No.621631

恋姫 華陀紀行201

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-22 13:50:27 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1378   閲覧ユーザー数:1276

 

 

 今はひとりなので、警備を掻い潜るなど楽なものです。

 

 

 董卓は、例の男子禁制の場所にいるようです。

 

 

 以前は入れませんでしたが、今なら違います。

 

 

 無断侵入なんてお手のものです。

 

 

 董卓は、この部屋の中のようです。

 

 

 見張りはやはり女性なんですね。

 

 

 怪しまれるかもしれませんし、天井から行きましょう。

 

 

 ・・・。

 

 

 立派な部屋です。

 

 

 董卓は、誰かの看病でもしてるんでしょうか?

 

 

 寝台の横に座っているようですが・・・。

 

 

 いきなり声をかけたら、またなに言われるか分かりません。

 

 

 自然に気付くように、さりげなく寝台に座っておきましょう。

 

 

 寝てるのは劉協でしたか。

 

 

 ・・・。

 

 

「なにようか?」

 

 

 今回は大声を出されずに済んだようです。

 

 

 でも、気付いたのが劉協の方というのは・・・。

 

 

 董卓が、不思議そうに周囲を見回し、こちらを見て驚いています。

 

 

 油断しすぎですよ。

 

 

 

 

 さて、気づいてもらえたところで本題です。

 

 

「まずは、俺がここにいる理由を話そうか」

 

 

「妾のことについてであろう?」

 

 

 察しがよくて助かりますが、ほんとに何歳なんでしょう?

 

 

「そう言うことなんだが、詠とその辺りについて相談したい。居場所を教えてもらえるか?」

 

 

 取り敢えず、勝手に動くより考えてる人の指示で動いた方がいいでしょう。

 

 

「詠ちゃんなら。恐らく離宮の執務室に軟禁されてるはずです」

 

 

「わかった・・・。董卓殿は武器を持ってるか?」

 

 

「ここには、武器を持ち込むことは出来ません」

 

 

 それはそうか・・・。

 

 

 でも、外にいた見張りが持ってたのは、棒だったけどあれは武器じゃないの?

 

 

 まあ、いいです。董卓には、短剣を渡しておきましょう。

 

 

「一応この短剣を渡しておこう」

 

 

「心配してくれているのでしょうが、お受けできません」

 

 

 なぜに?

 

 

「もしかしたら、ここに乗り込んでくるやつがいるかもしれないから、自衛のためにもあった方がいいと思うが?」

 

 

 董卓は、劉協の方をチラチラと伺っているようです。

 

 

 そういえば、一番偉い人の前で堂々と武器を渡そうとしてました。

 

 

 ここに忍び込んだ時点で今さらな気はしますが・・・。

 

 

「気にせずともよい」

 

 

 お許しが出ましたよ!

 

 

 

 

 劉協の短剣を持つお許しが出ましたし、無断侵入の件もお咎めありませんでした。

 

 

 しかし、董卓には短剣を持つことを拒まれました・・・。

 

 

 どうも、劉協に流血を見せたくないようです。

 

 

 かなりの激甘と言わざるを得ません。

 

 

 どちらにしても、今後その可能性が高まるというのに・・・。

 

 

 早いか遅いかの違いでしかありません。

 

 

 何かあっても、ここに董卓より強そうなやつはいそうにありません。

 

 

 数で来られたら駄目かもしれませんが、俺が行くまで持ちこたえるくらいは出来るでしょう。

 

 

 なので、短剣を渡さずに、そのままにしておきました。

 

 

 まずは、詠と合流してからどうするのかを話しましょう。

 

 

 と言うよりも、宦官をやってしまう方向に持っていきましょう。

 

 

 その方が話が早いですし、問題は解決です!

 

 


 
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