No.601749

恋姫無双 ~~紅と蒼の悪魔~~ 1-3話

morikyouさん

この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」の二女創作です。
作者の妄想成分が過分に含まれているので、ご覧になる際はこのことを頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。

2013-07-26 11:01:53 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5531   閲覧ユーザー数:5223

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 注、この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」を私の個人的妄想により都合よく改変しております。

詳しくは1話を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ~あ、結局ヤッちまったのか」

「勘違いするな。峰打ちにしておいた。骨は逝ったかもしれんがそこまでは知らん」

 

 辺り一帯がシーンとしている中、歩いてきたダンテは人ごみを抜けるとそんな風にバージルに声をかけた。

 バージルも、さっきまでの殺気が嘘であったかのように平然としてダンテに返事を返した。

 

「ところで、この時代にゃ警察みたいなのはないんかね?」

「一応、いるみたいだがな。周りにいる鎧を着てるのがそうなのだろう」

 

 少しだけ大きな声でダンテとバージルが話すと、ようやく人ごみの中から数人の衛兵が出てきた。

 

「えっと、犯人の捕縛に感謝します。オイ、さっさと連れて行け!」

 

 隊長らしき男が二人に声をかけつつ、部下に連れて行くよう指示を出す。

 それを受けて部下たちは倒れている男を引っ張っていった。

 

「そ、それでは一応事情を聞かなければならないのですが、ご同行願えますかな?」

 

 かなりビクついた様子で隊長は二人に問うた。

 まあ、あの一瞬の業と、殺気を浴びればだれでも怖がるとは思うが。

 

 二人は苦笑すると、了承した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そいつらが、今回の功労者なんか?」

「ちょ、張遼さま!」

 

 衛兵の詰め所らしきところに途中で合流した典韋とともに三人で向かうと、そこにはなんとも大胆な格好をして、薙刀のような武器を持っている女性がいた。

 隊長はその姿をみて、あわてて敬礼をするものの、張遼と呼ばれた女性は

 

「気にせんでええよ、たまたま休み中に降りてきたら騒ぎがあったっちゅう聞いて、寄っただけなんやから」

 

と、カラカラと笑うと一転して鋭い視線を向け

 

「で、あんたらいったい何者なん?カッコもそうやけど見慣れない武器もっとるし」

 

と、ダンテとバージルに聞いた。

 殺気も混じっているその視線を向けられ、一緒にいるだけの典韋は早くも涙目である。

 

 しかし、当の二人はというと

「さあ?俺たちもわからんからな」

「ああ、いつの間にか迷ってしまったようでな。ところで、ここでは犯人を見つけたら殺気をぶつけるのが礼儀なのか?」

 

と、どこ吹く風のように反応した。

 

それを見た張遼は、フッと力を抜くと

 

「なんや、面白いな自分ら。ちょうどいい、ちょっと着いてきてくれん?別に悪いようにはせんよ」

 

と言った。

 

別に断る理由もなし。

二人は肩をすくめると、涙目の典韋を連れてついていった。

 

 

 

「ここや、ちぃっとまっとってな」

 

 そういって張遼に連れてこられたのは、なんと町中央にあった城。

 

 流石のダンテとバージルも少しだけ驚いたようだ。

 

 張遼は三人をとある一室につれていくとそういい残して去っていった。

 

「…張遼。やはりあの…」

「ん?知ってるのか?」

 

 バージルのつぶやきにダンテが反応すると

 

「三国志では有名な武将だ、ということは…」

 

と、返事をすると突然「典韋」と声をかけ

 

「この町の名はなんという?」

 

と、今更のような質問をした。すると、

 

「ここは洛陽。漢王朝の中心地よ」

 

という声とともに、数人が入室してきた。

声を出したのは中央の立派な格好をした女性のようだ。

周りの格好がかなり刺激的なだけあって少し浮いているようにも見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…アンタは?」

「私の名は賈駆、ゆ、董卓軍の軍師をしているわ」

 

 ダンテの質問に賈駆は少しどもったがそう返した。

 後ろでバージルは少しだけ悩ましげに頭を振っているが。

 

「それで?いきなり連れてこられて何の用なんかね?」

 

 そうダンテが聞くと、後ろにいた張遼が

 

「いきなりで悪いんやけど、うちらの仲間になってくれん?」

「「「…は?」」」

 

三人は思わず揃って聞き返してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとがき

 

どうも、作者のmorikyouです。

さて、今回はいかがだったでしょうか。

ちょっと無理がありますが、まあ、彼女なら考えられるだろうということで一つ。

さて、何とか話は前に進みつつあります。

相変わらずの駄文で申し訳ありませんが、これからも続けてまいりますゆえ、応援よろしくお願いします。

次回は、またまた戦闘が入る予定です。

早めに更新する予定ですのでよろしくお願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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