No.621614

北郷外史伝 死の七日間~前編~

ユウヤさん

羽生なのです。
死の七日間始まりました。
と言っても初日のみを見せますって趣旨なので短いと思われます。
では本編どうぞ

2013-09-22 12:22:21 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:5557   閲覧ユーザー数:4238

 華琳「さあ始まりました『公開、地獄の七日間』解説は徒手空拳を得手とする二人、俺は断じて男好きじゃない!左慈元放と、忠犬の二つ名がもはや留まる所を知らない楽進文謙でお送りします!」

 

 観客「ほわああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 左慈「・・・・・・・その紹介はどうだろう」

 

 凪「わ、私が解説でいいんでしょうか?」

 

 華琳「特に問題無いわ!一刀達の武を解説できる人間なんているわけがない!だから人選は私の趣味です!」

 

 凪「華琳様・・・・性格が・・・・」

 

 華琳「覇王は死んだ!此処に居るのは元覇王、現素直になった女の子曹孟徳よ!!それでは今大会、もとい、催しの説明をさせてもらうわ。勝負内容はふらっぐ戦、ふらっぐとは旗の事よ。三人の大将の牙門旗を二つ倒せば四龍隊の勝利。2刻で勝負がつかなかった場合四龍隊の敗北よ。四龍隊と対するは我らが大将、種馬ぶりはもう諦めるしかない、剣聖、北郷一刀!!食事の姿はもうかわいらしいの一言に尽きる、天下無双の飛将軍呂奉先!!その容姿、言動、何もかもが男勝り、でもそこがいい!一部の女人にお姉さまと呼ばれる剛将、華雄!!今回の催しに参加する為成都から転移陣を使って来てくれました。この三人に四龍隊は勝利を収める事が出来るのだろうか!!」

 

 一刀「種馬は言う必要無いよね!?」

 

 深月「私の知らない新事実がここにきて出てきた!?」

 

 恋「かわいらしい・・・・・//////」

 

 華琳「文句は受け付けない!そして対する四龍隊を率いる将、まずは白龍隊。副将としてずっと隊長の傍に居ましたよ!候成!!うらやましい!!黒龍隊を率いるは副将、高順!あんた恋と一緒じゃなかったのね!?紫龍隊を率いるは馬一族のお漏らし担当!?○キン馬超!!緑龍隊を率いるは北郷軍きっての老sy(ひゅ)・・・・・・麗しきお姉さまが一人!厳顔!!各隊は一万ずつの計四万で勝負よ!」

 

 候成「曹操さんの目が怖い・・・・」

 

 高順「呂布様を探していたらこんな事になってました。テヘペロw」

 

 翆「誰がお漏らし担当だ!!」

 

 桔梗「最後まで言っておったら当たっていたぞ?華琳殿」

 

 華琳「これも文句は受け付けない!桔梗以外!!」

 

 三人「理不尽だ!」

 

 華琳「さあ、もう間もなく始まろうとしています。ちなみに天の技術で各武器には非殺傷設定と言うとんでも効果が付加されてますので問答無用で殺っちゃってください!!では解説の左慈と凪にこの勝負はどう見るかちょっと聞いてみましょう。」

 

 左慈「ふむ、三人とももはや人の域をとうに超えているからな・・・・・数をどう生かすかが勝負の分かれ目と言えよう。」

 

 凪「勿論隊長たちはそれを十分わかってますから全力で逝くでしょうね。下手をすれば一瞬で終わってしまいますが・・・・そうはさせないでしょうね。あの四龍隊ですので。」

 

 華琳「もはや前段階でとんでもないセリフが出てきたけれども!!そんな事は関係ない!!それでは・・・・・・・・・・試合!もとい!鍛錬開始ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

 

 一刀側

 

 一刀「さてと・・・まずは小手調べ・・・・逝くよ!」

 

 深月「一人ひとりの技はおそらくうまくいなされる。ならば・・・・」

 

 恋「三人同時攻撃」

 

 一刀「いくぞ!!一刀流(いっとうりゅう)・・・・・・・・・・裂空一閃!!」

 

 深月「我が一撃を受けよ!!岩斬轟瀑布!!!」

 

 恋「・・・・・・死閃」

 

