。

 

クロノ「しかし・・君の自宅の地下にこんな施設があるとはな・・・・」

 

零人「まぁな。ここでナデシコは補給をしているから大丈夫だし。それにここには特殊なジャミング電波を張っているから気付かれにくいのさ。」

 

ユーノ「・・まるで軍事基地だね・・・・。」

 

マサキ「・・それで?敵艦を目の前にどうする?」

 

零人「・・まず敵の主砲だが俺達が一旦攻めて途中で中断したからある程度時間を稼げる。その間、地上の敵部隊は俺の使い魔達が足止めするから大丈夫。兎に角、俺達はその間に体勢を立て直さないといけない。」

 

イクス『現在、敵艦隊の主砲チャージ完了時間までは残り40分。その間、足止めを出来るのは良くて10分です。』

 

クロノ「・・・では作戦の説明だ。まず主砲のチャージ完了までの時間を30分の時点までで出撃可能なメンバーは総員出撃。そしてマサキと零人は敵艦隊の主砲アルカンシェルの破壊。その間残りのメンバーは敵部隊の足止めをする。恐らくあちら側のなのは達ももしかしたら戦線復帰するかもしれん。それを頭に入れておいてくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

簡易医務室・・・

 

その頃、簡易医務室ではなのは達や霊太、ヴィータ達が寝かされておりアーマはなのは達の治療を行っていた。

 

霊太「・・・アーマさん、高町達は・・・」

 

アーマ「・・・なのはさんはユニゾンの影響で体力の消費とストレスよ。フェイトさんも同じような物だけど彼女は肩の傷が治りきっていないわ。はやてとヴィータちゃんは体力の消費だけだから大丈夫だど・・・・」

 

ヴィータ「・・・って事は二人はこの後の作戦は・・・」

 

アーマ「多分出られないわ。特にフェイトさんは。」

 

霊太「・・・・そうか。」

 

ライ「・・・すまんな、霊太。フェイトの分まで無理をしてしまって・・・」

 

霊太「・・・仕方無いさ。こいつ等は無茶大好きっ子だかんな。」

 

霊太はそう言いフェイトのベットを見た。横にはラッキーが付き添っており傷の治療を行っていた。

 

霊太「・・・アーマさん。俺の腕は?」

 

アーマ「それは大丈夫。でも作戦は出ないほうが・・・・」

 

ヴィータ「それは無駄だと思うぜ?」

 

アーマ「・・・そうね。でも極力無茶はしちゃ駄目よ?」

 

霊太「・・・・了解。なら、俺なりのやり方でやってみるよ。」

 

 

 

 

その頃、敵貴艦では・・・

 

将官「敵勢力の動きは?」

 

「以前ありません。」

 

将官「・・ここで抑えるぞ。出撃可能な部隊は全隊出撃!ここで反乱勢力を叩くぞ!!」

 

 

 

 

 

 

地上で出撃した局員達がそこらじゅうに転移され海鳴の五分の一を埋め尽くした。

だが零人達も黙って居る訳ではなかった。それは直ぐに現れた。

 

 

 

 

「っ・・・オイ、何か聞こえないか?」

 

「・・・?何も聞こえないぞ?」

 

「・・あれ・・そんな筈は・・・・」

 

 

 

 

 

・・・・・・・・オオオオ・・・・・・

 

 

 

 

「っ!索敵班!!」

 

すると局員の一人が索敵班の局員を呼び索敵班は地面を索敵し始めた。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・ゴオオオオオオ・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「エレベーター!?地下からだ!!」

 

「第三小隊、左前方!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

 

 

ズウウウウウウウウウン!!

