No.568746

転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?

7-11店員さん

第六十話…どんなに強い力を持っていても勝てないものってのは有る

2013-04-22 04:56:56 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:53747   閲覧ユーザー数:49665

「すいません、提督さん…迷惑掛けます」

 

『気にするな、その辺で暴れられるよりマシだ』

 

「おいクロノ!!とっとと殺らせろ!俺様の女に手を出した事を後悔させてやる!」

 

俺は今、偶々本局に来ていたアースラ、そのトレーニングルームで馬鹿と向かい合ってる……こうなったのは今から数十分前…

 

~回想~

 

「貴様!誰の許可を得て、フェイト達の隣に立っている!モブの雑種風情の癖して俺様の女に手を出してんじゃねぇぞ!!」

 

【帝よ、どうやら奴が其処に居るスクラップデバイスの持ち主らしいぞ】

 

【あ゛?失敗作デバイスがなんか言ったか?ゴラァ】

 

「シェンロン……説明だけしろ」

 

【この銀髪が嫌がってるマリーさんを強引に連れ出そうとしたんだよ!最初はマリーさんが俺をバレない様に隠してくれてたんだが……我慢の限界だ!龍、今直ぐにコイツをブッ飛ばすぞ!!】

 

デバイスルームで馬鹿と鉢合わせし、シェンロンに事情を聞くとマリーさんがピンチだったから今の状況に成ったらしい

 

「貴様がこのKYデバイスの持ち主なら…手間が省けた、今すぐに引導を渡してやる」

 

「王神!龍は一般人なんだよ!この間の事をもう忘れたの!」

 

「フェイトよ、俺様の心配をしてるのか?安心しろ、お前達の男がこんなゴミに負ける筈が無い」

 

「駄目だわフェイト、コイツ完全に頭がどうかしてるわ」

 

「……龍君」

 

「てめぇ!!すずかにくっついてんじゃねぇ!!」

 

最初はハラオウンが、この場を何とか納めようとするが……馬鹿には意味が無かった。

 

「はぁ……やりゃ良いんだろ」

 

「ふっ……どうやら逃げても無駄と言うのは貴様の腐った脳みそでも理解出来たみたいだな……アースラのトレーニングルームに来い、其処で二度とフェイト、アリサ、すずか…なのはやはやてに手を出せない様にしてやる……フェイト、アリサ、すずか待っていろ直ぐに俺様がお前達の呪いを解いてやる」

 

何か意味の解らねぇ事を言って馬鹿は先にデバイスルームから出ていき…

 

「王神君が言った最後の言葉って、どう言う意味?」

 

「きっと私達が龍に魔法で操られてるとか思ってるんだと思うよ」

 

「どうやったら、そんな考えに成るのよ」

 

「……シェンロン行くぞ」

 

【マリーさん待っていて下さい!不肖シェンロン、貴女の為に拳を振るいます!】

 

「ありがとう♪シェンロン」

 

「振るうのは俺だ…」

 

「龍、ホントに戦うの?クロノに頼んで止めさせる事だって……」

 

「いや…どうせ止めても、その内やる事に成る……それなら彩羽が居ない今が丁度良い、それに俺は面倒事が嫌いだ…だから今まで隠してたが……これ以上は隠す方が面倒だ」

 

「龍……」

 

「ハラオウン、お前の所為じゃねぇんだから、その顔は止めろ」

 

「うん……」

 

俺達も少ししてからマリエルさんも一緒にアースラへ向かい。

 

~回想・終了~

 

これから模擬戦?をする所だ。

 

『良し、始めて良いぞ』

 

「行くぞ、ギルガメッシュ!!雑種に王の力を見せ付けるぞ!」

 

【セットアップ!!】

 

「…シェンロン」

 

【セットアップ!】

 

そして互いにデバイスを起動させる。

 

~フェイト視点~

 

「フェイトちゃん、私達魔法戦初めて見るんだけど……龍君勝てるよね」

 

「と言うより、あの馬鹿って強いの?」

 

龍の模擬戦をアースラのブリッジで見守っていると、不安そうなすずかと真剣な顔のアリサが質問して来た。

 

「王神はあんな感じだけど実力で言えば管理局でトップクラス、強力な砲撃魔法、レアスキルも持ってる「そんな……」だけど」

 

私はアリサの質問に答えるとすずかが更に不安な顔をする……だけど

 

「だけど……何よ?」

 

「フェイトちゃん?」

 

