No.618593

真・恋姫なのは?天軍割拠編 第四話

アサシンさん

聖王教会でちょっとしたドタバタが起きている頃

本局攻略戦では・・・・

2013-09-11 23:45:05 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2739   閲覧ユーザー数:2216

 

 

 

 

 

 

 

 

時空管理局本局では

 

 

 

 

レティ提督の指揮の元、聖天十字騎士団側の者達で本局に攻め入っているのだが

 

本局の防衛隊の実力は伊達では無かった

 

相手はB+~AAランクの魔導師が十数名だけなのだが、戦い方が面倒な事この上ないのだ

 

 

まず次元航行艦を入れるための港があるのだが。それ以外の侵入ルートをすべて魔法的にも物理的にも侵入不可能にしたのだ

 

 

そして碌でもない事に。港には純度100%の質量兵器で武装した低ランク魔導師達と。武装艦がこちらに砲塔を向けて来ているのだ

 

 

こちらが本局から距離を取る際に。内部に居た協力者は幸い脱出できたが、膠着状態が続いている

 

 

 

レティ「もう少しで制圧出来たのに。ミッドチルダに所属する魔導師が質量兵器を所持していたなんて」

レティ「しかもそれが本局防衛班だっていうのだから笑えないわ」

 

 

通信班「艦長、こちらに接近する戦艦が」

 

 

レティ「戦艦?」

 

 

通信班「はい、観測班からの報告ですと。鈍い鉄色のかなり古い時代の物だと」

 

 

レティ「所属は?」

 

 

通信班「今確認します・・・・・・・聖天十字騎士団副団長のクライド・ハラオウン・北郷!彼が増援に来てくれました!!」

 

観測班「こちら観測班!船の最上部に十字の御旗を確認しました!!」

 

 

レティ「・・・・そう。クライドくんが」

 

 

 

 

局員達「「「「「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」」」」

 

 

 

 

彼が増援に来てくれると言うだけで

 

私達の士気は格段に上がったわ

 

逆に管理局の膿共に付いて本局防衛をしている連中の青ざめている顔が浮かぶわ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリッジ

 

 

 

 

クライド「通信班、レティと話したい」

 

 

通信班「少々お待ちを・・・・通信映像を開きます」

 

 

 

通信班が繋ぎを取ると、ブリッジの艦長が座る椅子の正面に空いた空間に大画面が現れた

 

そしてそこに映っている人は

 

 

 

クライド「やぁレティ、久しぶりだね」

 

 

レティ『久しぶりねクライドくん。生きているだなんて思わなかったわ』

 

 

クライド「まぁ、普通に考えれば。あの状況から生還するなんて、最早天文力学的な数字だもんね」

 

クライド「さて、応援に駆け付けたはいいんだけど。状況を教えてくれるかい?」

 

 

レティ『ええ、本局内部には腐った上層部の子飼いの部隊が一個大隊居るわ』

 

レティ『しかも質量武器満載で港を陣取っているわ』

 

 

クライド「中に居た他の局員達は?」

 

 

レティ『全員こちらで救助したわ』

 

 

クライド「って事は、中に居るのはクズ共に尻尾を振る連中のみ・・・・なのかい?」

 

 

レティ『ええ』

 

 

クライド「・・・・わかった、レティ。すまないが僕の艦から本局までの射線上から全艦退避。あと僕の艦からも距離を取って、対ショック態勢と防御フィールドを何時でも最大展開出来るよう準備をしといて」

 

 

レティ『了解!・・・・何をする気なの?』

 

 

クライド「見てからのお楽しみだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クライド「さてと、逝きますか?」

 

クライド「ジェイル、それとウーノとクアットロ。そしてプレシアさんとリニスさん。お願いします」

 

 

ジェイル「任せたまえ、二人とも。やろうか?」

 

ウーノ「はい、ドクター」

 

クアットロ「まかせてドクター!」

 

 

プレシア「リニス、四十秒で片付けるわよ」

 

リニス「はい、プレシア」

 

 

 

五人は作業用ディスクに座り、作業を始める

 

全員が複数の画面、この場合はディスプレイの方がいいかな?それが空中に現れると共に大量のデータの波が迫って来ては処理され消えて。また現れては処理されては消える

 