 

 

突如、地面が爆発し何かが飛び出してきた。それは・・・

 

 

「何だ・・・・青い・・・・人型ガジェット!?」

 

「速い!?」

 

 

 

 

(BGM 震える山 前編より・・・・あのテーマ)

 

 

 

青いカラーリング。

 

桃色のモノアイ。

 

ガトリングシールド。

 

そう。その機体は・・・

 

ノリス「部隊は・・・おおよそ五つと言った所か・・そして、一つは目の前。」

 

 

 

 

 

MS-07B3 "グフカスタム"。

 

 

 

 

 

 

そして彼の周りにはドムやザクⅡなどが展開していた。

 

 

「な・・・何だ、アイツ等!?」

 

「怯むな!相手はたった三個小隊だ!!」

 

 

ノリス「・・その考えの甘さが命取りとなる。」

 

 

 

 

 

 

ズゥゥゥゥゥゥウン!!ズゥゥゥゥゥゥゥウン!!

 

 

するとさらに別の場所からも何かか地面から飛び出した。

 

その何かは・・・

 

 

 

 

MS-18E "ケンプファー"

 

MSM-03C "ハイゴック"

 

MSM-07E "ズゴックE"

 

MS-06FZ "ザク改"

 

 

さらに

 

MS-06F/TROP "ドム・トローペン"

 

MS-09RⅡ "リック・ドムⅡ"

 

YMS-16M "ザメル"

 

 

 

そして

 

RX-78 GP02 A  "ガンダム試作2号機 「サイサリス」(MLRS仕様)"

 

 

 

 

ここにジオン所属のMS部隊が一斉集結し管理局局員と対峙した。

 

 

 

「ば・・・馬鹿な・・・・・二個大隊だと!?」

 

「だ・・・誰が・・・いつの間に!?」

 

 

ノリス「全ジオン兵に告ぐ。今回の作戦は敵歩兵部隊を足止め又は壊滅させる事だ。作戦時間は10分。各機、死ぬなよ!!我等ジオンの為に!!」

 

 

「「「「「「ジーク・ジオンッ!!!」」」」」

 

 

 

 

ノリス「では・・・・戦闘開始だ!」

 

刹那、ノリスの号令で全ジオンMS達が進撃を開始しここに間接的にでは在るが時空管理局対ジオン公国の戦いが幕を上げたのだった。

 

 

 

 

 

局員「ひ・・・怯むな!!撃て、撃つんだ!!」

 

 

ザクⅡ「敵は実戦経験が浅い!我等の実力を見せてやれ!!」

 

「「「おうっ!!!」」」

 

 

ゲイリー(ドムトロ)「ドム全隊に告ぐ!!高速戦闘なら俺達が有利だ!!一気に敵陣に穴を開けるぞ!!」

 

 

ドム「ドム部隊了解!!」

 

ドムⅡ「ツヴァイ部隊了解!!」

 

 

ドム連合部隊は一気に敵部隊の中に突入し局員達に攻撃を仕掛けていった。

局員達も応戦をするがドムの高機動に勝てず被害を増やす一方だった。

 

 

ボブ(ザメル)「こちらザメル隊!これより支援砲撃を開始する!当たるなよ!!」

 

そしてザメル隊は長距離砲での支援を開始し弾幕を濃くしていった。

 

 

 

局員「ひ・・・・ひぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

局員「だ・・・誰かたす・・・・・!!」

 

 

 

将官「・・・・何と言う事だ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ノリス「怯えろ!竦め!!その実力を発揮できないまま散っていけ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「どうよ?」

 

クロノ「・・・・・・・・。」

 

マサキ「圧倒的だな。これで大半は片付く。」

 

アリサ「んじゃあ行く?」

 

零人「・・いや。皆、魔力消費が激しい。出撃は予定通り数分後だ。」

 

すずか「そっか・・仕方ないね。」

 

零人「・・すまんな。『(EX)マスター!!』っ!どうした、イクス。」

 

イクス『戦闘地域に接近する魔力反応!数は1。該当データあり!コイツは・・・・』

 

 

すると零人達の前のディスプレイにはターンXが移っていたが零人達はそれが誰か思い出せなかった。

 

