No.559220

不良少女×筆談少年

kokuten00さん

昨日友達の家でBBQしたあとマクドで友達のもりもり氏とふたなりとか触手プレイ話して確実に出禁になったであろう瞬間に生まれました内容的にはふたなりも触手プレイもありません

2013-03-25 23:54:43 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:439   閲覧ユーザー数:430

 

不良少女×筆談少年

 

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 学校が終わりいつものように下校する。僕はその途中にファミレスへ寄る。僕を待ってる人がいる。ついこないだ知り合ったばかりの女の子。

「あー!やっと来たおっせーよ恭太郎!!」

 店内の奥でテーブルをバンバンと叩きながらファミレスへついた僕へ文句を言う。それに慌てることなく僕は彼女の座るテーブル席に向かいゆっくりと彼女向かい側の席に座る。ムスッとした顔で僕を見ながら頬杖ついている。僕は胸ポケットからボールペンを取り出すとクリップのついたキャップを外しテーブルのナプキンスタンドから紙ナプキンを1枚か取りボールペンですらすらと文字を書く。

“ごめん、ちょっと委員会で呼ばれてて遅くなった”

 っと書いた紙ナプキンを彼女に見えるようして前に差し出す。

「そんなのばっくれれいいのにアタシと委員会どっちが大切なのさ!」

 そう言って紙ナプキンを僕の方へ寄こす。さっき書いた文章の下に続けてボールペンを走らせる。そしてまた同じように彼女に渡す。

“千夏は千夏、委員会は委員会だよ。どっちが大切とかないよ”

「こういう時ってふつー彼女の方が大切じゃないですかー?」

 はぁっと溜め息を吐き僕の前に戻ってきた紙ナプキンに再びボールペンを走らせまた彼女の前に渡す。

“君はいつから僕の彼女になったんだい?僕は初耳だよ”

「プッ…そんなの例え話に決まってんでしょ何本気にしちゃってんの?」

 馬鹿にするような笑いを堪えながら言う。

“別に本気になんてしてないよ、ただ聞いただけ”

「あっそう」

 紙ナプキンに書かれた文を見てつまらなそうにする千夏。

“千夏は僕が彼氏の方がいいの?”

「はぁ?アンタ何言ってんの?」

“ただ聞いてみただけだよ”

「じゃーアンタは私みたいのがタイプってことなの?」

 ここで紙ナプキンは一面を文がびっしりと埋まり書くスペースがなくなった。恭太郎は紙ナプキンを裏返してまた新たにボールペンで書き始める。

“黒髪で可愛くて年下の女の子がタイプかな”

「うっわアタシと真反対」

“そう?”

「アタシはだって茶髪でキレイ系の年上じゃん完全逆じゃん」

“キレイ系ってそれ自分で言っちゃうあたりすごいと思うよ。僕はキレイ系ってどんな感じかわかんないけど”

「あぁ?それどういうことよ?」

“世間一般のキレイ系ってのがよくわかんなし千夏みたいのがホントにキレイ系なのかよくわからないってことだよ”

「アタシみたいのが世間一般のキレイ系ってやつよ!覚えておきなよもう!」

“はいはい”

「そうだ、アレ持ってきた?」

“持ってきたけど昨日書いたの煮詰まってあんまり書けてないよ”

「いいから早く見せてよ!」

“わかったよ”

 裏面も文字で埋まりきった紙ナプキンをテーブルの端に寄せ隣の席に置いていたスクールバッグからクリップで止められ2つ折りにされた原稿用紙を取り出すと千夏へ渡す。

「うげぇどこが煮詰まってんのよ、3枚半もあるじゃない多すぎ」

 2つ折りにされた原稿用紙を開いてペラペラと何枚あるのか確認する千夏。確認すると黙り込んで原稿用紙のマス目に丁寧に書かれた文章を読み進める。その目は真剣その物でマス目に書かれた文章を上から下へと目で追っている。

 千夏の読み進めるペースは以外にも早く1分もかからずに1枚目を読み終わる。すぐにペラりとめくり2枚の原稿用紙に目を通す。

「ねぇーあんまり難しい漢字やめてくんない?たまに読めないんだけど」

 原稿用紙から目を離さずに千夏は文句をつけて来た。新しい紙ナプキンを1枚取りボールペンを走らせる。

“ごめんね、次からフリガナ書いておくよ”

 それをソッと千夏の前に差し出す。

「あーはいはいわかったわよ」

 横目でチラッと確認して千夏は言う。2枚目をあっさりと読み終えると3枚目に突入する。原稿用紙を読む千夏をジッと見つめながら恭太郎は待っている。

「読み終わりー!今日のもなんか意味わかんなかったんだけど」

 その反応に恭太郎はすぐに紙ナプキンにペンを走らせる。

“どの辺がわからなかったの?”

「んーなんていうの?この女の子心の声的な」

“心情描写のこと?”

「そー!それ!なんかあんまアタシ共感できないしなんかなー微妙?この前も微妙だったしずっと微妙な感じ続いてる気がするんだけど」

“そうかな?そんなにつまらないかな?”

「つまんないっていうかなんかなぁ」

 僕が書いたいわゆるボーイミーツガールの小説だ。普通の主人公とツンデレなヒロインの物語だ。どうやら千夏にはヒロインのツンデレなヒロインの心情描写がいまいちなようだ。それとも僕が書いたものが単純に下手なのか。書き手の僕にはわからない。

 

 

 

 

 

すっごい途中でごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

NOTE

・須藤 恭太郎:高校2年。17歳。とりあえず喋れない。趣味で小説っぽいの書いてる。黒縁メガネかけてる。黒髪。身長170くらい。ボールペンはuni-bollシグノ極細0.38

 

・井上 千夏:高校中退。18歳。現在教習所通ってる。遊び相手探して常に町をふらついている。バイトは2か月以上続けられない。茶髪。基本ジャージか退学した高校の制服。

 

 

 
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