 一刀は空を薙ぐ横一閃、深月は大地を抉る言ってしまえば某Tのグランドダッシャーとか某GGのガイアクラッシャー、恋は一刀とは対極の縦一閃。それが四万人の四龍隊を襲う。

 

 

 四龍隊側

 

 候成「空気が重い・・・・」

 

 高順「まずいね~。華雄隊長は私が受け持つよ~」

 

 候成「なら私は北郷隊長を・・・・」

 

 翆「私と桔梗で白龍隊、黒龍隊を率いて恋を抑えるんだな。」

 

 桔梗「要は牙門旗をとれば良いのだから、やりようによっては勝負は分からんな」

 

 候成「・・・・来ます!!」

 

 高順「全体鋼気功!!!全力で止めるよ!!」

 

 白龍、黒龍隊「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 候成「大・防・壁!!!!!!」

 

 どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん

 

 複数の層を持つ大地の壁が候成の前に現れる。

 

 高順「全体盾を斜めに構えて受け流せええええええええええええええ!!」

 

 全隊「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

 一刀側

 

 一刀「へえ、さすがに四万人の鋼気功に加え候成の大地の盾、さらに受け流しか・・・・」

 

 深月「ふむ・・・予定は三万ふっ飛ばすつもりだったのだが・・・・」

 

 恋「皆、強くなった」

 

 一刀「だな・・・・さて・・・・・このままだと牙門旗がとられそうだ。恋」

 

 恋「ん・・・・・恋が兵を抑える。」

 

 深月「我らが将を抑えればいいのだな」

 

 一刀「そう言う事。さて、一般兵への小手調べは終わった。次は将への小手調べと逝こうか。」

 

 二人「御意」

 

 

 四龍隊側

 

 候成「!!!来ます!」

 

 高順「よ~し!やるよ~!」

 

 翆「紫龍隊、白龍隊は右翼から回り込め!!」

 

 桔梗「緑龍隊!左翼より飛射用意!!御館様達とて容赦はするな!!放てえぇい!!黒龍隊、緑龍隊の後ろを通り牙門旗を目指せ!!」

 

 

 一刀側

 

 一刀「回り込んじゃや~よってね。抜刀・・・・・・・・・・大鷲!!」

 

 一刀の刀から氣で構成された大鷲が右翼白龍、紫龍両隊を襲う。

 

 深月「さて私は高順を討ちに逝くか。」

 

 恋「恋は左翼に向かう。」

 

 一刀「右翼は壊滅させたし。復活までに候成を再起不能にするか。」

 

 三人「それでは・・・・推してまいる!!」

 

 

 訓練場 解説席

 

 華琳「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一気に二万は吹き飛んだわね」

 

 左慈「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの三人を敵に回すとどうなるかわかっただろ?」

 

 凪「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私でも三,四千が限界です」

 

 二人「それでも十分化け物だ(よ)」

 

 凪「そうなんですか?」

 

 二人「・・・・・・・・・・」

 

 華琳「あ、状況が動いたようね。両翼から回り込む策か。ま、それしかないだろうけど・・・・安易過ぎやしないかしら?」

 

 左慈「下手に小難しい策を立ててもあの力の前ではむしろ意味をなさないだろう。講じるだけ無駄というものだ。」

 

 凪「戦局を著しく変えてしまう力の前には策など無用の長物でしょう。」

 

 華琳「軍師連中が聞いたら怒るわよ?」

 

 凪「事実です。」

 

 二人「・・・・・・ですよね~」

 

 華琳「そう言ってる間に右翼は壊滅か・・・・凪、あれは氣の技なの?」

 

 凪「はい、私の白虎獣装と同じですね。獣を模した氣で攻撃や武装をするんです。力の象徴を具現化したものがあれだと思ってください。」

 

 華琳「なるほどね。あ、一刀達が動いた。これは・・・一騎討ちね。候成達は大丈夫なの?」

 

 左慈「この地獄の七日間わ毎月行われているんだぞ?それこそ相手できなければやってられんだろう。」

 

 華琳「本当・・・・地獄よね。」

 

 二人「(こくこく)」

 

 

 訓練場 中央 一騎討ち 一刀VS候成

 

 対峙する白龍隊の隊長と副長

 

 候成「隊長!!御覚悟を!!」

 

 一刀「候成・・・・・容赦はしないぞ?」

 

 候成「勿論です!!そうでなければ訓練になりません!!」

 

 一刀「では・・・・・・天羅明王、葬神閻魔。顕現。」

 

 シャリン

 

 一刀はデバイスのリミッターを解除する。

 

 候成「白龍隊副将候成。双剣『双龍頭』。参ります!!」

 

 候成は愛刀を一刀と同じ構えで対する。

 

 一刀「でええええええええええええええええええええい!!!!!!!!!」

 

 候成「だあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 

 がきぃ!

