No.602292

真・金姫†無双 #50

一郎太さん

なんとか#50までやってきた。


まだ連合編が終わったばっかなんだぜ、コレ。

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2013-07-27 22:42:29 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:8377   閲覧ユーザー数:5744

 

 

 

#50

 

 

雪蓮ちゃんからの情報を受け、俺は再度店へと戻る。

 

「今度は取り乱さないでくださいよ」

「わーってるって」

「でも、なんだか凄いお店でしたね」

「俺もそう思う…」

 

引き連れるのは、月ちゃんと波才。詠たんねねたんは軍師として(詠たんに関しては名前を変える予定)、恋たんは武将として城に残った。ま、それも月ちゃん達を助ける条件だったし。

月ちゃん? この娘はもう表には出られないからな。ウチで働いてもらう事にしたよ。波才とも仲がいいし、大丈夫だろ。

 

「――という訳で戻ってきたわけだが」

「へぅ…やっぱりすごい外観です……」

「っすね」

 

やはりアレは幻覚ではなかったようだ。白とピンクの建物。ポップな看板。扉を開ければ――――

 

「お帰りなさいませ、ご主人様! ……って、お兄ちゃんだ!」

 

――――やっぱりメイド服の天和。

 

「一刀さん!」

「おにぃちゃん!」

 

そして立ち上がる元祖妹たち。よかった。この2人は以前と変わらぬ服装だ。

 

「亞莎ぇっ、雛里ぃ!」

「おにぃちゃん! おにいちゃぁん!」

「一刀さぁああん!」

 

駆け寄ってきた妹たちを抱き締める。

 

あぁ…俺は帰ってきたんだな……。

 

 

 

 

 

 

2人の抱き心地を再認識していれば。

 

「えぐっ、あぅ……」

「ひっく、うぅぅ……」

「……っ」

 

啜り泣く声。

 

「……えっ?」

「お兄ちゃん、私たちじゃ、駄目なの?」

「あ゙にぎぃ……」

「兄さん、ぃやだ……」

 

そこには、涙を瞳に溢れさせたメイド服の三姉妹。

 

「……亞莎、雛里」

「はい」

「うん…」

 

俺の呼びかけに、亞莎と雛里は俺から離れる。俺は、1歩前に出た。

 

「……ごめんな、天和、地和、人和」

「「「……」」」

「あまりに驚きだったから、どう反応すればいいか分かんなかったんだ」

「お兄ちゃん…」

「どんな場所で働いてても、どんな格好でも、お前達だって俺の妹だもんな」

「あにきぃ…」

「おいで」

「兄さんっ」

 

俺の胸に飛び込んでくる天和達。この抱き心地だって、忘れるはずもない。

 

「……ただいま、みんな」

「うん…」

「会いたかったんだから……」

「おかえりなさい」

 

…………可愛いなぁ、もぅ。

 

「感動的っすねぇ」

「そうですねぇ」

 

波才と月たんは波長が合うようだ。

 

 

 

 

 

 

帰還したばかりだが、寂しくさせた詫びとして、俺が人数分の茶を淹れる。

 

「おにぃちゃんのお茶、久しぶりだね、亞莎お姉ちゃん」

「そうだね、雛里ちゃん」

 

天和とかぶるので、ロリぃな雛里の呼称は『おにぃちゃん』に。

 

「やっぱりお兄ちゃんにはまだまだ敵わないなぁ」

「兄貴の味がするー」

「おいし…」

 

天和は『お兄ちゃん』で。というか地和、発言がエロイ。

 

「わぁ、向こうとは味が違います」

「茶葉の違いっすかね」

 

月ちゃん達もまったり。

 

「――さて」

 

全員が落ち着いたところで、俺は切り出す。

 

「なんで、店がこんな風になってるんだ?」

 

俺の問いに天和たち3人は顔を見合わせ、代表して人和が口を開いた。

 

「まず、兄さんが一番心配してるだろう事から解決していくけど」

 

流石は人和たん。不安要素を解消してくれるらしい。

 

「このお店は期間限定だから」

「……そなの?」

 

 

 

 

 

 

俺が疑問符を浮かべていると、天和が口を開いた。困ったような、哀しげな瞳で。

 

「うん、お姉ちゃんも料理頑張ってたし、地和ちゃんや人和ちゃんも歌とか給仕とか頑張ってたんだけど……」

「何かあったのか?」

「うん…」

 

見た目の通り、何やら懸念事項があるようだ。

 

「反董卓連合から帰ってきてからなんだけど、お店を休業している間に新しいお店が開いたの」

「新しい店?」

「うん」

 

はて、ここのメニューやらレシピやらは周りにバレる訳もないし、そこらの飯屋に客を盗られそうになるもんだろうか。

 

「ちぃ達が定期的に歌を聴かせてたじゃない?」

「だな」

 

地和たんもようやく言葉を発する。

 

「それを真似てか分からないんだけど、踊りを披露するお店が出来たの。そこにお客をとられちゃって」

「マジか。……ん? でも踊りくらいなら負けるとは思えないんだけど」

「それが……」

 

口籠る地和たん。天和と人和は静かにしてるし、この2人だと口にし辛いことなのかも。

 

「その踊り子なんだけど、どうも雛里くらいの年頃らしいの」

「oh……」

 

世は〇リコンばかりなり。

 

 

 

 

 

 

要するに、だ。

 

「うちの3姉妹はかなりの美処女だが――」

「いやーん、美少女だってー!」

「ふんっ、当然じゃない!

「兄さんに言われると恥ずかしい……」

 

テレテレしつつ話の腰を折る妹たち。

 

「はゃ…一刀さん……」

「おにぃちゃん……」

 

おっと、こっちの妹たちはじぇらしぃ。

 

「なに泣きそうになってんだ。お前らだって可愛いんだから自信を持て」

「はやっ!」

「あわわ…」

 

相変わらず耐性がない。が、話が進まないので放置。

 

「敵情視察には行ったのか?」

「うぅん、お店も2人じゃ回せないし」

 

そりゃそうだ。

 

「要するに、客をとられそうになったから新しい目玉(アイデア)を考え、その結果が今の恰好な訳だ」

「うん」

 

理解した。そうと分かれば話は早い。

 

「んじゃ、今日は臨時休業。敵情視察にでも行くとするか」

「お兄ちゃん、食材を準備しちゃってるんだけど……」

「そうか、うーん…ま、夜でも大丈夫だろ」

 

火も通すし。

 

「さて、ロリータに会いにレッツゴーだ」

 

タイトルを変えろとの※が多いので、商売に走ってみたり。

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

 

 

なんとか#50まで。

 

 

さて、来週が長野出張、再来週がタイ旅行なので、また時間が空きます。

 

 

また見かけたら読んでやってください。

 

 

ではまた次回。

 

 

バイバイ。

 

 

 


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