No.612363

IS~深緑の狙撃姫~「美味しいですよ~♪このカレーは♪」

十河さん

書いてて思った。

このジェミニ強いなと。

ガンバライド売ってきました。

続きを表示

2013-08-25 16:54:00 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:1748   閲覧ユーザー数:1679

箒の自室

 

「はぁ、やっと終わった・・。全く、私はやってないのに・・。」

 

鈴とラウラたちにコッテリ絞られた箒はふらつきながら自室に帰ってきた。

ドアを開けるとそこにいたのは・・。

 

「あ、おかえり♪」

「な・・!」

 

部屋にいたのは仮面を着けた女性だった。

箒はとっさに壁にかけてある木刀を手に取る。

 

「貴様、一体何者だ!?」

「え~、おかしな事を言うね。私はあなただよ♪」

「・・どういう事だ?」

 

箒は警戒しつつ箒(?)に問いかける。

 

「私はね、あなたの負の部分が具現化した存在なの♪憎いんでしょ?ずっとず~っと恋をしていた織斑一夏を奪ったロックオン・ストラトスや織斑一夏に馴れ馴れしく接する凰鈴音たちが♪」

「・・違う!私は確かに今でも一夏が好きだ!だがこんなことをしてまで振り向かせたくない!」

 

箒の力強い言葉に箒(?)は手をパチパチと叩く。

 

「おお~、かっこいいね~♪で、私が生まれたのはあなたがゾディアーツスイッチを押したから♪」

「・・・!?」

「そしてジェミニが生まれたの♪」

 

楽しそうに話すジェミニ箒(以降G箒と表記)と呆然としている箒。

思い起こせば考えられるのは昼休みの時だった。

昼休み

 

『今日こそロックオンたちに一撃を入れたいな。でなければキャノンボールで戦ったあの黒いISに勝てない・・。第二世代でも技量次第で最新鋭機に立ち向かえる事がよくわかったからな・・。』

 

箒の脳裏に甦るのはキャノンボールで戦った黒いIS。

第二世代だと思われる黒いISの武装はメイン武装であるビームサーベル一本と牽制の腕部マシンガンだけなのにそのスペックを極限まで引き出し、箒は世界唯一の第四世代ISにも関わらず一撃も与えられずに敗北。

 

『篠ノ乃箒、貴様はそのISの力を充分に引き出せていない。適正ランクがSだろうが貴様はまだまだ・・未熟。』

 

去り際に黒いISの操者に言われた通り、自身はただ一夏の隣で戦いたいためだけに紅椿を要求した。

結果一夏の特訓があったとはいえ、自身は高性能の紅椿に振り回され、そのスペックを引き出せていない上にキャノンボール前の学園祭の時にはロックオンへの怨念に取りつかれて暴走もしてしまった。

現在は心を入れ換え、紅椿を使いこなせるようになると心に決めており、特訓もより頑張るようになった。

ゼシカと遭遇する前、レオに拘束されリブラが箒の手にスイッチを持たせて押させた。

 

『ジェミニは特殊なゾディアーツだ。スイッチを押した瞬間二つの人格に分離する。』

『そして光の篠ノ乃箒は今、闇の人格であるジェミニと分離して倒れている訳ね。そして起きても彼女はスイッチを押した事も覚えていない・・。』

 

ジェミニはもう一度スイッチを押すと仮面を着けた箒が現れ、倒れていた箒は起き上がりどこかへと消えた。

こうしてジェミニゾディアーツが生まれた。

「さっき言っていた事なんだけど・・そんな事言っていられるのも今のうちだよ♪」

「どういう・・う!(ドクン)」

 

箒は踞り、記憶が抜け落ちていく感覚を覚えた。

さらに箒の顔には白い仮面が着けられており、G箒の仮面は取れていて素顔が明らかになっていた。

 

「わ、私は誰だ・・?私は何をしていた・・?」

 

G箒は箒の耳元に顔を寄せて囁く。

 

「あと少ししたらあなたの全てを・・このジェミニがもらうよ♪仮面ライダー部の仲間も紅椿も小さい頃織斑一夏と過ごした記憶も・・ね♪そしてあの方と共に・・。」

 

そう言ってG箒は箒と融合。

 

「・・ん?私はいつ部屋に入ったのだ?」

 

どうやら箒は先程のやり取りを覚えていないらしい。

さらに白い仮面も無くなっている。

 

「まあいいか。それより早く寝よう。鈴たちに絞られてもう疲れた・・。」

 

箒は何をしていたかを思い出す間もなくすぐに眠りについた。

一夏の部屋

 

「498・・499・・500!」

 

箒がG箒と話をしていたその頃、一夏は腕立てをしていた。

異世界でロックオンと共にオリジナルのエターナルである大道克巳らNEVERにいろいろ鍛えられたがこちらに帰ってきた時もこうしてトレーニングを重ねている。

 

(・・千冬さん!)