そんな心配は要らない……私は身を持って知ってる

 

「龍の強さは……次元が違う」

 

「「…」」

 

私の言葉に二人は息を飲む。

 

~龍視点~

 

「地にひれ伏す前に一つ聞くぞ」

 

「あ゛?」

 

「貴様は…三人目だな」

 

「…だったら何だ」

 

「オリ主は俺様だ!お前は此処で退場させてやる!ゲート・オブ・バビロン!!!」

 

馬鹿は俺が三人目の転生者か聞いてきた後に何かの能力で数百個の武器を出す…何かの漫画かアニメの武器何だろうが……見た事ねぇのばっかりだな、一体どんな力なんだ?

 

「くたばれ!!!」

 

ズドドドドドド!!!!

 

そして武器が一斉に俺に向かって飛んでくる。

 

~すずか視点~

 

私は目の前の光景が信じられなかった、王神君が出した武器の数々…剣や槍、他にも種類の解らない物まで数にしたら百は有り、その全てが龍君に向かって飛んでいく……そして信じられない光景が映し出される

 

「ちょっと?!どうなってるのよ、アレ!」

 

「アレも魔法なの?…フェイトちゃん」

 

その光景とは、全ての剣や槍等の武器が龍君の体をすり抜ける……という光景です…アリサちゃんは声を上げて驚いて、私はフェイトちゃんに魔法の一つか尋ねる。

 

「違う……あれは魔法じゃないよ…」

 

「「えっ?!」」

 

「あれは…只、避けてるだけ…体をすり抜けてる様に見えるのは只の残像……ほら、龍の足元少し黒ずんでるでしょ?」

 

「……ホントだ」

 

「で?それが何なのよ」

 

「あれは多分摩擦で黒く成ってる、つまり龍が動いてるのは、あの黒く成ってる場所だけって事だよ」

 

「もう訳が解らないわ…あれで魔法じゃないなんて」

 

「ブースト系の肉体強化魔法は使ってると思うけど……」

 

フェイトちゃんの説明に私とアリサちゃんは改めて魔法の凄さを認識する。

 

~龍視点~

 

「ちぃぃ!!!下らん幻術を使いやがって!」

 

只、避けてるだけの事を幻術魔法か何かと勘違いしているらしい……馬鹿まるだしだな……にしても、只武器を高速で撃ち出すだけか…

 

「…そろそろ行くか」

 

【ブッ飛ばすぞ!龍!!】

 

転生者の特典は3つ、残り2つが何かは知らねぇが用心しつつ俺はアイツを一発殴る事にした。

 

「?!ろっ!!ローアイアス!」

 

ガキィィィ!!

 

俺は前に模擬戦をした時のハラオウンより少し速い位のスピードで馬鹿に近付くと、かなり驚かれた…そんなに速かったか?ハラオウンと同じ位だぞ?

 

そして七つの花弁のようなものが現れるが、殴ると五つ程壊れる。

 

「ふっ、成る程紛いなりにも転生者……中々の力だが、その程度の魔法では俺様には勝てん」ニヤリッ

 

?……何言ってんだ?只殴っただ…はぁ……まぁ良いか

 

「出でよ!!メロダック!……てやぁぁああ!!!」

 

そして次に金色の剣を取り出し、デバイスと二刀流で俺に斬りかかってくるが……

 

キン!

 

「何?!!!」

 

俺は魔力を込めた右手の人差し指一本で剣を止める。

 

「くっ!……このぉぉぉ!!!」

 

キン!キン!キン!キン!キン!キン!キン!

 

酷ぇ…恭也さんから二刀流を習ったから言えるが、この馬鹿の剣の使い方は酷過ぎる……まるでチャンバラごっこだ

 

~フェイト視点~

 

「何よ、圧倒的じゃない?王神も大したこと無いわね」

 

「龍君凄いね!フェイトちゃん」

 

「う…うん」

 

龍の強さは次元が違う……って言ったけど、あの王神がここまで手も足も出ないんだ…やっぱり龍には敵わないかな…でもまた模擬戦したいな

 

「?…王神君が離れたよ」

 

「収束砲を撃つつもりなんだ」

 

「それって確か高ランクの魔法よね?」

 

「うん、でもチャージに時間が掛かるし、一対一だと相手の動きを止めないと反撃を受ける」

 

「フェイトちゃん、それじゃあアレって無駄だよね?」

 

すずかの言葉に私は苦笑いをした。

 

