No.620983

魔法少女リリカルなのは—守る者の為に—

FalSigさん

第11話、かなり間が空いてしまいました。すいません

こんな作品ですが読んでいただければありがたいです。


2013-09-20 00:08:23 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1184   閲覧ユーザー数:1130

第11話

FN P90の銃声が鳴り響く、シイラギと呼ばれた男は、軽やかにステップを踏んで撃ってくる。

 

「あら、過小評価だったか?」

 

そんなことを口走るシイラギ。クリアな視界のため弾丸はよく見えるが、こちらからは近づけない。

 

「・・・、そんなにバンバン撃たれてたら近づけないっての!」

 

怒鳴りながら、何度目になるか分からない接近を試みた。

 

「んー、まだまだだな。いまいちだ。だいたい30点ぐらいかな?」

 

オレの接近をバックステップで回避する。その回避と同時にP90を放ってくる。その一発がオレの脇腹をかすめた。

 

「また、脇腹かよ!」

 

さっきのタイラントとの戦いでも脇腹に傷をおった。

 

「なー、なんで目が真っ赤なんだい?」

 

シイラギが、唐突に聞いてくる。こいつはなんでこんななのか気になった。

 

「知るか。でもな、戦い方は思い出してきた。」

 

オレは笑っている、戦いの中で自分を見つけている・・・。

 

「・・・この人殺人犯かな?」

 

シイラギが心底嫌な顔をして言った。失礼な、そんな顔をした覚えはない。

そんな会話をしながら、次の瞬間、オレは唐突に接近を試みた。意表を突くのと、新たなやり方で近づいた。

 

「うおっ!?」

 

シイラギの数メートル手前まで跳躍し、魔力による足場を形成して、銃を持っていない左側に回り込む。・・・てか、なぜ思いつかなかった?

 

「終わりだぁ!」

 

上段から振り下ろしたシェルンはシイラギの体を切断するはずだった。

 

「甘いなぁ。」

 

切断するはずだったシェルンの刃はシイラギの持つコンバットナイフによって止められていた。

 

「今のは45点ぐらいかな。」

 

シイラギはすぐさまオレに回し蹴りを放ち、距離を取った。

 

 

 

なのは・フェイト視点

 

「フェイトちゃん、そろそろ行かないと柊二さんが危険なの。」

 

「・・・わかった。行こうなのは。」

 

「レイジングハート、セーットアーップ!」

 

「バルディッシュ、セットアップ。」

 

なのはは白と青を基調としたバリアジャケット、フェイトは黒いバリアジャケットだった。

 

「はやてはここで待ってて。」

 

「分かった。」

 

「行ってくるの。」

 

なのはがそう告げ、飛び立つ、それに続いてフェイトも飛んで行った。

 

 

 

柊二視点

 

「おいおい、不意打ちにすら反応すんのかよ。」

 

オレがそうグチると、シェルンは不満そうだった。

 

『そりゃ、そうよー。あんなに馬鹿正直だったら止められるよ?』

 

「そうはいっても、はぁ。」

 

視界が普段の通りになってきた。そろそろやばいかもしれないな。

 

「さあ、終わりにしようか。オレの体力も赤ZONEだしね。」

 

そう言いながらP90を撃ってくる。さっきほど弾丸は見えない。シールドを張って防御した。

 

「あぁ、やっぱりそうくる?」

 

ニヤッとシイラギが笑う。シールドで留められるはずの弾丸は一直線にオレの体に飛んできた。とっさに横に緊急回避をするが、5発ほど肩と足に喰らった。

 

「ちくしょ、なぜ!?」

 

「だってさ、弾丸に魔力を無効化する、あれ、・・・なんだっけ?まあ、いいや。それつければシールドも貫通するでしょ?」

 

そう言いながら近寄ってくるシイラギ。

 

「さあ、止めだ。さようなら。」

 

そう言った瞬間のことだった。桃色の光がオレの目の前を走った。

 

 

 

あとがき

 

かなり遅くなりました。校外HRとか、テスト(まだですよ?)とかで書けませんでした。

読んでいただいてる方、申し訳ありませんでした!!<m(__)m>

 

次回はどうなるかわかりませんですが、ピンチをあの二人に助けてもらいます!

では、またの機会に!

 


 
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