皆は手元にある複数の透明なキーボードを残像が残る程の速さで叩きつけている

 

 

 

 

ウーノ「セキュリティロック、第一から第八まで解除」

 

クアットロ「迎撃用プログラムを破壊中、警備システムの破壊を開始するわ」

 

ジェイル「二人とも早いね、本局中枢のファイヤーウォールを突破っと」

 

 

プレシア「アナタも十分早いわよ?質量兵器の砲台、及び戦闘艦の無力化」

 

リニス「本局区画関節ブロック制御エリアに到達、武装隊を港に集めてください」

 

 

 

 

 

本当に、皆が敵でない事に安堵するよ

 

此処までの技術力が相手では未来の管理局が壊滅したのも納得できる

 

さてと、では仕上げに掛かろうか?

 

 

 

 

 

クライド「本局内、港付近に居る武装隊に告ぐ!」

 

クライド「時空管理局本局はこちらが掌握した!直ちに武装解除し、投降せよ!」

 

 

 

 

武装隊1『ふざけんなよ!?テロリスト共!』

 

武装隊2『こんな事をして、ただで済むと思っていないだろうな?』

 

武装隊3『正義の管理局の正規部隊である俺達が引くハズがねえだろうが?!』

 

 

 

 

 

これはひどい

 

これが本局防衛の為に駐屯している管理局精鋭の武装隊?

 

マズイ、目眩がする

 

それは後にして

 

 

 

 

クライド「いいか?これは最後通告だ!」

 

クライド「直ちに武装を解除し、投降せよ!?」

 

 

 

言っては見たものの、帰って来たのは読者様には見せられない罵詈雑言とスラングと下品な言葉の雨霰(あめあられ)だった

 

 

 

クライド「・・・・・・・仕方がない(ボソッ)」

 

 

 

 

 

 

 

 

クライド「リニスさん、ジェイル」

 

 

ジェイル「了解だよ、港付近のセキュリティーロックを解除、権限をリニスに譲渡」

 

リニス「譲渡を確認、港付近のブロックをパージ、本局より離れた場所へ誘導します」

 

 

クライド「よし、操舵師!艦を90度回頭」

 

 

操舵師「アイサー!」

 

 

クライド「続いて火器管制塔。前衛三つの砲塔、及び、後衛の砲塔二つを本局より離された港へと照準を合わせろ」

 

 

火器管制塔「アイサー!」

 

 

 

クライド「レティ」

 

 

レティ『ちょっとクライドくん!アナタ達なにをしたの?!』

 

 

クライド「本局をハッキングして掌握、後に武装隊を港に集めて。本局にあった質量武器諸共、本局から切り離した」

 

 

レティ『本局をハッキングして掌握!!?』

 

 

クライド「花火を撃ち出すから皆を画面に注目させてね?」

 

 

火器管制塔「こちら火器管制塔。何時でも逝けます!」

 

 

クライド「よし、全砲門を解放!」

 

クライド「超弩級戦艦大和、ジェイルモデル・・・・・撃てぇ!」

 

 

 

ヴィヴィオの持つロストロギア『聖王のゆりかご』の約五倍の大きさを誇る、兄さんの国が創り出した戦艦大和・・・・を改造した超弩級戦艦大和

 

 

プレシアやジェイル達が来てから海の底からコッソリとサルベージしたソレを次元航行戦艦に魔改造したのだ

 

 

小型艇くらいなら悠々と入るその巨大な砲門が三つもついた砲台が五つとも、本局から切り離された港目掛け撃ちだした

 

 

普通の次元航行艦、例えるならアースラを一撃で破壊できる一発の砲弾が計十五発

 

外れる事無くパージされた港へ向かい

 

 

ビッグバンさながらの花火と成り果てた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

どうもアサシンです

 

 

・・・・なんと言いますか

 

やっちまったぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(!!▽!?)

感が後を絶ちません

 

 

例の如く何時の間にか、このような宇宙戦争の様な状態に

 

そして港にいた武装隊の方々は生きているのか?(滝△汗!!?)

 

 

 

 

 

 

では次回予告を

 

 

 

 

次回 真・恋姫なのは?天軍割拠編 第五話

 

       天軍、時空管理局を統一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再来~~~


 
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