No.587500

魔法妖怪は転生者

第十七話

2013-06-15 15:20:24 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2818   閲覧ユーザー数:2588

 

 

 

 

テスタロッサ姉妹が転入してそれなりに時が経ち、テスタロッサ姉妹も学校に成れた頃のある日。高町とテスタロッサ姉妹が何度か家庭の事情で欠席した。まあ、多分ヴォルケンリッターに襲撃されて、それの見舞いと言った所かな?実際は

 

 

そして現在、海鳴市に大きな結界が張られた。多分ヴォルケンリッターを捕まえる為だろうね

 

 

キラ『…………この町で大事をされると困るな』

カルラ『如何する?喧嘩両成敗と行くか?』

キラ『そうするか。みんな、準備しろ。秀吉、神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を出せ。八人全員乗れないならヴィマーナで行く。暁の装束を着て……………そうだな、秀吉はランスロットの鎧を装束の下に着て。白はこの仮面。和人はこっちの仮面をしてくれ。他の面子は前付けてた仮面を付けろ』

 

 

そう指示を飛ばしながら白にNARUTOの木の葉の里の暗部の仮面を、和人に六車拳西の虚の仮面を渡し。各々仮面や兜を付けて暁の装束に身を包む

 

 

キラ『さて、では行くか』

全員『『『『『『『応』』』』』』』

 

 

 

そして僕等は英霊達を秀吉が精神世界に戻し、守護騎士達を魔導書に戻して全員連れて神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)に乗り込んで寮を出た

 

 

 

 

 

 

三人称Side

 

 

此処からは

 

キラ=アーチャー

迦楼羅=アサシン

飛鳥=セイバー

迷彩=ランサー

鴛鴦=ライダー

秀吉=バーサーカー

和人=キャスター

白=ルーラー

 

で行きます

 

 

 

 

 

 

 

 

海鳴某所上空。此処には現在、時空管理局の武装局員が闇の書の守護騎士の鉄槌の騎士ことヴィータと盾の守護獣ことザフィーラを取り囲んでいる。すると

 

 

 

ドーーーン!!!ゴロゴロゴロゴロ!!!!

 

 

 

バーサーカー『ドォラララララララララァァァァァァ!!!』

 

 

突如として爆音と共に雷鳴が鳴り響くと共にバーサーカーの叫び声が響き渡り、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)が来る

 

 

アーチャー『双方武器を収めろ!この海鳴では無断での戦闘行為及び異能の使用は裏会の規律により禁じられている!双方の代表!出てきて目的・結界展開及び異能の使用の理由を説明せよ!』

 

 

そう言って威圧を掛けるマダラ。他の七人も威圧を掛けている為、管理局員・ヴォルケンリッター共に下手に動けずにいる。そして誰もマダラの質問に答えない

 

 

アーチャー『…………だんまりか。よし、ならば別個に聞くとしよう。キャスター・ランサー、結界を頼む』

キャスター・ランサー『『了解した』』

 

 

そう言うと、キャスターとランサーはヴォルケンリッターと管理局を分断するように結界術と神鳴流結界で結界を展開する。勿論、何重にも重ね更にバーサーカーの風王結界(インビジブル・エア)で互いに相手の姿を見れないようにする

 

 

管理局側にはアーチャー・セイバー・キャスター・ルーラー。ヴォルケンリッター側にはアサシン・ランサー・ライダー・バーサーカーと言う具合に分かれた

 

 

 

 

 

 

 

~~管理局側~~

 

 

 

クロノ「…………」

 

 

管理局執務官のクロノ・ハラオウンは目の前に現れた者達の名前に憶えがあった

 

 

 

 

『暁』

 

数年前から次元世界を股に掛けて活動する何でも屋。しかしミッドチルダを初めとする管理局の本部及び支部などが有る世界では絶対に活動をしない組織。力や権力で従わせようとする者には相応の報復をし、最も自分達を信頼する者の依頼を受ける信頼第一の組織。そして、管理局の者が依頼しようとすると行方を眩ます。それ故に管理局からは嫌煙されている組織

 

 

 