 

異世界で一夏は自身の姉と同じ容姿をした女性が変身した仮面ライダーファイズが刺し貫かれる所を見た。

 

(あの時は倒したと思い込み、油断したから千冬さんに致命傷を負わせてしまった・・。)

 

それが自身の油断と思い込みから来る甘さから生み出された物だと感じ取り、さらなる高みと強さを目指そうと決めていた。

 

(まあタイミングが悪かったとはいえ俺らに死んだと思わせたバツとしてラー油や唐辛子を始めとしたスパイスをたっぷり効かせた超絶激辛レッドカレー(イメージ:アニメ犬とハサミは使いようで円香が可変型砲丁(誤字に非ず)鮪喰(マグロイーター)で作った(と思われる)あのカレー)を千冬さんに食べさせた俺は悪くないはずだ。)

 

もっともその女性は生きていて拍子抜けしたのはいい思い出だ。

そして・・。

 

(はい、千冬さん。あーん♪)

(ちょ、ちょっと待て!何だそれは!?)

(何って・・俺らに心配かけさせたバツですよ♪美味しいですよ~♪このカレーは♪)

(や、やめ・・(パクン)・・・!)

 

超絶激辛レッドカレーを食べた千冬はリアルドラゴンブレスを放っていたとかいなかったとか・・。

そして別れ際に大道克巳が言ったあの言葉・・。

(一夏・・もっと冷酷になれ。そうすればエターナルは更なる炎を燃やす・・。)

 

「ふぅ・・(トリュークスとの戦いの時、エターナルは冷酷の炎を燃やした・・。エターナルが更なる炎を灯し、進化するには焔の力が必要だ・・。どうすればいい・・?)」

 

トレーニングでかいた汗をシャワーで流した一夏(上半身裸)

少年ながら鍛えられた身体と年不相応の色気は異性ならばドキドキする事間違いなしだ。

 

「・・・(今のままでは様々なホロスコープスに変身できるレオや頭領のサジタリウスに勝てない・・。あの時も運が良かったから崖の下へ落とせた・・。)」

 

冷酷モードだけではレオらに勝てないと実感しながら冷蔵庫からミネラルウォーターを取りだし飲む。

火照った身体に水が染み渡る。

 

「お前の思い通りになると思うな・・!ジェミニ・・!(グシャ!)」

 

今は目の前の問題に目を向けようと思った一夏は飲み終わったペットボトルをグシャっと握り潰す。

その目は冷酷な炎を秘めていた。

どうやら一夏はジェミニについて何か気づいている様だ・・。

そしてエターナルメモリがキラッと光を放っていた。

 

ロックオンの部屋

 

カバンにバガミールを接続して録画した映像を見て解析しているティアナとそれを待っているロックオン。

 

「私はあなたとシャルちゃんたちが戦っている所をちょっとしか見てなかったから本音ちゃんが撮影したバガミールで検証してみたけど、ジェミニは高エネルギーを封じ込めたカードを操り、影に潜ったりできるみたい。」

「赤カードは確実に回避して青カードは貼られないようにしないといけないかな。でも相手が箒じゃね・・。」

「ホロスコープス戦が続いてるけど頑張って。私たちもサポートを惜しまないから。(とりあえず一夏くんが言っていた事はロックオンたちにはナイショにしないと)」

翌朝・寮監室

 

休みであるにも関わらず、箒を除く仮面ライダー部員たちは千冬に呼び出された。

 

「姉さん、どうした?こんな朝早くに。」

「昨夜遅くにまた落書きがあったと連絡が来た。あの時は後ろ向きで髪型と身体的特徴から篠ノ乃だと思っていたが・・これを見てみろ。」

「・・これって。」

 

千冬から渡されたプリントを見てみると夜遅くに仮面をしたG箒が落書きしている所が写っていた。

 

