No.611831

恋姫 華陀紀行38

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-24 01:41:13 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2072   閲覧ユーザー数:1960

 

 

 目覚めたら祭に抱きしめられながら馬で移動中でした。

 

 

 簡単に落ちないように紐にて祭にくくりつけられています。

 

 

 久しぶりに感じる胸の弾力の心地よさはいいものです。

 

 

 これが後ろからではなく、前からだったら尚よかったのですが・・・背中にくくりつけられなかっただけよしとしましょう。

 

 

「起きたか」

 

 

 どうやら、こちらが起きたのが分かったようです。

 

 

「おはようございます。ところで何故移動してるのでしょうか?」

 

 

 あのまま安静にしていれば夜くらいには回復しそうだったのですが・・・。

 

 

「うむ。あそこには、お主を狙う曲者が居るように見えたのでな、連れて帰ることにしたのだ」

 

 

 なんですと?

 

 

 それってもしかして例の女性たち?

 

 

 なんたることだ・・・。

 

 

 賊のせいですっかり忘れていたな・・・。

 

 

「それと、お主に預けてあった兵のひとりが、あの村の娘と懸想・・・逢い引きしておったぞ。護衛の任を放棄した責任をとらせてある。これは、お主の責任でもあるのだから覚えておけ」

 

 

 まさか、あの時ひとり居ないと思ってたらそんなことしてたのかよ!

 

 

 許すまじ!

 

 

「帰ったらお主にも部隊の管理が出来るくらいにはせねばならんな」

 

 

 もしや、帰ったら休みが無くなるのでは・・・不安です・・・。

 

 

 

 

 身体の疲労もとれた頃、早速仕事に復旧します。

 

 

 今回の遠征・・・討伐の被害、かかった費用などの報告書のまとめです。

 

 

 というか、何故俺がするんですかね?これって主将の役目じゃないの?

 

 

 そんなことを祭に言っても無駄なのはわかりきってるので、黙々と仕事を終わらすます。

 

 

 今回は、兵に被害が全くないのが救いなくらいですね。

 

 

 まもなく、冬本番に入るし賊もある程度は大人しくなるでしょう。

 

 

「華陀様」

 

 

 侍女の方が、俺を呼びに来るなんて珍しいですね?しかも、翠付きの侍女さんではありませんし・・・?

 

 

 もしや!この前の村のような展開というわけですか!?こんな白昼堂々と来るとは!流石に馬家に仕えているだけはありますね!

 

 

「至急着いてきてください!」

 

 

 積極的ですね!確かにこの執務室ではいつ誰が来てもおかしくはありませんからね。

 

 

「わかりました!」

 

 

 もうすぐで出来上がる報告書なんて後回しです!

 

 

 さあ!いざ行かん!戦場へ!

 

 

 

 

 ・・・わかってましたとも。

 

 

 どうせこんなことだろうと・・・。

 

 

 俺にはモテ気なんて来ることは無いんです。

 

 

 あの時は、医者という肩書きに寄ってきただけで、俺に惹かれた訳じゃないことくらい分かってますよ・・・。

 

 

 結構見た目はいいと思うんだけどなあ・・・。

 

 

 そんな訳で、今何をしているかというと・・・。

 

 

「はい、深呼吸して~。・・・はい、いきんで!」

 

 

 ふ~。

 

 

 産まれました、馬騰の子供です。

 

 

 無事出産ですね。

 

 

「おめでとうございます。女の子です。お名前は決めてありますか?」

 

 

 ここで、蒲公英と言われても全く驚きませんよ。

 

 

 元の名前は何て言うんでしたっけ?馬・・・馬・・・まあ聞いたら思い出すでしょう。

 

 

「決めてあるぞ!この子の名前は馬休だ!」

 

 

 ん?蒲公英の名前ってそうでしたっけ?・・・まあいいです、めでたいことには代わりありませんしね。

 

 

「しばらくは安静にしておいてくださいね」

 

 

 一応言っても無駄とは思いますが、言わないよりかはマシです。

 

 

 さてと・・・時間も余ったし、祭と翠どちらの方に行きましょうかね。

 

 

 

 はて・・・何か忘れているような・・・?

 

 


 
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