「ちょっと?!龍の奴動こうとしないわよ!」

 

「「えっ?!」」

 

そしてアリサの一言で私とすずかは驚いて画面を見る。

 

~龍視点~

 

「どうだ腰抜け?俺様の攻撃に耐えられたら、貴様の勝ちにしてやるぞ?」

 

「……」

 

「このまま戦えば俺様の本気で貴様は無様な姿を晒す事に成るだろう、なら全力でこの攻撃を防ぐ方が勝ち目が有るだろう!!」

 

急に離れたと思ったら、デカイ声で俺を挑発してくる。

 

【おいおい、どんだけ頭が悪いんだ?アイツ……龍、今すぐブッ飛ばせよ】

 

シェンロンが呆れた声で止めを差すように言ってくるが…

 

「アレなら今日の分行けるだろ…多分」

 

【……勝手にしろ】

 

「覚悟は出来たか!!くたばれぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

【クズには勿体無い!!最強の王の一撃!】

 

「【エヌマ・エリィィィィィィシュ!!!!】」

 

ズガァァァン!!!!!

 

シェンロンと話が終わると同時に馬鹿の砲撃が放たれた。

 

~すずか視点~

 

「龍君!!」

 

「今の避けてないわよ!龍は大丈夫なの!」

 

「防御魔法も使ってない……そんなどうして」

 

王神君が砲撃を撃った途端、画面にノイズが入り私達は龍君の心配をする。

 

「エイミィ、まだか?!」

 

「ちょっと待って!……これで…良し!」

 

そして直ぐにエイミィさんが無事な画面に切り替わる。

 

『くははは!!見たか雑魚が!この雑種以下の雑魚モブがぁ!俺様のエヌマ・エリシュを防ぐ?無理に決まってるだろぉ!!』

 

「「「……」」」

 

画面には気持ち悪いと思う程の大きい声で王神君の笑い声が聞こえる。

 

『ぎゃあぎゃあ、うるせぇぞ』

 

『ば……馬鹿な!そんな馬鹿な!!』

 

「「龍(君)!」」

 

私とフェイトちゃんは無事な龍君の姿を見て喜びます。

 

~龍視点~

 

砲撃が終わり、辺りは俺の後ろの床は無傷だが周りの床は砲撃で削られ、Yの字状に成っている。

 

「こんなモブが俺様のエヌマ・エリシュを防いだ……だと?そんな事が有ってたまるかぁ!!」

 

「…チッ」

 

俺が無事なのを知り、馬鹿はぎゃあぎゃあ吠えるが俺は今そんな事どうでも良い……思わず舌打ちをする程の期待外れだ、只デカイだけで中身が【風船か?】と言いたくなる位の砲撃…同じ転生者、久しぶりにマシな喧嘩が出来ると思ったらコレだ、ダメージも今日の分には程遠い……そういや花見ん時、金髪が魔力強化で殴ってきた時は楽しめると思ったな……って事は俺が素の状態で馬鹿共が魔法有りの状態で良い感じに喧嘩出来んのか?

 

「…バリアジャケット外しとくんだったな…」

 

【指示しなかったじゃねぇか】

 

「……はぁ」

 

「何、ごちゃごちゃ言ってやがる!紛れの奇跡で助かった事が実力とでも思ってんのか?!なら見せてやる!俺様の本当の実力をな!ギルガメッシュ!リミッター解除、フルドライブだぁ!!!」

 

【エンペラーモード!!】

 

シェンロンと話してる途中で馬鹿は大声で自分勝手な事を言うと、バリアジャケットが服から金色の鎧に変化する。

 

「光栄に思え!この姿で止めを差される事をな!!」

 

「……」

 

おいおい、この馬鹿は何するつもりだ?

 

~すずか視点~

 

「何だ!王神のあの魔力量は?!」

 

「推定レベル……計測不明」

 

「くっ!王神今すぐ攻撃を止めろ!船に穴を空けるつもりか!!」

 

クロノ君が慌てて通信で王神君を止めるけど、魔法の発動は止まらない。

 

「今まであんな魔力無かったのに」

 

「船に穴が空くって、あの馬鹿は何を考えてんのよ!」

 

『これで漸くなのは!フェイト!はやて!アリサ!すずかは俺様の嫁だぁ!!!』

 

「「「え……」」」

 

そして王神君の耳を疑う声が聞こえてくる。

 

『貴様の洗脳さえ無くせば、全員俺様への愛を取り戻す……そして!!』

 