アーチャー『さて、管理局の者共よ。一体誰の許しを得てこの海鳴で結界、及び魔法を使う?事と次第によっては此処に衣類様らと宇宙にある貴様らの母艦を沈める事に成るが』

クロノ「な、何をバカなことを」

セイバー『分かって無いな~。僕達の誰か一人でも本気を出せば管理局の次元渡航船だっけ?あれを10艘位は沈められるんだよ?それに、裏会の承認なしに海鳴での異能の使用及び戦闘行為は禁じられている。見た所、君達は裏会に所属して居ないみたいだけど、魔法を使うから裏に生きる者だろう。名前くらいは聞いた事あるだろう?』

局員「有る訳無いだろう!魔力の無い人間がしゃしゃり出て来るんじゃない!管理局の邪魔をするな!!」

アーチャー『(ハイ、ダウト)裏会に所属している人間で魔力を持っているのはホンの一握りの者だけだ、当然だろう。それに、地球にはどの国を探しても管理局等と言う組織は存在しない。新しく裏に関わる組織が出来れば必ず裏会総帥の俺と幹部の十四人会に連絡が来るように世界各国の裏会関係者及び裏に関する仕事をする者の暗黙の了解と成っている。管理局等と言う組織が編成された等と言う報告は承けていない。ましてや日本の組織なら尚の事編成されれば一分以内に連絡が来るのだ。そのような連絡が無い以上その組織は潰すしかない。ましてや、地球以外の組織(・・・・・・・)が裏会の許可なく地球で戦闘行為を行ったのだ。それ相応の報いを受けて貰おうか』

クロノ「っ!?やっぱりお前達は何でも屋の暁!」

アーチャー『言いたい事はそれだけか?では選べ。このまま母艦に戻り、地球から去るか。ここで死ぬか』

クロノ「引くなんて出来る訳無いだろ!」

アーチャー『そうか。ならば――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――死ね』

 

 

そう言うとマダラは背に掲げていた巨大な団扇と腰に下げていた斬魄刀を抜き、構える。と、その時

 

 

リンディ【待ってください!!!】

 

 

モニターのようなものが現れ、アースラの艦長のリンディ・ハラオウンが映っていた

 

 

アーチャー『何者だ?』

リンディ【私は時空管理局所属 次元航行艦アースラ艦長、リンディ・ハラオウンです。そこの子は私の息子であるクロノ・ハラオウン執務官です。失礼は承知ですが、どうか武器を収めていただけませんか?】

 

 

艦長と名乗る人物の登場で僅かに驚いた(仮面をしている為分からないが)が、武器を仕舞うマダラ

 

 

リンディ【ありがとうございます。それで、今回の騒動についてお話を伺いたいのですが・・・こちらに来ていただけませんか?】

アーチャー『………………………良いだろう。ただし、そちらに行くのは俺だけだ。他の者には今回の事で騒いでいる付近の裏会関係者に事情の説明に行かなければならないのでな』

リンディ【有難うございます】

 

 

そして、展開された魔法陣の中に管理局員とアーチャーが入って行った

 

 

 

 

 

~~ヴォルケンリッター側~~

 

 

ヴィータ・ザフィーラ「「……………………」」

 

 

ヴィータとザフィーラは突如現れた者達の歴戦の猛者の如き気質にどうするべきか悩んでいた。少なくとも同じヴォルケンリッターのシグナムと同等、悪くすればその数倍の力を持つものが4人も目の前に居る。勿論そんな相手に正面から戦って勝てる算段も無く、かと言って逃げる策が有る訳でも無いので動けずにいた

 

 

ランサー『そう身構えるな。俺達は別にお前らと戦いに来た訳じゃ無い。話し合いに来ただけだ』

ヴィータ「………………話し合い?」

ライダー『そうだ』

ザフィーラ「………………何が目的だ」

アサシン『不有(あらず)。信用できないかもしれないが、特に目的は無い。有るとすれば、結界を張っているとは言え、魔法による戦闘行為をしているのは私達が所属する組織の者達に被害が及びかねない。故に介入下までの事』

ヴィータ「信用出来ねぇな」

ライダー『何故だ?』

ヴィータ「あのさ、ベルカの諺にこういうのが有んだよ」

アサシン『成程な。バーサーカー、神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を仕舞え』

バーサーカー『了解した』

 

 

ヴィータの言いたい事が分かり、戦車を仕舞うように促すアサシン。そして、その意を汲んで神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)を仕舞うバーサーカー