零人「えっと・・・こいつは・・・・あいつだ・・・・・」

 

アリサ「えっと・・・・・・ああ・・ちょっと思い出せそうだけど・・・誰だっけ?」

 

すずか「聖羅君じゃないかな?」

 

零人・アリサ「「そうだ、アイツだ!!」」

 

 

マサキ「ちっ・・この忙しい時に・・・・!」

 

アリサ「・・所でアンタ・・私達と別れた間に何があったのよ・・・」

 

すずか「明らかな性格変わりだね・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地上・・・

 

聖羅「ふはははははは!!管理局の諸君、ここはこのオリ主である俺、聖羅帝が敵を倒してやろうではないか!!」

 

 

 

ザクⅡ「ゲッ!?何だアイツ!?」

 

ドムトロ「とてつもなく嫌な予感が・・・・」

 

 

 

聖羅「ふはははははは!!月光蝶である!!」

 

 

すると聖羅は月光蝶を発動し周りをナノマシンで破壊し始めた。そしてそれを喰らったMS達は無残にも砂に変わってしまった・・・

 

ザク改(バーニィ)「っ!?全員下がれ!!」

 

ガルシア「チッ・・冗談じゃねーぞ!!」

 

 

ガンダム二号機(ガトー)「くっ・・・これが文明を破壊した力・・月光蝶か!」

 

 

そして聖羅はそのまま射撃兵装を撃ちまくりジオンMS達は後退を余儀なくされた。

 

 

ノリス「くっ・・ここでイレギュラーとは・・・!」

 

ガトー「大佐、このままではアイツ一人に我が軍は壊滅します!」

 

ノリス「むう・・・・ザメル隊・・どうにかできるか?」

 

ボブ『無茶言わんで下さい!あんなのに撃っても弾が消えちまう!』

 

ガトー「・・万事休すか・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが。

 

 

 

 

 

 

ガウンッ!!

 

 

 

突如、ターンXの腕を誰かに撃ち抜かれた。

 

 

聖羅「なっ!?」

 

 

 

 

ノリス「狙撃!?何処からだ!!」

 

ガトー「大佐!あそこに!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

マサキ「白い・・・機体・・・・・・・まさか!!」

 

 

 

 

 

 

 

霊太「こちら、アーク所属の"ネクスト"。"ホワイト・グリント"。其処の魔導師。直ちに月光蝶を中止しろ。」

 

 

 

 

零人「リョウ!?」

 

アリサ「今度は白!?」

 

すずか「突っ込む所其処じゃないよね・・・・」

 

 

そう、聖羅から数キロ先には"アーマードコア フォアアンサー"に登場するACネクスト。

ラインアークが開発した機体、ホワイト・グリント(白い閃光)のBAを身にまとい対峙していた。

 

零人『リョウ!お前腕は!?』

 

霊太「ああ。そこ等辺は大丈夫。今回、ネクストのコジマ粒子を使って月光蝶の中和と狙撃をするだけだ。問題はねぇよ。それに・・・・・」

 

 

ゼクス『零人。間もなく作戦開始時間だ。だから私達は先行して牽制をした。』

 

 

零人「・・・・・・・・へっ・・・了解した。」

 

クロノ「やれやれ・・・どうやらやるしかない様だな。」

 

ユーノ「今のアルカンシェルはエネルギーが充填されつつある。皆、誘爆に気をつけて!」

 

マサキ「問題ない。その前に消し去る。」

 

アリサ「・・・・アンタ、本当に変わったわね。」

 

すずか「さぁてと・・・・・行きましょうか。」

 

ヴィータ「はやて達は動けない・・・アタシ等が頑張らないとな!」

 

文「あやや・・・これは大変な事に・・・・」

 

 

 

 

零人「行くぞ・・・・・総員・・作戦開始じゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

刹那、零人の号令でメンバーは突撃を開始。さらにジオンMSたちも続いた。

 