背中が凍り付きそうな悪寒がして……次の瞬間

 

『なのは、フェイト、はやて、アリサ、すずかが俺様に初めてを捧げ!毎日可愛がってやるのさ!!』

 

「き……気持ち悪い…………」

 

「何なのよ……何を考えてんのよ…」

 

「私…………吐きそうだよ」

 

王神君の言葉を聞いたフェイトちゃんとアリサちゃんと私は顔が真っ青成りました。

 

~龍視点~

 

【龍、お前がさっさと勝たねぇからだぞ】

 

「そうだな……はぁ…取り敢えず止めるぞ」

 

流石にあの収束砲を撃たれら、俺が大丈夫でも最悪この船が壊れるかも知れねぇ…さて止める方法だが

 

1,防御魔法を使う

いや衝撃波とか有るから駄目だな

 

2,アイツの収束砲より強力な収束砲で迎え撃つ

 

んな事したら船が木っ端微塵だ

 

3,M0で消去

 

ハラオウンに質問責めに合う可能性が高いから無し

 

……良し

 

「握り潰すぞ……シェンロン」

 

【おうよ】

 

やる事が決まり、俺は右手に力をいれゴキゴキと指を鳴らす。

 

「ッハハハ!!!待たせたな!これが世界を切り裂いた!天地乖離す開闢の星!!正真正銘の!!!」

 

「【エヌマ・エリシュだぁーーーーー!!!!!】」

 

そしてアイツの砲撃が放たれる瞬間、俺はアイツに真っ直ぐ近付いて、アイツとの距離が約10m位の所でアイツの砲撃が放たれた。

 

「……潰せ」

 

【バオウ・クロウ・ディスグルグ!!】

 

バヂヂヂヂヂヂヂィィィィィィィィ!!!!!

 

「な!何ぃ!!!」

 

「おらぁ!!」

 

ブシュウウウ!

 

俺は魔力で作った巨大なドラゴンの腕でアイツの収束砲を握り潰す。

 

「そ…そんな……そんなバカ」バキィ!!!「!……くばぁ」

 

ドサッ……

 

流石にこれ以上はダルいので腹に1パン入れると馬鹿はヨダレを流して倒れる。

 

「……終わりました」

 

俺は提督さんに連絡すると、コッチに来る様なので暫く待つ事にした。

 

~フェイト視点~

 

私達は龍から模擬戦が終わったのを確認して、トレーニングルームに向かう。

 

「「龍(君)大丈夫!!」」

 

トレーニングルームに着くと私とすずかは真っ先に龍の心配をする…龍が圧倒的な勝ち方してたけど、怪我してないとも限らないから

 

「別に」

 

「龍!アンタねぇ、瞬殺出来るなら初めから殺りなさいよ!!」

 

……何でかな?アリサの言葉が凄く物騒な言葉に聞こえる。

 

「とにかく船が無事で良かった……トレーニングルームは酷い有り様だが」

 

「それは俺の所為じゃ無いですよ……多分」

 

「それにしても相変わらず龍の魔法は凄いね」

 

「そうか?……自分じゃ、良く解らねぇな」

 

私達は龍と少し話をする……けど

 

「ぐ……てめぇ……勝ったつもりか……」

 

「「「「王神?!!」」」」

 

気絶していた王神がフラフラと立ち上がってきた。

 

「俺様は……解ってんだぜ?」

 

「は?」

 

「数日前俺様がギルガメッシュをメンテナンスした時に貴様はマリーをたぶらかして細工させたんだろうが!!」

 

王神の言った言葉に私達はため息も出ない。

 

「マリーの奴も情けない女だ!この俺様と言うものが有りながら……まぁ俺様には、あんなバカ女居なくてもなんて事…?!」

 

「「「「えっ?!」」」」

 

「あ?」

 

次に王神は全く関係無いマリーさんに酷い事を言う……だけど

 

ゴォォォォオオオオオオ!!!!

 

突然、龍の右腕から明らかに異常な量の魔力が吹き出し、光りの柱の様な形に成る。

 

【てめぇぇ!!!マリーさんをバカにしやがったなぁああああああ!!】

 

怒りの声を上げたのは龍……じゃなくてシェンロンだったけど…何これ?良く見えないけどシェンロンの形が変わってる?

