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真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第二話 執念のルーカス

ohatiyoさん

ルーカスが、教え子の仇と戦います
果たして勝敗は?

2013-07-11 12:32:10 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:686   閲覧ユーザー数:673

ミッドの町中で起きた、殺人事件

 

犯人は、局員と戦っている

 

バック「オラオラオラオラ!!!」

 

バックは、自身のデバイスである銃で管理局員と戦っている

 

局員B「クッ 強過ぎる!!」

 

局員C「増援はまだか!!」

 

局員D「もうすぐルーカス一尉が来てくれるそうだ!!」

 

バック「弱いな!! 管理局!! そんなんだから俺を捕まえられないんだよ!!」

 

バックは発砲する

 

局員C「ガハッ!」

 

局員D「局員C!! しっかりしろ!!」

 

局員Cは胸を撃たれた

 

局員C「俺は…………ここまでみたいです………」

 

無論、バックの攻撃は殺傷である

 

胸を撃たれれば死ぬ

 

局員D「クッ!」

 

局員B「よくもぉぉぉぉ!!!!」

 

局員Bがバックに突っ込む

 

バック「ヘボが!!」

 

頭を撃ち抜かれ、絶命する 局員B

 

バック「残るはお前だけだな!!」

 

局員D「舐めるな!!!」

 

バックに切り掛かるが、

 

バンッ

 

局員D「グッ!!」

 

腹を撃たれる

 

バック「ゴミが!!」

 

バンッバンッバンッ

 

何度も撃たれて、生き絶える 局員D

 

バック「さ~て、管理局の奴らは殺し尽くしたし、次は民間人か!」

 

バックは民間人を襲おうとする

 

ルーカス「そこまでだ!! ボルト・バック!!!」

 

バック「あん?」

 

ルーカス「S級犯罪者 ボルト・バック!! 私はお前を捕まえる!!」

 

バック「弱そうな奴だな? 何者だ?」

 

ルーカス「時空管理局本局所属、ルーカス・ギーニ一等空尉だ!!」

 

バック「へぇ~ お前みたいなモヤシ野郎が一尉ねぇ~」

 

ルーカス「リーベント!! セットアップ!!」

 

バック「俺と戦うつもりか? 楽しませてくれるんだろうな?」

 

ルーカス「行くぞ! エクテム!」

 

エクテム(マスターの仇! 今日こそ!!)

 

エクテムとリーベントは銃型のデバイスである

 

バック「デバイスを2つも使うのか? これは楽しめそうだぜ!!」

 

ルーカス(人を殺すことだけを生き甲斐とする外道………絶対に捕える!!)

 

バック「サンダティーラ!! 今日のメインディッシュだ!!」

 

サンダティーラ(おう!!)

 

ルーカス「行くぞ!!」

 

ルーカスは両手に銃を構える

 

右手には自身のデバイス、リーベント

 

左手にはティーダから預かったデバイス、エクテム

 

ティーダが殉死した後、必ず仇を取ると誓って、エクテムを自身のデバイスとした

 

バック「生意気にも二丁拳銃か!!」

 

ルーカス「お前に敗北を刻みつける銃だ、よく拝んでおけ!!」

 

バック「ほざいてんじゃねぇぇぇ!!!!」

 

バックは乱射する

 

ルーカスは回りに一般人が居ないことを確認し、近くにあった車の陰に隠れる

 

バック「オラオラオラオラ!!! どうした!!! 逃げていては勝てんぞ!!!」

 

バックは、ルーカスが隠れた車を撃ち続ける

 

ルーカス「あれ程までに連射しても、弾切れの様子は無い」

 

エクテム(恐らく、あのデバイスを握っているだけで、魔力を吸収されているのでしょう)

 

リーベント(吸収されている魔力が弾というわけですか)

 

エクテム(そうです)

 

ルーカス「なら魔力切れを待つのがセオリーだが………」

 

この戦場に一般人が紛れ込まないとは限らない

 

ルーカス「早急に決着を付ける!!」

 

ルーカスは車の陰から飛び出し、

 

ルーカス「はぁっ!!!!!!」

 

バックの手を狙って撃つ

 

バック「チッ」

 

バックは気づいたのか、撃つのをやめ、回避に専念する

 

ルーカス「押し切る!!」

 

今が好機とみて、バックに近づく ルーカス

 

バック「舐めんじゃね!!」

 

バックは手榴弾を投げる

 

ルーカス(質量兵器!!!)