ザクⅡ「俺達も続けー!!」

 

 

 

 

「て・・・敵部隊、進撃再開!!」

 

将官「ぬ・・・・ぬうぅ!大気圏の艦隊はどうした!?」

 

「それが低軌道に既に二隻の敵艦にトレースされており現在交戦中!援軍を請うとの事!!」

 

将官「何だと!?」

 

 

 

 

 

 

低軌道・・・

 

低軌道ではアースラとオルドルがあちら側の航行艦を圧倒しており敵艦隊は航行不能になっていた。

 

 

佐官「ば・・馬鹿な・・・・!私達の時代より遥かに劣っているのに・・・!」

 

 

 

ブライト「備え在れば憂い無し。様はそう言う事だ。」

 

リンディ『ですね♪』

 

エイミィ『でも今回は正解でしたねーアースラにも12mmを四基も装備させましたからー』

 

 

 

 

 

 

再び地上・・・

 

 

零人「Ded spike!!」

 

アリサ「どけぇ!!」

 

ヴィータ「だっしゃあ!!」

 

地上では零人・アリサ・ヴィータの三人が局員達をなぎ倒し進んで行った。

そして零人の肩にはユーノが乗っており状況を随時報告していた。

 

ユーノ「どうやら宇宙にも敵がいたようだけど・・・」

 

零人「ブライトさん達が倒してくれたんだろ?」

 

ユーノ「ああ。これで敵の援軍の心配は無いね。」

 

零人「ついでに突撃を緩める心配もな。」

 

アリサ「当然よ!こんな所で立ち止まるもんですか!!」

 

ヴィータ「同じくな!」

 

 

 

 

クロノ「全く・・・後方支援の気持ちも考えてくれよな・・・・」

 

すずか「まぁまぁクロノくん・・・・・」

 

文「いやーこれはいい記事が書けそうですねー!」

 

霊太[つかお前は写真撮ってないで戦えよ!!]

 

文「えー・・・面倒ですよー・・・」

 

文はそう言い攻撃の弾幕を回避し続けていた一方で霊太は狙撃ライフルで聖羅を足止めしており聖羅はガードし続けていた。

 

聖羅「チッ・・・どう言う事だよ!?月光蝶が中和されるなんてありえねぇだろ!?」

 

 

 

霊太「・・・単純な馬鹿だな。」

 

ゼクス『だな。次はアイツの右腕部。方位一度修正。一発で仕留めろよ。』

 

霊太「了解っ。FCSは狙撃タイプを使っているから問題ないさ。」

 

 

聖羅「くっそおおおおおお!!!」

 

聖羅は叫び手当たり次第に攻撃を始めたが霊太には届かず・・

 

 

霊太「っ・・・・・・!」

 

 

 

 

バウン!!

 

 

聖羅「がっ!?」

 

右腕の武装を破壊され・・・

 

 

 

 

 

パシュッ!!

 

 

聖羅「な・・・・何だ!?」

 

 

 

 

 

ノリス「貰った!!」

 

 

 

 

ノリスのヒートサーベルに月光蝶の排出口を破壊され・・・

 

 

 

 

ザンッ!!

 

 

聖羅「ひっ・・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊太「あばよ。自称オリ主、テメェを・・・・・・・狙い撃つ!!」

 

 

 

 

バウンッ!!

 

 

そして聖羅は霊太に撃ち抜かれたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

聖羅「ば・・・・馬鹿な・・・・・・進化した・・・・この俺が・・・・俺がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」

 

 

 

 

そして聖羅は爆発し姿を消すのだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊太「・・・・・・どうだ?」

 

ゼクス『対象の消滅を確認。恐らく倒した。』

 

霊太「・・・・・そっか。っ・・・・・・」

 

すると霊太は腕を押さえこみ上がる痛みを抑えていた。

 

ゼクス『霊太・・・・・』

 