 

 この一号を皮切りに

 

 二人「はああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

 が!が!が!がががががががががががががががががががががががが!!

 

 二人の両の手は消えて音だけが戦場に響く。

 

 一刀「強くなったなぁ!!候成!!」

 

 候成「これも隊長のおかげ・・・・です!!」

 

 ずがぁ!!

 

 一刀「おお危ない危ない。こっちもいくぞ?ほらほらほら!!!」

 

 ひゅひゅひゅん

 

 候成「ふっ!」

 

 きききん

 

 一刀「ははは。やるね!」

 

 候成「はは、ははは」

 

 二人「あはははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!」

 

 ・・・・・・・・・・・・・二人が雪蓮化してるようですが気にしません。

 

 

 訓練場 中央 一騎討ち 深月VS高順

 

 高順「はぁあああああああああああああああああああああ!!」

 

 深月「でぇええええええええええええええええええええい!!」

 

 がぎぃん

 

 高順「ぐ・・・・ぐぅぅぅぅ」

 

 深月「ははは、まだまだ力は足りないようだな・・・っと」

 

 ぶん!

 

 高順「きゃあ!こ、このぉ!!」

 

 ぐぉ!

 

 深月「ははは、もっと動きを見ろ。感じろ。どうすればいいか感覚で動いて見せろ!!」

 

 高順「うりゃ~。それそれそれ!!!」

 

 ぶんぶん、ひゅ!ぶぉん

 

 深月「まだまだぁ!でぇい!!」

 

 ぐぉん!!

 

 高順「ひゃぁ!」

 

 ちゅど~ん!!

 

 高順「抉れた!?抉れましたよ隊長!!!」

 

 深月「そういう風に攻撃したんだから当然だろ?」

 

 高順「死んじゃいます!精神的に!!」

 

 深月「ははは、その時は看取ってやる!!」

 

 高順「うれしくありませ~ん!!」

 

 深月「ほらほらほらほら!!!!」

 

 高順「きゃああああああああああああああ!!」

 

 こっちは一刀達ほどではありませんね。

 

 

 訓練場 左翼 黒龍、緑龍両隊VS恋

 

 恋「ここを通りたければ、恋を倒す。」

 

 黒龍隊員「りょ、呂布だー!」

 

 緑龍隊員「飛将軍が出たぞー!」

 

 両隊員「にげろー!」

 

 桔梗「逃げるな!!」

 

 恋「桔梗・・・・大変」

 

 桔梗「同情してくれるんならどいてくれんか?」

 

 恋「それは無理。」

 

 桔梗「だろうの・・・・」

 

 恋「逝く」

 

 桔梗「仕方あるまい。前衛は盾構え!受け止めるな!受け流せ!その後ろは槍を構えてすきあらば付け!!後衛は弓構え!!氣を矢に練り込まなければやすやすと討ち落とされるぞ!!放て~!!!」

 

 恋「無駄。・・・・・・これに勝ったらご主人様とでぇと出来る・・・・・かもしれない。」

 

 桔梗「可能性の話かい!」

 

 恋「(こく)」

 

 桔梗「まったく・・・・他の娘たちの為にも負けられないではないか。では我が轟天砲の威力その身でしかと味わうが良い!!」

 

 こうして各戦線が動き出したのでした。

 

 

あとがき

 

 前半はこのようになりました。

 

 後半はどのようになるでしょう。

 

 後半の後は一応予定としては二つほど考えてますが

 

 どっちになるかはいまだ考察中。

 

 どうにでもな~れ☆

 

 一刀「なら死んどくか?」

 

 ・・・・・ごめんなさい。まじめに考えます。

 

 一刀「ならよし」

 

 それでは脅しに屈した作者の次回を首を長くしてお待ちください。

 

 ではまた次回。チェリオー!

 

 


 
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