No.615884

恋姫 華陀紀行117

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-04 16:12:29 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2268   閲覧ユーザー数:2145

 

 

 いままさに、御輿に乗せられて運ばれています。

 

 

 余計な体力を使わないためです。

 

 

 流石に後一人くらいであればいけるでしょう・・・進行度合い次第ですが・・・。

 

 

 実際は、ここの袁逢と言う人が疫病に感染してしまったようです。

 

 

 てっきり、張勲が来たので袁術のことかと思ったのですが違ったようですね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 かなりひどい状況です。

 

 

 どうも、ただの風邪と自己判断をして、政務をしていたようです・・・。

 

 

「すまないが・・・先に娘を見てもらえるか?・・・よく、見舞いに来てくれたのでな・・・うつっているやもしれん」

 

 

 自分よりも娘が大事ですか・・・。

 

 

「はっきりいって、今はあんたのことだろう、治療する!」

 

 

 限界までいけばなんとかなります。

 

 

 ・・・明日の事は、考えないように・・・。

 

 

 

 

 早速治療すべく、鍼を持ちましたが、止められました。

 

 

 患者である袁逢によって・・・。

 

 

「頼む!先に娘を見てくれ!」

 

 

「今で治るか治らないかの瀬戸際なんだ!大人しくしてろ!」

 

 

 起き上がれないように、鍼のみで動きを制限します。

 

 

 それから、気を引き締めて集中しようとしましたが、近くにいた兵によって移動させられてしまいました・・・。

 

 

 ちょっと・・・。

 

 

 こんな時に、変な権力行使ですか・・・。

 

 

 確かに身体は動かなくとも、声は出せますが・・・。

 

 

 しかし、もう無駄な体力を使う訳には・・・。

 

 

 ・・・さっさと診察して、元の位置に運んでもらいましょう。

 

 

 それで納得するならいいです・・・。

 

 

 

 

「袁術様入ります。お医者様です」

 

 

 ・・・娘って袁術のことでしたか・・・。

 

 

「!!!妾は元気なのじゃ!にがいクスリはいらないのじゃ!」

 

 

 布団の中に隠れているのがそうですね。

 

 

「元気なようですし、戻してください」

 

 

 このままでは、袁術を診ることはできない上に、時間の無駄ですね。

 

 

 声からして、元気そうですし、すぐにどうこうならないでしょう。

 

 

「しっかりとご確認ください」

 

 

「あれだけ元気なのです。うつっていても、少しはもつはずです。それよりも先程の患者のもとへ「袁逢様より承っておりますので、それはできません」・・・」

 

 

 なんか、嫌な感じの人です・・・。

 

 

 仕方ない・・・。

 

 

「では、すぐに布団から出してください」

 

 

 その声に、布団の外から声をかけるばかりで、布団に触ろうともしません。

 

 

 張勲は、こんな時にどこにいるんです・・・。

 

 


 
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