霊太「・・・どうやら俺は一旦ここまでのようだ。後はアイツ等に任せるぜ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「さて・・・・そろそろあちら側のはやてももう一度出てくるだろうな。」

 

アリサ「ええ。でも・・・・」

 

ヴィータ「問題は防衛か進撃かだな。」

 

零人「だな。だがこの状況なら多分・・・・・・」

 

 

 

 

 

すると零人は立ち止まり二人はそれを見ると上を見上げた。其処にはあちら側のはやて・・八神が飛んでいたのだ。そして彼女の周りには数人の魔導師が飛んでいた。

 

 

零人「防衛だろうな・・・・」

 

アリサ「って事は・・アタシ等は・・・・・」

 

ヴィータ「雑魚の相手って事か。」

 

八神「まぁそうなるけど彼等は侮ったら痛い目見るで。何せ全員ランクはA超えやからな。」

 

 

 

零人「・・・・・ハッ・・・だがな・・正直それで正解だ。多分そいつ等が十人いれば二人の相手は勤まるだろうさ。」

 

ヴィータ「そんで零人の相手は・・・・・・」

 

零人「・・・・ああ。アンタだな。」

 

 

八神「・・・・・・。」

 

 

すると零人は大剣を抜き、構えの体勢を取った。

そして・・・双方は一斉に突撃したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡本家地下・・・

 

 

その頃、地下ではなのはが目を覚まし状況を確認していた。

 

なのは「っ・・・・ここは・・・・」

 

アル『ここはMr.岡本の自宅の地下です。』

 

レイジング『マスターは今までユニゾンの疲れで眠っていました。』

 

なのは「眠ってた・・って・・・あれからどの位?」

 

アル『ざっと十分近くは。現在の状況報告を取得しますか?』

 

なのは「・・・できる?」

 

アル『肯定です。現在情報を取得。』

 

すめとなのはの前にディスプレイが出現しなのははそれを見て驚いた。

マサキが自軍に参加しいつの間にか聖羅が来ていたが撃破されていたのだ。

 

そして現在、戦闘は混乱していたのだ。

 

なのは「そんな・・・・零人君達・・・足止めされているの?」

 

レイジング『状況からはそうなるでしょう。』

 

アル『現在、アサルト1はあちら側のMs.八神と戦闘。エンジェル5とMs.バニングスはAランクタイプの魔導師と戦闘中。Mr.金龍は現在Unknownと交戦中です。』

 

なのは「・・・・・・行こう・・・皆を援護しないと。」

 

アル『敵魔導師部隊の迎撃ですか?』

 

なのは「ううん・・・・アルカンシェルを止める。」

 

 

アル『・・・・お言葉ですが現在の火力ではアルカンシェルの砲首の破壊は難しい物です。』

 

なのは「・・・・そんなに?」

 

アル『現在、アルカンシェルには膨大なエネルギーが集束されています。それが一種のバリアとなっているのです。』

 

なのは「・・・・ラムダドライバで貫けないの?」

 

アル『可能ではありますがその場合誘爆が発生して貴方にも多大なダメージが襲い掛かります。』

 

なのは「・・・・・じゃあどうすれば・・・・・・」

 

 

 

 

クシャル「方法はもう一つある。」

 

 

なのは「クシャル!」

 

するとドアの方にはクシャルが立っておりなのはを見つめていた。

 

クシャル「アイツが・・零人がそれを用意していた。たった一つの方法だ。」

 

アル『カスタムウェポンコードM01ですか?』

 

クシャル「・・・そうだ。」

 

なのは「?・・・・?。」

 

 

クシャル「なのは。少し失礼するぞ。」

 

なのは「へっ?うわっ!?」

 

するとクシャルはなのはを抱きかかえ部屋を出た。そしてドッグを進み一つのシャッターの前に立ち止まった。

 

なのは「・・・・ここは?」

 

クシャル「見れば解る。」

 

 

クシャルはそう言い片手でシャッターを開け照明のスイッチを入れた。

其処には・・・・

 

 

 

 

バッ!