 

 

ザフィーラ「如何言うつもりだ?」

ライダー『和平の使者は槍は持たない。諺では無く、ベルカの小噺のオチだな』

ヴィータ「それはどっちでもいいんだよ!」

アサシン『小噺だろうが諺だろうが俳句だろうが短歌だろうが四字熟語だろうがこの際そんな事はどうでも良い。お前等は、闇の書の守護騎士の鉄槌の騎士に盾の守護獣、それにこの場を遠見の魔法で見ているのは湖の騎士で相違ないな?』

ザフィーラ「…………ああ、相違ない。シャマル、こっちに来い。バレて居るなら隠れている意味が無い」

 

 

そう言うと、この場にシャマルが転移して来、シグナムが桃色の雷と共に登場した

 

 

アサシン『どうやらヴォルケンリッターが全員そろったようだな。ならば改めて、私はアサシン』

ランサー『私はランサー』

ライダー『俺はライダー』

バーサーカー『俺はバーサーカーと言う』

ロアノーク『さて、先程も言ったが我々に戦闘の意思はない。お前等が海鳴の何処かに住んで居るマスターの元に生まれ出でたのも知っている。勿論、その主の居場所もな』

シグナム「……………………何が目的だ」

アサシン『不有(あらず)。我々はこの海鳴に住む裏会、この地球の裏に関わる者の所属する組織の安全と我々の平穏だ。特に貴様等には用事は無いが、海鳴で戦闘行為をされるのは困るのでな。介入させて貰ったまで。我々の用事はそれだけなので、そちらにすることが無ければこのままお前等を囲んでいる結界を解除してそのままお帰り頂いて構わんのだが』

シグナム「…………………分かった。今はその言葉を信用し、引かせてもらう」

ヴィータ「おいシグナム、良いのかよ」

シグナム「ああ。恐らく奴等は私よりも強い。それに、時間が掛かれば主が心配する。連絡も入れてないしな」

ライダー『よし。ランサー、結界を解除してくれ』

ランサー『了解した』

 

 

そう言ってランサーは四点結界を解除する

 

 

アサシン『早く行け。急がねば管理局側の結界も解除されるぞ』

シグナム「…………感謝する」

 

 

そう言ってヴォルケンリッター達は転移した

 

 

三人称Side:了

 

 

 

 

アーチャーSide

 

 

魔法陣の中に入るとどこかの建物――アースラ――の中に出た。そして敵が目の前に居るのに次々とバリアジャケットを解除していく管理局員たち

 

 

『(おいおい、明確に敵対宣言はしてないが一応敵対している者が目の前に居るのに(バリアジャケット)を脱ぐか?普通)』

クロノ「・・・お前もバリアジャケットを解除したらどうだ?」

『………我は拒否する』

クロノ「っな!?どういうことだ!?」

 

 

こいつ、バカなのか?

 

 

『・・・敵地で鎧を脱ぐバカはいない』

クロノ「お、お前っ!!」

 

 

何キレてんだ?そっちの提案に乗ってやってるのに

 

 

『貴様等と我は敵対している。それを忘れるな』

クロノ「っく!まぁいい。艦長を待たせているから付いて来い」

 

 

そして、このガキに着いて行くとくとある部屋にたどり着いた。

 

 

クロノ「艦長、三人の魔導師を連れてきました」

リンディ「入りなさい」

 

 

部屋に入ると………俺は少し呆然とした。目の前には盆栽や鹿威し、畳なんかがあるのだが・・・。なんかこう、日本を勘違いした外国人の部屋みたいだった。エヴァでもこんな勘違いはしなかったぞ

 

 

エヴァ《こんな奴と一緒にするな!》

《ああ、すまんすまん》

 

 

エヴァが秘匿回線で文句を言って来たので謝罪だけしておいた。帰ったら何か作ってやるか

 

 

リンディ「よくいらっしてくれました。私はこの艦の艦長を務めているリンディ・ハラオウン、そこのクロノ・ハラオウンの母親です」

『…………我が名はアーチャー』

リンディ「アーチャー?それは本名ですか?」

『否』

 

 

まぁ、普通は偽名だって分かるだろうが

 

 