「まさか・・。」

「急ごう、箒が危ない!」

 

箒の危機を察したシャルたちは箒の部屋へと向かう。

一方その箒の部屋では・・。

 

「貴様・・ふざけるな!私は私だ!」

「キャハハ♪」

 

同室の生徒は泊まりに行っているのでいない。

そして現在箒とG箒の取っ組み合いが行われていた。

 

「箒!」

「みんな・・!こいつがニセモノだ!」

「アハハ♪」

 

G箒はスイッチを押し、ジェミニに変化。

 

「まったね~♪(ガシャン)」

 

ジェミニは窓を破って外に出た。

 

「行くよ!」

 

シャルたちはドライバーを装着。

それぞれレバーやスイッチを押す。

 

(3・・2・・1・・)

(メテオ・レディ?)

(エターナル!)

 

後を追いかけつつドライバーを展開したりレバーを操作。

 

「「「変身!」」」

(エターナル!)

 

三人はそれぞれ変身。

(ランチャー・レーダー・オン)

(ランチャー・レーダー・リミットブレイク)

(トリガー・ユニコーン・マキシマムドライブ!)

(~♪リミットブレイク!)

(OK!)

 

フォーゼは立ち止まりランチャーとレーダーを起動、照準をジェミニに合わせレバーを操作、エターナルは走りながらメモリを二つ精製してエッジと腰のスロットにメモリをセット、メテオはギャラクシーにメテオスイッチをセット、指紋認証を行う。

 

「ミサイル、シュート!」

「・・ホアタァ!」

「逃がすか!」

 

エターナルとメテオは斜め上に跳躍しつつエターナルはエッジから貫通力を高めた弾丸を、メテオはスターライトシャワー・ナックルショットを放ち、その後ろからフォーゼの威力を高めたミサイルがジェミニに襲いかかる。

 

「アハ♪」

 

飛んでいる鳥の影を利用して三つの攻撃を完璧に避ける。

「そんな!?」

「まさか飛んでいる鳥の影を利用して避けるとは・・!」

「・・・。」

 

三人は横並びに立ち、メテオは呪縛を発動してより鋭くなった感覚をフルに使ってジェミニを探す。

しかし・・。

 

「キャハハ♪アハハ♪」

「・・・!あたしが索敵できないなんて!」

「はっ!」

 

メテオの索敵を逃れて校舎の影に姿を現すジェミニ、エターナルは弾丸を放つが再び潜り込まれる。

 

「また潜った!今度はどこから!?」

 

三人は周囲を探すが見つからない。

 

「アハハ♪私はここだよ♪」

「なっ・・!」

「分身!?」

 

ジェミニはメテオの影から姿を現す。

そしてもう一人のジェミニが木の影から姿を現す。

 

「そうそう、その分身はね・・触れると爆発するんだ♪」

「え!?」

「えい♪」

 

驚愕するメテオに嬉しそうに抱きつくBジェミニ。

 

ドゴーン!

 

メテオは触れてしまったため爆発をもろに受ける。

しばらくして爆風が晴れると過剰ダメージを受けて変身が解け、全身傷だらけのロックオンが姿を現す。

 

「う・・あ・・何て・・威力・・なの・・。」

「ろ、ロックオン!」

 

フォーゼはロックオンに駆け寄って倒れる体を受け止め、エターナルはルナとトリガーのメモリを精製。

 

(ルナ・トリガー・マキシマムドライブ!)

 

「・・トリガーフルバースト!」

 

エッジから不規則な軌道を描く弾丸が放たれる。

 

「じゃあね~♪」

 

ジェミニは再び影に潜り込み必殺技を回避。

このあと鈴たちが到着、ロックオンは保健室に運ばれる事になった。

箒とG箒の会合。

 

箒は心を入れ換えてドライブ持ちやセシリアたち専用機持ちらの特訓を受けてます。

 

それにより少しずつですが実力を身に付けています。

 

黒いISの操者は国家代表を簡単に倒せる強さを持ってます。

 

武装はビームサーベルと腕部マシンガンのみ。

 

箒はこの強敵に勝てるのでしょうか?

 

そしてジェミニを倒せるのか?

 

エターナルメモリは人知れず進化しました。

 

どのように進化したのか・・。

 

感想待ってます!


0
このエントリーをはてなブックマークに追加
0
0
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択