 

 

 

なのは「っ・・・・これは・・・・」

 

 

其処には白い飛行ユニットの様なものが二機安置されておりなのははそれを見て驚きを隠せなかった。

 

アル『MS搭載型強襲用ユニット。通称"ミーティア"。』

 

なのは「ミーティア・・・・・」

 

アル『このユニットは貴方が持っているフリーダムと僅かのBAでなければ使用は出来ません。ですがその代わりに高い火力と推進力を獲得することが可能です。』

 

なのは「・・・これなら・・・アルカンシェルの砲首を・・・・」

 

アル『破壊ではなく切断ですが可能です。』

 

クシャル「どうだ。やるか?」

 

 

なのは「・・・・・・・うんっ。」

 

 

 

 

 

はやて「何やー随分凄いのになのはちゃん乗るやないかー?」

 

なのは「は・・はやてちゃん!?//」

 

すると後ろにははやてとアーマが立っておりなのはは未だにクシャルに抱きかかえられたままだったので顔を紅くした。

 

はやて「オマケにお姫様とは・・・羨ましいわー・・・」(ニヤニヤ)

 

なのは「むー・・・・・!!」

 

アーマ「はいはい。其処までですよ。二人共。」

 

クシャル「時間が無い。なのは、急いで行くぞ。」

 

なのは「了解なの!」

 

はやて「援護は任せ。フェイトちゃんも砲撃になら援護出来るって言ってるし。」

 

なのは「そうだ・・フェイトちゃんは・・・」

 

アーマ「彼女は霊太君の元に行きましたよ?」

 

なのは「・・・・そっか・・・・それなら大丈夫なの!」

 

クシャル「では・・行くか。」

 

 

 

 

 

 

 

地上・・・

 

 

マサキ「デット・ロンフーン!!」

 

マサキが竜巻を発生させ攻撃を仕掛けた。しかしその攻撃は炎に焼かれ相殺された。

 

マサキ「チッ・・・・アイツは確か・・・・・」

 

そして舌打ちをし相手を見た。相手は白髪の青年で銃剣を武器としていた。

 

マサキ(アイツは確かforceの主人公角のトーマ・・だが・・・アイツは炎など使わないはずだが・・・・・)

 

トーマ「考え事はしない方が!!」

 

マサキ「ちっ・・・!」

 

トーマは接近し剣で攻撃をしようとしたがマサキはスラスターを吹かし距離を取りJカイザーを放った。

 

トーマ「うおわっ!?」

 

マサキ「速い・・・・!」

 

トーマは紙一重で回避しその勢いでカウンターを仕掛けた。だがマサキはそれをバリアでガードし殴りかかった。

 

マサキ「おおっ!!」

 

トーマ「っ!!」

 

しかし。トーマは銃剣で拳を逸らしカウンターの左を入れた。

 

マサキ「ぐがっ!?」

 

トーマ「獲ったぁ!!」

 

そしてトーマはゼロ距離で砲撃魔法を放とうとするが

 

 

 

 

 

 

すずか「必殺「ハートブレイク」!!」

 

 

トーマ「っ!?」

 

突如すずかの攻撃が飛んできたので慌ててシールドを張ったが吹き飛ばされてしまったのだった。

 

トーマ「なっ・・・・・一体何処から!?」

 

マサキ「・・・ここからだと一キロは軽くあるというのに・・・それを・・・・・フッ流石だな。吸血鬼は。」

 

 

 

 

すずか「あらー・・ガードされたかー・・・・」

 

 

フェイト「と言うかすずか、当てたの?」

 

霊太「どんだけ視力良いんだよ・・・・・・」

 

クロノ「と言うかよくディストーションフィールド抜けたな。」

 

すずか「火力だけなら・・・あの人には負けないわよ?」

 

霊太(あの人?って・・・まさかな。)

 

 