 

ルーカスは何とか躱す……………………しかし

 

バック「まだまだあるぜ!!!」

 

大量に手榴弾を投げて来る バック

 

ルーカス「クッ」

 

エクテム(全て撃ち抜きます)

 

ルーカス「……やってみるか!!」

 

ルーカスは、手榴弾を撃ち抜く

 

爆炎が広がるが、それはバックにも効果がある

 

バック「チッ」

 

ルーカス「終りだ!」

 

ルーカスは何時の間にか、バックの後ろに回り込んでおり、背中に銃口を向けていた

 

手榴弾が爆発した時に バックは、ルーカスの姿を見失った

 

それが勝負の分かれ目だった

 

ルーカス「抵抗すれば撃つ」

 

バック「チッ」

 

バックはデバイスを投げ捨て、両手を上げる

 

局員A「ルーカス一尉!」

 

遅れて登場した 局員A

 

ルーカス「連れていけ」

 

局員A「はっ!!」

 

バックを連行する

 

なのは「ルーカスさん!!」

 

なのはが、飛んできた

 

ルーカス「ん? 高町か、何で来た?」

 

なのは「激しい戦闘があったと聞きまして、大急ぎで飛んできました!」

 

ルーカス「そうか、御苦労。けど一足遅かったな」

 

なのは「いえ、ルーカスさんが無事なら良かったです」

 

ルーカス「……………………………………………………」

 

なのは「ルーカスさんって、弱そうですからね」

 

ルーカス「さっきの私の感動を返せ」

 

まったくコイツは……………………………

 

だが、私の目から見て、高町は指導員に向いているかもしれんな

 

身近でも、人の心配が出来るのは立派なことだ

 

ルーカス「高町」

 

なのは「はい?」

 

ルーカス「指導「ルーカス一大尉!!!」なんだ!?」

 

パァァァァン

 

一発の弾丸が、ルーカスの胸を貫く

 

バック「俺が捕まるわけないだろ!!」

 

バックは、局員Aに連れて行かれるフリをして、ルーカスの隙を狙ったのである

 

局員Aではバックを止めれなかった

 

バック「アバヨ!!」

 

バックは逃げようとする

 

なのは「……………バインド」

 

バック「っ!! バインドか!! この程度!!」

 

無理やり引きちぎろうとする………しかし

 

バック「な、何て硬いバインドなんだ!!」

 

なのは「………………………………………………」

 

なのはは無言でバックに近づき、

 

なのは「………エクセリオンバスター」

 

ほぼゼロ距離で、砲撃を放つ

 

ピンク色の閃光に飲まれて、意識を失う バック

 

ルーカス「………やるじゃねぇか 高町」

 

なのは「ルーカスさん!!」

 

ルーカスの元へと駆け寄る なのは

 

ルーカス「しくじった………まさか質量兵器をまだ持っていたとは」

 

ルーカスの胸を貫いたのは、地球でもある普通の銃である

 

なのは「何をやってるんですか!! 早く絶対再生(パーフェクトリカバリー)で!!」

 

ルーカスは首を横に振る

 

ルーカス「私の絶対再生(パーフェクトリカバリー)は弱点が在ってな………私には使えない…………」

 

なのは「え?」

 

ルーカス「どんなものでも治せるけどな………私自身には不可能なんだ」

 

なのは「そんな……………そんなのって!!」

 

ルーカス「聞け、高町………お前は私の様な指導者になりたいといっていたがな………そんなんじゃダメなんだ」

 

なのは「…………………………………………………………」

 

なのはは涙を流しながら、ルーカスの最後の言葉を聞く

 

ルーカス「指導には個人のやり方がある……………他人のやり方をマネするのは、指導者なんかじゃない……………」

 

なのは「…………………………………………………………」

 

ルーカス「高町……………お前は、お前のやり方を見つけろ……………それが出来て、初めて……………指導員だ………………」

 

なのは「はい…………………」

 

ルーカス「……………期待してるぜ」

 

その言葉を最後に、ルーカスは何も喋らなくなる

 

なのは「ルーカスさん?……………ルーカスさん!!!」

 

ルーカス・ギーニ一等空尉………殉職

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味方のオリキャラも死にましたね

 

本当によく人が死ぬ小説ですよ

 

次回は、カイトの話になります

 

お楽しみに~

 

 


 
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