No.588267

真・恋姫無双 (時空編) 第十四章

カイさん

リハビリも兼ねて書いてますが、やはり少し痛みます。
四割ほど治ったので、更新します

2013-06-17 00:40:43 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:3656   閲覧ユーザー数:3073

あの日から二ヶ月が過ぎた。今一刀は、城壁の上にいた

 

 

ーーーーーーーーーー

 

一刀「もうすぐ日が昇るか、居るんだろう、秋蘭?」

 

秋蘭「気が付いていたか」

 

一刀「そりゃあ、こんだけ居ればな」

 

秋蘭の後ろから、ゾロゾロと三国の重臣達が出てくる

 

 

秋蘭「一刀、本当に来るのか?」

 

一刀「・・・」

 

秋蘭「一刀?」

 

一刀「来た」

 

秋蘭「えっ!?」

 

秋蘭が振り向くと、上空にいくつもの色の光が見えた

 

 

蜀・呉の全員「「「!?」」」

 

華琳「・・・まさか本当に飛べるなんてね」

 

雪蓮「あれが管理局」

 

桃香「あ、あんな人達と戦ってたんだ。一刀さん」

 

一刀「・・・行って来る」

 

華琳「一刀、私も行くわ」

 

一刀「判った。秋蘭・春蘭・凪。お前達も来てくれるか?」

 

秋蘭・春蘭・凪「「「ああ(おう)(はい)」」」

 

一刀は、戦闘経験のある者達を連れて門の前に移動した

 

ーーーーーーーーーー

 

フェイト「此処が、北郷の今の居場所」

 

はやて「いやーほんまに映画の中みたいや」

 

シグナム「司令。お気を付けて下さい、敵が何をしてくるか判りません」

 

ヴィータ「城壁の上に何人も居るみていだしな」

 

なのは「あっ!出て来たよ」

 

門が開き、一刀達が出てくる

一刀(来たのは・テスタロッサさん・高町さん・シグナムさん・スバルさん・ティアナさん・アギトさん。あの小さい子達も見た事有るな)

 

フェイト「北郷」

 

一刀「何か今日は重装備だな、テスタロッサさん。良いのか、あんたの得意戦法である速さを捨てて?」

 

フェイト「大丈夫です、それほど重くは無いので。いざと言う時は外せますし」

 

一刀(如何見てもファ〇ネルだよなあれ?それよりも)

 

重装備状態のフェイト(イメージは、ストライクフ〇ーダム)の横に居た人物に目が行く

 

 

一刀「あんたが八神はやてだな?」

 

はやて「初めましてでええかな、大当たり。私が八神はやてや、機動六課の最高責任者やで」

 

華琳「そう、貴方が」

 

はやて「うん?君は」

 

春蘭「貴様!!曹操様に軽々しく!!」

 

一刀「やめろ夏候惇!」

 

はやて「曹操?それって確かこの国の王様の名前やったけ?」

 

華琳「度重なる襲撃、私の領土への進入。その行い万死に値する!」

 

はやて「!?・・・見た目と違って大物見たいやな」

 

一刀「これは驚いた、曹操様の覇気をまともに受けて平常心を保っていられるとはな」

 

はやて「北郷さんの方が距離が近いから、きついと思うねんけど」

 

一刀「貴方達と違って俺は曹操様の側にいる時間が長い、この程度は慣れている」

 

はやて「流石やね」

 

華琳「最も許しがたいのは、私の所有物で有る北郷一刀を拉致し様としたその行動。・・・覚悟は出来てるんでしょうね」

 

はやて「所有物?」

 

華琳「この北郷一刀は私の物であり部下よ」

 

はやて「聞き捨てならんな、北郷さんは人やで、物とちゃう」

 

華琳「それを決めるのは私よ!貴方ではないわ」

 

なのは「そんなのあんまりです!北郷さんが可愛そうです」

 

秋蘭「それも全て分かっている上で、一刀は此処にいるんだ」

 

なのは「そんな!?」

 

一刀「おしゃべりは此処までだ」

 

華琳「・・・一刀」

 

一刀「曹操様、行って参ります」

 

華琳「勝って来なさい、私の一刀」

 

一刀「はっ!」

 

一礼した一刀は、そのまま歩き出す

 

 

フェイト「・・・」

 

シグナム「テスタロッサ」

 

フェイト「大丈夫、今はまだ冷静だから」

 

シグナム「これを」

 

フェイト「これは?」

 

シグナム「ついでに確認を頼む」

 

フェイト「やってみる」

 

シグナムから情報端末を貰ったフェイトもまた、一刀に向かって歩き出す

一刀「まさかまた、戦えるとは思ってませんでした」

 

フェイト「そうだね、北郷」

 

ヒュン!

 

パシ!

 

一刀「うん?之は、音楽プレイヤー・・・な訳ないよな」

 

フェイト「貴方に確認して欲しい事が有るんです。その真ん中の(ピッ!)!?」

 

一刀「うん?何だ、何かの資料みたいだけど」

 

フェイト「北郷!?動かし方知ってるんですか?」

 

一刀「いや、初めて触ったよ。でも、頭の中にスラスラ浮んで来るんだ」

 

フェイト(スラスラ浮んでくる?やっぱり北郷は)

 

一刀「うん、之は!?」

 

フェイト「PM-466・・・かつて管理局が作ったプロトタイプデバイスです」

 

一刀「プロトタイプ?」

 

フェイト「貴方の持っている刀と、見比べて欲しいんです」

 

一刀「・・・確かに似た形ではあるが、偶然って事もあるぞ」

 

フェイト「・・・そうですか」(でも、之で確証が出来た)

 

一刀「もう良いか?」

 

ヒュン!

 

バシ!

 

フェイト「ありがとう御座います」

 

一刀「じゃあ、そろそろ」

 

フェイト「始めましょう、バルデッシュ!」

 

バルデッシュ「結界を発動します」

 

ギーン!

 

ーーーーーーーーーー

 

一刀「へぇー、今回は外も見えるんだな」

 

フェイト「特別製の結界です。全員に見える様になっています、もちろん強度も問題ありません」

 

一刀「勝率は高い方なんだろうな、そんだけ冷静なのは?」

 

フェイト「データでは判らないですからね、貴方は」

 

一刀「だからその装備か」

 

フェイト「念には念を入れて、準備したんです」

 

一刀「それはリベンジの為?それとも皆との約束?」

 

フェイト「・・・両方です」

 

一刀「そうか、それじゃあ」

 

フェイト「始めましょう」

 

一刀「癖になるなよ、テスタロッサ」

 

一刀とフェイト・・・その戦いが始まる


 
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