 

 

 

 

再び零人達は・・・

 

零人「Hells Fung!!」

 

八神「くっ・・・・!」

 

零人はヘルズファングで殴りかかるが八神はそれをビットでガードした。だがビットにはヒビが入っておりもう余りガードは出来ないと考えてもいいぐらいだった。

 

零人「そろそろそのビットも保たないだろ?」

 

八神「っ・・・・そうやな・・・でも負ける気は無いで。」

 

零人「・・・俺もだよ。」

 

すると零人は右手の甲を構え、魔道書を限定解除した。

 

零人「Blood Cain・・・idea!!」

 

八神「っ・・・・・・!」

 

零人「行くぞ!!」

 

刹那、零人はジャンプし剣を構え、突撃した。

 

零人「Belial Edge!!」

 

八神「くっ・・・・!!」

 

零人「かーらーのー!!Inferno Divider!!」

 

そして地面着地と同時に剣を振り上げアッパーをするが八神は紙一重でかわした。

 

零人「チッ・・・・反応いいなチクショー・・・・」

 

八神「それはどうも・・・・(でも流石にこのままと言うのは・・・・)」

 

零人(どうすっかな・・・・コイツは時間制限付きだし第一完全解除するには魔力が足んねぇ・・・ここでシグナムはヴィータが増援に来ちまったら・・・・・)

 

零人の魔道書は利点として魔素の変わりに空気中の魔力を吸って魔道書を解放することができる。

だが欠点はその為の体からの使用魔力が別で消費される事となりその消費魔力はかなりの物となっている。加えて現在、零人はスペルカードやジオンMSの召喚に大量に魔力を消費したので現状では限定解除で精一杯だった。つまりこれは零人の残量魔力が少ないという証拠だったのだ。

 

零人「チッ・・・・こうなったら強行突破するしか・・・・・・・っ!!」

 

 

零人が強行突破を試みようとした瞬間、突如八神の後ろから連結剣が零人に襲い掛かり零人はそれを大剣で防御した。

 

零人「ぐっ・・・・・コイツは・・・・!!」

 

 

 

シグナム「主!!」

 

八神「シグナム・・・・!」

 

 

 

零人「しまった・・・・!」

 

イクス『不味いですね・・・彼女、完全回復していますよ・・・・・』

 

シグナムが八神の後ろから走ってきてそれを見た零人は焦った。

こうなってしまっては殆ど手立てがせ無いのだ。

 

零人「・・・・イクス・・・こうなったら・・"アレ"を・・・・・」

 

イクス『っ!?マスター!!それは・・・・貴方が今使えばどうなるか一番お分かりでしょ!?その技のリスクも条件も・・・・そして・・・・結果も・・・・・!』

 

零人「しかしだな・・・・」

 

 

シグナム「さて・・すまないが時間は稼がせて貰う・・・・・!」

 

零人「チッ・・・・!」

 

 

すると・・

 

イクス『マスター・・・ブラッドカインが・・・・』

 

零人「時間切れか・・・・・・」

 

すると零人の手の甲にある紅い宝玉が閉ざされ除々に力が抜けていった。

 

 

シグナム「っ・・・しめた・・・・!今なら・・・・!!」

 

そう言いシグナムは零人に接近して行った。零人は身体を動かそうとするが体に思うように力が入らなかった。

 

零人「くっ・・・こんな時に・・・・・!!」

 

イクス『マスター!!』

 

そしてシグナムが剣を振りかざし叩き付けようととした瞬間・・・・

 

 

 

 

 

 

ダダダダダ!!

 

ババババババ!!