リンディ「・・・そうですか。まぁ、それはいいでしょう。それで、アーチャーさんにはお詫びをしなければなりません。申し訳ありませんでした」

クロノ「艦長!?コイツはヴォルケンリッター達を逃がしたんですよ!!それなのに何故!?」

リンディ「黙りなさいクロノ!確かに彼はヴォルケンリッターを逃がしました。が、彼らに断りも居れずに戦闘行為を行ったのですよ?彼等は報告が来なかった戦闘行為を止めただけ。彼等に断りを入れずに戦闘行為を行った。非があるのはこちらです!」

クロノ「………………………」

 

 

ほぅ、意外と素直に謝罪したな

 

 

『・・・・・その謝罪、受け入れる』

「ありがとうございます。それで、今回の騒動について幾つか質問をさせて頂きたいのですがのですが、宜しいですか?」

 

 

…………面倒くせぇな

 

 

『…………手短に』

リンディ「有難うございます。ではまず初めに。貴方方は昨今次元世界で有名になっている何でも屋の暁で宜しいですか?」

『是』

リンディ「そうですか。では次に。裏会とは?」

 

 

うわ、来たよ。メンドクサイ

 

 

『この世界の裏に関わる者の殆どが所属している組織』

リンディ「裏に関わる者とは?」

『暗殺者や忍。異能を持つ者や暗部。果ては魔術を扱う者や不死身の体を持つ者、傭兵と言った者』

クロノ「そんな馬鹿な!此処は管理外世界だぞ!そこに魔法技術が有るなんて」

リンディ「にわかには信じられませんね」

『信じる信じないは貴様らの勝手だ』

リンディ「…………………分かりました、信じるとします」

『………聞きたい事はこれだけか?』

リンディ「そう、ですね」

『そうか、ならば我は帰る』

 

 

そう言って帰ろうとすると

 

 

リンディ「ま、待って下さ!。せめて、貴方達との協力関係は築けませんか?ヴォルケンリッター達がやっていることは私たちにとっては犯罪です!彼女たちを逃がしたことで貴方達にも・・・・・・」

『我らにも、何だ?ここは何処だ?貴様等で言う管理()世界であろう?それに貴様等が無断で戦闘行為を行ったせいで付近の裏会関係者達が殺気立っているのだ。その責任をどう取る?』

リンディ「そ、それは。しかし」

『しかし、なんだ?先ほども言ったが貴様等は無断で戦闘を行ったのだ。この時点でこの星の情報検索不足。それに加えてプロフラムとは言えこの星で誕生した存在を攻撃したのだ。その時点で貴様等との協力関係はあり得ない。我らは裏会の安全や自身とその周りの者が平和であればそれでいい。我らを巻き込まないならこの星での戦闘を一応許可するが、裏会の関係者が攻撃される、又は管理局に勧誘されると言った行為が報告され次第貴様等を裏会は敵とみなす』

クロノ「ふ、ふざけるな!!管理局を敵に回すというのか!?」

『嫌ならこの許可は無くなり、裏会総出で管理局関係者を根絶やしにして管理世界を全て滅ぼす』

 

 

そう言って覇気・殺気・霊力・気力等で威圧する

 

 

リンディ「わ、分かりました。裏会の関係者には手を出しません」

『ふむ、今はその言葉を信用しよう。ではな』

 

 

そう言って転移魔法で箱庭寮に帰った

 

 

 

 

裏会

鴛鴦が大昔(1000年くらい前)に創設した組織。世界中の裏に関わる者や、達人と呼ばれる者は殆どが所属している。現在は総帥の座をキラに譲り、鴛鴦自身は総帥補佐及び十四人会の一角に居る。高町家・月村家・雨生家・氷村家・銅鑼家等が所属している

 

 

十四人会

裏会幹部。面子は

一席:迦楼羅

二席:筑紫島飛鳥

三席:敦賀迷彩

四席:安心院鴛鴦

五席:木下秀吉

六席:桐ケ谷和人

七席:黒野白

八席:綺堂さくら

九席:月村安次郎

十席:高町士郎

十一席:雨生龍之介

十二席:高町恭也

十三席:月村忍

十四席:ドラ・えもん

と成っている

 

 

 

 

後書き

 

 

まさかここまで管理局を脅すとは。勢いって恐ろしいですね

 

 

 


 
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