No.611054

【獣機特警K-9ⅡG】襲いくる新たな脅威【交流】

古淵工機さん

クリムゾンクロス編のプロローグ的なものその1…。
考えてみれば今警察関係者のトップはロボットなんだよなあ。
命狙われても不思議じゃないな!

◆出演

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2013-08-21 22:26:54 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:633   閲覧ユーザー数:583

ラミナ市内・ファンガルド司法省刑事局…。

ここはいわば警察全体を統括する政府直属の機関で、警察関係者からは『白服組』の通称で呼ばれている組織である。

その本部ビルの最上階にある長官室に、ジャーマンシェパード形ロボットの女性が訪れてきた。

 

「失礼します、長官」

と言う声とともに長官室に入ってきた彼女はファンガルド・プラネットポリス総監のフュア・フランバージュ。

「ええ、よく来てくれたわねフュアさん」

そう言って立ち上がりフュアを出迎えたのは、ピューマ形ロボットの女性。

彼女の前任であった元プラネットポリス総監…現刑事局長官のアイヴィー・ヒルトンである。

両者ともに険しい表情を浮かべており、ただならぬ雰囲気が漂っていた。

「長官、今回お呼びになったのはどういったご用件で?」

「そうね…口で説明するよりまずはこれを見てもらったほうが早いかしら」

アイヴィーがモニターパネルのリモコンを操作すると、あるグラフが映し出された。

「これは…!?」

「そう、近年の殺人事件の発生件数を表したグラフよ。刑事局(わたしたち)の方からも警察全体の組織力強化を支援しているのだけれど、残念ながら増加傾向にある。でも、ここ数ヶ月の動きを見ていると妙な点があるのよ」

「妙な点…?」

「これがその数ヶ月のグラフなのだけれど、種族別に色分けするとこうなるのよ」

 

そう言ってアイヴィーが画面を操作すると、グラフはある驚愕の事実を示していた。

「な、なんということだ…!これはまさか…」

「そう…ロボットばかりを狙った殺人事件が増加している。それも急に…」

と、説明をしていたアイヴィーだったが…。

「危ない!伏せて!!」

「っ!?」

 

突然轟音が響いたかと思うと、長官室の窓ガラスが閃光とともに破られ、爆風がアイヴィーとフュアに襲い掛かった。

「長官…今のは一体…!」

「どうやら…そのロボットである私たちも狙われているみたいね…」

「では…私たちロボットを狙っている奴らと言うのは…」

「その事だけど、情報局(FIA)と共同で調査に当たってみたら、ある団体の名前が出てきたのよ」

アイヴィーは制服の内ポケットから一枚のメモリー媒体を取り出す。

「…『クリムゾンクロス』…人間至上主義を掲げ、我々ロボットを弾圧しようとしている過激派団体よ」

「では、先ほどの攻撃は…」

「おそらく奴らの仕業と考えられるわね…。フュアさん、直ちにクリムゾンクロスの関連情報の洗い出しを全警察職員に徹底させて。それと…特にロボット警官は狙われる可能性が高い…あなたも含めてね。くれぐれも注意して捜査に当たるようにお願いするわ」

「わかりました…長官もどうか、お気をつけて」

と、フュアはアイヴィーに敬礼すると、長官室を後にした。

 

…突如襲いくる新たな脅威…クリムゾンクロス。

プラネットポリスは如何にしてこの強大な敵と戦うのであろうか!!

 


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