No.555832

魔法少女リリカルなのは~幸せを運ぶ蒼き魔導師~

蒼崎夜深さん

古代ベルカ時代を生きた蒼き魔導師 彼は幸せを運ぶ事で有名だった。 だが、彼は不治の病に犯され若くして亡くなった。
多くの人と四人の家族に見守られて墓で眠った。

2013-03-16 20:05:42 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2407   閲覧ユーザー数:2216

第八話.テスタロッサ家

 

「うう……見知らぬ景色ですね……いたいですね……」

 

僕は意識をなくす前にアルフに殴られた左脇腹をさすりながら起き上がると見知らぬ庭が目に入った。

 

それに感覚的に四日は経っているでしょうね……

 

僕がそういいつつ回りを見ているととある茂みに黄色い髪の毛が二つ見えていた。

 

まるでウサギのようにぴょこぴょこ動いていた。

 

こうやって見ると可愛いですね。

 

ですがなにやら何か話しているようですね。気が乗りませんが少し聞かせてもらいましょう。

 

『ねえねえ!あの人起きちゃったよ!どうしようフェイト!』

 

『お、お姉ちゃん落ち着いて。お母さんにいいに行こう』

 

『それもそうだけど……今いないんじゃなかったけ?』

 

『あ……そうだったね』

 

ん~~む。何やらどこかの狼少年扱いですかね?

 

(違うと思うよシュウキ)

 

(おや。その声はレイナですか?)

 

(うん。ごめんなさい。私の不注意でした)

 

(いえ構いません。僕もあの時は色々と疲れていましたので、レイナの所為ではありませんよ)

 

(そう言ってもらえるとうれしいです……それと、シュウキが寝ている間にあった美由希さんとの約束ですけど、私が分身を操ってやりましたので安心してください)

 

(それはもちろんありがとうございますよ!レイナ!)

 

僕は命が生死の境界を彷徨わないでいいことになって念話で叫んでしまった。

 

(あ、うん……大丈夫。いちようあなたがいる場所の情報とかを頭の中に送ります。それでは)

 

(ありがとうレイナ。また)

 

レイナとの念話を切り上げて、僕はいまだにそこの茂みに隠れている二人の元に気配を殺して近づいた。

 

けして、不審者ではありませんよ?

 

「どうしよう姉さん」

 

「どうしよっかフェイト?ってあれ?あそこにいたあの人がいないよ」

 

「あ!本当だ!どこに行ったんだろう!!探さなくちゃ!」

 

「それは僕の事ですか?」

 

「「えっ?」」

 

僕が後ろから声を掛けた。

 

すると……案の定な事が起きた。

 

「「きゃああああああああ!!」」

 

「うわああ!ごめん!!」

 

僕は怯えてしまった二人に謝った。

 

さすがに後ろから声を掛けるのはダメでしたね。

 

二人が落ち着くまで少し距離を置いて見守る事にした。

 

まあ、ちょっとしてからお姉さんだと思う少女がさきに落ち着いて、話しかけてくれましたが。

 

「えっと……それじゃ僕をここに連れてきたのは、お礼をしたいからだったんですか?」

 

「うん!フェイトを助けてくれてありがとう!」

 

「いえ。こっちとしては無理している人を見捨てるなんて出来ませんからね」

 

「で、でもすみません。こんなことをして……」

 

「大丈夫ですよと、そろそろお名前を聞いてもいいですか?」

 

僕がそう聞くと二人とも名前を教えてくれた。

 

元気よく、髪を結ばずに伸ばしているアリシア・テスタロッサ

 

そして、アリシアの妹のフェイト・テスタロッサ

 

まあ、名前を聞いてから僕も言おうとしたらすでに調べてわかっているようでした。

 

そう話し込んでいたら彼女たちの母親らしき人物が近づいてきた。

 

「アリシア、フェイト夕食の準備が出来たわよ~」

 

「わかった!今行く!!」

 

そう言ってアリシアは風のごとく走って行った。

 

「ま、待ってよお姉ちゃん!」

 

フェイトもアリシアの後を追って走って行った。

 

一瞬で静かになりましたね。まあ、この静けさもいいものですね。

 

そう思っていると先ほど聞こえた女性の声の主と、猫耳を生やした使い魔の女性が来た。

 

「おきていたのね」

 

「ええ。おかげさまで」

 

僕はそう言うと二人と向き合った。

 

さて、僕のもう一つのスキルを使いましょうかな……実際はあまり使いたくないのですが……

 

僕は、アリシアとフェイトの母親と思える女性の瞳をじっと見てから自分の身体から意識だけを剥離した。

 

『さて……すみませんが、内に秘める、その憎しみのわけを見させてもらいます』

 

僕は二人に聞こえないのにそう言って、母親らしき女性の深層世界にもぐりこんだ。

 

彼女の深層世界に入った瞬間とてつもない憎悪の感情が襲ってきた。

 

これは管理局に対する憎悪……ですね。

 

なにがあったかはわかりませんがこれ以上見るのはいけませんか。

 

僕は彼女の深層世界から出て、自分の身体に戻った。

 

「どうしたのかしら?突然止まったけど」

 

「すみません。あなた方が綺麗で、つい見とれていました」

 

僕は嘘を言おうと思ったけど何も思いつかず、嘘だけど嘘じゃない本当の感想を述べた。

 

そう言うと何故か二人は顔を真っ赤にした。

 

「///そ、それはさておき。あなたも来なさい。ご飯が出来たから」

 

「はい。そうさせていただきましょう」

 

僕は、二人に向かって頭を下げた。

 

シュウキSIDE END

 

プレシアSIDE

 

驚いたわね。突然動かなくなったと思ったらまた動き出して、なぜ動かなくなったのかを聞いたら

 

『すみません。あなた方が綺麗で、つい見とれてました』

 

そう言った。

 

そういわれた瞬間すごく嬉しかったわ。

 

こんなおばさんにそう言ってくれるのだから。

 

私は一体なにをかんがえているのかしら。

 

いけない、はやくアリシアたちのところにいかなくちゃ。

 

二人ともお腹をすかせて待ってるわ。

 

プレシアSIDE END

 

リニスSIDE

 

プレシアと一緒にアルフが連れてきた彼の元に向かったら、突然動かなくなったので心配になりましたが、プレシアが彼が起きて何故動かなくなったのかを聞いたら。

 

『 すみません。あなた方が綺麗で、つい見とれてました』

 

彼がそう言った瞬間、私はすごくドキっとした。

 

プレシアの方を見てみると、プレシアも少し赤くなっていた。

 

私もすごく赤くなってるのかしら?

 

それにこの胸が高鳴る感覚はなに?

 

リニスSIDE END

 

シュウキSIDE

 

二人と一緒にアリシア、フェイトの二人が待っている。

 

いや二人ではないですね。アルフもいれた三人が待っているリビング?に向かって食事をいただいた。

 

まあ、この様子では……少しの間お邪魔する事になりそうですね。

 

僕は用意された部屋に向かうと、ベッドにもぐりこむとすぐに眠った。

 

だけど、翌日起きたら、アリシアとフェイトがもぐりこんでいた事に驚きました。


 
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