 

 

シグナム「っ!?」

 

突如シグナムに向かい弾幕が降り注いだ。シグナムはそれを回避し後退するとレーヴァテインを構えた。

 

シグナム「なっ・・・・何処から・・・・っ!?」

 

 

 

零人「えっ・・・・・?」

 

零人が後ろを向くと・・・

 

 

 

(BGM"Bullet Dance ver. CP")

 

 

 

 

 

蒼と白のガンマンの様なBJを身にまとい・・・

そして紅と黒の現代風のBJを纏った・・・

 

 

 

 

零人「・・・・ラン・・に・・・・クリス!?」

 

 

ラン「はいっ!」

 

クリス「やっほー」

 

ランとクリスが立っていたのだ。

 

零人「ってかお前等どうやってここまで来たんだ!?」

 

ラン「? 私達は普通に転移してきましたが?」

 

クリス「あー・・何か魔力集めるの何時もより面倒だったけど・・・・それってここのせい?」

 

零人「いや・・・・まぁ・・・そうだな。」

 

イクス『しかし。まさかあの子達もここに来てしまうとは・・・』

 

零人「こりゃソルナに大目玉喰らうぞ・・・・俺・・。」

 

 

八神「まさか君等以下の年齢の魔導師が居るとはな・・・・」

 

ラン「悪いですか?」

 

クリス「魔導師に歳は関係ない。そうでしょ?」

 

すると二人は零人の前に立ちランはヴェルベルクをクリスはガトリングを突き出し、構えた。

 

零人「おい・・・・まさか二人共・・・・・!」

 

 

ラン「はい・・・お兄ちゃんは先に・・・!」

 

クリス「この人たちはアタシ等が相手するよ。」

 

イクス『それは無茶です!相手は雑魚では無いんですよ!?』

 

ラン「・・・大丈夫。もし勝てなくても時間は稼ぎます。」

 

クリス「てか、私等は負ける為にわざわざここには来ないよ。」

 

 

零人「・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

零人は考えていたがやがて大剣を腰にしまった。

 

零人「・・・・頼めるか?」

 

ラン・クリス「「勿論。」」

 

イクス『マスター!?』

 

零人「・・・信じるぜ・・お前等を!」

 

零人はそう言い二人の頭を軽く叩き艦内に突入したのだった。

 

 

シグナム「っ!!しまっ(ダンダンダンダンダン!!)くっ!?」

 

 

クリス「さーてお姉ぇちゃん達の相手はアタシ等だよ。」

 

ラン「唯では通しません。絶対に!」

 

 

八神「っ・・・・・いいやろ・・・相手したる!」

 

シグナム「子供が・・・・!」

 

刹那、シグナムが二人に突撃するがクリスはバックステップで後退。ランはシグナムを掴み・・・

 

ラン「はいっ!!」

 

勢いを利用し地面に叩きつけた。

 

シグナム「っ!?」

 

八神「せいっ!!」

 

そしてそのフォローに八神がスフィアを放つがクリスがそれをガトリングで迎撃した。

 

クリス「まだまだ!」

 

そしてクリスはガトリングから銃剣に装備を変え銃で八神を狙い撃った。

 

バウンッ!

 

八神「くっ・・・・!」

 

それを八神はシールドでガードするがいつの間にか後ろに回りこんでいたランに乱射された。

 

八神「なっ!?」

 

ラン「いっけぇ!!」

 

流石に気付けなかったのか八神は攻撃を数発受けてしまい少し前によろけた。

そして二人を見て侮りすぎたと後悔をしていたのだった。

 

 

ラン「さて・・・」

 

クリス「ここからが本番だよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

アルカンシェル発射まで・・・

 

 

 

 

あと12分・・・

 

 

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

零人「ランとクリスに助けられ敵艦に進入した俺!」

 

なのは「そしてマサキ君もいよいよ決着をつける!」

 

フェイト「そして地上チームも応援に走る!!」

 

はやて「果たしてウチとなのはちゃんは無事敵艦主砲を破壊できるのか!?」

 

霊太「次回!「刻の幻影"クロノファンタズマ"」!!」

 

 

 

 

 

はやて「闇よりもなお暗き存在 夜よりもなお深き存在・・・・・」

 


 
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