 

【フルドライ!!】バチィン【な!】

 

シェンロンは恐らく《フルドライブ》と言うつもりだったんだろうけど、一瞬で光も収まりシェンロンの形状が変わった姿が現れる。

 

「元に戻れ…シェンロン」

 

【龍……】

 

「聞こえねぇのか…戻れ」

 

【…………解った】

 

恐らく龍が強制的に止めたんだ…シェンロンも直ぐに元の形に戻る。

 

「…………ふっ!くっ……くだらないハッタリだな!」

 

「おい……お前」

 

「何だ!」

 

王神が大声を出すと龍はゆるりと顔を王神に向け…

 

「お前……夏休み終わるまで寝てろ」

 

「は?」

ズゴボォォォォォ!!!

「……」

ドサッ!!ピクピク…ピクピク

 

刹那……龍は5m程離れた王神の所に移動していて、王神は膝から崩れ落ちるとピクピクと痙攣していた。

 

「神速・虎砲……」

 

こうして……龍と王神の模擬戦は本当に終了した。

 

~龍視点~

 

「もう夜の7時だぞ」

 

「彩羽、お腹空かせてるね」

 

「大丈夫だよ、ベスターからは連絡無いんだよね?」

 

「とにかく急ぐわよ!」

 

模擬戦が終わった後に壊れたトレーニングルームの修復を手伝っていたら、帰るのが遅くなっていた…因みにハラオウン、月村、バニングスは修復が終わるまでアースラで勉強をして彩羽と晩飯を食べるために俺を待っていた。

 

「……」

 

「良い匂いがするね」

 

「龍君の家からだよ」

 

「でも家には彩羽とベスターだけよね?ベスターが料理してるのかしら?」

 

そして俺の家に着いた瞬間、家の中から良い匂いがしてくる…が、ベスターは料理なんて出来ない、彩羽は多少出来るが、料理は俺が居ない時はするなと言っている…彩羽が俺との約束を破るのは無いだろう

 

「…」

 

俺は恐る恐る玄関の扉を開ける…嫌な予感がする……頼むから外れていろ

 

ガチャ

 

「お兄ちゃ!!お帰りぃ~♪」

 

「……」ニコッ

 

ガチャ

 

玄関の扉を開けるが直ぐに閉めた…家の中に居たのは、相変わらずの無邪気な妹と……腕を組み、左手にオタマを持ち、ニコッと笑ってる高町だった

 

「えっと…龍?」

 

「龍君……今」

 

「可愛い天使の横に……」

 

止めろ……お前等の言いたい事は解ってる。

 

「今日は野宿…」ガチャ!ガシッ!バタン!!

 

今日の一夜の過ごし方を言った瞬間、玄関の扉が開き俺は首根っこを捕まれ、引きずり込まれ、その後に玄関の扉はバタンと大きな音を出して閉まり…

 

「龍君!!!こんな時間まで彩羽ほったらかしにして、何やってたの!!」

 

俺は約一時間、高町から説教を受けた…因みに彩羽とベスターとハラオウンと月村とバニングスは高町が作った夕食を食っていた。

 

あれだな…どんなに強い力を持っていても勝てないものってのは有る

 

「解った?!聞いてるの龍君!!」

 

「解ってる…俺が悪かった反省もしてるさ」

 

「……じゃあ皆の所に行って晩御飯食べよ」

 

「やっと食える…」

 

「あれ~…それだけ?」

 

「……有り難く頂きます」

 

「うん♪」

 

そして俺と高町はリビングに行き…

 

「お兄ちゃ!!」

 

「なのは、お疲れ様」

 

「おーおー、こってり絞られた顔しとるなぁ~」

 

「でも仕方ないわよ」

 

「龍君も悪い所有ったもんね」

 

なんで八神が居るんだ…と聞いたらバニングスが呼んだらしく、八神は膝の上に彩羽を座らせバラエティ番組を見ていた。

 

そして全員が帰った後俺は直ぐに寝た…シェンロンへの説教は無しだ、大事な人が馬鹿にされたらキレるのは当然だろうからな

 

神様の雑談…のコーナーです~

 

沢原 龍さんが高町なのはさんにお☆説☆教されてるです~(笑)

 

王神 帝さんは御大事に~!

強力な打撃(魔力無し)でしたし、本当に夏休み終わる迄寝ていそうです~

 

では、ゴッドスマイルでリリカル☆マジカル、さよならです~

 

まぁ王神 帝さんが寝てれば、聖 剣さんにはバレませんね……目を覚ましたら面倒臭そうですが

 

 


 
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