No.601180

恋姫無双 ~~紅と蒼の悪魔~~ 0-2話

morikyouさん

この作品は「DMCシリーズ」「恋姫無双」の二次創作です。
作者の妄想成分が過分に含まれているので、ご覧になる際はこのことを頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。

2013-07-24 21:08:00 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:6047   閲覧ユーザー数:5722

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 注、この作品は「DMCシリーズ」「真・恋姫無双」を私の個人的妄想により都合よく改変しております。

詳しくは1話を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、衝撃的なことを聞かされたダンテとバージルであったが、貂蝉から、説明を聞いてからは落ち着いているようだった。

 

「外史、ねえ」

「俺たちが仲のよいことを願った正史を反映した結果…俺たちが生まれ、そしてその願いが果たされたから、外史そのものが閉じた…」

「あんまり動じてないのねぇん」

 

あんまりにも平静を取り戻すのが早いせいか、貂蝉が少し驚いたように問うた。

 

「まあ、職業柄あんまりひとつのことにこだわってられなかったからな」

 

ダンテはそう答えると

 

「で、俺たちにその外史とやらの説明をしたのは理由があるのか?」

 

と逆に聞き返した。

 

「とある、世界に行ってもらいたいのよ、天の御遣い……紅と蒼の御遣いとしてね」

「へぇ………」

「ほう………」

 

貂蝉からのその言葉に二人は軽く返事をしてから沈黙した。

 

「それを行うことで俺たちに利点はあるのか?」

「えぇ、あなたたちにもういちど命を。本物の生命を与えることができるわ」

 

ダンテからの質問に貂蝉はそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

「断ったら?」

「あなたたちは、言ってしまえば幻想。死ぬではなく消えるわね」

 

バージルの質問にも貂蝉はよどみなく答える。

 

「……OK、その依頼受けようじゃないか」

「ああ、どうせ拾った命だしな。どう使ってもいいのか?」

「………頼んだ身とはいえ、決断が早いわね」

 

 

貂蝉は二人の決断の早さに少々呆れたように言った。

 

「まあ、まだまだ、やりたいこともあったしな。せっかくの機会、逃すわけにはいかんだろ」

 

ダンテはむしろ楽しそうにそう言った後

 

「ところで、兄貴も言ってたが、好きにして良いのか?それととある世界ってどこだよ?」

 

と今更のような質問をした。

 

「ええ、基本的には、ね」

 

と、貂蝉。

 

「貴方たちにはこれから三国志に似て非なる世界に行ってもらうわ。」

 

と二人は貂蝉から行く世界のことを説明される。

 

 

 

 

 

 

 

「性別の違う英傑か」

 

特にバージルは珍しく興味深そうにその話を聞く。

 

「綺麗なレディならいいんだがな…」

 

ダンテの興味も引いたようだ(少々イケない思考ではあるようだが)。

 

「じゃあ、了承してくれた二人には贈り物をしないとねぇん」

 

そういうと貂蝉はおもむろに二人に背を向け後ろで何かを探り出す。

 

「…あったわん。これねぇん」

「………これは」

「………」

 

二人は差し出されたものをみて絶句した。

 

ダンテには身の丈ほどある両刃の剣と使い込まれている様子の二丁の銃。

バージルには、見ているこちらが引き込まれそうなほど綺麗な刀身の日本刀とそれを入れる鞘。

 

ダンテ愛用のリベリオンとエボニー&アイボリーとバージル愛用の閻魔刀だった。

 

「外史が閉じる前に見つけられてよかったわん」

 

そういって貂蝉は二人に渡した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「礼をいうぜ。これがあるのとないのとじゃ、な」

「ああ。感謝する」

「いいのよん、こんなイイ男に礼を言われるなんて漢女冥利につきるわぁ~~~ん」

 

素直に礼を言う二人に対して、貂蝉は身をくねらせて悶えていた。

 

「っと、そろそろ時間ね」

「「!!」」

 

二人の首から下げられていた赤いアミュレットから光が出てくる。

 

「では、がんばってちょうだいねぇん」

 

そう貂蝉が言ったのを最後に二人の視界が真っ白になった。

 

 

 

そして光が消えるとそこには誰もいなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おお、○○殿、あんな色の流星なんぞ初めて見ましたぞ」

「そうねえ、もしかしてうわさの天の御遣いってやつかしらね」

「だといいわねぇ。私たちの助けになったらもっといいのだけれどね」

 

 

 

 

 

「○○さま!あれを!」

「ええ、二つの色違いの流星ね、例の予言のやつかしら」

「あんな噂なんかなくても私と○○がいれば大丈夫ですよ!な!」

「そうだな、姉者」

「ええ、期待してるわよ?○○」

「○○さまぁ~~~」

 

 

 

 

「ほら、○○ちゃん!○○ちゃん!みて!」

「きれいなのだぁ~~~」

「ほんとですね、でも……」

「あぁ~あれが御遣いさまだったらいいのにねぇ」

「きっとそうなのだ!」

 

 

 

 

「ねぇ、○ちゃん、あれ…」

「流星ね。それも二つ」

「もしかしたら……」

「○、あんなの信じたらだめだよ!どうせエセ占い師の与太話なんだから!」

「うん(でも、ほんとだったら良いのにな……)」

 

 

 

 

 あとがき

 

どうも、作者のmorikyouです。

さて、いよいよ主人公の二人が外史へ突入しました。

説明をはしょったのは、私があんまり難しくすると頭がおかしくなって死にそうだと判断したためです。

一応の説明を受けているので、いきなり真名を口にしたりはしないと思います。

武器も手にいれ、いよいよ本編開幕です。

次も出来るだけ早く書きたいと思うので、駄文ではありますがこれからもよろしくお願いします!

 

 

 

 


 
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